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何てきれいな正月晴れ! 空は天高く、澄み渡る青空。
陽は低く、でも真っ白に輝きを放ち、ボート池の水面をまぶしく照らしつけ、目が痛いほどで、舗道に長い影をつくる。
向こう岸に富士山でも見えそうだ。「今年はいい年になりそうだ」何とはなしにそう思った。
見事な晴天の眩しく光るボート池を自転車でこいで行くと、参拝客が向こうからぞろぞろと帰ってくる。三宝寺池の裏に立派な神社があるからだ。
みんな完全防寒着をして、家族連れが目立つ。いいお参りでも出来たのか、ニコニコ嬉しそうなおばあさん。
いきおいよく三宝寺池にすべり込み、息を切らし歩く。茶屋は賑わいを見せ、みんなそばやうどんやおでんでも食べているのだろう。
下草のササやアオキがやたら目立つのも気にせずに、ゴロゴロした石の上に落ち葉がドッサリ積もっている道を息せき歩く。見上げるとゴツゴツとした枝が重なり合い、その向こうに青い空が広がる。
ウォークマンからEverything But The Girl の‘World Wide‘がたまたま流れてきた。こんなピンと張ったお正月にぴったりの曲だ。シンプルでドライで爽やかだ。
ぐんぐん歩いていく。どんどん人を追いこしていく。ふと池を見渡すと、何ていい絵図。こんなときにカメラを持ってきていないなんて、チェッと思う。
しかし歩いているうちにあることに気付いた。いつの間にか木がたくさん消えている!!切り株を探したがあまりないが、明らかに木が減っている!!
もっと歩いているうちに、上の方を思い切り剪定されてしまっている大木がたくさんあることに気付いた。倒れたら危険だということだろうか。
思えば10年ここを観察してきたけど、10年前はもっとうっそうとしていて、見ていて魅力にあふれ、虫や鳥たちももっといた。生態系も豊かだったんじゃないか?
確かにきれいな公園になったけど、整備されすぎ!管理側は将来的にどんな公園を目指しているのだろう?植生も昔の方が豊かで、ずっと魅力があった。ちょっと役所に聞いてみたい、なんて気がした。
ちょっと残念だ。というよりショックだ!こんなにこの公園に慣れ親しんでいるのに。許せん。
ところで今日も思ったのだが、小さな子供連れの親御さんには困ってしまうことがある。
道の真ん中でちっちゃい子がヨロヨロ歩いているのを、自転車で必死によけてこいでいるのに、子どもに声をかけるのはおろか、ボーっとしているのだ。
前なら「すみません」とでも言われるところを、「キッ」とにらまれたりする。何でにらまれるんだ。再び許せん。そこで一言。
「小さなお子さんを持つ親御さん、特にお父さん、ボーっとしすぎ!」
正月からすみません。でも晴れ晴れしい正月が迎えられて良かった。
皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします!皆さんにとって良い年となりますよう!