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21 日の原油価格(終値)は、やはり高騰した。イラン問題に加え、金融緩和による余剰資金の大量流入、更にギリシャ不安の緩和を弾みにした株高、ドルの対ユーロ安を背景にしたものだ。
株高は、景気回復を反映したものかどうか疑問がないわけではないが、その筋の人々を楽観的にさせる。行け行けどんどんと太鼓がなった。こんなところにも原油金融商品化の影が出る。投機が踊り、金も上がった。
WTIは、休場だった20日の現物市場、電子取引の動きをそのまま引継ぎ高騰した。21日の終値は2.6ドル高のバレル当り105.84ドルまで上昇した。今日から期近物となる4月渡しはさすがに正午現在少し低下した。
投機のブレントは、21日の終値は121.66ドルと一挙に121ドル台に突入した。シティの投機が踊ったのは間違いのないことだ 。イランもどんどんと原油価格が上がれば収入が増え、フリーハンド率が高くなる。
禁輸の効果は薄れる。それはイランの思う壺だろう。産油国は全て恩恵を蒙るし、原油輸出国のロシアも恩恵を蒙る。投機筋、ファンド筋の大儲けは言うまでもない。
金価格も急伸だ。21日の終値は32.6ドル高のオンス当り1758.5ドルとなった。最高値は終値と一緒だ。グ~ンと上がって終わった格好だが、専門家はこの動きに慎重だ。何かおかしいと思っているのだろう。
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