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みむぎのピアノ…ヤマハの幼児科を終了後、ジュニアピアノコースに進みました。人見知りが強いので、個人の先生に習いたい。という本人の希望でした。ヤマハは、引っ越しをしても教材がそのまま引き継げるので、新しい教室になってからも、まったく無理なく幼児科を終えることができたので母はホッとしていましたからの、ジュニアピアノ。月3回、1回のレッスンは30分となります。幼児科は1回のレッスンが1時間たっぷりあったので、ちょっと気持ちが楽になるかな……と思っていたら、母が思っていた以上に、気持ちが楽になったようでした新しい先生はお若くて、みむぎの一方的なおしゃべりにいつも優しくお付き合いしてくれるようですレッスンが終わって迎えに行って「どうだったー?」と聞くと楽し気に得意げに(!)「うん!ガールズトークが楽しかったよ~」。。。でも…さすがヤマハの先生です!!ちゃんとツボを押さえてくださっているようでしてみむぎは先生のおかげで、ガールズトーク&先生とピアノを弾く、ということがとても楽しい様子です!本当によかったガールズトーク、万歳レッスンでガールズトークが楽しいことは、よーくわかったので(笑)家では、先生から出された宿題を、母がガミガミ言って練習させるようにしています。。。弾く回数を決めて、ね。でも、自分でノッてしまうときは、母の決めた回数なんてお構いなしに「もっと弾く!!」なんて言うときがありますその一つが、こちら。ギロックの、「かえりみち」右手のメロディはいたって平易なのですが左手の主音が半音ずつ上がっていく美しさといったら…!!みむぎくらいの年齢のコが弾ける曲ながらもこんなに美しい曲になるなんてーーーー!!!わたしは、とっても感動してしまいました。わたしが子供の頃には、ギロックの曲は弾いたことがなかったです。ブルグミューラーや、ソナチネに美しさを見出していましたが、ギロックの曲は楽しくも美しく、そして軽快で、とっても魅了されてしまいました。とても気になって、Amazon Musicでギロックの曲を、早速いろいろと聴き始めましたー!どの曲も、本当に素敵ですみむぎの出産前は、かなりピアノに打ち込んでいたものの産まれてからは、育児に家事に仕事に…とまったく余裕がなかったので自分自身のピアノからはまったく遠ざかっていましたが、ギロックを弾きたくなってきたので、またピアノに向かってみようかな。と久しぶりに思いました。
2023.01.03
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先ほどみむぎのヤマハレッスン・第2回目から 帰宅しました🏘️ グループレッスンに追い付くための個人レッスンとしては 初めてでした🔰 でも先生が次々と曲を進めてくれるので みむぎはまったく飽きることなく 先生の言うこともちゃんと聞けておりました💮 やはりヤマハの総合的なレッスンは... 先生の話を聞くばかりでなく 歌詞で歌ったり 階名で歌ったり🎵 曲のイメージを先生から教わったり☺️ もちろん鍵盤を弾いてみたり。 そういったことが全部うまくまとめられているように感じられました! ベテラン先生は みむぎの他愛ないおしゃべりにも上手に付き合いつつも やるべきことにちゃんと導いてくれておりました😁 すごく手応えが感じられ やはりヤマハにお任せしてよかったーと とってもうれしいです✨ しかも。相乗効果!? 土曜日のお昼過ぎに みむぎとわたしは家を出て 往復の時間などを含め優に3時間くらいは家にいないので その間にみむぎパパは一人でくつろげて 趣味などに没頭でき😁 綺麗好きなので お掃除もしていてくれました! いろいろよかったな、って心から思います☺️✨ 隣の市までの往復一時間半超の運転を含め 自分にもお疲れ様という感じ😉 明日がわたしにとっては本当のお休みのように思えます😁 今日はこれからノンビリお酒を飲みつつ みんなの晩御飯の支度をしようと思います🍺
2020.10.10
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続投です前回の日記は こちらわたしやパパの力だけでは もうどうやってもみむぎをピアノにおびき寄せそうになくなってきてしまいました…でも他の個人の先生にお願いしたところで 絶対ムリに決まっていますそもそも興味がまだついてきていないので 先生と一緒にピアノの前で座っていること自体苦痛でたまらないに違いありません…そこで思いついたーーー 最後の手段これでもうダメだったら もう、もう、今度こそ しばらくは みむぎの音楽をあきらめようと思います。それは ヤマハ音楽教室の幼児科の体験レッスン以前からなかなか良いよ~という噂は方々から聞いておりましたがわたしの思っていたのはあくまで「ピアノソロ」だったので幼児科のグループレッスンは 想定外にありました…。でも 改めてホームページなどで拝見しますとこのレッスンでは「きく・うたう・ひく・よむ」の総合的なものを行うそうでそして グループだったら他のお友達からも刺激をうけるかしら…?市内にもヤマハ教室があるので調べてみたところあいにくそこの幼児科はすでに満席のようでお隣の西条市の教室に問い合わせてみたところ まだ空きはあるとのことです!しかしながらレッスンは5月から開講済なのでレッスンについていけるようになるまでは 個人で先生につかなければならないそう…まぁ とりあえず体験レッスンをお願いしてみるかーーーーみむぎ ぷっぷるちゃんたちのことは好きになっていることだし片道1時間弱のドライブでみむぎは教室につく前に車内で熟睡しちゃいましたそして起きると いつものごとく不機嫌きわまりないでもヤマハの受付の方はとてもやさしくて「土曜日のこの時間は生徒さん みなさん眠そうにされていますよ~♪レッスンが始まってからだんだん元気になってくるみたいです」グループに追いつくまでの個人レッスンについて・・・うちのコ 別の先生のときにもかなり退屈そう(言葉は悪いですが)にしていたのですが大丈夫でしょうか…?!「どの子もだいたいそのような感じで、同じですよ♪先生がベテランなので まったく問題ないと思います」そうして教室に入ってみましたママも触ったことのないエレクトーンが置かれていて親子一組で座ります。先生はとっても明るくて いろんな曲を次々と歌ったり弾いてみましょう~♪と言ってくれて楽しく授業が進んでいきました。なんといっても テキストがとっても可愛いです音符はまだ少しですが 先生がかけるオケの曲に合わせて弾いてみるととてもかっこいいのです弾く音は「ドレミファソ~」だけでも オケの力で曲が出来上がってしまいます!そして みむぎの大好きなシールをテキストに貼ってみる場面もありました。今回は体験レッスンでお借りしているテキストのため残念ながらみむぎはシールを貼ることは できませんでしたが…これだったら 今のみむぎにとって必要なものはすべてそろっている音楽を総合的に楽しむこと…さすがヤマハさんですわたしはもう即決したい気持ちになりましたがやはり最終的には みむぎの気持ちを尊重しなければなりませんレッスンのはじめのほうは「眠いーーー」を連発しておりましたがだんだん楽しくなってきて 歌など歌っていたみむぎ…ママに「ヤマハに通う?」と何度か聞かれても はじめは返事もしませんでしたが最後には シールをどうしても自分のテキストに貼ってみたかったようで「通う!」と言ってくれましたやった――――――!!シールに大感謝です(笑)先生に「お世話になります」とあいさつをしたところみむぎはもうある程度弾けているので おそらく個人レッスンは1カ月で終了するでしょう・・・とのことでした!そのあと 入会手続きなどして 帰りの車の中では みむぎはすっかり元気になってペラペラとしゃべりまくり帰宅すると早速テキストを開けて 今日やった曲も弾きましたそれから数日がたちましたが みむぎのお迎えのときに必ずヤマハのDVDを見せるようにしたところすっかり楽しくなってしまったようで 大きな口を開けて元気に歌うし家でも「『いちごのメヌエット』弾く!」といってなんと 自らピアノを弾くようになりましたあとは…親も一緒になってフォローしながらこれから楽しく音楽を続けていけたらいいなって思いますとりあえず 一筋の光明が見えてきたように思いますこれからも 色んなことはあるかと思いますが「はじめのいーーーっぽ」くらいは踏み出せたかな?!それにしても…わたしの小さいときのピアノレッスンときたら本当に地味地味でした・・・楽しみは 1曲完成したら先生が貼ってくれるたった1つのシールだけなーんてことを 思い出しました(遠い目・笑)(完)
2020.10.08
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前回の日記は こちらみむぎを まずはピアノで遊ばせよう!と決心したわたし…でも正直言って 自分自身大きくなってある程度弾けるようになってから ピアノの面白さが分かった次第でまだ弾けないうちに「遊ぶ」っていっても 何をすればいいんだろーー??状態ですそこでいろいろ調べてみて・・・ミッフィーのぴあの絵本『ピアノさん、あそぼ!』なるものを購入してみました楽譜らしきものはほとんどなく ミッフィーの絵が全面にかわいく描かれています救急車の「ピーポー ピーポー」の音を『ラ~♪ファ~♪』で再現してみたり曲にはなっていませんが 「音」は楽しめそうかな。。。みむぎはミッフィーにつられて絵本をパラパラと眺めていましたが…ママが「ラー♪ファー♪」と弾いてみても まったくの知らんぷり やっぱり楽譜が読めないと 面白くないのかなーーー?!それでは・・・・と 今度はミッフィーならぬミッキー(笑)の「おんがくドリル」を購入してみました初めの何ページかは 読譜に結び付けるように「〇」の形だけ練習して描いていればいい♪ような構成になっておりますお絵描き好きなみむぎだったら このへんは大丈夫でしょう?!そしてパパも上手にみむぎを誘導してくれ・・・水中でミッキーやその仲間たちが遊んでいる絵があり水の泡の絵がところどころに描かれているのを見たら「あ!!グーフィーがオ〇ラをした~♪」なんて笑わせてくれたりしてなかなかいい感じこれでうまいこと 「ド」や「レ」や「ミ」が分かるようになるかな?・・・という父母の期待を見事に裏切り(笑)そのページに突入したら途端にみむぎは拒否反応うーんこの作戦も失敗か‥‥?!確かに先生も「読譜はまだまだできなくていいですよ~」とおっしゃっていたではないか。もう 今のところは あきらめて放っておこうかな…でも・・・こんなに読譜って大変だったっけか!?みむぎと同じく5歳でピアノを始めたわたし練習は嫌いでしたが ドレミを覚えるだけで拒否っていた記憶はないもので…まだまだあきらめられず 今度はヤマハのぷっぷるちゃんのカードを購入手のひらサイズのかわいいカードで 1枚1枚にそれぞれの音符が描かれています~これで覚えようかー♪と カードで遊びに誘ってみたのですが…なんとみむぎは「ド」「レ」「ミ」には相変わらずソッポを向きぷっぷる・ももぴー・ばなぼう・・・などのキャラクター名のほうをあっという間に覚えてしまいましたぷっぷるたちを大変気に入ったようで「ぷっぷるたちを作るー♪」と言ってカードはそっちのけとなり折り紙やペンを使って 早速せっせとぷっぷるや ばなぼうを作り上げました。「上手にできたね~」と みむぎを褒めてみたもののわたしの心中は かなり複雑でしたもはや笑うしかありません‥‥「ドレミ」で遊ぶつもりが 工作の時間になっちゃったわ…みむぎに「遊ばせよう」と決めてからはみむぎに押し付けてきたつもりは全くないのですがそれでも わたしがピアノを好きなもんだからどうしても 熱くなってしまっていたかもしれませんでもみむぎに音楽を嫌いになられてしまうのが いちばん嫌ですので本当にいさぎよく ピアノや音楽のことはいったんあきらめようか・・・?!(~続く~)
2020.10.08
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タイトルどおり(笑)なかなか苦労してます...😅💦😭みむぎのピアノの先生が コロナウィルスの第2波にそなえて8月からレッスンを「電話レッスン」に切り替えられてから正直言って..親としては みむぎをどのように導いていったらよいのか分かりません😂💦もし すでにある程度ピアノが弾けるようになっていてモチベーションも持てるようになっていたら「電話レッスン」でもよいかと思うのですがみむぎの場合は父母の音楽好きが高じ小さいうちにピアノに触れさせたいな🎶というのが ピアノを習わせた背景に多分にありそしてまだ習い始めゆえ楽譜すら読めませんし💦片手で弾くのがやっとの状態ですしまだまだピアノにそれほどの興味がありません...😭先生はいつも「ピアノで遊んでくださいね♪」と言ってくれます「今はお耳を育てる時期です。嫌なときは 練習しなくっていいんですよ~♪」その言葉に とても救われていた母でした…それでもみむぎは「ごほうびシール」につられて『ドレミの歌』を 片手ではありますが正確な運指で弾けるようにもなり親としては大変満足しておりましたが...ある日。お休みの日に みむぎは一通り色んな遊びをしたうえで「退屈だー😖何したらいい?!」なーんて聞くものですから...ママが「ピアノであそんだらいいんじゃない?」と提案してみたところみむぎ「ピアノは あそびじゃないから!」...正直言って ハッとさせられました😭弾けるようにもなり パパママから誉められることも楽しいには違いなかったと思いたい(信じたい)ですがみむぎにとっては必ずしもピアノは「楽しい遊び」には なっていなかったんですね...😭 そして自身を振り返ると わたしもまったく同じでした幼少時には全くもってピアノを「楽しい遊び」と捉えてはおりませんでした💦😅「練習しなさーい💢」といつもガミガミわたしに怒る母が疎ましかったですし...😂(そして、そのときのわたしの母のようになっている、現在のわたし…)(~続く~)
2020.10.06
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みむぎがピアノのレッスンを受けはじめてから2ヶ月近く経ちました⌚️楽しく順調にレッスンに通っております🎵...とご報告をしたいところなのですが💦これまでコロナ陽性者ゼロで過ごしてきた今治市にもついに先月下旬第1号感染者発生のニュースが報道されてしまいました❗️😱その影響でみむぎのピアノレッスンは今月から「電話レッスン」と相成ってしまいました・・・💦「オンラインレッスン」でもなく「電話レッスン」...正直言ってどんなものでしょう...みむぎのように まだ自分でモチベーションを保てない子供にいかほどの効果があるのかしらと内心では思っておりましたが先生からはいろいろと貴重なアドバイスをいただけました!😆🍀※「指番号を正そうとすると拒否られます特に5の指(小指)はヨワヨワなので使いたくなさそうです」との質問には「嫌がったら、とりあえずまずは好き勝手に弾かせてみてくださいピアノ弾く真似(ピアニストのように)~♪なんて遊んでると知らず知らずに5の指を自然に使いますよ」とのお答えでした!※「楽譜を見て弾こうとせず、耳で聴いた音で勝手に弾いています」→「楽譜は後からの確認でかまいません。わたし(先生)も小さいときは、そうでしたまずは、お耳を育てましょう」そして、みむぎが『ドレミの歌』を弾きたがっているんですけどいただいた本にはないんです・・・とちらりと申し上げたらなんと先生は翌日に、楽譜のコピーをわざわざ届けてくださいました先生からのこれまでのアドバイスをもとにいかにみむぎにピアノに興味を持ってもらえてしかも練習を飽きさせないようにするか・・・・先生との対面レッスンが難しくなりそうななか母の力量が問われそうです💦😱まずは 母もピアノをいろいろ勝手に弾いてみて音色(!)でみむぎをピアノにおびきよせる。。わたしのお気に入りのモーツァルトソナタ・K.545第1楽章を弾いていたら気に入ってくれたようで 「もう1回弾いて~!」後日 CDでこの曲の入ったアルバムをかけていてこの曲がかかったら「ママがこのまえ弾いてた曲だよね?」いろいろなソナタの曲が入っているアルバムだったのでこの曲だけに目立った特徴があるわけではないと思うのですがみむぎの記憶力には ビックリしてしまいました~でもそれだけでは なかなかみむぎが実際にピアノを弾いてくれるようにはなりませんそこでまた思いついたのが「ごほうびシール」子どもはだいたいにおいてシールが好きなものだと思いますがみむぎは特に大好きのようでしまじろうのワークブックなども 1冊が終わったら貼れる2~3枚のシール(パズルのピースのようなものでして…年間を通して貼っていくと、最終的に何の絵になるかが判明します)そのたった2枚のシールのために いつも俄然張り切り1カ月分のワークをあっという間に1時間ほどで毎回終わらせてしまうほど…ピアノ用のシール台紙は ママがネットからダウンロードしました数字を色で囲ってあるところにたどり着いたらごほうびのプレゼントがもらえます~シールを貼れる頻度は なるべく多くするようにしていますみむぎは早速『ドレミの歌』を挑戦し始めたのですがこの曲は見開きで2ページもあるので 4小節ごとくらいに区分けし 部分練習がうまくいくごとに シール1枚そうしたら!!!!本当に俄然やる気を見せてくれるようになり ちょっとつかれたかな・・と思って「また今度にする?」と聞いても 「あと1枚シール貼りたいー!!」なんて言う頑張りようですママの話も素直に聞けるようになって 指番号もだんだん理解できるようになってきて スラスラ弾けるようになってきました本人も弾けるようになると楽しいみたいで シールに関係なく弾くこともでてきました。子どもって 本当に上達が早いですね・・・・最初の「10」までのシールがあっという間に貼れたのでごほうびには みむぎが欲しがっていた愛媛のゆるキャラ『みきゃん』の小さいぬいぐるみを買ってあげましたちょっと前まで…みむぎのお世話には おむつだー!ミルクだー!退屈しないためのおもちゃだー!お菓子だー!とだけ考えていればよかったように思いますが(それだってもちろん大変なことです・・・)いつのまに…みむぎの能力をいかに伸ばしてあげられるか?ということを考えなければいけない時期にきたんだと しみじみ思います…。そしてこれは もちろん色々な方のお話も参考にしながらもいちばんは みむぎをよく見て分かっている親の責任と感じています。他のお子さんに合っていても みむぎには合っていないかもしれない。その逆もあるかもしれない。だからこれからも 今まで以上にみむぎの個性をよく見て分かってあげないとなーってすごく思います。ちなみに・・・パパはみむぎにスイミングに通わせたいと思っているみたいですがみむぎ 海やプールは好きなのですが、どうにも顔を水につけるのが怖いみたいでムリに通わせることないさ、とママは思っています嫌いなことを克服しようとして ますます嫌いになってしまうよりママとしては、好きなことを思い切り伸ばしてあげたいです。まだまだこれからも試行錯誤が続くと思いますがママもがんばらなくちゃですね
