DISTANCE -道のり-

DISTANCE -道のり-

2007.06.10
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カテゴリ: 日記(diary)
責任を取らせる方法には、大きく二つあると考えています。

規律に従い、問答無用で厳しく処分することで責任を取らせる方法。
そして、戒めはするものの寛大な処置をして更正を促す方法。

どちらの方法で責任を取らせることが良いのでしょうか・・・。



私の考えはケース・バイ・ケースであると思っています。


昨日の稽古でこんなことがありました。

以前、 試合を控えたレギュラーの子が、不注意からケガ をしてしまったと綴りました。
私は、無責任さから、この子を厳しく叱りました。


結果、レギュラーの責任の重さを子供達に理解させることができ、
「雨降って地 固まる」
結果的に良い出来事であったと思っていました。

ところが、ケガをしていた子。
そのケガも治りかけていた矢先に、
「自分の不注意からケガをした責任を取るので、レギュラーを外して欲しい」と
オヤビン先生に言って来たらしいのです。

何故、今頃になって、そんなことを言ってきたのか私には判りませんでしたが、
呼ばれた私は、その子に言いました。

今のおまえにとって、レギュラーを外れることが、本当に責任を取る方法なのか?

しかし、不注意でケガをした、おまえを許し、一緒に戦おうと言ってくれた仲間はどうなる?
仲間を裏切ることにはならないのか?
本当のおまえの責任の取り方は、レギュラーを外れることではなく、
選手として試合に出て、誰よりもチームの勝利のために頑張ることじゃないのか?


その後、オヤビン先生に任せて、その場を退きました。

その子には、私の想いが届いたと思いました。


なかなか、以心伝心とは行きません・・・。
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Last updated  2007.06.14 22:29:25


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