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光が丘内のクヌギとコナラの一角
久し振りに光が丘に自転車で行ってきた。空高く、日差し強く、雲ひとつない。光が丘は何十年か前に、東京のベッドタウンとして出来た。
十何階もあるマンションが何十とそびえ立ち、何でもそろうショッピングタウンがあり、大きな公園や、小学校や幼稚園がある。マンションの立ち並ぶ中には、合間に沢山の緑があり、人工ではあるが小川も流れている。
人工的なものと自然との融合した言わばメトロポリスだ。
私は光が丘公園に行くには、沢山の緑の小道をグネグネとまわりながら行く。大変気分がいい。
大きな車道にはケヤキ並木が、公園の入り口にはイチョウ並木がある。イチョウ並木は、秋には絶対おススメ!という位良くそろっていて、まっ黄色に染まる街道は実に目に美しい。
光が丘公園はだだっ広い芝生の丘のある周りに、木々が散在している。ちょっと新宿御苑に似ているが、何というか、こっちの方が「庶民的」だ。
休日は子供たちがわんさかと手にボールやラケットを持って、広い芝生の上を所狭しと遊ぶ光景が見られる。何だかそんな光景を見ていると、「ああ子供は今も昔も同じだな」とちょっと感慨にふける。
公園を自転車を引きながら一周すると、疲れていたのにその疲れが取れて力がみなぎってくる。運動って大切だな、それに深い緑も沢山あってまだまだ開拓の余地ありと、楽しみも増えた。
ところでここにあるイチョウの太い幹は、よく昔アメリカかどこかのアニメに出てきた、大きな目と口と鼻を持った木にそっくりで、見ていると今にも目をキョロッとさせながらしゃべりだしそうだ。
そして上を見上げると、イチョウの梢の向こうに、天高く突き抜ける真っ青な空。