2020.08.12
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みむぎのピアノレッスンはいつのまにか本日で6回目となっておりました☺️ピアノも購入してないうちからお世話になりはじめとにかく、みむぎがそれほどまだピアノに熱意がないことはバレバレ💦な状態でしたが先生は嫌な顔ひとつせず、みむぎに付き合ってくださり、本当に心から感謝です...✨❤️2週間前にやっと念願のピアノが届きみむぎは先週は「チューリップ」にこだわり一本指でならすべて弾けるようになりました☺️そして、今週の進歩。先週までは頑なに一本指を好んでいましたが今週になったらスムーズにさまざまな指を使いだしました!まだ小指や薬指はヨワヨワですが音は断然きれいになりました✨💕そして、1回だけではありますが自ら進んでピアノの蓋を勝手に開けて弾きはじめました‼️今日、先生のところに行って弾いたら家とは違って指が独立してよく動いていました😲先生もびっくりされて「よく指が開いていますよー!」とのことでした☺️レッスン開始当時は先生に関係ないおしゃべりばかりしていましたが😂今日はだいぶ、そんなおしゃべりもなくなってきました❗️レッスン中、とにかく先生は誉めてくださり先生もそばで見ているママも、みむぎに拍手喝采✨😀✊本人も手応えを感じていたようです↗️実は前回のレッスンのときみむぎが先生の予想以上に弾けていたようで先生は、両手で弾くのを教えてくださいました。でも残念なことに、みむぎにはまだ難しかったみたいで、早くも壁を感じてしまったようで😂帰宅しても「弾かない💢」とずっと言い張っておりました..💦 母としては、先生は別に強要したわけでもないしちょっと難しくてもまずは挑戦することさえできたら次にまた、さらに楽しいことが待ってるのにー!という思いでたまりませんがでもみむぎにそれを教えて伝えるのは、まだまだ難しいです😭💦なので趣向を変えてみました。みむぎの好きな曲の楽譜をダウンロードしてわたしが弾いてみてみむぎをおびきよせようではないか✊みむぎの大好きな「鬼滅の刃」の主題歌である「紅蓮華」昨年大流行した「パプリカ」あとは「スタートウィンクル・プリキュア」と「ヒーリングっど・プリキュア」この4曲のダウンロードは1500円くらいでした~😉みむぎがいつか自力で弾けるようになるように、入門編のアレンジのものを購入しましたがわたしが弾いても意外に簡単ではありません...😂でも、わたしが練習をはじめたらみむぎは「鬼滅の刃だ‼️」とか言いながらまんまと寄ってきたのでまずは作戦成功だったのかもしれません🎵😍先生は、「練習してきなさい」なんて一言もおっしゃらずに「ピアノでいっぱい遊んでね🎵✨」とおっしゃってくれます‼️こんな素敵な先生に出会えて、みむぎは本当に幸せだと思います😆🍀母も、本当に幸せです😆🍀またこれからも母子でピアノ生活、そしてそんなみむぎに刺激を受けてフルートの練習を再開したパパと家族みんなで音楽を楽しめたらいいなと思います🎵❤️
2020.07.17
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みむぎは5歳になりましたし 引っ越しでバタバタしてしまいましたがようやく生活も落ち着いてきましたのでついに念願の(パパとママが念願の?!)ピアノを習い始めることになりましたピティナのサイトから紹介していただき自宅からほど近い先生にお願いすることにしました先生のレッスンにお邪魔する前にメールでやり取りさせていただいた際お教室にはコンクールで勝ち抜いて全国大会への進出が決まった生徒さんなどもいることが分かり「えーーー 厳しい先生なのかしら…(メールのやり取りでは 全くそんな感じではありませんでしたが…)」と少しおののきながら 初めてのレッスンにお伺いしました先生は わたしの予想とはまったく違ったお方でした先生ご自身が幼稚園のときにピアノを習いたくて習いたくて仕方なかったそうで先生のお父様は「ピアノなんて必要ない」というお方だったそうなのですがお母様のほうが先生をピアノ教室に通わせてくださったそうです本当に優しい先生で「とにかく楽しくレッスンしましょうね」というポリシーをお持ちです初めてのレッスンでちょっと緊張していたみむぎに「先生ね 絶対に怒らんよ。怒るときはね、命に関わる危険な目にあったときだけ。練習してこなかったからと言って 絶対に怒らんよ。ご飯は食べんかったら死ぬけど ピアノは練習しなくても死なんけんね。」わたしは小さい頃 練習をしなくて先生にも母にもさんざん怒られたものでしたわたしも子供の頃に こんな素敵な先生に習ってみたかったなぁ~みむぎは そんな先生のことがいっぺんに好きになったようでどちらかというとピアノのこと「以外」のことばかりレッスン中に先生にペラペラとおしゃべりをしています先生は優しく聞いてくださるもののそばで見ている母は 本当にヒヤヒヤしておりますが…優しい先生は 単なる付き添いの母であるわたしともたくさんおしゃべりしてくださいますショパンコンクールinアジアの全国大会に行かれた生徒さんのお話をしていてわたしが「どんな曲を弾かれたんでしょうか」とお聞きしたところ先生がその曲の楽譜を開き 少し弾いて聴かせてくださいましたその何小節かだけお聴きしただけで その柔らかく素敵な音色に先生のお人柄が現れているなぁと思って すごく感激してしまいました先生が毎月発行されているお便りを拝見したところ「人間だからミスはする。ミスタッチは仕方がないけれど音楽の中にある『心』を大切にして、それを表現できるようにしましょう」先生ご自身がまさにそれを実行されているのだなぁと 心から思いました(あ、先生はもちろん そのときにミスタッチなんてされていませんでしたーーー!!)先生は そのショパンの曲を弾いたあと…「ショパンの曲を弾くと ショパンの想いが大きすぎてその悲しみに圧倒されてしまうことがあるんです。ベートーベンの曲などは 弾くと元気になるんですけど」 ってお話をされましたわたしは今までそんな風に曲に対して感じたことは ありませんでした…そして そんな風に読譜できる先生は素晴らしいと思いますしそうやって音楽に取り組んでいくことができたらいいなって すごく思います先生は何でもすごく褒めてくださって母からしたら 今のところみむぎはそんなにがんばっているとも思えないのですがすぐに『がんばったね』シールを貼ってくださってご褒美もたくさんくれるので 恐縮してしまっておりますみむぎは先生に褒められたいので「今日は このかわいいピンクのワンピースを着ていくの髪の毛も結わえてね~」・・・キミはピアノで褒められようとは思わないのかと思わず突っ込みたくなる母です先生がたくさん褒めてくださるからいっぱい練習をして上手になる子がたくさんいてそれでコンクールに出られるようになる子がたくさんいるんだなぁ!!と 納得しましたみむぎ出産後に愛媛に引っ越す直前にそれまで使っていた電子ピアノが壊れてしまったのでこのたび 新しい電子ピアノを購入しましたみむぎ うれしそうに『チューリップ』を弾いています~まだまだ一本指で弾く方がラクみたいですが少しずついろんな指を使って弾くことが できるようになってきました!母が感心したことに・・・みむぎ 『チューリップ』を完璧に弾けるようになりたいみたいで間違うと「もう1回!」「もう1回!」と言って自主的に何度も何度も練習しておりました先生は「気が乗らないときには弾かなくていいけんね~」という方なのでわたしも みむぎが疲れたり飽きたりしたらすぐに休ませようって思っていたのですがこれには本当にびっくりして感心してしまいましたわたしもピアノが来てとってもとってもうれしくてーーーー久しぶりに弾いてみたのは *モーツァルトのソナタ・ハ長調K.545第1楽章*ベートーベンのソナタ「悲愴」第3楽章*シューベルトの即興曲90-3特にシューベルトはみむぎが産まれる直前までずっと練習していたので懐かしくてたまらない曲ですしかし‥‥!!あの当時は 暗譜の一歩手前くらいまでは行っていたのに今では譜読みすらおぼつかない~まぁ 気長に練習していこうと思いますパパも「俺もみむぎと一緒に弾けるようになってみたいなー」と言ってみむぎの楽譜を開き チョコチョコと弾いてました40歳過ぎてから初めてフルートに出会ってすごく上手になった 努力家のにぃにぃト音記号はもちろんお手の物ですが ヘ音記号に四苦八苦してます~そして 今ではあまり吹かなくなってしまったフルートを昨日は久しぶりに練習していましたいつか みむぎのピアノ伴奏でパパがフルート演奏するのを聴いてみたいな
2020.07.06
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11月末 わたしが参加しているピアノサークルの演奏会がありました今回は 市ヶ谷にある「トモノホール」というところで開催されましたピアノはスタインウェイですサークルの演奏会に参加するのは もう今回で4回目となりましたわたしが今回弾いたのはキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」よりPart Iの一部ですおそらくクラシックの人にはほとんど知られていない曲だと思いますまぁそのせいもあってか?! 今回は伸び伸びと弾けたと思うので自分としては満足ですあと思ったのが 自分の曲を一番よく聴いているのは 実は自分自身だということ…だから自分に良く聴こえるよう この素敵なピアノで演奏するんだということに気持ちを集中してみたら本番直前まで全然緊張しませんでした名前を呼ばれたら やはり一瞬緊張してしまいましたが演奏している最中も緊張しなかったので そういう意味でも今回の演奏会は自分としては良かったなって思いますそしてわたしが日頃からすごいと思っているKさんジャズもクラシックもバンバンとかっこよく弾く男性ですがKさんが実はこの「ケルン・コンサート」をすごく好きみたいで演奏会終了後に良かったですよ!と言ってくださったのが とてもうれしかったな~それにしてもわたしの所属しているサークルは 本当に皆さんレベルが高くて聴衆として毎回本当に楽しみなんですなかでも特に 演奏を聴いていてわたしの目がハートになってしまいいつか是非弾いてみたい~と思った曲は* ベートーヴェン「ロンドOp.51-1」わたしのすごく好きな感じの 軽快で美しいメロディ♪どこに楽譜があるのかなーと思って探してみたら なんとわたしの大好きなソナチネアルバムに入っていました!たぶん以前にCDで曲を聴いたこともあると思うのですが そのときはどうやら何も思わなかったようです…これを弾いた男性は音大出身で単独リサイタルも行ってしまうプロのような方ですがこういう方が弾くと 曲に命が宿るということなのでしょうか本当に素敵でした* マルチェロ=バッハ「アダージョ」バッハはもちろん大好きですが いつも聴くバッハと違ってもう少し音が少なめでなおかつ哀愁を帯びたメロディですごく素敵でした* シューベルト=リスト「君こそわが憩い」シューベルトもわたしはもちろん大好き この曲はリストがシューベルトの歌曲を好んで編曲したものなのだとか…* ラフマニノフ=コチシュ「ヴォカリーズ」大大大好きな ラフマニノフのヴォカリーズ…特に晩秋から冬になるこの季節に聴くと 心に染みます以前 ワイルド編曲のものを聴いたことがあり それももちろん素晴らしいのですがなんかわたしにとっては難しそう&ちょっと大げさ?な感じがあり・・・この編曲のものはアクロバット的なことがなく 静かで祈るようなたたずまいのところがこの曲の本質に合っているように感じました「ケルン・コンサート」を練習し始めてからすぐくらいに妊娠が分かり悪阻と戦いながらピアノに取り組んでいた日々を思い出しますこれはこれでいい思い出としながら今度はやっぱりクラシックを弾きたいなーと思い次回レッスンでは 大好きなシューベルトの即興曲Op.90-3を弾くことにしましたこの曲は以前だったらそんなに魅力を感じなかったのですが優雅な小川のせせらぎを思わせる美しいメロディのなかに ちょっと激しい部分もあったりしてとても素敵な曲ですむぎちゃんを授かってから 優しい曲を好きになっているみたいな気がしますしゃこっち先生も 胎教に良さそうな曲ですねと笑っていましたまたこれからもずっとピアノを楽しんでいきたいと思います
2014.12.11
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久しぶりに ピアノサークルの練習会に参加してきました今回の会場は 世田谷美術館内の講堂ですおそらく通常は貸出をしていないようなのですがサークル幹事さんが 特別に交渉してくれたとのことなんと スタインウェイのフルコンサートがあるのです会場内は広々としており ちょっとしたコンサートが出来そうな雰囲気でしたわたしが今回弾いた曲は キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』というアルバムに入っている『Part I』という曲ですキース・ジャレットは1945年アメリカ生まれの有名なジャズ・クラシックピアニストであり作曲家ですわたしがこの曲に出会ったきっかけ…それは実は10年以上も前なんです当時勤めていた会社の同僚が なぜかこのアルバムをダビングしてわたしにくれましたジャズはそんなに詳しくないもののそこそこ好きだと自認していたわたしでしたがこのアルバムはちょっとジャズっぽくない気がして ほとんど聴かないままずっと放置しかし うちのサークルには クラシックもバンバン上手に弾きながらジャズピアノも素敵に弾きこなす方が何人もいてわたしもそれに憧れたのをきっかけに ジャズを色々聴いてみようかな?と思い始め手っとり早く うちにあったジャズのCDを再び聴き直してみるなかで『ケルン・コンサート』を久しぶりに聴いてみたところ…すごく すごーく いい!!!!!10数年前のわたしは 何でこの良さが分からなかったんだ確かにいわゆるノリノリのジャズとは全く異なりますまるでイメージ音楽というか…でもそのイメージというのが固定のものではなく どんな綺麗な風景にも合う感じなんです例えて言うならば 美しい朝焼けの空にも合う音楽である一方 切なく染まる夕暮れの空にも合いそうだし夏の澄みきった青空にも合う音楽である一方 冬の静かな雪景色にも合いそうな音楽・・・で そのなかに ジャズやクラシックの要素がちりばめられているという風情ですしかも色んな楽器を使うことなく あくまでピアノのみで演奏されていますこの曲に惚れ込み さっそく練習を始めましたこの曲は キースが1975年にドイツのケルンにあるオペラ劇場で行った完全即興演奏しかしすごく幸運なことに この曲を採譜した方がいたおかげで楽譜が市販されていますでも凡人のわたしは 楽譜を見たってすぐに弾けるようになるわけではなくしかも悪阻がだんだんひどくなったので ろくにピアノに向かえない日々を過ごしていましたが今回 このスタインウェイを弾けて 本当によかったです上手な皆さんの前で演奏をするのはいつだって緊張しますが開き直って「わたしはこのピアノでこの曲を弾きたいんだから自分が楽しもう♪」と気持ちを切り替えたら家で弾くよりも ずーーーーっと楽しく弾けましたこのスタインウェイ・フルコンは とても柔らかくてソフトな音を出そうとしても 元気な音を出そうとしても なんだか自由自在でしたそれにホールの響きもすごく良いし…自分の実力以上に良く聴こえて 弾いている間 緊張なんてすっかり忘れて楽しんでしまいました思ったのですが…今回 ジャズを弾いたのは初めての経験ですがこの曲はたぶんサークルのみなさんにはメジャーなものではないということからくる安心感といくらわたしが読譜をして練習しているといっても 元々即興の曲でもあるのでわたしが耳でこの曲を聴いていいなぁと思って感じたノリで弾けたのが緊張をしないで弾けた一番の要因なのかなぁとクラシックの曲は演奏には楽譜がすべてで でもそれゆえに芸術として再現性が高く美しいのが魅力ですがジャズの自由さも楽しいなぁと思ってしまいました今回の練習会でのみなさんの曲も すごーく素敵でした!ショパン・モーツァルト・ドビュッシー・ベートーベンや ジャズの上原ひろみなど…久しぶりにたくさんのピアノ曲やフルートの曲も聴けて すごく癒されましたお腹のなかで むぎちゃんが幸せそうにしてるのもよく分かりました終了後は 砧公園でピクニック♪このあとも たくさんのお菓子や差し入れが並びました~サークルのお仲間さんたちに妊娠を報告したところ 皆さん温かく祝福してくれて先輩ママさんたちは貴重なアドバイスをたくさんくれましたすごく楽しくて幸せな時間を過ごせましたピアノに対するモチベーションも またアップしました素敵なお仲間さんたちがいて 本当に幸せだなぁと思いました
