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街はひたすら寒いだけだけど、それでも日差しポカポカ。
少し自転車こいで、都会のオアシスに行けば、そこはもうすっかり武蔵野の冬の装い。
木々は荘厳なまでの力強い姿をまざまざと見せてくれる。その立派な枝ぶりは実に見事だ。
イロハモミジやコブシが若干葉を上の方だけ残している。イロハモミジは深紅を鮮やかに描き出す。
そして目立ってくるのは常緑樹だ。主にクスノキ、シラカシ、マテバシイ、スダジイ、ツバキ類、モクセイ類だ。
関東以南の場合、常緑樹の殆どが照葉樹林と呼ばれる、葉に光沢を持つ広葉樹だ。
光が丘では、緑の小径は実にうまく植えられている。
まず入り口にケヤキやアキニレ、それから桜、牡丹桜、その脇にはイロハモミジ、ツバキが植えてある。
春に桜を楽しみ、時間差で牡丹桜を楽しみ、次にケヤキやアキニレの青々とした緑を楽しみ、イロハモミジの紅葉を楽しみ、葉が散れば初めて見えてくる椿がもうすぐ花を咲かすだろう。
冬の森の空気はヒンヤリと、そして澄み切っている。ピンと張った中に、街中では感じない肺がきれいになるようなおいしくてきれいな空気だ。スーッと吸い込めば体中が澄み渡るようだ。
しかし武蔵野の冬の装いが、こんな街中で見れるなんて感激だ。昔の写真の中だけの世界かと思っていたのに。
そう、武蔵野の冬の姿が見れるのは、やっぱりここでは光が丘や石神井公園なのだ。
やっぱり私は公園フリークなのだなと実感する。参加したいエコツアーぞろぞろ。でも行きたくても行けない私に、いつも季節を感じさせてくれる近所の公園たちに感謝。
都会に住む皆さん、是非近くの公園に行ってみることをおススメします!!