志 錬
時期としては差異が生じるものの新年度を迎えるうえでも重要な時とも言える。
クラブを牽引して来た最上級生達も残すところ数ヶ月で中学柔道に進むこととなる。
小学生のそれとは、大きく異なることから戸惑いや迷いも生じるかもしれぬ。
基本に忠実ながらも。少しでも、その備えをして進んで欲しい。
また、次なる世代の者達にとっても、予断を許さない。
門出とも言える戦いは、今年度内に開催される。
この大一番に向けて今から、備える必要があるのも言うまでもない。
それは、技であり、体であり、それより増して、心の備え。
稽古後に「意識」について話した。
何を意識するかの問いに対して、個々の部分的な注意点を口にする。
確かに間違いではない。
しかし、それらを含めて包括的に意識する何かがある。
「自ら何をすることが最善なのかを考えて、自ら動く」
今日のトレーニングの最後の締めを任せてみようとリーダーを募った。
挙手したのは、一人のみ。後から挙手した者を加えて数人。
この者達が、これからのクラブを牽引して行ってくれるのであろう。
最初に挙手した者は、リーダーとして見事に締めて見せてくれた。
これからの皆に、期待感が高まった。
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