2014.10.28
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今回の演奏会では もうひとつ別のチャレンジがありましたそれは フルートとのデュオですもう何年も前から にぃにぃと一緒に演奏したいよ!と思っていて演奏したい曲の楽譜だけは山ほど持っているのに なかなか機会がなく…でも今回 すごくタイミングよくにぃにぃも自分のレッスンの演奏会を目前にしていたので練習がてらわたしたちの演奏会にも出てみない?!と うまいこと誘導してみました曲目は ゴダール作曲の「3つの小品の組曲Op.116より第2楽章『牧歌』」ですわたしは知りませんでしたが このゴダールという方は19世紀半ばのパリ出身の作曲家でオペラをはじめ管弦楽曲や演奏会用序曲などを多く残しているのだとかYouTubeにもこの曲の動画が多く投稿されていました小川のせせらぎを思わせるようなピアノで始まる 美しい曲ですこの曲について話していたときの わたしたちの会話ときたら・・・わたし「なんていう曲なの?」にぃにぃ「えっと…なんだかの3つの『コジナ』」(注:『小品』の読み方→(○)しょうひん(×)こじな)わたし「ふーん。(あまりよく分かっていない)」にぃにぃ「それから なんとか『ボクカ』」(注:『牧歌』の読み方→(○)ぼっか(×)ぼくか)わたし「ふーん。(あまりよく分かっていない)」わたし「『ゴダール』って誰?結構最近の人??」(とスマホで検索を始めたところ『ジャン=リュック・ゴダール』がヒットした。 1930年生まれのフランスの映画監督とある。)わたし「(『映画監督』という言葉を見もせずに)出てきたよ!まだ生きている人なんだねー」にぃにぃ「そうそう。(ほんとに知ってるのか?!)」・・・以上から分かりますように なんていい加減なわたしたちわたしはグリーグが日に日に大変になってきたのでゴダールは半ばちょっと息抜き?みたいな感じで練習をしていましたがにぃにぃとの合わせ練習は 結構厳しいですフルートの息継ぎの場所を楽譜に書きこまされたり…知らないうちに1/4拍くらいずつずれていってしまったりでも最後の1週間前くらいにはようやく仕上がってきて 2つの異なる楽器が溶け合うハーモニーの楽しさみたいなものも分かってきました本番前日にはスタジオを2時間借り みっちり練習しました最後のほうは本番にそなえ2人でお辞儀の練習もしたりして結構 余裕でしたでも翌日に会場に行ったら にぃにぃはかなり緊張していますリハを見ていたしゃこっち先生も「にぃにぃさん 飲み会とは違って緊張してますねー」とおっしゃるほど・・・ですが本番はわたしはグリーグがすでに終わった後だったこともありかなり心に余裕がありましたわたしは結構楽しんで伴奏ができ ちゃんと合っていた自信もありますでも一番最後 にぃにぃのソロの直前でなんと和音の音を1つ外してしまったのが残念ほんと ごめんなさい・・・本番が終了し 打ち上げでみなさんも褒めてくれてようやくリラックスしてきたにぃにぃは「最後ピアノで『チン』って不思議な音がした(=わたしが間違えたところ)は『フルートでたくさん間違うなよ!』っていう戒めのように聴こえた」なんて言っていましたすごく楽しかったので「わたしたち結構いけるんじゃない?デュオ名を考えようよ」なんて帰り道に盛り上がりました一緒に演奏したい曲がすごくたくさんあります恥ずかしがり屋のにぃにぃですが またうまいこと誘導して是非連れて行きたいです
2014.06.18
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先週の土曜日 ピアノサークルの演奏会が終了しました毎回 終了後には心地よい疲労感がありますが今回はこれまでには味わったことのない充実感のようなものもあります…今回は 2台ピアノでグリーグ作曲「ピアノ協奏曲イ短調作品16」そしてフルートとのデュオでゴダール作曲「3つの小品の組曲Op.116より第2楽章『牧歌』」の2曲を演奏しました合わせものだけで出演したのは初めてですまずはこの半年間取り組んできた グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調作品16」について振り返ってみたいと思います印象的なティンパニのクレッシェンドに導かれて登場する冒頭のピアノの流れ落ちるようなフレーズは 「悲劇」をイメージさせるBGMとしてとても有名ですね昨年11月に演奏会が終わった後 ちょっとここのところドイツ系続きだったな…(バッハ、ベートーベン、シューベルトなど)少しこれまでと違った曲を思い切って弾いてみたいかもと思い立ちしゃこっち先生に相談してみたところ 先生がオケ・パートを弾いてくださるということで勧められたのが2台ピアノのこの曲でした2台ピアノを弾くことを考えたこともなかったわたし新鮮な気分になってウキウキと楽譜を購入したのが昨年の12月・・・しかし楽譜を開き実際に弾いてみたらはやくも冒頭部分でつまずいてしまいました読譜は特に問題ないのですが手が小さいわたしはオクターブの移動がうまくいかず必ず音がにごってしまいます・・・それで全然やる気が出てこないし 演奏会までにまだ半年もあるし…と思い普段は練習曲にしているバッハの平均律ばかり弾いていましたしゃこっち先生ものんびりと「まだ日にちがありますしね~」と言ってくださっていることだしレッスンに行っても何の進歩もないまま・・・でも放っておいても自然にやる気が出てくるわけでもないしなんとかこの状態を打破したいという気持ちがあって、図書館でこんな本を借りてみましたまず目から鱗だったのがこちら『マエストロ・プロフォンドのすてきにピアノ 第3巻 完璧な練習法』「完璧に弾ける速度・小節で区切り 何度も練習すること」ジグゾーパズルの部分をのちに組み立てていき全体を完成させるのだとか今まで教わった先生方 フルートをがんばっているにぃにぃもいつも「部分練習が大事」って教えてくれていたのにこれによってわたしは初めて部分練習に開眼し メトロノームを使う練習を覚え異なる速度で繰り返し繰り返し練習をするようになりましたわたしの楽譜には「♪=76」などの色んな数字が羅列して書かれるようになりましたあとは自分が弾ける指使いに対しても こだわるようになりましたこちらの本もすごく参考になりました『ピアノの悩みを解決する本 Vol.1 テクニック向上編』わたしの苦手なオクターブ連続について まずはゆっくり弾くことで手の形や指使いを覚えこませながら鍵盤を押すのではなく スピード感を持って軽やかに手首を上下させるように気をつけるように… とあり大変参考になりました本番までサークルの練習会を中間目標に置いて仕上げていきたいと思いつつ4月の練習会ではやっぱりバッハに逃げてしまいグリーグは遊びのように3ページくらい弾かせていただいただけでした4月末には先生がレッスンのときにキーボードで初めて合わせてくれましたが「合わせる」ことの難しさにもまた愕然とする思いがしました・・・5月の連休はせっかく時間があるので ピアノに捧げると決意毎日とはいきませんが最高で1日に6時間も弾くときもありそれだけで十分自分をほめたい気持ちになりました5月17日 本番前最後のピアノサークル練習会ここで初めて2台ピアノで弾かせていただくことになりましたサークルの方たちの前で弾く緊張もあり まだ全然仕上がっていないし前半しか弾けませんでしたがそしてこのあとからようやく最後部分のソロのカデンツの練習を開始・・・楽譜がすごく細かいので「真っ黒」な印象たった1ヶ月で弾けるようになるのかなと甚だ疑問でしたが先生が「まぁ取りあえずやってみましょうか」とおっしゃるので取組むことになりましたその次のレッスンで初めて先生の前でカデンツを披露そして先生はわたしが弾きやすいように 部分的にうまいこと音を省いてくれましたこれでわたしの心の負担はだいぶ軽減・・・わたしは本当に良い先生に恵まれたなぁと思います本番1週間前 最後のレッスンは2台ピアノがあるスタジオで行われましたそれから最後の1週間は 自分でも1日1日がものすごく貴重に思われ自分でスタジオを借りたり いまさらながら速度をものすごくゆっくりした練習を繰り返し・・そして迎えた本番当日会場のムジカーザ@代々木上原は 本当に素敵なホールですピアノはスタインウェイですでもこんな素敵なところゆえにわたしのビビりは極限に達しまるで弾ける気がしなくなってしまいました先生に「全然弾ける気がしません!」と訴えたら笑ってくれたので少し気が楽になりましたが・・・リハーサルがはじまりましたすると音響効果が抜群なこともあり いつもよりうまく聴こえる感じです緊張はおさまりませんが 落ち着いて開き直って弾けばなんとかなるかな・・・本番は20分弱もあり 気を抜ける部分が一つもないし 集中力がいつ切れるか分からない恐怖のなか なんとか耐え抜きましたまぁ呆れるほどに無数のミスタッチがありましたが 取りあえず演奏は止まらなかったことが唯一のよかった点でしょうか終了後に すごくたくさんの方に「よかったです!」と誉められて自分ではうれしいというよりびっくりという感じでしたグリーグは聴き映えがする曲なのでしょう…でも皆さんからのお誉めの言葉に素直に喜ぼうと思いますオケ・パートを演奏してくださったしゃこっち先生も「練習の成果がバッチリ出ましたね」と言ってくださいました打ち上げパーティではすごくくつろいでやっとゆっくりとお酒を飲むことができました今回の曲は正直言って 全くもって現在のわたしの技量以上の難曲でしたが自分のなかで「やる」と決めたことに挑戦し 自分では100%の出来とは言えないまでも 周りのみんなが褒めてくれたことですごく自信につながり 久しぶりに達成感や充実感を味わえているのだと思いますあーーーーー楽しかったなぁピアノ大好きまた次の演奏会が今から楽しみです
2014.06.16
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先々週末の話になってしまいますが 久しぶりにピアノサークルの練習会に参加してきました11月の演奏会以来 人前で弾くのは初めて…。演奏会以降 かなりゆるんでしまっているしあれも弾きたい~これも弾きたい~状態で 何ひとつ仕上がっておらずまともに弾けるものが思いつかないままの参加となってしまいました唯一… 年末年始休暇から急に頑張り始めてしまったバッハの平均律第1巻・第3番のプレリュードとフーガなのですがものすごい練習時間を費やし ようやく(?)並の速さで弾けるようになってきたかな…という感じなので恐れ多くもこの2つを弾いてみることにしました『完璧な練習法』で ミスタッチもだんだん減ってきたように思えるし!・・でも 自分の出番がくる前に皆さんの演奏を聴いていたらやっぱりみんな上手! 間違えて弾けているし本当にすごいなぁーーと感心しているうちに自分のフーガのことを考えると どんどん自信がなくなってきてしまいました…練習のときでさえも ミスタッチなしで通して弾けたことが実は一回もないフーガそれなのに こんなに自信喪失に陥った状態で家での練習のとき以上に弾けるなんて絶対にあり得ないですプレリュードはまだマシだったにしてもやっぱりフーガは 最悪でした自信のなさから 指がふにゃふにゃになってしまうし練習会だったし いっそのこと始めから弾きなおせばよかったなぁなんて思いました・・でも考えてみたら この第3番って本当に本当に難しかったんです!嬰ハ長調(=シャープが7個!)なので譜読みが本当に全然進まず頭のなかがいつも混んがらかって大混乱でしたそれを通しで弾けるようになっただけでもわたしにとっては大進歩かな…今回の練習会は人数が少なかったので 2巡目もまわってきましたみなさんはショパンだのベートーベンだのカッコいい曲を弾かれていますがわたしは本当に現在「唯一」しかない 自分が楽しんで人前で弾けそうな曲…ソナチネアルバムに入っているモーツァルトのソナタ(K.545)の第一楽章にしましたこれは小学校2年生のときに弾いたことがあって ピアノの練習が嫌いだったわたしなのに これは弾いててすごく楽しく大好きな曲でしたちょうど夏休みに入ったときくらいに弾いていたのを思い出します今回のスタジオのピアノはスタインウェイで本当に素敵な音がするのでソナタK.545を弾いていたら楽しくなってしまい 気持ちよかったです自信喪失にも陥らないで 指もふにゃふにゃになりませんでしたこういうふうに 人前でも楽しく弾ける曲を自分のなかで増やしていきたいものです・・・・練習会終了後は いつものように居酒屋で打ち上げサークルの人たちは本当にいい人たちばかりで毎回会えない方に久しぶりに会っても なんだかホッと出来るような存在でそんな仲間に出会えたことも すごくうれしいなぁって思います6月の本番では今のところグリーグのピアノ協奏曲イ短調をしゃこっち先生と2大ピアノで弾く予定ですが本当に弾けるのか?!わたし・・・今から逃げ道を色々と考えてしまうほどですがグリーグは今まで弾いたことがなくバッハのように一つひとつの音に全部意味があるような感じではなくてなんというか音の綺麗な響きにたよってスラスラと弾くような印象でそれが自分には面白く新鮮に感じますとりあえず がんばってみます
2014.02.24
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わたしにとって 運命的な出会いと言っても過言ではない出会いをしました…お相手は この本です『マエストロ・プロフォンドのすてきにピアノ 第3巻 完璧な練習法』ピアノ愛好家・・・特に20年近くブランクがあるようなアマチュア愛好家のわたしにとっては『完璧な練習法』は 永遠の課題ですこの本は絵本のような装丁になっており すべて漫画仕立てなのですが内容は立派に大人向けとなっています(志の高い小学生くらいだったら 十分に理解できそうな内容です)この本で紹介されている単純な秘密は「完璧な練習法は、間違いを許しません。完璧な練習法は、完璧を繰り返すことである。」もちろん 初めからすべて完璧に弾ける人はごく稀だと思いますわたしのなかの常識では 初めは間違えるけれども 練習を繰り返すうちにだんだんミスが少なくなるのではないかと思っていましたしかしわたしたちの脳は 7回繰り返すとそれを長期記憶として認識するのだそう…間違って弾き続けると それが脳の中で固定されてしまうんですね!そこでマエストロ曰く「完璧に弾ける速度・小節で区切り 何度も練習すること」ジグゾーパズルの部分をのちに組み立てていき全体を完成させるのだとか今まで教わった先生方 フルートをがんばっているにぃにぃもいつも「部分練習が大事」って教えてくれていたのにわたしは全然その重要性を分かっていなかったようです…なので マエストロの言うとおりに練習を始めましたそうしたら かなり難航していたバッハの平均律第1巻の第3番フーガが少しずつミスがなくなってきました・・・というか そもそもミスタッチをしてはいけないんですけどねーこうやって部分練習にのめりこむと 時間がたっていることに全然気がつかなくなってしまいますね今日なんて祝日なこともあって時間を気にしなかったら午前中があっという間に過ぎていき 気が付いたら3時間くらいピアノに向かっていましたピアノに対し 自分のなかでまた新たなフェーズに入れた気がしています
2014.02.08
