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私の夢は、森が健康になることです。そして第一次産業、すなわち農業、林業、漁業が健康になり、ひいては人が健康になることです。人も自然もニコニコと仲良く、健康になっていくことが夢です。
大昔、文明の栄えたところには必ず森林があり、森林がなくなるとともに文明も消えたように、人と森林とは切っても切れない関係にあります。人は知らずして森から多くの恩恵をこうむっているのです。
森の健康と言えば、水循環が大切になってきます。雨が降ると、水が枝葉や幹をつたわって、ゆっくり、ゆっくりと土に浸透していきます。そして根が水を蓄えます。
そしてその水が地中をゆっくり下って、ろ過されきれいになっていき、生物に必要な無機物をたっぷり含み、地下水となり地表に出て湧き水となり、それがいくつも集まって小川になります。
そして田んぼや畑にきれいで健康な水を与え、大きな川となって海や湖に注ぎ込み、健康な水が健康な魚を育て、漁業を支えます。
そして森の中の一定量の木を切り、林床(林の中の地面)を明るく保ち、切り株に、さえ木やつぎ木をするなどして新たに木を育て、切った木は木材に、薪になる。
そんな昔あったような循環型一次産業が私の夢です。
でも実際はそんな風にいくことはまれで、悪戦苦闘が日本中で行われているのが現状です。だからここに書いたことはまるで夢物語のようなのですが、「夢物語」としてだけれども、私の夢なのです。
でもそれに近いことなら不可能ではありません。でもそうなるにはどうしたら良いか、全く分からずにいますが、今でも勉強や自然保護のボランティアを続けているし、将来森が健康になるための一端を担い、夢叶うことを夢見ています。