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今日も良い天気だ。絶好の日和が続いている。今年は年末年始の休暇が短かかった。遅い出勤の人もいるだろうが、概ね今日は仕事始めだ。先物市場も既に始まっているが、完全な動きが現れるまではまだ時間が必要だ 。
そんな中、少し遅れ気味でブログをアップした。昨日はお休みだから、終値が無いことはいつもの通りで急がないと言う事情もあったが、中国株式市場が始まるのを待っていたのだ。
4日昼前の原油、金は、ともに昨年末より上げている。ただ、開始早々よりは、いずれも僅か下げている。つまり、原油は99セント上げていたのが、76セント上げまで下げて来ている。金は3.4ドル上げていたのが、1.7ドル上げまで下げている。
昨年末の戻し加減の理由は、取引量が大きく増えたことにあるように見受けられたが、今の上げは、おそらく、年初飛び出したサウジ・イランの緊張の高まりにあるのではないか?金融要因は、アジア株は概ね下げ、ドルが一段と強くなっているのだから、全く上げる要因ではなく下げ要因にしかならない。
2日、サウジ政府が47人の処刑を発表したが、その中にシーア派指導者が入っていた 。これにシーア派大国イランが反発したものだが、一部群衆がテヘランのサウジ大使館に火を放ってしまった。これを受けサウジ政府は3日イランとの国交断絶を発表した 。
イラン、サウジはシリア、イエメン、そしてレバノンでも代理戦争を行っており、双方の対立は根深い。今回処刑がその対立を激化する格好になった。その不安がまず投機のブレントを襲い、WTIも引き上げたのではないかと思われる。
イラン、サウジ関係の激化については、特に今後の展開が注目される。年初の重大なジオポリ(地政学的)要因となるか?国連や西欧指導者達の懸念表明、助言などで沈静化出来るのか?
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