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新年あけました!おめでとうございます今年も皆様にとって良いお年となりますようにわたしは この年末年始休暇思い切り好きなように過ごしております昨年の休暇は何も計画もたてず ただ時が過ぎ去っていった感じでしたが今年は図書館で10冊も本を借りてきたしやりたいことリストを書きだしてみたりして 引きこもり生活の準備は万全ピアノも 弾きたい曲を思い切り練習したい!と思ってこの休暇に練習してみたい曲を書きだしてみました* ソナチネ14番(モーツァルトのソナタK.545ハ長調)第一楽章* シューベルト「即興曲Op.90-1」(昨秋演奏会で弾いた曲の復習)* バッハ「平均律第1巻 第3番前奏曲&フーガ」* ラフマニノフ「ヴォカリーズ」* グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調Op.16」(もしかして今年の演奏会で弾くかも…?)* グルック「精霊の踊り」(フルートの伴奏)* ショパン「ワルツ第14番ホ短調」(2011年夏の発表会で弾いた曲の復習)なんだかとっても欲張りなようですが以前弾いたことのある曲や取りかかり始めの曲などが中心です~朝起きてご飯を食べたら 気の向くままにピアノに向かいお腹が空いた~とランチをしたあと またピアノに向かい…こういう生活が毎日続けばいいのになーさて 弾きたい曲は上記のようにたくさんありながら実際にほとんどの時間を費やしているのはバッハです…それもフーガ平均律は 前奏曲は比較的仕上げやすい感じですがフーガは本当に難しい特にわたしが今取り組んでいる第1巻 第3番は嬰ハ長調シャープが7コ…すなわち全部の音にシャープがつきダブルシャープもたくさんあり 譜読みだけで息切れが…この曲は 音源を聴くとものの2分くらいでサクサクと終了する曲なのにわたしが弾くと12分くらいかかってしまいます~それでも根気よく毎日弾き続け…部分練習や音源を繰り返し聴いたり楽譜を分析してみたりでもなかなかサクサクと弾けるようにならないので すごくもどかしいですが悔しくなって頑張っちゃったりしてでもこの曲って本当に綺麗なんです!嬰ハ長調ゆえの黒鍵だらけの美しさというか…練習開始の頃は一つ一つの音にハァハァとため息をつきながら譜読みしていましたがすこーーーしだけ流れるように弾けるようになってきたかなー(それでもまだまだ全然ですが…)正直言ってフーガは これからあまり上手になる自信は全然ないですがそのかわり前奏曲で今日は前進がありました3/8拍子の曲なので1小節を1リズムとしてサクサクと弾いていきますわたしは付点四分音符=76くらいの速さで仕上げることにしました…でもどうしても バッハってノーミスで弾き切ることができないんですよね普段のレッスンのときは先生の前で「…すみませーん」とか言いつつ先生も「まぁいいでしょう」なんて言って丸をくれますがここは普段と違い たくさん時間のとれる年末年始休暇!わたしはノーミスで仕上げてみたくなってきましたそれで暗譜を試みたり 色々トライしてみましたどっちかというとまだ全然弾けてないフーガのほうに時間を割くべきかもしれないけど前奏曲をちゃんと弾いてみたいんだもんそして毎回つまづくところで何がいけないかようやく分かりました笑わないでください…指使いを楽譜の指示どおりに直したら ちゃんと弾けるようになりました!普段の練習で いかに指使いを無視して弾いてきたかってことがよく分かりました自分のなかでは『バッハ=ノーミス=ありえない』ってずっと思っていたのにその図式が初めて覆せそうに思いました 本当に「初めて」ですうれしくて何度も何度も弾いてしまいました今年もピアノで自分自身に色々な進歩や発見があったらいいなって思います
2014.01.04
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図書館で予約件数が上位だったこともあり 気になって借りてきました室井摩耶子「わがままだって、いいじゃない。~92歳のピアニスト「今日」を生きる~」笑顔がとってもチャーミングな方だなぁといっぺんで大好きになりました室井さんは御年92歳現役で最高齢のピアニストなのだそうです1921年(大正10年)生まれの室井さん 6歳のときからピアノを始められたのだとかその頃は昭和の時代になっており お父様が「これからはいまさらお琴でもないだろう」ということで昭和天皇即位の御大典にあわせて売りだされたアップライトを買ってくれたのだとか…大正リベラリズムのなか 自由闊達に育ったという印象の室井さんです現在の東京芸術大学を卒業後 24歳のときにデビューされました当時は戦時中…リサイタルの翌日 演奏を行った日比谷公会堂は空襲で亡くなった方たちの遺体安置所となったのだとか…その後35歳のとき ウィーンに留学当地でもデビューし その後61歳で帰国され日本で音楽活動をすることを決意されたのだそうですいわば「マエストロ」の室井さん本を拝読すると 室井さんの音楽に対する真摯な愛が伝わってきますいまでもリサイタル前は 日に8時間もピアノに向かうそうですそんなに練習されていてものすごくストイックな方なのかな…と思ったところただ漫然と練習するのではなく ピアノに向かっている時間は穴があくほど楽譜を見つめ 作曲家が伝えようとした「何か」をずっと探しているのだとか極端にいうと たった1つの音の響きを確認するのに丸1日を費やすこともあるのだとかそして室井さんが著書のなかで繰り返し繰り返し使われている単語『ずだ袋』最近ではあまり使われなくなった言葉ですが元をたどると 仏教の僧侶が行う修行で携行用に用いた袋を指しいろいろなものを入れた袋のことだそうで現代では 運搬用などで雑多なものを入れる袋としてその言葉が主に使われているようです室井さんは 人生の「ずだ袋」のなかに ご自身が経験されたすべてを詰め込みました13歳で 当時17歳だった兄を亡くしたときに見た母の姿…親しい方が亡くなったときの寂しさ…そして「ずだ袋」は 必ず自身の演奏に反映されるものなのだそうですこのお考え方に すごく衝撃を受けました正直言ってテクニックがすごい方=ピアノが上手な方、ってずっと思っていましたがもちろんテクニックは大事だと思いますが「ずだ袋」も そんなに大事なものだったなんて…わたしはテクニックには自信はないけど自分の「ずだ袋」には いまのわたしなりに自信があるかもしれないなまぁわたしの場合は まだまだ「ずだ袋」ばかりではなく技術面のほうを磨かなければいけないですけど室井さんは来月リサイタルを開かれるそうなのでさっそくチケットを購入してしまいました人生を積み重ねてこられたことで出てくる珠玉の音たちを 今からとても楽しみにしています
2013.11.14
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先週の土曜日 無事に終了しました…今回の演奏会も 1週間前から緊張し続けていたような気がします今回の演奏会は ピアノサークルに参加して以来わたしにとって2回目の演奏会でした前回は何もお手伝いもできませんでしたが 今回はアナウンスや 演奏会終了後の持ち寄りパーティに持っていくお料理などで微力ながら少しはお手伝いできたかな…?会場のサロンには素敵なピアノがたくさん展示されていましたステージは客席にかなり近い感じですお客さんが入る前のリハーサル時に撮りました客席との距離がすごく近いのでお客さんが入ってきたら すごい緊張しちゃいそうです…ピアノはスタインウェイ柔らかいタッチと綺麗な響きは やはり王道だなぁとスタインウェイを弾く機会があるたびに感じます今回は暗譜もバッチリ?!と思ったのに リハーサルで思ったように弾けなかったことに 本番直前になって焦りが出てしまい…楽譜をステージに連れていこうかどうか 最後の最後まで悩みぬきましたでも最後に出た結論せっかく暗譜をして わたしなりに表現にこだわってみた思い入れのある曲シューベルト「即興曲Op.90 第1番 ハ短調」どうせ完璧には弾けないんだったら楽譜を追って無難に仕上げるより 自分なりに弾いてみようじゃないのたとえ突然忘れてしまっても どうにか取りつくろってみようではないか…と潔く 何も持たないままステージに向かいました5年前にピアノレッスンを再開して以来 こんな勇気ある行動は今回が初めてでしたこれまでは 結果的には暗譜で弾けたにしてもお守り替りとして 必ず楽譜を携えてステージに臨みましたから…。一応は順調に滑り出した演奏ですがなんと2ページめくらいで ちょっと間違ってしまったことによりあわや曲をつなげられらなくなりそうな危機に一瞬陥りましたがなんとか奇跡的に数小節先のフレーズを思い出したことによって無事 立ち直ることができましたその後は大きなミスもなく 演奏を終えることができました・・・いちばん嬉しかったのは わたしが一番好きなドラマティックな部分…右手も左手も和音がいっぱいあってfの迫力が満載のところですがそこが大したミスもなく順調に弾けたことかなぁ最後のほうはちょっと落ち着いてきて いつまでも弾いていたい気分にすらなったので終盤の穏やかな 曇り空に一筋の光が見えるような部分は丁寧に弾くことができたと思います演奏会終了後は 持ち寄りパーティ♪みなさん 演奏のみならずお料理もとても上手でおしゃべりもたくさん弾みました自分自身の演奏にはもちろん反省点が多々あるものの今回は演奏終了後に 色々と褒めていただけたことがすごくうれしかったですまずは クラシック音楽にとても傾倒されているSさん彼女はウィーンにも訪れているし シューベルトが大好きだそうでそんなSさんがわたしの演奏にすごく感動したと言ってくれましたSさんはとても耳が肥えている方なので わたしの一生懸命さを買ってくれただけなのかもしれませんが それでもわたしの拙い演奏で何か人様に訴えられたのだったらとてもうれしいことだなぁと素直に喜ぶことにしましたあと サークルでお目にかかるたびにとても素敵だなぁと以前から憧れていたKさんピアノレッスンのプロでもいらっしゃっる方なのですがその方からは 綺麗に弾いているし表現力もあるよね、なんて言っていただけました単純だけど お褒めいただけると素直にうれしいですねいつもだったら演奏会が終わってしまうとテンションがしばらく切れてしまいますが今回は 翌日から新しい曲の練習を始めてしまいましたまたピアノの楽しみを知ることができたんだなぁと思います次回の演奏会は来年6月なので少し先ですが またがんばってみようと思います
2013.11.11
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演奏会が 11月9日と迫ってきました…今回は6月くらいに曲を決めて練習してきたこともあってほぼ暗譜もできてきて 本番に暗譜で臨むかはまだまだ謎なものの楽譜を追いながら弾くことについてはあまり問題もなくなってきました今回の曲は シューベルト「即興曲D.899(Op.90) 第1番ハ短調」ですなぜこの曲にしたかというと 意外に単純な理由でまずは即興曲Op.90第2番にハマったので せっかくだから他の即興曲も弾いてみたいなーちょっと長くてドラマティックな曲で…という感じでしたいつも演奏会の前に感じることですが曲を弾きこめば弾きこむほど その曲についての追求心が深まります曲に対しての愛が深まるということなのでしょうか?!これまでは内田光子さんの演奏を愛聴し お手本にしてきました演奏に始終凄まじい緊張感を保ちながらも 決して重たく聴こえませんヨーロピアンな香りのするピアニストとしても定評があるそうですでもここ最近になって 他の演奏家の曲もどんどん聴いてみたくなり…フリードリッヒ・グルダのCDもを買ってみました驚いたことに 内田光子さんの演奏と全然違いました限りなく楽譜に忠実に素直な演奏だという印象グルダは2000年に亡くなったオーストリアのピアニスト「ウィーンのピアニスト」として語られることが多いそうです CDのライナーノーツによれば『シューベルトの、敏感だが、その演奏者が意識的になりすぎたがゆえに最後もっとも美しい部分が指の間からこぼれおちてしまうはずの歌をグルダはごく自然に いかにもここちよげに歌っている』 シューベルトの曲を「ごく自然に」歌えるというのはやはりご自身が育ったオーストリアのピアニズムを肌で継承しているということなのでしょうか わたしの大好きな即興曲Op.90第2番を聴いたらなんだかそれが納得できた気がしました内田光子さんの演奏には 円熟した大人の色気のようなものが漂いますでもグルダさんの演奏では ひたすら軽快にコロコロと音が紡ぎだされていきます楽しさや心地よさがとても出ている感じがしますしかも演奏を聴いていて驚いたのは グルダさんは演奏しながらどうやらハミングしているようですハミングするのはグレン・グールドぐらいかと思っていました…グルダさんはジャズピアノにも傾倒していたようなので自由に音楽を楽しむ方だったのかなと思いました さらには アンドラーシュ・シフのCDも買ってしまいましたシフは ハンガリー出身のピアニストバッハ モーツァルト ベートーヴェン シューベルトなどドイツのバロック音楽及び古典派音楽を中心としながらシューマンやショパンなどのロマン派音楽までこなす傑出したピアニストの一人なのだそうですシフさんの演奏からも 素直で軽快な印象を受けましたライナーノーツより…『シューベルトの音楽は まず美しい旋律の流れをいかに自然に弾き出すかが重要な課題だがそれには歌というものを十分に知らなければならない。この演奏を聴くと シフがそれをいかによく知っているかがわかる。それと同時に 全体の音の響きが醸しだす淡いロマンスの香りを決して過度でなく素直に生み出すことが必要だがその辺はシフのそうした洗練された感性が 何か無意識のうちに関与しているように思われる。』まだまだ楽譜どおりに弾くだけで精いっぱいのわたしですが自分なりにシューベルトの「歌」を表現できるようになったらいいなと思います
2013.10.30
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3か月ぶりに ピアノサークルの練習会に参加してきました今回のスタジオは虎ノ門にあるベーゼンドルファーのショールーム内にありましたベーゼンドルファー社は1828年にウィーンで創立された老舗ピアノメーカーです1839年にはオーストリア皇帝から初めて「宮廷及び会議所ご用達のピアノ製造者」の称号を授けられたのだとかわたしはこれまでベーゼンドルファーのピアノは世田谷にある松本記念音楽迎賓館でしか弾いたことがありませんが柔らかい響きにいつもうっとりとしていました…今回のピアノですモデル290インペリアルすごく大きい! 奥行は3mくらいあるそうです最低音を長6度低いCまで9鍵拡張しておりその部分はなんと白鍵が黒く塗られています…正面はこんな感じです今回の練習会では かつてわたしの師匠のしゃこっち先生のピアノ発表会でちょくちょくお会いしていた懐かしいウジュル将軍さんが参加していたので すごくうれしくなってしまいました~毎回新しい方にお会いできるのも楽しいですしいつもお会いできる方に練習会を機にまたお会いできるのも楽しいですさて肝心のピアノですがわたしは今回 演奏会に向けて現在練習しているシューベルトの即興曲Op.90-1を弾きました相変わらずのことですが 上手なみなさんの前で弾くのはかなりの緊張…でも こんな素晴らしいピアノを弾けることが自分にとって貴重な体験なわけなので自分が楽しければいいやーという気分で弾いてみました暗譜はまだまだ完成していないものの 楽譜どおりに追えるくらいにはなっていたので変なパニックもなく始終冷静に淡々と弾けたように思います…自分の番がくると相変わらず緊張するにはしますがいざピアノの前に座り 目の前にある白鍵と黒鍵を見つめていたらその白と黒がとんでもなく楽しい世界に誘なってくれるように思えて奇妙なことに 落ち着いた気分にさえなれましたベーゼンドルファー・インペリアルは ffのところでとんでもない迫力が出て弾いている最中に自分でテンションが上がってしまうほどでした…と本当にあくまで自己満足ベースの話です(笑)お仲間さんの演奏もいつもどおりに本当に素晴らしく色々聴かせていただき耳の保養にさせていただきましたそのあとの飲み会は ピアノの話…というよりもいろんな話題が出まくりで(笑)お店に3時間も居座ってしまいました年齢も職業も様々な人たちが集まっているのになんだかいつも自然に大笑いできて 話題が途切れないのって改めて思うと 本当にすごいことに思います学生時代と違って社会人になると どうしても世界が狭くなりがちですがサークルに顔を出しみなさんと楽しく有意義な時間を共有できるって本当に素晴らしいなと思いました今日になっても昨日のことを思い出し笑いしてしまったりしてどれだけ楽しかったんだーって自分でも思います(笑)これからもみなさんとピアノを一緒に楽しんでいきたいと心から思います
2013.09.30
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すごーく久しぶりにピアノ日記☆今年の始めは ピアノサークル2つに加入したこともあって5年前にピアノレッスンを再開して以来初めてというくらいめちゃくちゃ張り切っていたわたし…毎月の練習会を自分のなかでプチ発表会と位置付け毎回違う曲を披露できるように!なんて思って弾いてみたい曲を手帳に片っ端から書きつけていったり…はじめのほうは以前発表会で弾いた曲を披露できたりしていたのですが新しく取りかかる曲が結局のところ中途半端になってしまうことに嫌気がさし>_<6月頃からは 次回演奏会に向けての曲のみに専念することに…演奏会で弾こうと決めた曲はシューベルトの「即興曲 ハ短調 Op.90-1」です「Op.90-2」でシューベルトの虜になってしまいました☆音楽評論家の梅津時比古さんのエッセイより…『(注:シューベルトの作曲方法について)旋律が変わらずとも、和音の一瞬の変化によって、光がさしたり影がかかり、世界がうつろう』今回弾く「Op.90-1」も最後部もハ短調からハ長調に変調しまさしく世界がうつろいます「Op.90-1」は「Op.90-2」と比べると テンポはややゆっくりですがページ数がやや多いので 演奏分数にすると2倍くらい長い曲です起承転結が感じられてドラマチックな個所もあって すごく大好きになりました譜読みはそんなに難しくなかったのですが 自分で弾いてみるとどうしてもCDのようには弾けません・・・(涙)初めの頃はひたすら忍耐の日々でした弾いててもうまく弾けないので面白くないのにメトロノーム練習を繰り返したりして・・・で そういうときはピアノ熱もすっかり冷めてきて(笑)気分転換に沖縄音楽やハングル語にハマってみたり。。。でも先週金曜日に 久しぶりにピアノスタジオを予約し自分の演奏を録音して聴いてみてから 少し光が見えてきました!しゃこっち先生も 自分の演奏を聴いてみるとすごく勉強になりますよと言っていましたがまさにそのとおりです☆それから週末になり 今回は3連休ということもあり一気に自分のなかでまたピアノが盛り上がってきました♪具体的には暗譜をすることにしたので 何度も何度も部分練習や暗記を繰り返し…時間のたつのも忘れてすごく集中してしまいましたちょうど今日は台風もきていたので こうやって予定も何もない日に好きなだけピアノを弾けるっていうのは 本当に幸せなことです…☆本番に暗譜で臨めるかはまだまだ分かりませんが暗譜することによって ただ弾くだけではなく自分なりの表現に気が向くようになれると思いますということで 沖縄音楽とハングル語はまた少しお預け・・・?(^v^)
