透析カウントダウン  PD・HD経由移植行き

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暑がりのミケネコ @ Re:合併症(02/07) 長年透析をしていると、いろいろ出てきま…
bigsum4121862 @ Re[1]:受け入れ先のクリニック(11/06) 暑がりのミケネコさん >こんばんは。 >…
bigsum4121862 @ Re:受け入れ先のクリニック(11/06) おはようございます。 病院とは雰囲気も…
 腎臓の構造…

腎臓は左右一対の臓器で、ソラマメの様な形をしています。
握り拳くらいの大きさで、両方で250g~300gの重さがあります。
腎臓の位置は背柱の両側で、オヘソの5~10センチ位上にあります。
ソラマメのへこんだ部分がオヘソの方を向いていて、そこから腎動脈が入り、腎静脈と尿管が出ています。
尿をつくる部分は総称ネフロンと呼ばれていて、両方の腎臓合わせて250万個もあると言われています。

 尿はどのようにして作られるか…

腎臓は一種の濾過器です。
細い血管が糸巻きの様になっている糸球体で、血液を濾過して尿をつくるのです。
一つの糸球体でつくる尿はわずかですが、糸球体の数は250万個あり、その全濾過量は1分間に100mlになり、24時間休みなく行われているので、1日で150l位になります。
ネフロンの中には糸球体・尿細管があり、糸球体でつくられた原尿は尿細管へと流れ込みます。
尿細管の役割はそこを通過する間に、大部分を細吸収し再び体内に回収することです。
1日の原尿は150lで1日の尿量はおよそ1・5lですから原尿の99%が再吸収され、残りの1%が最終的な尿として排泄されることになります。

 腎臓の働きについて…

主なものは体内でつくられる老廃物を排泄すること、体液と水と電解質およびペーハー(酸性度)の調節が主なものです。
他にも毒物(薬品の排泄)、造血因子(赤血球を造る物質)を分泌すること、血圧のコントロールなどの機能をもっています。

 老廃物の排泄について…

私たちは日常生活のエネルギー源として、また体づくりのために毎日食事をしています。
その栄養素は糖質(炭水化物)と脂質・タンパク質が主です。
糖質(炭水化物)と脂質は主にエネルギー源、タンパク質は体づくりに必要だといえます。
糖質(炭水化物)と脂質はエネルギー源として使われたとき、各々4cal・9cal出して水と炭酸ガスになります。
糖質(炭水化物)と脂質の最終代謝産物は、水と炭酸ガスということになります。
この水と炭酸ガスは呼吸際に肺から捨てることができます。
この2つはいくら使われても捨てるのに腎臓を必要としません。
 一方タンパク質はアミノ酸として腸から吸収されます。
そのアミノ酸を利用して筋肉をつくりかえています。
また糖質や脂質が足りないときは、エネルギー源として使われ4cal出します。
タンパク質の最終代謝産物は尿素・クレアチニン・尿酸という窒素化合物で、大部分は尿素です。
これらの物質は水に溶け込ませて、尿として腎臓から捨てられる事になります。

 治療について…

腎臓は肝臓に続いて沈黙の臓器といわれています。
つまり腎機能が悪くならない限り症状がまったくない事です。
おおざっぱに言って腎機能が1/2以下にならないと症状が出ません。
ある程度悪くなると血圧が高くなる、いつも頭が重いあるいは痛い、首筋がはる、むくむという症状が出て来ますが、極端な場合尿毒症を起こすまで無症状の事もあるのです。
 進行性の腎炎でもその進行のしかたは千差万別です。
非常に遅いものから、発病から尿毒症でわずか半年から1年という早いものまでいろいろあります。
なかには風邪を引くたびに悪くなっていくものもあります。
 進行性の腎炎が治療の対象で、治療といっても治るわけではなくて、できるだけ進行を遅らせる、尿毒症にならないようにする事が治療方針になります。
つまり腎炎に効く薬はないのです。

