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2017.07.16
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カテゴリ: 合唱
今日は、東京都合唱祭を聴きに新宿文化センターへ行ってきた。合唱祭はコンクールのような緊張感はあまりなく、いろいろなタイプの合唱団がそれぞれのパフォーマンスで聴かせてくれるので、マニアの私としてはとても楽しいイベントなのだが、ここ2年、このステージにオンステしていないのはとても寂しい感じはある。

さて、そのような楽しいイベントであるはあるが、今回一番強く感じたことは、「中途半端な暗譜は、演奏を殺す」ということを確信した。以前から演奏の見た目にこだわり譜持ち合唱を否定するような「暗譜至上主義者」には疑問を持っていたのだが、この合唱祭では譜面を持たずに演奏した結果、大変残念な演奏になった例を聴いた。逆に言えば譜持ちで演奏し、とても素晴らしい演奏を聴くことも出来た。また、もちろん完全暗譜しとても楽しいパフォーマンスを披露してくれた団体もあった。

「中途半端な暗譜」とは、音楽的に各個人がその曲の音楽を十分表現できる状態になる前、すなわち練習不足の段階で譜面を持たずにオンステする状態ということ。これが演奏にどのような影響を与えるかというと、まず譜面を持てないという状況からその曲の基本的な歌詞や音程を忘れないように歌うこと、すなわち「暗記」することだけに神経が行っていたように感じた。まず、音楽表現全体が雑になる。一番顕著に表れたのが、日本語のディクションの処理。あとは心に余裕が無いために生じると思われる、フレーズのゴツゴツ感、その団体が持っている合唱表現力がまったく発揮されない演奏だった。それはその団体が譜面を持って演奏したときとの比較でよく理解できることだった。

そのような演奏になってしまった主な原因は、練習不足ということはもちろんあるのだが、練習不足にした主な原因は音楽的にはまったく不要である「暗記」という作業。もう一点は譜面を持てないという余計なプレッシャー・・・演奏者の心がどこに向いているのか、と言うことがその演奏に顕著に表れるということだろう。いままでも私の中ではそのように思っていたことが、今回の合唱祭を聴いたことで証明された感じがしている。結論は以下・・・

「良い音楽演奏に、譜面のありなしは無関係」





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Last updated  2017.07.16 00:21:51
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