2013.09.16
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初めて聴いた瞬間 「出会ってしまった」と思いましたスカルラッティの『ソナタ嬰ハ短調 K.247』昨年発売された小山実稚恵さんのアルバム「ヴォカリーズ」の第1曲目に収録されていますなんてなんて わたし好みの曲なんでしょう物憂げな旋律 シンプルな音で構成されているのにとても美しい響きですわたしの大好きなバッハに似ている感じですが現代にも近いような親しみやすさもありますドメニコ・スカルラッティは 1685年にイタリアのナポリで生まれ スペインのマドリードで没しました同年生まれの作曲家には あの偉大なるJ.S.バッハやヘンデルがいますスカルラッティは1720年頃リスボンに行き マリア・マグダレーナ・バルバラ王女に音楽を教え始めたそうです彼が王女のために書いた 個性溢れるチェンバリズムが繰り広げられる555曲の練習曲がそのテーマ性と展開によって後に「ソナタ」と呼ばれて親しまれているそうです(by wikipedia)彼のクラヴィーア作品は後世の作曲家たち…リストやウェーバー バルトーク プーランクらにも多大な影響を与えたそうですショパンは「スカルラッティの作品だけで演奏会を開きたい」とまで言ったとかこの曲がどうしても弾きたくなったので 早速楽譜も購入してしまいましたソナタ嬰ハ短調 K.247は 4ページからなる作品です譜読みはそれほど難しくはなく 今まで弾いたことのない感覚のリズムがありなかなか楽しいです全部で555曲もソナタがあるのだったら他にも色々聴いてみたい!と思って図書館で借りてきましたホロヴィッツ演奏のソナタ集です長調と短調の違いがすごく明確な感じがしますわたしの好みは断然 短調ですシューベルトの即興曲op.90-2以外の即興曲も弾いてみたい♪と思ってシューベルトの楽譜を購入したばかりだというのに もうスカルラッティにどっぷりハマりたい自分がいます…弾いてみたい曲が次から次へとあって 本当にワクワクしちゃっています(どれも中途半端に終わりませんように)
2013.03.22
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先月 2回目に参加したピアノサークルの練習会がまたすごく楽しかったのですっかりピアノにワクワクしちゃっている今日この頃ですと言いつつ 練習量が劇的に増えたわけではないのですが通勤時にiPodで素敵な曲を聴いたり 仕事中ヒマなときに色々な曲についてネットで検索してたりすると早くピアノ弾きたいよー という気分になります…わたしの会社は 勤務時間が8:00~16:36と一風変わっています残業しないと18時前には帰宅できてしまうんですただ困るのが 友達と約束をするとき「渋谷に19時半からね~♪」とかなってしまうといかんせん 時間をつぶすのがとても難しいです・・・昨日 前の会社で仲良しだった先輩と久しぶりに飲みに行こうということになりました先輩も横浜勤務なのですが 先輩のお仕事のご都合で19時から横浜で・・・ということにうゎー わたしは先輩に会うまでの2時間半近く どうやって時間をつぶせばよいのだと ここでわたしの脳裏にひらめくものがそうだ!ピアノスタジオでピアノを弾いていようかな我ながらグッドアイディア早速ネットで検索してみたところ 横浜駅から10分ほどのところに良さげなピアノスタジオを見つけたので 予約してみましたスタジオはマンションの1室でしたYAMAHAのグランドピアノ…はぁ ピアノがあるお部屋って本当に素敵です…12畳くらいありそうな広いリヴィングルームでピアノの手前のスペースには4人がけのテーブルがあり 台所もあり飲食もOKなのだそうですパーティなんかもできそうですピアノをアップで撮ってみましたいやはや ピアノの鍵盤の白と黒を見ているだけでトキメいてしまうというか(笑)1時間のうちに 前回サークルの練習会でも弾いたベートーヴェン「悲愴」第2&3楽章シューベルトの即興曲op90.2、バッハ平均律を弾いてみましたでも2日くらいピアノ弾いていなかったし なんかまた粗ばかり見つかってしまって反省モードのまま練習時間は終わってしまいましたが…それでも すっごく楽しかった時間も有効活用できるし またぜひ利用してみたいと思いました
2013.03.07
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『出会い』というと人との出会いのことばかりではなくて「曲」との出会いっていうのもあるんだなぁ…ということを最近すごく思うようになりました『出会い』というとタイミングなんて言われることも多いですが「曲」もまたしかりだと思うのですその曲を聴いて素敵だなと思う感性を磨いていないとどんな名曲を聴いても素通りしてしまうかもしれない…わたしの場合 出会ってしまった曲は一言で言うと「ハマった」曲四六時中 頭のなかをその曲が流れてしまいます(笑)そして『出会い』という意味でまったく同じなのが 人との出会いも曲との出会いも 人生がすごくワクワクしてしまうことシューベルト「即興曲 op.90-2」は今までにも多分耳にしたことがあったはずなのにまるで初めて聴いたかのように思って感動してしまったのが去年の秋初参加したピアノサークルで この曲を弾いていた方がいたのですすぐにその人に曲名を教えてもらいました音階が美しくてピアニスティックな旋律が 打って変わって力強く転調したりしてドラマチックなところがあるところもすごくわたしの好みですこの曲は シューベルトが晩年の1827年頃(当時30歳!亡くなる1年前ですね)に作曲したピアノ独奏曲で構成的な追求よりも自由な旋律美を優先させているのだとか (by wikipedia)昨年暮れに行われた演奏会終了後 お正月休みくらいから練習を開始しましたが耳で音源を聴くのと 譜読みをするのと 弾いてみるのとが こんなに異なる曲は今までになかったかもというくらいでした音源を聴いてその軽快なテンポに慣れてしまい 譜読みもそんなに難しくはないじゃあ今すぐにでも弾けるだろう~と安易な発想をしてしまうと憎たらしいくらいに指が全然言うことを聞いてくれませんそして自分が弾いてみるたびに これは違うでしょうーという思いだけが先行してしまって弾くのがつまらなくなって 早くも壁にぶち当たったりしてしまい…でも焦りは禁物まずは根気よく付点練習を繰り返し(しかも3パターンも!) ゆっくりめの速度から始め部分練習も何度も何度も重ねて行きましたそして1ヶ月以上くらいたってからようやく 弾いてて楽しい瞬間が増えてきました昨日は2週間ぶりのピアノレッスンで 先生から脱力する方法なんかも教えていただいてこれから仕上げに向けていきたいなぁと またやる気が出てきました先生に「この曲、合ってますよ」っておっしゃっていただき何が合っているのかはよく分からないのですが(笑) なんだかとてもうれしかったですシューベルト「即興曲 op.90-2」以外にも 最近ピアノサークルに参加するようになったことからわたしのなかで次々に新しい曲との出会いが増えてきました以前だったら発表会が終わるといつも「次は何を弾こうか…(曲をよく知らないために弾きたい曲がない)」状態だったのに今では弾いてみたい曲がすごく増えてしまって困っているほどです(笑)これから先もきっと色々な曲との出会いがあると思うと すっごくワクワクしちゃいます
2013.03.01
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2012年を振り返り…特に大きな成長や進歩は何もなかったのだがピアノに関しては 結構大きな進歩があったように思える年だった2008年にクラシックピアノを再開して以来素晴らしい先生のもとで ゆるゆるとだが楽しくレッスンを続けてこれた発表会には毎年欠かさず参加してきたが 終わったあとの打ち上げのほうが楽しみ?!でも昨年9月の発表会が終わってから先生のご事情で 当分発表会は開催できなくなりそうだということになっただからといってピアノをやめるつもりは全然ないのだが発表会があると思うとやっぱり モチベーションが上がる自分でも ピアノサークルを探したりしてみなくちゃなぁ~と思っていたらなんと 先生ご自身が所属されているピアノサークルをご紹介いただけたしかしながらこちらのピアノサークルは有志の方がコンサートを定期的に開催するくらい上手でわたしは毎回喜んで そのコンサートを聴きに行っている立場なのであるそんな方たちに混じって一緒に演奏させていただくなんておこがましいにもほどがあるのではないか…と思い先生に正直に「おこがましいです」と申し上げたところ「前回(2012年9月)の発表会でうずまきさんが演奏したレベルで全然問題ないですよ!」とのもったいないお言葉先生はお世辞とか全然おっしゃるタイプでもないしではここはひとつ 先生の言葉を信じて飛び込んでみようではないかそのピアノサークルでは 12月に演奏会があるという。その前に練習会に参加しておいたほうがいいですよとのことだったので11月下旬 初参加してみた。「練習会」っていうから いくらみなさん上手と言っても練習でしょう~って思って自分では 気軽に参加してみた。楽譜を広げて弾きながらも 譜読みもまだ全然仕上がっていなかったので平気で何回もとちってしまったで 自分ではエヘヘ♪って感じで席に戻ったら そのあとのみなさんの上手なこと上手なこと・・・。え!!今日って「練習会」じゃなかったっけーっていうくらいである。サークルには 音大を卒業されご自宅でレッスンをされていて コンサートもたくさん開催しているという女性もいた。プロの方であるし 相当技量があるだろうことは容易に想像できるのだがこの日演奏された曲は ギロックの小品集や湯山昭の「お菓子の世界」だった。わたしにとって 上手な人はイコール リストやカプースチンを弾くという勝手な偏見があったので なんだか意外なほどだったがそれがまた とてもとても綺麗でそれはそれは素敵だった。しかもその方は そのような素晴らしい演奏をされていたにも関わらず練習会でご自分の演奏を終え席に戻ってからわたしに 「すごく緊張しちゃってー」と緊張で冷たくなった自分の手をわたしに当ててみてくれたほどだった。「えーーー!!わたしがこれくらい上手だったら 絶対緊張しないのになー」というのは 素人考えというものなのだろうプロにはプロの緊張というものがあるのだろうその日の練習会では もうとんでもなく難しい曲を弾いている方もいたしそうかと思うと さきにあげた女性のような方もいたしあとは 仲間の演奏を聴いている間ずっと黙々と赤ワインを飲んでいながらその後に完ぺきに曲を弾きこなした男性なんかもいて 本当にカルチャーショックだった。でも 楽しかったなーという感想を抱き練習会を後にし3週間くらいたって 本番がやってきた練習会でみなさんがあれだけ上手なことが分かったので あまり恥もかけないといつもよりも意気込んでいたような気もする?!わたしの出番は2番目だったので 上手なみなさんの演奏を聴いてプレッシャーに陥ることなく今までの発表会のなかでは もっともリラックスして弾けた!会場のピアノはスタインウェイ 今回の演奏曲は メンデルスゾーンの無言歌集より「プレスト・アジタート」「二重唱」「失われた夢」全48曲ある中からこの曲を選んだ自分のセンスは 結構いいと思っている(笑)スタインウェイを会場で弾くのは初めてだったが その音色は本当にうっとりとするほど素晴らしかった自分の技量以上の音が出せたと思うなので演奏中に自分の出している音が楽しくなってしまい 余計リラックスして弾けたのかな?初めて自分の演奏の後に手ごたえを感じることができたので聴きに来てくれたまいまいにも「うずまきちゃん どうだった?」と自信を持って聞くことができたそう聞かれたまいまいは 「じょうずだった」と答えるしかなかったのだがしゃこっち先生にも褒めていただけたことは 本当にうれしく自信につながった!演奏会は5時間半にも及んだが みなさんの曲を楽しんでいたらあっという間に終わってしまったさらに帰宅してからも ずっとピアノの曲を家で聴いていたほどだった・・・とこれらの経験を通し わたしのピアノへのモチベーションは一気に高まってしまったいつもだったら発表会が終わった後にも あまり弾きたい曲が見つからないので先生に推薦してもらったり YouTubeで調べてみたりっていう感じだったがここ最近みなさんの演奏をたくさん聴いているうちに いろいろな曲を知り弾きたい曲が山ほど増えてきたいま練習曲で使っているバッハの平均律クラヴィーアはもう2年くらいたつのにゆるゆるやっているせいで 練習していない曲のほうが断然多いくらいだが改めてCDを聴くと素敵な曲がたくさんあるだったら弾きたい曲を絞り込んでみようと思った次回のレッスンでは6番のプレリュードを弾いていこうと思うそして曲のほうだが こちらは本当に弾きたい曲がいっぱいある最近 シューベルトにやたらハマってきた!きっかけは 11月の演奏会のときに大学生の男の子が弾いた即興曲OP.90-2だったわたしの大好きな 指使いが細かくて繊細で綺麗な曲この彼がとても上手な子なので 演奏会で同じ曲を弾くのはためらわれるがこの曲の魅力にとても勝てなくなってしまい 譜読みを開始してしまったゆくゆくは シューベルトのピアノソナタにも挑戦してみたいしシューマンの「飛翔」も弾いてみたいし ベートーベンソナタの「悲愴」以外の曲にも挑戦してみたいわたしはやっぱりドイツの古典・ロマン派が好きだなぁバッハは古典ではないがバッハも含め 一つ一つの音に計算されている感があるところが大好き「ここの『レ』にしびれる!」って 細かいところにとても感動してしまうのだフランスものにも何度か挑戦してみたが ショパンはもちろん大好きではあるがまだそこまでハマれる魅力を感じてはいないショパンについては いずれもっと知ってみたいと思っているラヴェルは何曲か挑戦してみたものの 全体の曲がつかめないと一つ一つの音にあまり意味がないというか意味を理解するのにとても難解な感じがして あまり馴染めなかった…こちらもいずれはまた挑戦してみたいんだけどなーピアノのおかげで また人生がワクワクしてきちゃいました
2013.01.02
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昨日 ピアノ発表会が無事終了しました♪今回で9回目の参加になるんだなぁ…と思うとなかなか 感慨深いものが2008年7月の初回参加のときは どういう方たちが参加されるのかも分からなかったし20年ぶりくらいに人前で演奏することの緊張感が かなりのMaxだったことを今となっては 懐かしく思い出しますでも今は お仲間さんにもすっかり馴染めて 最近では 発表会でみなさんにお会いできることも楽しみのひとつとなっています今回は 7人の生徒さんが参加しましたみなさん毎回 素敵な曲をご披露されていますが本当にお世辞抜きで みなさん素晴らしかったです今回特に 思ったこと…これまで 正直言って 技量がわたしよりも上の方の前で演奏することに抵抗感があったりしました「抵抗感」というより「恥ずかしい」っていう感覚かな自分の技量のなさが バレちゃうよねーみたいな感覚だから発表会の選曲も できればあまり知られていない曲がいい!みたいな…でもね。今回は「自分が弾いていて楽しい」っていうことに重点を置いてみましたわたしはプロでもなんでもなくて わたしの演奏にお金を払って聴く人なんていないだったら たとえ人前で披露するにしたって開き直って「自分が楽しければいい」っていう気持ちに徹しましょう と・・・そして わたしは今回の曲サン=サーンスの『アレグロ・アパショナート 作品70』が 本当に心の底から大好きいつもは自宅の電子ピアノで弾くだけなのでホールの素敵なグランドピアノで弾かせていただける機会は 本当にうれしいという感覚を大事にしようと思いました今回も 上手な人たちの前で披露するのはやはり恥ずかしかったですが最近は毎月 鶴見のサルビアホールの「わたしはピアニスト」でグランドピアノを弾いていたせいか舞台で演奏することに それほど緊張しなかったですこれは ものすごく大きな収穫だと思いました!今回は 思い切って「ためる」ことができたように思いますフェルマータに思い切り余韻を持たせるとか 曲の流れが変わるときの静寂というか間を大事にできたというか・・・ミスタッチは無数にありましたが基本的に大きな流れをさえぎることもなく曲が進行できたしいちおう 決めるべきところに致命的なミスがあったという感じでもなかったのでは…と思っているところです・・・前回は打ち上げに参加できなかったのですが今回は 思う存分参加してしまいましたしゃこっち先生のお手製料理が 本当においしくてひさしぶりに 深夜2時まで飲んでしまいましたピアノつながりで集まっているのに話題の9割は全然ピアノじゃないということには なんだか笑えました~ピアノって 普段は個人プレイな楽器ですでもこうやって みんなで集まれることがすごく楽しいですさて わたしは次回の発表会に弾く曲はメンデルスゾーンの無言歌集から 何曲か弾きたいと思っています決めているのは「プレスト・アジタート」「失われた幻影」あと1つくらい~?!ピアノ 本当に楽しいです自分なりに これからもずっとピアノと付き合っていきたいと思っています
