日々のあぶく?

日々のあぶく?

November 30, 2006
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カテゴリ: 本
シリーズ第3弾であり、「 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)
…なのだが…

~ネタバレありです~


和音島から帰ってきた如月烏有は退院直前、なんと"バナナで足を滑らし頭を打って"島で起こった事件の記憶を失う。
恋人だと主張する桐璃にうろたえ、(中退した大学在学中に付き合い)別れた恋人・伶子を彷彿とさせる、取材で出会ったリテラアートを描く巫子神の弟子・わぴ子に惹かれる。

無くした記憶の反動か、放火を繰り返してしまう烏有。
その場には毎回死体があった。
殺人犯を探るべく、巫子神も参加しており、名探偵・木更津悠也もいる探偵小説好きの集まり「ピブルの会」に参加する烏有。

メルに振り回されるように殺人事件の解明に乗り出す羽目になるが、そこの先に待っていた真実とは―

相変わらずやってくれます。
バナナで足を滑らして記憶を失い、すべてリセットするなんて、初めから突っ走ってくれます!
そんなベタな展開を持ってこられるとかえって新鮮(笑)

「ピブルの会」には今鏡グループ(「翼ある闇」の舞台)に勤める今野や木更津の腰ぎんちゃくとして香月実朝もいる。
編集部にいる増岡は美袋の友人である彼と同一人物か?
さりげなく他の作品の伏線と言うか、繋がる糸がちりばめられている。
小説の中でもキュビズムを実行しているのか、現実でありながらパラレルのような展開もある。
藤岡の過去は烏有のものではなかったのか?とか。
メルカトルと編集長のつながりがクリアにならないのが残念。
烏有はメルの後を継げたのかも気になる。



メルカトル鮎シリーズ  翼ある闇 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) メルカトルと美袋のための殺人





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Last updated  December 2, 2006 10:20:53 PM


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