 腎不全とは…

腎不全とは老廃物を捨てきれなくて血中に貯まっていく症状の事を言いますが、徐々に腎機能が低下してくるものを慢性腎不全と呼ばれます。
腎機能が低下してきて、正常の1/2になると腎不全になり更に低下して1/10になると、尿素窒素・クレアチニン共に排泄出来ずに貯まってきます。
こうなるといつかは尿毒症を起こしてしまいます。
 腎機能を調べるには、血中クレアチニン濃度を測ります。
クレアチニンは食事に関係なくつくられる量は一定なので、その濃度の上昇は腎機能低下の程度を示します。
腎機能が1/15~1/20に低下すると自分の腎臓だけでは生きて行けず人工腎臓の助けを必要とします。
人工腎臓とは血液透析療法の事を示します。

 尿毒症とは…

腎不全そのものは比較的症状の少ないものです。
尿毒症とは腎不全最大のそして最終的な臨床症状の事で、腎臓病の終着駅ということになります。
 腎機能が低下し血中の尿素窒素が増加してきます。
尿素は有毒物質ではありませんが、比例して尿毒症性毒素が増加し、酸性物質の蓄積の為血液は酸性に傾いてきます。
この毒素や血液酸性化のため、まず吐気がでてきて食べたものは全部吐いてしまいます。
また食べられない場合でも、胃液を吐くようになります。
さらに痙攣を起こしたり、最後には尿毒症性昏睡といって意識不明になったりします。
その他にも血圧が高くなったり、心臓が肥大したり、肺に水が貯まったりします。
以上のような腎不全の末期的な症状を一括して尿毒症と呼びます。

 人工腎臓とは…

腎不全は尿毒症にならなければ生命を維持することはできます。
尿毒症から救われる道は透析療法の助けを借りることです。
またもう一つは腎臓移植です。
人工腎臓とは血液透析のことです。
静脈から導いた血液をダイアライザーという装置(ここで透析液と触れさせ老廃物の濾過をする)を通します。
個人差はありますが、クレアチニン濃度が8をこえると透析療法導入の基準になります。
透析療法を開始すると永久的に続けなければなりません。
尿毒症毒素(老廃物)がたまったところで、濾過をするのです。
 健康な人は24時間休みなく腎臓が働いているのに対し血液透析療法では週3回、1回4時間しか行うことができません。
また腹膜透析(CAPD)という方法は、腹腔内に透析液を溜めて自分の腹膜を使って血液を濾過する方法です。
1日4回約6時間おきに透析液を交換する必要がありますが、24時間濾過をすることができます。
また夜間に集中的に交換する方法もあります、その場合は昼間の透析液交換はありません。
生活環境に応じて選択の範囲は広がります。
2020年09月01日
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テーマ: 今日の出来事
カテゴリ: 生体腎移植
44日間の入院が終わり、8月25日に退院して1週間経ちました。

今日は涼しく感じられました。
今週末から週明けにかけての台風接近も気になるところです。

昨日東京女子医大病院へ退院後の検診へ行ってきました。

腹部エコーを行った結果、移植した腎臓と皮膚の間に水が溜まっているようで、今後CTを取り治療方針を決めていく予定です。

10月には血液検査では分からない、拒絶反応の現状を確認するため移植腎生検があります。

膀胱に溜まる尿の量も日々増えて来ています。
当初は80ml~90mlだったのが昼間は膀胱が内蔵に圧迫されるため100ml~120mlくらいですが、夜寝てる時には最大で220mlまで溜められました。

それに伴い一晩で起きるのも5回くらいになり、睡眠時間も増えて1時間半から2時間くらい寝れています。



移植した腎臓ですが、血液検査の結果では拒絶反応は今のところ出ていないようで一安心しています。

横浜でも新型コロナウイルスが増えてきていて、まだ気が抜けない状態が続いています。

負けずに頑張っていきます。





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最終更新日  2020年09月01日 18時48分35秒
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