2012.09.16
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ひさしぶりに ピアノ日記今週末 発表会がある。いまの先生に習い始めてから 9回目の発表会になる。今回の曲は サン=サーンスの『アレグロ・アパショナート 作品70』サン=サーンスといえば チェロの旋律が優雅な『白鳥』くらいしか知らなかった1835年生まれの フランス人の作曲家であるこの時代は 印象主義音楽が台頭してきた時代だが彼は 古典主義・ロマン主義を貫いたそうであるこの曲は あまり知名度がないらしいのに聴き栄えがする というコスパの良さ(笑)で選択してみたがわたしの好きな「マイナー系」のメロディが 特にツボである。明るく華麗な曲よりも 哀しげでカッコいい旋律のほうが断然好き楽譜は 春秋社のこちらのものを購入した春秋社の楽譜は初めて箱に入ってて ちょっとカッコいいこの楽譜って なんかうまそうな人が弾くイメージもある先生にそう話したら…「実は本の紙質が弱いので 箱に入れるしかないという気がしますね」先生の的を得た発言に いつもながら感心してしまった『アレグロ・アパショナート 作品70』は 12ページもある。さっそく練習を開始した…のだが。いつも通り 曲が決まって楽譜を買うと結構満足してしまって苦労する譜読みには 気が乗らなくなってしまう今回の曲は 臨時記号が多すぎたとえば 「ファ」のダブルシャープは「ソ」だがだったら始めから「ソ」って素直に書いてくれればいいのにさーーーみたいなのが あまりにも多すぎるしかも 古典主義・ロマン主義らしからぬ音がハマらないところが多い…ラヴェルほどではないけれど「なんで ここにこの音が来るの?!」的な箇所がスゴク多いそれに加えて 譜読みを開始したあたりで左手小指の根元の箇所に 全治1ヶ月の怪我を負いレッスンをお休みすることにもなってしまいいつになったら この曲を弾けるようになるのかサッパリ分からなくなったほどだったそれでも 手の怪我も治ってきて発表会の日程が決まってからは気合いもだんだん入ってきて 自分なりに考えてみた結果この曲は 「楽譜を見て弾かないほうがいい」楽譜を見ていると 多すぎる臨時記号やらのせいでなんだかよく分からなくなってしまうのだ指先に集中したい箇所も多いので 暗譜に力を入れてみたその当りから だんだん全体像に入っていくことができるようになり曲を通して弾く体力もついてきて この曲が大好きになってきた手が小さく 1オクターブ届くのがやっとのわたしなのに今回の曲には わたしにとって難関の左手オクターブ連打もあるが以前チャイコフスキーの「くるみ割り人形」でオクターブに苦労したときよりはかなり指が開くようになってきた今週土曜日に発表会が終わったら弾けなくなっちゃうのが 淋しい気がするほどである昨日 最近ではほぼ毎月参加している 鶴見サルビアホールで行われる「わたしはピアニスト」というイベント(ホールのグランドピアノを1時間、好きに弾ける企画)にてこの曲をずっと弾いていたのだが 初めてCD録音してもらった流しの録音なので 要は1時間の練習が丸々録られているわけで帰宅して聴いてみるのも 恥ずかしい…と思っていたが恐る恐る聴いてみたところ 全然悪くなかった!というのは グランドピアノとホールの音響が良いお陰が多分にあるし「穴があったら入りたい」と思うほどヒドくはなかった という程度だがやはり客観的に自分の演奏を振り返ることは 非常に勉強になると痛感したまず 間違っても弾き直さないほうがいい ⇒これは絶対先生からもよくそう言われていたけれど 自分の演奏を聴いて身にしみた少々違っても「知らぬ存ぜず」の姿勢を通そうあと 静かな箇所が重たくモッタリしすぎていたもう少し軽やかに弾きたいなぁ・・・と思った。全体のテンポも もう少し上げたいなぁという気になってきたでもとにかくとにかく 「もうこんな みっともない演奏してー!わたしったらー!!」と思わなかったことが 何よりの収穫だったかな(単にあつかましいだけかもしれないが・(笑))今日は最後のレッスンで またいろいろなポイントを教えていただけた本番で 緊張しないといいなぁ…ドキドキの週末が 待っている
2012.09.13
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横浜市鶴見区民文化センター サルビアホールで催される「わたしはピアニスト」という企画に 参加してきました名前からして なんだか贅沢な感じがする・・・?ホールの舞台に設置されているグランドピアノを1時間 好きに弾いてくださいね という企画なんですただし 厳正なる抽選に通らなければなりません1月度にも申し込んだのですが まんまと外れてしまい・・・今回は運良く 当選することができましたこのホールに行ったことがなかったので どれだけ・・・?!と思っていたのですがいざ 自分の番がきてホールの舞台袖から入場してみるとあらまぁ! まさしく「舞台袖」といった雰囲気でした客席は600人未満とのことでしたがわたしが最近経験したなかでは めちゃくちゃ大きい舞台なことは間違いありません~そして 舞台中央に添えられたYAMAHAのグランドピアノすごく緊張しちゃいそうなシチュエーションですが誰一人 観客席にいないこともあり早速伸び伸びと 演奏させていただくことにしました♪まずは 最近練習を始めたバッハの平均律クラヴィーア 第10番ホ短調前奏曲譜読みを始めたばかりなので まったく思うように指は動きませんがいやはや!!!音の響きが すっごく綺麗なのですわたしの全く拙いバッハも とても綺麗に聞こえてしまいますなので 多々つっかえる自分にしまいには嫌気がさしてしまうほどでした(笑)まだ練習途中のバッハはさておくことにし今度は 先月の発表会で一応仕上げたつもりのベートーヴェン「ソナタ悲愴・第2&3楽章」に突入こちらは ちょっと暗譜がおぼろげになりつつもまだ先月の余韻があり なんとか気持ちよく弾くことができましたわたしがとてもニュアンスを出してみたかった箇所もこの音響&ピアノだと 実現できている感じでとても気持ちよかったです(もちろん 実際の聴衆者がいないことには何も言えませんが・・・)それからまたすっかり気を良くし全然下手くそなバッハ平均律 第10番を 数回弾いてみてまたまた現在練習中の フォーレの小品集から「シシリエンヌ」も弾いてみました~これも自分の技量に落ち込みながらも なかなか音には惚れぼれとしてしまいましたそこでふと思い立ちバッハ平均律 第1番前奏曲を弾いてみることにしましたこの曲は今までまともに練習したことはないのですが少々ピアノが弾ける方でしたら多分難しくない上にとても美しい旋律をもった曲なのですその考えは見事に功を奏しこの美しいピアノの音色ならではの音が出せる感じで 自分の演奏ながら めちゃくちゃ酔いしれて(笑)しまいました・・・もちろん もしわたしの先生がお聴きになっていたら色々と突っ込みどころ満載と思うのですが(笑)たまには自己満足に浸るのもよいかとひいてはそれが 「わたしはピアニスト」の主旨なのではないかと 思ってしまいましたそんな感じで あっという間に貴重な1時間は終わってしまいました・・・。思ったこと。ピアノって なんて素敵な楽器なんだろう!!ピアノ大好きこういうホールで弾く機会があるのだったら普段の練習をもっとがんばって ホールで弾くためだけにピアノを弾いてみたいだから 普段の練習ももっと楽しくがんばりたいな・・と言った感じで興奮冷めやらぬ状態で帰路につきました間違いなく わたしのピアノ生活にすごく良い影響を与えてくれました本当に贅沢な時間を過ごせましたこの企画は毎月あるようなので 懲りずに毎回応募してみようかなって思います
2012.03.16
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すっごく久しぶりに 自分のピアノネタです前回のピアノ発表会は 遡ること去年の7月でしたいつものパターンだと 7月と12月に開催されるのですが今回はちょっと時間をおき 年が明けた2月の開催ということになりましたいつも発表会が終わると「次は何を弾こう?!」と悩むのがとても楽しく(もしかしてピアノ生活のなかで一番楽しいひとときかもしれません)しかし今回の選曲に際しては 悩むことなく心に決めていた曲がすでにありましたベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調作品13『大ソナタ悲愴』 中学1年のとき 第1楽章を弾いたことがありますそれを思い出して また弾いてみたなと思ったことと第3楽章はとても好きな旋律なので 気になってきたこともあります前回の発表会が終わってから のらりくらりと練習を始めましたしかし また弾いてみたいなと思っていた第1楽章が 意外にもすぐにつまらなくなってしまい・・・自分ではもうちょっと弾けるかもと思っていたのですがこの曲はなんだかすごく体力を使うことが分かりました若かった中学1年のときは それほど疲れを感じなかったのに今弾いてみると疲れてくるうえに 上手に弾けないことへの苛立ちもありとりあえず第1楽章のことは忘れることにして(笑)第2楽章・第3楽章へ突き進むことにしました第2楽章は 誰もが同じみのあのメロディーという感じで譜読みもほとんど苦労しませんでしたでも・・・ これが一番クセモノというか 曲の完成度を上げるのがとても難しいのです主旋律を際立たせるための 副旋律的な音の固まりのような曲ですごく繊細に演奏しないと まったく何にもなりません先生にもたくさんご指導をいただきましたが 自分でもあまりピンときていなかったりこの曲に対する愛着が湧いてきたのも ずいぶん後でした・・・。でも愛着が湧いてくると 『繊細に演奏しないと!』の意味がだんだんによく分かってくるようになりました第3楽章は第2楽章と比べると はじめから大好き!という想いが強く先生からレッスンを受けているときにも「うずまきさんは第3楽章は大好き~というのが 伝わってきますよ」と言われたほどでした本当にこの曲の旋律は 大・大・大好きわたしはmajorかminorかと言ったら 断然minor派なんです自分自身は普段明るい性格と周りからは思われがちですが哀しい旋律の音楽が とても好きです大人になってからの発表会で 暗譜できたのは初回のときのショパンのワルツだけでしたそのときも本番では緊張のあまり 途中で楽譜を求めて自席に戻ったくらいだったのですが今回は わりと早めに暗譜を完成することができレッスンでも最後の2回くらいは暗譜で演奏することができました今回感じたのが 暗譜ができて初めて曲の表現にまで気がまわるようになるというか・・・特にベートーヴェンは ロマン派の要素が強いと言えどもまだ古典派に属すこともあり楽譜に忠実に演奏するということを 先生からご指導いただきましたなので 楽譜の記号を正確に読み取り記憶し 表現するというようなことにも すごく注意を払いましたでもでも 結局のところ当日は 最後の最後まで悩んだ挙句舞台に楽譜を持っていき それを広げることなく演奏を始める(一種のお守りですね)という ちょっとワケのわからない感じで演奏することに決めましたせっかく素敵なグランドピアノで演奏できる機会だったのにしかも 観客は身内のお仲間さんくらいしかいないというのに舞台にあがって静かななか演奏を始めると 本当に残念なことに 緊張ばかりが先走ってしまって普通にリラックスしていたら 絶対忘れないような音も見事に頭が真っ白になってしまって 泣きたいような気分になってしまいましたでも音を忘れても楽譜を広げることは 絶対しまいと心に決めていたので忘れてしまった部分はぶん投げて(笑)さっさと次の箇所に移動しましたこの曲をちゃんとご存知の方には 本当にバレバレと思いますが現に 聴いていてくれたにぃにぃやうちの妹に聞いてみたところそこは気がついていなかったようです・・・でも大好きな第3楽章 最後は自分なりにはきちんと決められたし総合的には 普段の実力の8割は出せたかなとは思いつつ。。。もっと弾けたはずなのに~ という無念さはありますが。。。でも・・・。今回の発表会に向けて 自分なりに仕上げたソナタ悲愴は曲に向き合う姿勢に関しては 今まで一番よかった!と素直に自負しています技術的なことはともかく 作曲の背景などを調べてみる余裕がありました図書館で 子供向けではありましたがベートーヴェンの伝記を借りてきてちゃんと読んでみる時間もつくれましたひとつの曲に向き合う時間を 自分が納得いくまで作れるというのも大人のピアノの楽しみ方のひとつかもしれませんよねにぃにぃ ベタ褒めはしてくれませんでしたがわたしの発表会が終わったあと「こういう素敵なわかりやすい曲を楽しませてくれるっていうのは すごくいいと思うよ」なんて言ってくれて 自分で気がついているのかいないのか鼻歌で わたしが演奏した第3楽章をふんふんふん・・・とひとり歌っていましたそういう評価が 案外いちばんうれしいものなのかもしれません?!わたしの課題としては もっと自然に舞台で弾けるようになりたいってすごく思います今回の発表会で得たことはたくさんありますのでそれを忘れずに がんばっていきたいなって思います
2012.02.20
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ずっと前から楽しみにしていたしゃこっち先生たちのコンサートを聴きに行ってきましたしゃこっち先生は 色々な形で精力的に音楽活動に携われていますがこの「休日のピアニストによるコンサート」はわたしは初回から欠かさず聴きに行っています今回で 4回目を迎えたそうですコンサートが始まる前に まずはランチ会場が 代々木上原駅の近くでしたので駅ビルにある「カリフォルニアキッチンマリブ」に行ってみましたわたしが大好きな「カリフォルニア・ピザ・キッチン」とちょっと勘違いしてしまいましたがこちらのお店も なかなかカリフォルニアテイストで良かったですハンバーグプレートにしてみましたハンバーグ お肉がしっかりとしていてとても美味しかったのに加えてひじきや豆腐などのヘルシーな惣菜が満載でとてもバランスがよくとってもおいしくいただきましたまいまい 店内のDVDをガン見していましたがちゃんと 食べていましたお店を出て会場に向かいましたまいまい 白いフェイクファーのコートを着て髪もアップにして おめかしをしています「ブーツ」を履いているのににぃにぃ・・・「おい まいまい!それは長靴か?!」と聞いていますわたし 「『長靴』なんて オジサンの言う言葉だよね~ まいまい?」と聞くとまいまい 「うん」今日の会場古賀政男音楽博物館内けやきホール大きな建物でしたわたしたちのピアノの発表会で弾くのと同じベーゼンドルファーでしたコンサートが始まる前に まいまいをピアノの前に立たせて記念撮影・・・なんだか おどけていますが♪ プログラム ♪~第1部~*「アヴェ・マリア」 シューベルト=リスト *「くるみ割り人形より」 チャイコフスキー=プレトニョフ*「クリスマスツリーより~連弾~」 リスト*「Life with you」 塩谷哲=小曽根真*「プレイアデス舞踏曲より」 吉松隆*「In the silent night」 ラフマニノフ=ワイルド*「トッカータ」 バラキレフ* お楽しみれんだんコーナー~第2部~*「クリスマスの想い出」 グルーバー=カツァリス*「ラ・カンパネラ」 リスト*「狂詩曲スペイン~連弾~」 シャブリエ*「雪舞~連弾~」 小野順二*「楽興の時より」 ラフマニノフ*「ノエル・ド・キャトルマン~連弾~」 レ・フレールしゃこっち先生の「アヴェ・マリア」から始まったコンサートいつも しゃこっち先生の演奏から始まることが多いかな・・・?先生に以前お聞きしたところ 「コンサートの雰囲気づくりを担うのでファーストバッターはなかなか大変ですよ」とおっしゃっていましたが やはり先生だからこそ 雰囲気づくりができるんだな~と思わせる とても素敵な演奏でした「くるみ割り人形」 わたしも一昨年の夏に『こんぺい糖の踊り』を発表会で弾いたのでなんだか 親近感・・・編曲者が異なるので わたしが弾いたのとまったく同じではありませんでしたが繊細でとても素敵に仕上がっていました今回のコンサートは 連弾が多かったのが特徴かなそれも クリスマスのおなじみの曲が多く衣装や演出がとても愉快で 楽しく聴かせていただけました全部の曲が本当に素敵だったのですがわたし的には しゃこっち先生の「ラ・カンパネラ」がやはり圧巻・・・初めて聴かせていただいたのが 確か2008年の冬でしたもともとこの曲が大好き そして先生の演奏はなんて繊細かつダイナミックなんだろうと胸を打たれて本当に惚れ込み それ以来でしたので本当にうれしかったです先生は ニューヨークのカーネギーホールでもこの曲を演奏されたとかぜひ現地でも聴いてみたかったなーにぃにぃも 先生の「ラ・カンパネラ」が別格すぎて素晴らしかった!と絶賛していましたまた次回のコンサートも 本当に楽しみです来年もまた 音楽を聴くこと・演奏することをわたしも楽しんでいきたいなぁと思いました
2011.12.20
