島ナイチャア日和

島ナイチャア日和

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2011年08月15日
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カテゴリ: Movie



トリュフォー が足フェチのむっつりスケベだとしたら、
フェリーニ がデブ専で、随所に湧き上がるデヴ賛美が止められない、ような感じ。
まぁ、 ロジェ・ヴァディム みたいなわかりやすい女ったらしが一番、映画監督としては俗っぽい作品ばかりだけど、人として健康かも。

すべての道はローマに続く、ってことわざがありましたよね。
そのローマという街に対するオマージュとして作られたらしいこの作品。
うーん、たしかに思い入れはわかるのだけど、
主題の据え方が広範囲すぎたというか、散漫な仕上がりに感じました。

そうだとしたらめちゃくちゃシニカルな笑いだな、と思いました。
デヴに対する盲愛っぷりも笑えるし。

わたしはフェリーニが天才と呼ばれるに値すると思っているし、
あの頭脳はどんな構造になっているのか知りたいですが、
おっそろしく孤独な自己との相克の末に出来上がる世界観と思います。

スタジオ撮影への固執など、この作品ならではの見所があるのでしょうが、
フェリーニの表現者としての孤独に心が打たれました。





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最終更新日  2011年08月15日 11時49分21秒
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