キイハンター | メタボの気まぐれ

彼らの求めるものは自由、願うものは平和、彼らはこう呼ばれた。

土曜の夜９時から放送された昭和４０年代を
代表するアクションドラマ
それが「キイハンター」です。

高度成長を成し遂げた日本に海外の
スパイ、マフィア、テロなどによる国際犯罪者が
魔の手を伸ばし日本シンジゲート化を狙って上陸してきた。

日本の警視庁は霞が原ビルに国際警察特別室を設け
秘密捜査官・キイハンターを設立した。

元・警視庁外事課の黒木鉄也（丹波哲郎）

黒木の助手・島竜彦（谷隼人）
黒木の秘書・谷口ユミ（大川栄子）
ＦＢＩ秘密捜査官・吹雪一郎（川口浩）第６０話より登場
元・新聞記者で格闘を得意とする風間洋介（千葉真一）

錚々たるメンバーで国際犯罪に挑み
裏社会で暗躍する政争、密輸、強盗といった
事件を解決するのである。

海外ロケもアメリカ占領下の沖縄やハワイといった
当時問題となっていた沖縄返還などを
題材に物語を作りあげていたのも興味深い。

「キイハンター」は第１話から第１０４話までは

カラーで放送されました。

主題歌である「非情のライセンス」は
野際陽子が歌っており当初は丹波哲郎とデュエットする
予定だったが、丹波と野際のキーが合わず、
結局、野際のソロになった。

放送当時は毎回、千葉の迫力あるアクションと
格闘シーンに心酔した視聴者も多かったのです。

またサイコロＧメンシリーズといった
コメディタッチの物語も存在し
単にドロドロした裏社会を題材にしたもの以外でも
評判を高くした作品でもありました。

最終回でキイハンターは解散したのだが
数年後、マフィアが再び日本を狙って上陸してきた。

これを知った黒木はＧメンを組織し
「Ｇメン７５」として番組がスタートするのです。