ヨシアの祈り
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密輸高濃縮ウラン、ロシアの研究都市から流出 【モスクワ】 グルジアの首都トビリシで、高濃縮ウランを密輸したとしてロシア人の男が逮捕された事件があった。ロイター通信は26日、男が所持していた高濃縮ウランが、ロシア・西シベリアの研究都市ノボシビルスクから流出した可能性があると報じた。 グルジア内務省のショタ・ウチアシビリ分析局長も同日、「流出元は不明だが、ロシアから運び込まれたのは間違いない」と語った。 同通信によると、露連邦保安局が昨年5月、グルジア内務省の要請を受け、入手経路を捜査したことを示す機密文書に、逮捕された男が核関連施設のあるノボシビルスクに近づいた形跡を示す記述があるという。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あまりにも小さなニュースで、見逃してしまいそうであった。しかし、「ロシアから、高濃縮ウランの密輸」の見出しを見てビックリした。 高濃縮ウラン(こうのうしゅくウラン,HEU,High Enriched Uranium)核分裂を起こすウラン235の濃度が20%以上のもので、原子爆弾、研究用原子炉などに使用される。原子爆弾に使用される高濃縮ウランは、濃縮度が90%以上(最低70%以上)であるため、原子炉で用いられる低濃縮ウラン燃料とは異なり、容易に核暴走を引き起こすため、取り扱いに注意を要する。天然ウランに含まれるウラン235は、およそ0.7%程度である為、濃度を高めるにはウラン濃縮を行う必要がある。 ちょうど読んでいた本に、「ロシアから核関連の持ち出しが懸念されている。」と書かれていたからだ。これは小説本だが、核については、非常に研究されて的を得て書かれている。著者が、広島出身ということもあるかもしれないが、実際に核事故のあったチェルノブイリの被害についての記述は、判りやすくも、詳細である。 「ロシア・核・持ち出し」このことに、小さな個人的な「偶然の一致」と感じて日記に書いてみる。 それは以前にも、同じような個人的な「偶然の一致」があったからである。僕はめったに映画は見ないのだが、この日は珍しく・・・・そして、めったに夜更かしをしないのに、この日は珍しく・・・・深夜、レンタルで、映画「ダイハード」を見ていた。 ドキドキの「ダイハード」を見終わって、ビデオテープの巻き戻しを行った。ビデオデッキからは、勢いよく回転していく音が聞こえてくる。しかし、なぜかTV画面は、まだ、「ダイハード」を映し出しているのだ。 少し驚いてビデオデッキのカウンターに目を落とすが、数字は動き続けている。冷静に画面を直視すると、とんでもないことに気付いた! 映画「ダイハード」のビル崩壊場面ではないのだ!現実のことなのだ!そう、実際のニュースだったのだ! 間違いなく、世界貿易センタービルに、飛行機が衝突している!アメリカ時間 2001年9月11日 911事件の日・・・・ 僕は、あろうことか「ダイハード」でのビル崩壊を見ていた。そして、映画が終了後に本物のビルの崩壊ニュースを見続けることになった。小さな個人的な「偶然の一致」であったが、心には大きな衝撃があった。そして、このことは、5年の時を経て、アメリカ、日本の「911疑惑」追及者の方との出逢いに繋がっていったのである。現在、きくちゆみさんの家には、ミラクルフォトグラフが飾られている。 今回の小さなニュース、僕に「偶然の一致」の気付きをもたらしたものは、 「最後の奇蹟」 青山圭秀著 幻冬舎 世界各地で見られる「聖母出現」の奇蹟。仙台のカトリック孤児院・光の家の子ども達にもそれは起こった。相浦は取材を始め非科学的な事実を確信、ポルトガルのファチィマ村に出現した聖母が託した三予言のうち、二つはすでに成就したことを知る。ならば、法王庁がひた隠す「第三の予言」とは何か?一人の修道女(シスター)が相浦を運命の渦中へと導いた・・・・・・。(同著帯より) フランス・ルルドを旅しながら読んでいた本である。 題名は「最後の奇蹟」でも、僕にとっては「最初の奇蹟」の始まりの本であった。 この本の再読を始めたのは、 日本で、御出現されている「マリア様」に 会うため湯河原に向かう電車の中のことだった。 つづく・・・・
2007.01.29
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