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日本では7月25日に公開されるゴジライギリスでは、もう公開されているので、さっそく観てきました。ハリウッドで以前、作られたものよりもずっとおもしろく仕上がった「ゴジラ」で、伝説に日本のゴジラに敬意が払われていた感覚がありました。ポイントとしてはあの、ゴジラの鳴き声が・・・甦ってくる感じ♪あの独特の、あの声!大好きなあのゴジラの雄叫びが、甦っていました。あの声じゃないと、ゴジラじゃないんです(笑)次に、立ち姿が、日本の伝説のゴジラにかなり似ていて、どこか人間っぽい。ゴジラ、ちょっとメタボかも~という感じはしましたが恐竜じゃなくて、内部に原子炉をもった伝説のゴジラの立ち姿でした。あの、立ち姿じゃないと、ゴジラじゃないんです(笑)その次に、ゴジラのすごいところは、怪獣なのに、他の怪獣と戦って倒してその後、海のかなたに帰っていくという、頼れる存在という点。今回は、ムトーという、ラドンのような怪獣2匹とサンフランシスコで戦って死んだかと思ったら、目を覚まし、悠々と海に帰って行きました。ゴジラは、他の怪獣と戦わなくちゃ、ゴジラじゃないんです(笑)ただちょっと、残念だったのは海の中にざんざん入って、歩いて帰って行くゴジラの背中に見る郷愁がみえない。なぜっていうと、このゴジラ、ネッシーのように泳ぐんです。だから、あの、最後のゴジラ特有のノスタルジックな姿が見れないんですね。そこがちょっと残念。あと、残念だったのは、映画終了時に出てくるタイトルをみたらAKIRA TAKARADAという名前がありあ!宝田明さんが出てたのか???と、色めきたった私でしたが、どこに出ていたのかわからなかったんです。あとで調べたら、入国管理局の人の役をやっていたけど、カットされてしまたらしいとのこと。・・・ヒッチコックのように、短いシーンで出る『カメオ出演』というものらしいのですがかなわなかったようで、非常に残念でした。でも宝田明さんが、入国管理局員じゃだめです。科学者じゃないとね!だから、カットされてよかったかもしれません。訳が分からないシーンもあって渡辺謙演じる、科学者が懐中時計を見せるシーンがあるのですが「8時15分で止まっている時計だ。8月6日、1945年のね・・・これは、僕の父親のものだった。」と。おっと待った!それじゃ、お父さんは69年前に亡くなっていることになるしだということは、渡辺謙演じる科学者は、70過ぎてるということになりますよね?ちょちょっと計算して・・・あちゃ~(笑)その後、えっと、この映画の設定はいつだったっけ?などと、いろいろ考えてしばらく、意識が遠のいてしまいました(笑)そんなこと、気にしなければいいのですが時代考証にうるさい、NHKの大河ドラマの視聴者のように、うんちくうんちくな私。ま、いいか(笑)こういうところが映画やの娘というのは、嫌な奴なんですね(笑)で、実際の内容はどうかというとまあ、ゴジラの映画ですから、内容というよりも、寅さんのようにスーパーマンや、007のようにお約束通りになってくれれば、も、それで、うれし~んですがゴジラが出てくるまでは原発や放射能、メルトダウンで壊滅的になった日本の都市訳も分からず、やってくる大きな津波などもうはっきり言って泣いちゃう場面が沢山あります。泣いちゃうつもりがなくても、こういうシーンは辛い。涙をぬぐうハンカチをもっているべきです。で、日本語ではなかなか叫べないセリフを米語で叫んでくれている部分も思わず、うなづきながら、歯を食いしばってしまう感覚ありです。そのセリフとは「これは、自然災害なんんかじゃない!何かが隠されているはずだ!」・・・米語でですが叫んでくれてありがとう。「私の妻は、ここで死んだ!だから、私には、それが何なのかを知る権利がある!」またまた、米語でですが叫んでくれてありがとう。そう、叫びたい人が沢山いるはずです。でも、日本で叫んでも、かき消されてしまう。ゴジラと吉田調書が重なって思わず真剣になってしまわずにはいられないシーンです。シーンとしては、普通のシーンですが不当に逮捕されたり、新聞記事を壁に沢山貼り付けて、真相を解明しようとするところがネット上で、今も、どんどん福一の状況をアップし続ける努力をしている人たちの姿とやはり重なります。メルトダウンから15年たった日本で真相究明をすることがいかに困難かを目の当たりのするような気分です。監督は、かなり3・11のニュースも調べたのでしょう。スクールバスに乗った子供たちを何とか助けようとして果敢な運転をする黒人の運転手の姿が、津波で亡くなった幼稚園児や、小学生たちの姿を彷彿とさせ、やっぱり、記憶を探りながら、ふか~い気分になってしまう私でしたが黒人の運転手がアクセルを踏むたびに、がんばれがんばれと、起こりえなかった過去を脳内で変換すべく手を握りしめてしまうのでした。あああこんな運転手がいてくれたら、どんなによかったかと。また米軍が核兵器を移動させるシーンは私の感覚では、かなり滑稽でした。あんな、危ないものを、あんな感じで簡単に動かしてしまっていることとあちらこちらで、みんな被ばくしているはずなのに平気でマスクをはずしてしまう・・・表情が見えないから仕方ないかもしれませんがそこをなんとか外さないで、表現できないものかと思ってしまうんですね~シリアスな見方をしています(笑)また、機会があったらこの映画について書きますが水星の逆行とはこういうことですね(笑)過去、放射能の怖さを知りアトムだの、ウランだの、コバルトだのラドンだの雨にあたっちゃいけないだのそんなことをエンターテインメントを通して教育してもらえた時代に子供だった私にとってそうだよ、どうだよあの頃、大人たちが教えてくれた通りにちゃんと、覚えているよ、今でもゴジラのメッセージをちゃんと覚えているよ、今でも!そう放射能というものは、ゴジラのようなものを生みゴジラとして戦う相手を作り都市を破壊し、軍隊を繰り出させるものなんだよと。もう一度日本でゴジラを撮影してほしいなとしみじみ思ってしまった、作品でした。あの、ゴジラの声にやられちゃう(笑)
2014.06.11