東奔並走。

東奔並走。

2024.09.18
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テーマ: 手術
カテゴリ: 日常のこと。
翼状片(よくじょうへん)?
多くの人は聞いたことのない言葉だが、これは病名です。
体ではなく、「目」に発生する疾患です。
検索すれば詳しく出てくるが、白目の表面にある結膜が、目頭の方(鼻側)から黒目に向かって三角形に伸びてくる病気だ。簡単に言うと白目が瞳孔に向かってゆっくり伸びてきて、いずれは瞳孔に被さると視界を遮り、見えにくくなる厄介なものらしい。
原因は紫外線によるものらしが、であればなぜ片目(右側)に発生するのか、両眼じゃないのかがよくわからない。

随分前から変なものが目にあるなと気になっていたので、眼科で相談はしていた。その時はまだ大きくないので様子見ということだった。実際痛くもないし視野には影響はなかったが、毎日鏡を見れば気にはなる。しかも、瞼を閉じて目を動かすとごろごろ感が残るので、どうせいずれ取るんだから眼科に行って「取ってください」とお願いした。
町医者だったので、総合病院で手術をしてもらうよう紹介状を書いてもらい、手術を受けることになった。
手術自体は30分かかるかどうかで、しかも日帰り手術とのこと。
とはいえ、総合病院なのですぐには手術はできず、事前の検査を行なって、希望日をすり合わせて総合病院最初の診察から1ヶ月後にすることになった。


顔にカバーをし、目の中に何かを入れているが、麻酔が効いているので違和感がない。つまり眼球は動いても痛みなどは感じないよう神経に効く麻酔なのだろう。
「右に目を動かして」、「真ん中向けて」、など指示を受けるたびに眼球を動かして手術は進んだ。「できもの」を除去するので、何か削ぎ落としている感じはするが、それ以上は痛みも何も感じない。
そうこうしているうちに、20分程度だろうか、あっという間に終わって、眼帯をして待合室に戻った(手術室への往復はなぜか車椅子に乗っての移動で、足は普通なのに変な感じはするが決まりなので仕方がない)。
戻ったらそのまま精算して、歩いて帰った。

麻酔は手術後1時間ほどしたら急に効果がなくなり、痛いというほどではないが、目に何かあるような感じが強く(実際翼状片を削ぎ落とした部分に他の部分から白目を移植して、縫合しているのでそのせいかもしれないが)、涙が出て止まらない状態だった。
そうした痛み止め用にロキソニンなど飲み薬をもらっていたが、マシにはなっても涙は勝手に流れてくる。
眼帯をしているので、何もできないし、ガーゼの下から出てくる涙を拭くくらいしかできなかった。
そんな状態でも夜は普通に寝ることができた。

翌日は眼帯を取ってもらい、術後の様子を見てチェックはおしまい。2週間後に再度来てくださいとのこと。
眼帯を外したら、普通に両眼で周りが見える。ただ目の内側の充血はひどいし、しょぼしょぼ感が強いのでまだ目を開けているのが辛かったが、それも徐々にマシになった。

仕事は、手術日に有休、翌日の眼帯外しで半休、その後在宅勤務とスムーズに復帰できた。


ちなみに、この翼状片は再発の可能性もあるらしい。







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Last updated  2024.09.28 23:41:19
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