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ピアノ発表会が終わりました しゃこっち先生のピアノレッスンに通い始めてから 気がついたら もう今回で7回目の発表会… 「何を弾こうかなー♪」という曲選びが ワクワクするし 毎回緊張しながらもとても充実して 発表会後の打ち上げが またとても楽しく あっという間にもう丸3年が過ぎています 今回 初めてにぃにぃが聴きに来てくれました わたしがよくにぃにぃのフルート演奏を聴きに行くので そのお返しかな…(笑)?? 人見知りのにぃにぃ 以前からピアノ聴きに来て~♪とお願いしても 内輪っぽかったら嫌だー だの恥ずかしいー だの言っていたのに… わたしの今回の曲はショパンのワルツから2曲 「4番・猫のワルツ」「14番・遺作」です 『猫のワルツ』の名前を しゃこっち先生から初めて聞いたときには 面白い冗談だな(笑)と思ったのですが これは実はウソではなくて 「子犬のワルツ」はあまりにも有名ですが この「猫のワルツ」は 猫がピアノの鍵盤に乗っかってきたのをイメージしてるとか…?! 軽快なテンポで進んでいく 楽しい感じの曲なのです 「14番遺作」のほうは 猫の楽しい感じと全然異なったなんだか憂いのある感じの曲想 こちらもとても気に入っています 怠け者のわたしは 普段の練習は大抵 週末にまとめて1時間くらい・・・というパターンですが 今回は発表会2週間前くらいから 平日でも毎日30分~1時間 週末にいたっては 1時間半~2時間半くらいがんばりました! 気がついたこと毎日練習をしていると 翌日の練習がとてもスムーズ! どういうことかというと 週末にまとめて弾くパターンだと 毎回 先週よりもマイナスから始まるのです(涙) 先週読めたはずの楽譜が あれれ・・・読めないわぁーとか 先週と同じところに戻すまでがまず大変でも毎日弾いていると 前の日の最後の状態からスタートできるのでとてもラク! 小さいことの積み重ねが大事なのですね 大人になってピアノを再開してもう3年もたったのに 今更ながら こんなことに気がつきました(笑) さて 今回はにぃにぃも聴きに来てくれることになったので いつも以上に気合は入りますが 「猫のワルツ」「遺作」ともに どうしても失敗しそうな 心配な箇所がちらほら。。。(涙) 発表会前の最後のレッスンで先生にアドバイスを求めたり あとはYou Tubeで素人さんの演奏を見てヒントを得たりして どうにか 自分なりに回避策を見つけました やっぱり少しでも完成度を上げたい 子供の頃にピアノを弾いているときは、こんなに必死になりませんでしたが・・・ 当日 まず まいママかすみちゃんとマンションのピアノ室で練習にこもりました 姉妹ともに普段は電子ピアノの生活なので ホンモノのピアノに触れておきたいという理由で 毎回 発表会前には練習にこもります カワイのアップライト このピアノ わたしは嫌いではないですが鍵盤・ペダルともに硬いかな・・・ かすみちゃんはあまり好きではない様子 そして いざ会場へ世田谷区岡本の松本記念音楽迎賓館です ベーゼンドルファー リハは1人7分くらいなので大抵は自分の曲を1回弾き終わったらもうおしまいという感じ このピアノはとても鍵盤に柔軟性があるうえにホールの音響効果も手伝ってものすごく響きます緊張していることもあって まだピアノに慣れきらないうちにいつも本番になってしまうのが 非常に残念… それでもリハは 誰も聴いていないという理由で安心して弾けますが(笑) 本番 みなさんが聴いている静かな雰囲気になるととたんに指が緊張してしまって… そうなると もう勢いで弾いてしまう感じ 自分でもかなり残念あんなに練習したのに~ 練習のときはわりとうまく弾けてたのに…という自分だけの反省会・・・ まぁだからこそ よし次こそは!という気になるのかもしれません まいまいはピアノを弾かなかったのに 誰よりも一番可愛らしいワンピースを着ていたのが なんだか笑えました演奏中は お絵かきをして大人しくしていました終了後は とっても楽しみにしていた打ち上げに移動 しゃこっち先生のお料理はいつもながら本当に美味しくて にぃにぃも感動しっぱなしでした 「お店を開いたらいいのに~」と仕切りに言っていました 恥ずかしがりやのにぃにぃですが みなさんと親しくしゃべれて楽しそうでした♪ 音楽好きという共通点が 初対面でも親しくさせてくれるのかもしれませんね いつもながらにとっても楽しくしゃこっち先生の旦那さまがお酒をすすめて下さるのも上手で 気がついたら かなり酔っ払ってしまいました打ち上げにも参加したまいまいしゃこっち先生の可愛いウサギちゃんに 餌をあげていました 何時にどうやって帰ったのか あまりよく覚えていないほどなのですが、 にぃにぃと一緒に歩いていて わたしはそこらじゅうの自転車にダイブしたり コロコロ(ヨロヨロ?!)と転んでばかりいたので 道路工事のオジさんもびっくりしていたそうですそして翌朝よく見たら 全身いたるところにたくさんのアザがありました 顔にアザがなかったのは よかったです ・・・とまぁ なんだか恥ずかしくなりますが そういえば にぃにぃに感想を聞いてなかったよ!と思って おっかなぴっくり聞いてみたところ… 「1曲目(猫のワルツ)は動揺しているのが分かったけど 2曲目(遺作)はよかったよ。 とは言っても1曲目も 全体として悪い感じではなかったし」 と まさにすべてお見通し・・・という感じの感想でした またにぃにぃに聞きに来てほしいなぁ わたしが楽しく酔っ払ってアザだらけになるから、 もう嫌だーとか言われないように祈ります 実現可能かは謎ですが しゃこっち先生の発表会で いつか にぃにぃと共演できたらいいな~
2011.07.26
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年2回のピアノの発表会が また近づいてきました今度の発表会では またブラームスの曲を演奏する予定です6つのピアノ小品・作品118のなかから 1~3を準備中…OP118-1 短いながらも情熱的なアルペジオが散りばめられた作品OP118-2 いっぺんスローなテンポになり 情緒的な綺麗な旋律の作品OP118-3 バラード 和音が多く激しい感じの曲調時間はまだまだたっぷりあると思っていたのに気がついたら 発表会までもう2ヶ月を切ってしまいました…夏の発表会のときに弾いたラプソディでも ある時期になってから苦労しましたそれがブラームスの特徴なのでしょうか…楽譜が読めるようになってから また新たな壁にぶつかってしまうのです曲のイメージがなかなか湧いてこないのです…今回 先生からいただいたアドバイス「音符どおりに弾くことは弾くのですが ポイントになる大事な音があるんです それ以外の音はある意味 おろそかにしても大丈夫なくらいなので ポイントになる音たちを大事にして メロディを紡いでいってください」そういって先生は ポイントになる音たちだけを押さえる練習をわざわざしてくださいましたそのおかげで だいぶ曲の骨格になるメロディが見えてきましたでも… 大事になる音以外の音だって 外しまくりではいけないしと思い 自宅でももちろん練習をしているのですがそうすると なかなか正確に曲を紡いでいくことができなくて落ち込みますせっかくピアノを練習しようと思って 練習を始めるのにうまくメロディを紡いでいけないことに嫌気が差しなんだか逃げの姿勢になってしまいがちなことが多かった 今日この頃でした今日はせっかく貴重な休日だったのに また同じような感じだったのですがこれからは焦らずに 平日にも少しでも練習を続けられるようにしたいなと思いました全体の音を紡いでいけなかったら 遅いテンポから何度も練習しそしてあくまで 先生がくださったアドバイスをもとに大事となる音たちで全体のメロディをイメージしながら 曲を紡いでいけるように今日 にぃにぃと晩ご飯を食べながら わたしの最近のスランプについて話したところ…「音楽って 心地よくなるためにあるんだよ 弾いている人もそうかもしれないけど 聞いている人にもそうであるように」って にぃにぃから言われましたそういえば… にぃにぃはフルートを始めたのが5年前くらいで 遅咲きなのですがずっと ポリシーが一貫しているのですにぃにぃにとって大事なことは 「心地よい音を出すこと」わたしは いつもそんなにぃにぃのポリシーを聞いていたのに今また聞いて ハッとしてしまいましたついつい 「うまくなること」にばかり焦点を当ててしまい大事な音楽の本質を忘れ ムキになっていた気がしますもちろん 技術向上のための努力も大事だと思いますがもっと大事なのは 「心地よい音」を紡いでいくことなのではないでしょうかわたしの先生が わたしにくださったアドバイスも単なるピアノの技術向上というよりも 曲を歌うため 心地よい音を紡いでいくためのアドバイスだったと思えますこれから そんな「心地よい」音楽がずっと奏でられるようになったらいいな と 音楽に対して新たな良い目標ができました
2010.11.03
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7月の発表会が終わったあと…次にこれが弾きたい!という曲が特に見つからなかったのでラプソディOP.79-1を弾くためにせっかく買った厚いブラームスの楽譜集を さらに活用しようくらいの軽い気持ちと先生の薦めで OP.118に取り掛かることにしました先生がおっしゃるには… 「そうですね~ ラプソディを弾いたらあとはこのOP.118の1~3くらい弾けば ブラームスはもう十分だと思いますよ」ラプソディOP.79-1は 同じフレーズが繰り返しあるとはいえページ数でいうと10ページもある大曲…仕上がってからも 通して弾くたびに体力の消耗を感じたものですがせっかくここまでがんばったんだから もう少しブラームスを知ってみたい取り掛かったOP.118は ブラームス晩年の作曲1~3はそれぞれ 2-4ページくらいなので わりと弾きやすそうかな?…と思ったのに やはり手ごわいブラームスOP.118-1はアルペジオが多く 楽譜を見ながら弾くとミスタッチばかりOP.118-2はテンポがスローなので弾きやすいかなと思ったのにやはり中間部のアルペジオが なかなか頭に入ってこずにスムーズに弾けない…これはイメトレが大事と思いまず購入してみたのが ヴァレリー・アファナシエフ演奏のCDでしたなるほど お手本を聴くことは勉強になると思っていたのになんだかだんだん物足りなくなってしまい…他の演奏家のものも色々と聴いてみたい!という探究心が出てきてしまいましたそこでネットでいろいろと検索してみた結果 気になってしょうがなくなってきたのがグレン・グールド 彼の名前はもちろん聞いたことがありましたでも知っていることといえば 「グレン・グールド=バッハ」みたいな感じで実際に彼の演奏を聴いたことはなかったし それ以上は何も知りませんでしたうーん 気になるなぁ…と思いながらとりあえず 会社帰りにHMVに立ち寄ってみたところなんと グレン・グールドの特集を組んでいるではありませんかこれも何かの縁と思い さっそく購入してみたのがこれ「glenn gould plays everything but bach」『グレン・グールド バッハ以外はなんでも弾く』なんて タイトルにユーモアが感じられて気に入ってしまいましたこのCDは3枚組になっており モーツァルト・ベートーベン・ストラウス・ブラームスの曲をグレン・グールドが演奏しています3枚目の「glenn gould plays brahms」 もちろんOP.118-1と2が収録されていますさっそく聴いてみましたいちばん初めに抱いた感想… うーん これが同じ曲なの?ヴァレリー・アファナシエフの演奏のものと あまりにも違いますクラシックなので アレンジはないにも関わらずただ一言 「違う!」という感じでもそれは良し悪しの問題ではなく 単に個性の違いというべきか…アルペジオが美しいOP.118-1ヴァレリー・アファナシエフの演奏は ペダル効果がふんだんに感じられ遅いテンポながらもアルペジオがしっかりと感じられ 絢爛な感じでもグレン・グールドの演奏は 音響効果のせいもあるのかどちらかというとペダルの余韻というよりは 軽快に進んでいきますしかもテンポが速いせいか アルペジオはもはや伴奏風になってしまいその奥に隠されたメロディが際立っているような感じ…そして 多くのファンがいるというOP.118-2「人生の子守唄」とも「魂が安らぐ」とも形容されている優しいメロディが特徴ですヴァレリー・アファナシエフの演奏は まさにそんな「人生の子守唄」が似合う感じまるで冬の夜 暖かい部屋の中で 暖炉のそばで気持ちよくくつろいでいるかのような…中間部のアルペジオ部分では そんな部屋から眼下を流れる美しい夜の川を見入っているようなわたしはそんなイメージを抱いたのですが対するグレン・グールドの演奏には まるで晴れた朝 木漏れ日がたくさん差す森の中を爽やかな気分でお散歩しているようなイメージを抱きましたそれよりも何よりも グレン・グールドのCDを聴いていて驚いたのが楽譜のとおり反復をしていないそして 何やら鼻唄のような声がずっと聞こえている…?ジャズのCDを聴くと このような鼻唄は全然珍しくないですがクラシックのCDでは初めて聞きましたでも聴いていると なんだかやっぱり凄さを感じますブラームス以外にも わたしは彼のモーツァルトの演奏が気に入りましたあまりモーツァルトの曲は弾いたことはありませんでしたが機会があったら 弾いてみたいなぁなんて思い始めました同じクラシックの曲でも 演奏家の解釈によって表現が全然違うってことを初めて実感できたしこれから自分で弾いてみるときに 曲のイメージを描きながら弾いてみたいなぁという新たな目標もできてきて またピアノを弾くのが楽しくなってきそうです
2010.09.25
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わたしがピアノを教えていただいている しゃこっち先生たちのリサイタルが今年も行われました今年の会場は 三軒茶屋にあるサロン・テッセラにて…隠れ家的なセレブなサロンといった佇まいですピアノは スタインウェイいつかは弾いてみたい 憧れのピアノです♪ プログラム ♪*「パルティータ 第2番BWV826 より」 バッハ*「幻想曲 作品49」 ショパン*「休暇の日々から 第1集 より」 セヴラック *「ウエストサイド物語」 バーンスタイン=マイケル・ハーレー *「『前奏曲集』より 作品23-6, 23-5, 32-5, 3-2」 ラフマニノフ*「ショパンの主題による変奏曲 より」 モンポウ*「Viva! Vegas」 上原ひろみしゃこっち先生のバッハ・パルティータの演奏から始まりましたいつも思うのですが 先生の演奏は豊かな「色彩」にあふれてかつ丁寧というか緻密さが感じられて とても叙情的です…パルティータは初めて聴いたのですが 情緒がたっぷりとあふれていて心に染み入ってきて とっても素敵でした「ウエストサイド物語」 ミュージカルの曲を ピアノ用に編曲されたものだそうです力強く フィンガースナップでリズムを取りながらノリノリで演奏されいて ピアノの新しい魅力を再発見できました「『前奏曲集』より 作品23-6, 23-5, 32-5, 3-2」いわずとしれた ラフマニノフの名曲…ラフマニノフ自身 とても大きい手の持ち主だったとかでこの曲はどれもオクターブがとても多いらしいのですが演奏者の方は小柄な女性で ご自身が演奏前におっしゃっていたのは1オクターブがやっとくらいらしいですわたしも手が小さく 1オクターブがやっと…なので この方がどのような演奏をされるかということも興味深く拝見させていただいたのですが手の小ささなど微塵も感じさせない 力強く素晴らしい演奏でとても感動しました手は大きいほうがピアノ演奏にはのか向いているのかもしれませんが手が小さくても関係ないのかも!言い訳はできないなと思いました「Viva! Vegas」 上原ひろみさんは CMなどで演奏を見たことがあってとてもカッコいいジャズピアニストということは知っていましたが実際の曲を聴くのは初めてでしたこの曲は 上原さんがラスベガスで演奏できることを願って書いた組曲だそうですラスベガスの華やかなショータイムや カジノの風景・・・とても面白かったのが スロットマシンで「はずれ」と「あたり」がめまぐるしく出てくる様子が 音楽を聴きながら十分に伝わってきたところでしたにぃにぃ 今回しゃこっち先生たちのリサイタルは初めてだったのですがいろいろな個性にあふれた曲をたくさん聴けて 楽しんでいたようですあんな素敵な音色のピアノ演奏を聴けたら また練習がんばらなくちゃと思います
2010.07.25
