brog

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2024.06.02
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大地に埋められた死者については、イグボ族においては祖霊となり子孫から尊敬される存在となる
とあります。そしてその祖霊は大切な仕事が与えられているのです。
自分たちの子孫を守り、繁栄と成功をもたらす役目が与えれているのです。

これって先祖を敬うという日本の意味と全く同じ物であり、それは縄文時代に遡る物ではないかと
思えます。

それだけではありません。イグボ族においては
祭礼や紛争解決の場所に死者の仮面をかぶった人間(シャーマン)の形をとって
憑依することでこの世界によみがえってきます。

人々のこの世界で、凶作や商売の失敗や、子供の横死などがあれば、守護する祖霊の役割を


(参照)輪廻転生 私をつなぐ生まれ変わりの物語


この姿も日本での巫女の役割や神道の姿を思い出させるのです。
この姿こそが、縄文時代につながる、もの凄い古い宗教儀礼の姿を現していいると
思います。

この地球の裏側の宗教儀礼と同じに見えてしまうという事は、おそらく人が死ぬという
事実に気がついたことから生じた、もっとも根源的な、原初の宗教儀礼の起こりを
伝えているのではないかと思えるのです。

こういうものが、今の日本において今でも残っている意味は素晴らしい物です。

おてんとさまが見ている。悪いことは出来ないなどと日本ではいわれますが、それも
これのことから、なぜそう言うのかがはっきりとわかるだろうと思います。

私たちはひとりではなく、多くの見守るものが居るとその根源に無意識に思っているからです。





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Last updated  2024.06.02 10:06:39
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