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2017.07.17
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カテゴリ: 合唱
昨日は、一ヶ月ぶりのTCMC当間先生練習だった。練習したのは、この秋の定期演奏会で演奏する木下作品と千原作品の2組曲、それとメンバー1名の発声指導だった。

TCMCの合唱団としての特徴、それは当間先生指導による発声方法をベースにした精密なハーモニーが挙げられる。一般的に「合唱」というとハーモニーは一番大切な要素なのだが、実はこの要素を精度高く満足するような合唱団は意外と少ない。合唱祭などのイベントで、いろいろな団体を聴くとよく分かるのだが、精度の高いハーモニーを奏でられるのは1割くらいではないだろうか?なぜこのような事になってくるかというと、ハモらない合唱団のメンバーは「純正ハーモニー」ということを理解していないからだと思われる。

ハーモニーを精度高く奏でるのにもっとも重要なことは、他パート(決して自分のパートを聴いてそこで合わせるのでは無い)をしっかり意識しながら、その倍音構成にしっかり嵌まるような発声を用いて声を出す必要がある。実は私が長年男声合唱のトップテナーを歌ってきて欠落していた点がこれ・・・その弱点に気がついたところで、この合唱団へ入団し混声テナーで内声を修行することに決めた。

しかし、昨日の先生の指導は、ここからさらに「自分から歌うこと」を要求された。他パートを聴いてハーモニーにしっかり嵌めることはとっても重要、しかしながら、そこばかり神経を集中し声を抑えて歌う演奏では、音楽自体が小さくなり聴いている方に何も伝えられない。ということだった。実はTCMCの弱点は、最初に書いた長所の裏返しでハーモニーを最重要視するため声を抑えがちになってしまうこと、特にソプラノにその傾向が強い。男声の方は、とくにテナーに暴れ馬が多く時々暴走気味にはなるのだが・・・

ではなぜ「自分から歌うこと」が重要なのかというと、これは「合唱」という日本語をよく読むと理解できる。「合唱」なのでメンバーの「声を合わせる」のではなく「唱を合わせる」こと。ただ単にハーモニーを聴かせるだけでは、作曲家が作った曲を表現することにはならない。メンバー一人一人がその曲を理解し、どのように歌えば良いかを考え、そしてその歌を合わせることによって聴いている人に、その曲を伝えることが出来るということだと感じた。

音楽という瞬間芸術は、演奏者と客席がその瞬間、曲の中に一体になることにより感動が得られるということなのだろう。

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Last updated  2017.07.17 12:42:52
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