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しゃこっち先生のピアノレッスンを受けるようになってから早いものでもう丸2年がたちました年に2回の発表会も 気がつけば今回でもう5回目になりました2年前の今頃 初めて発表会に参加したことが懐かしく思い出されます中学2年のとき以来弾いていなかったショパンを弾くことになりしっかり暗譜も出来ていたつもりだったのに本番になったら 頭が真っ白になってしまい先生に「先生!曲を忘れてしまいました」と訴え自分の座席に いったんスゴスゴと楽譜を取りに帰ったわたし…回を重ねるごとに うまくなっているかどうかは別として 毎回発表会ごとに顔をあわせる レッスン仲間のみなさんに会えるのも楽しみとなり今回の日を迎えました今回は まいママかすみちゃんが発表会デビューわたしの熱心な勧誘で 今年2月からしゃこっち先生のところでレッスンを再開したのですブラームスの ラプソディOP79-1とてもかっこよくて大好きな曲です本番に近づくにつれ 暗譜はだんだんと出来てきましたがなかなか完璧に弾くことが出来ません音の間違えというよりも 和音を外すことが多く…発表会当日は かすみちゃんと相談し…かすみちゃんのマンションにあるピアノ付き共有会議室を借り姉妹でリハーサルを行うことにしましたかすみちゃんもわたしも 自宅では電子ピアノのみなのでやはりホンモノのピアノに少しでも触れておきたく…KAWAIのアップライト わたしは好き電子ピアノとはまったく違った固さがあり 音の粒もとてもそろう感じですよしこれで完璧ということにして会場へ向かいました今回も 世田谷区岡本にある松本記念音楽迎賓館で行われますピアノ3大名器のひとつである ベーゼンドルファー毎回弾くたびに 「普段の自分よりもうまくなった気がする」という感動を味わいますが今回も… めちゃくちゃ凄かったラプソディのなかのフォルテの部分 なかなか迫力がでないなーと 今まで悩みながら練習していたのに一発で フォルテの迫力が出てしまいましたわたしが大・大・大好きな 冒頭部分の主題ともいえる右手和音の流れるようなメロディここを外すと元も子もない感じなのですが 決まるとすごくカッコいいそれで… うれしくなりすぎたのと あとあまりにも音がよく響き 自分がいつも聴いている自分の演奏と全然違うため自分がどこを弾いているのか分からなくなってしまいリハーサルでもかなりミスりましたでも一人の割り当て時間はたったの10分ラプソディは長曲なので 通しで弾いただけで10分はあっという間…欲を言えば もっとベーゼンドルファーに慣れていたかったのですがもう次の瞬間は 本番大勢(といっても20人くらいですが)の前で弾くことにもまだまだ緊張してしまうというのに ベーゼンドルファーに慣れていない!と先ほど感じてしまった不安も手伝い練習のときでは考えられないくらい 変なところで音を完全に間違えてしまいましたでも… 発表会の鉄則決して弾きなおさないこと内心では本当にショックで青ざめて泣きたいくらいでしたが知らぬ・存ぜずで前半部分を終えましたしかし中間部の静かなところで 今度は音を忘れてしまいあえなくいったん楽譜を途中でめくってしまう場面も…後半部分は まぁまぁいけたかなーと思うけどこんなに素敵な音が出るピアノを弾ける機会に なんでこんなに間違えちゃったんだと本当にショックで落ち込みました…わたしが一番大好きな 右手の和音のメロディがかっこよく流れるところはかろうじて外さずにすみましたが…でも落ち込むということは それだけ今は熱心にピアノに取り組んでいるからってことでもありますよね?せっかく ブラームスのラプソディOP79-1が大好きになって暗譜も出来たから暗譜を忘れないように 自分のレパートリーにしてまた素敵なピアノを弾ける機会のときには 弾けるようにしておきたいなと思いましたまいまい 今回の発表会にも来てくれましたいちばん前の いちばん良い席を陣取り大人しく お絵かきをしていました…去年の発表会のときには ピアノの大きな音にビックリしてしまい大声で泣いてしまったので 途中退出してしまったのですが今回はおとなしく 叔母ちゃんの出番くらいまではずっと聴いててくれましたまいママかすみちゃん 今回はドビュッシーの「アラベスク第1番」を弾いたのですが小さい頃の「かっこう」とは比べ物にならないくらい 上手になっていましたメロディにちゃんと色彩がでていて 強弱もとっても綺麗で優雅でした発表会終了後は いつものように しゃこっち先生のお宅にお邪魔し先生の美味しい手料理をたくさんご馳走になり 大勢で話に花が咲き…この楽しみがあるからまた次回もがんばろうと思えるのかもしれません~次回から習うことになった バッハ「平均律クラヴィーア」の楽譜を早速購入してきましたここ1年くらい練習してきた「フランス組曲」とはまた異なる感じ激しいアップテンポな感じの曲調もあり しかし根本的に清廉なバッハの曲調に とても心が洗われますいまCDを聴いているところですが 新たなバッハの魅力に惹きつけられていますピアノ これからも喜んだり落ち込んだり色々あるかもしれませんがこれからはずっと一生 ピアノを弾いていきたいと思います
2010.07.13
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いよいよ夏の発表会が 1ヵ月後に迫ってきました…今回はわりと早い時期に 選曲は完了していました先生がいくつか候補を挙げてくださったなかからブラームスの「ラプソディOP79-1 ロ短調」にしてみましたフォルテの迫力たっぷりの素敵な曲で とっても気に入っています先生 「弾きやすいですよ~♪」とおっしゃっていたものの…ひととおり読譜が完了したら やはり壁が待っていましたこの曲は ひたすら流れるように進んでいきしかも和音が多いので その『流れ』から一歩でも外れると曲が止まってしまいます他の曲でもそういう部分は必ずあると思うのですがこの曲に関していうと ひたすら『流れ』が命のように思えます『流れ』がつかめないうちは いくら楽譜を追ったところでなかなかメロディを紡いでいくことができず…そこが壁だったのですが しかし その『流れ』ゆえなのか?!最近ではどうにか 暗譜ができるようになってきましたいったん『流れ』をつかんでしまったら 意外に暗譜がはかどってきたのですそれが先生がおっしゃっていた「弾きやすいですよ~♪」たるゆえんなのでしょうかそうなると 曲を弾いていて楽しくて楽しくて仕方がなくなりもっともっと!!というふうに 何度弾いていてもキリがないほどの欲が湧いてきてしまいました読譜ができたら ひととおりできてきたような気がしていたのですがなんのなんの… 細かい和音を表現するのにまだまだ音を外しまくりだしピアノの鍵盤の位置くらい とうの昔に分かっていたつもりだったのにそれを曲の流れに当てはめてみると なかなかピッタリと打鍵ができないものなのだなぁということに今更のように 気がつきました…本当に 日々勉強ピアノは わたしの好きな塗り絵との共通点がすごくあると思います塗り絵の下塗りの段階では まだ自分が思っているイメージにはほど遠く 単調な作業が続き ピアノでいうと譜読み作業に似ている感じ…そして下塗りが終わり 自分がイメージする色を薄いものから重ねはじめていく作業はピアノでいうと譜読みがようやく終わり 楽譜を見ながら通して弾けるようになりだんだんと曲のイメージがつかめる段階かな?でも 塗り絵とピアノとの決定的な違いに気がつきましたそれは… 塗り絵は終わってしまったらもう終わりあとは完成した絵を飾ってみて楽しみますがピアノは… 完成したからこそもっともっと弾いて楽しむ喜びが続きます発表会自体は とてもドキドキなのですが自分が大好きな曲を いいピアノの音で自分なりに精一杯表現できるようにしたいなぁとなんだか楽しみになってきましたいまの先生に習い始めてもう5回目の発表会なので顔なじみのレッスン仲間のみなさんにまた会えるのも とても楽しみだし今回は まいママかすみちゃんも新入りメンバーで登場予定ですあと1ヶ月 がんばります
2010.06.13
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ひさしぶりの ピアノネタですハノンの音階が一通り終わり そのあとはちょこちょこと後ろのほうのページにある オクターブやら減7和音のアルペジオなどを練習していましたが先生が こんな本を紹介してくださいました『Exercises for Independence of the Fingers』 by I.Phillipp先生が使っていた本を貸してくださったのでとても素敵に年季が入っており 輸入モノなのもカッコよく「こんな楽譜を練習するなんて わたしったらまるで音大生みたい?!」と酔うことしばし…中を開くと…5本の指をフルに使う減7和音が半音ずつ書かれてあり それが基本形そのあとは和音をくずし 一つ一つの音を出していったりさらに難しくなると 1本の指でキーを抑えたまま 残りの指3本で弾くとか?などの応用形になっていくようです…右手はまだマシなのですが 左手の指5本で和音を抑えるのは本当に大変わたしは元々手がすごく小さいので 黒鍵と黒鍵の間に白鍵が入っていたりするとキーをきちんと抑えることすらできない状態です…でもこの練習をしていけば 指と指の間がだんだんと開いていくのかな~しかしなんと効果はすぐあらわれましたそのあとに 7月の発表会で弾く予定のブラームス「ラプソディOp.79-1」を練習し始めたところ…オクターブの和音が ものすごくラクに感じますこの「ラプソディOp.79-1」はフォルテの迫力がスゴクかっこいいので気に入っているのですが和音が多いのが大変だな~と思っていたのでこの即効性には しごく感動しましたI.Phillippさん スゴイそしてわたしの先生も ちょうどよいタイミングにこのような本をご紹介してくださって先生のレッスンを受けていて本当によかったなぁと 改めて思いますまた がんばります
2010.04.15
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またまた久しぶり?になってしまいましたが ピアノネタですピアノネタは写真があまりないので 日記アップの頻度は多くないのですがピアノはますます楽しく続けています~わたしの 現在の練習曲ですが* ハノン→音階が一通り終わったので 苦手なオクターブ練習をしています* バッハ→フランス組曲 1番のCoutanteが終わり Sarabandeを練習中 次回レッスンでは Menuet Iも見てもらう予定です* 好きな曲→ピアソラ「忘却(Oblivion)」昨年暮れのクリスマス発表会で ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」を弾いた後次の曲は何を弾こうかな…と思って先生に相談してみたところ『せっかく今回ピアソラを弾いたのだから あと一つくらい ピアソラをまた弾いてみたらどうでしょう?』ということになり 引き続きピアソラを弾いてみることにしたのでした「忘却(Oblivion)」は にぃにぃが昨年暮れのフルート発表会で演奏した曲にぃにぃの練習に付き合い わたしも楽譜をもらってフルート伴奏の練習をしていたのでピアノ・ソロもいけるかなと軽く考えていましたが…ソロはやはり大変メロディが 何パートにも分かれていますいうなれば まさにバッハの曲のようバッハとピアソラでは かなり年代に隔たりがあるのにそしてわたしもたまたま この2人の作曲家の曲を同時に練習しただけだというのに意外な共通点があることに 新鮮な驚きと感動を覚えました 「忘却(Oblivion)」は 見せ場が少なく静かで物哀しい冒頭部分が延々と続き それから少し見せ場がありまた物哀しく終わっていく…という曲構成ですそのうえオクターブほどもある指の移動が多々あり 暗譜もしづらく 思った以上に困難な曲でしたさて 本日はピアノレッスンだったのですがひさしぶりにグランドピアノのあるほうの教室に伺うことになりました普段のお教室のアップライトピアノも 外国製のすごく良いピアノなのですが今日はひさしぶりにグランドピアノが弾ける~♪と思って ウキウキしながら教室へ…弾き始めたら 軽やかに弾けるのに音にすごく重みが出ますバッハ 自宅で弾いていた電子ピアノの音とはまったく違うのでなんだか急に上手になったような錯覚に陥りました(笑)そしてピアソラの「忘却(Oblivion)」…少ない見せ場に 迫力モノで弾きたいなぁと思っていたのに自宅の電子ピアノでは いくらフォルテにしても迫力が出なかったのに…グランドピアノ自分の実力以上に 良いフォルテの音を出してくれました普段の自分の技術を分かっているのでその音に 本当にビックリしてしまうほどでした昔 子供の頃に習っていた先生のお教室にもグランドピアノがあったし中学校にもグランドピアノがあったから 休み時間にみんなで遊びで弾いたりしていたのに今 なんでこんなに感動するのか? って不思議になります大人になってピアノを再開したからこその感動なのかもしれません~もぉーーーーーグランドピアノがいつでも弾けたら 毎日毎日練習しちゃうのになぁ決めたわたし いつか絶対グランドピアノを買って 毎日毎日弾けるようになる~新月のお願いごとのときにも お願いしようと思いますこんなワクワクした気持ちにさせてくれるのも 現在の先生のおかげそして昔 両親がピアノをさせてくれたこと そして当時の先生今になって 本当に感謝です…「忘却(Oblivion)」は本日無事終了したので次回の発表会に備え 先生の薦めで ブラームスの「ラプソディ Op.79-1」を弾いてみることになりましたブラームスは バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共にドイツ音楽に於ける「三大B」と称される一人です作風は概ねロマン派音楽の範疇にあるそうですが古典主義的な形式美を尊重する傾向も強いそうですブラームスを弾くのは まったく初めてですでも曲を聴いてみたら いっぺんで気に入ってしまいましたフォルテがたくさんあるのが カッコいいまたたくさんの苦労もあるかと思いますが楽しんでがんばってみようと思います
2010.02.18
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はや師走になりました…本当に久しぶりに ピアノ♪ネタですまたクリスマスの発表会の季節が近づいてまいりましたピアノレッスンを受けはじめてから 発表会はもう4回目今回は わたしは先生に「アストル・ピアソラの『ブエノス・アイレスの冬』を弾きたいです~」とお願いしてみましたこの曲は 高木綾子さんのCDを聴いて初めて知りました「シシリエンヌ フルート名曲集」フルートとピアノのコラボで演奏されていますフルートの憂いのある静かなメロディから始まり そこにピアノが追随し…それから場面は一転し ピアノが切れのあるリズムを刻みだしそこにフルートも激しくメロディを奏でていく…哀愁がありながらも なんともメロディアスな曲ですこの曲にすっかり魅了されて調べたところ作曲家は アストル・ピアソラ(1921-1992)アルゼンチンの作曲家で かつバンドネオンも演奏していたそうです(バンドネオンとは アコーディオンのような楽器みたいです)タンゴを元に クラシック・ジャズの要素も融合させた独自の演奏形態を産み出したそうですどうやらもともとの原曲も バンドネオンが基盤になっているようなのですがどうにかしてピアノソロで弾けないものか?!と思って先生に相談してみたところいい楽譜を探してきてくださったので いざ練習開始だけど…譜読みの段階で コテンパンにやられました まず 見たこともない音符の羅列にやられましたものすごい低音(ピアノの鍵盤のもっとも左のほう)がたくさん出てきてその音が何なのかの解読にも一苦労…タンゴの刻むリズムにも慣れないうえに 9ページもある長曲です譜読み開始が10月末くらいだったので はたして12月の発表会に間に合うのかどうか普段の練習は 時間も気持ちも余裕のある週末に まとめて弾くことが多かったのですがそんな悠長なこと言っていられない と思い 毎日帰宅後の夕食後は ピアノに向かう日々を重ねました…楽譜を読むのもままならないのは ホントつらいですピアノに向かうことが「義務」になってしまうので ツライのです好きな曲を弾けるようになるためなんだから!!と何度自分に言い聞かせたことか職場でのいろいろなお誘いも「発表会があるので」と固辞しまくり…ほんと ただ単に付き合いの悪いやつになってしまってるなぁという感じなのですがでも その甲斐あってかようやく 自分の気持ちを多少なりとも込めながら弾けるようになってきたような気がします自分の好きな曲って 思い入れもひとしおなのでストイック()にがんばれるのかな…今回の発表会は 前回と同じ松本記念音楽迎賓館にて ベーゼンドルファーを弾けるのも楽しみ~~~毎回の発表会の思い出が積み重なっていくのもとても楽しみです
2009.12.03
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にぃにぃが もう何ヶ月も前に「一緒にあわせようよ」って言って コピーしてくれた楽譜…『亡き王女のためのパヴァーヌ』フランスの作曲家・ラヴェルの作品ですでも…わたしはこの曲がどんな曲かもまったく知らずしかも楽譜を見ても ※□▼◎△といった感じで(おそらく難しい和音が多いせい…?!)まったくお手上げ状態・・・ラヴェルはドビュッシーと共に印象派の作曲家に分類されることが多いそうですなるほど… それで難解な和音が多いのかな?和音を弾いていても なんか不協和音みたいに聴こえてきたりして一言でいうと「不思議」な音なんですこんな難しい曲だなんて知らなかったから にぃにぃに「ねーねー もっと易しい曲にしようよ~」と猫なで声をだしてみましたがにぃにぃはガンとして 「この曲がいい」…。なので 先生に見ていただくことにしましたさすがは先生わたしが解読不可能だったリズムの取り方や 和音の弾き方などを瞬時に解決してくださって ようやくボチボチと弾けるようになってきましたレッスンで2回ほど見ていただいたあとにようやく にぃにぃと合わせてみることににぃにぃはすでに以前 この曲を仕上げてあるのでちょっと復習すればいいだけ お手のものですなのでわたしは にぃにぃのフルートがわたしのピアノに合わせてくれるものと信じ込みいざスタート…でも 初めの8小節くらいで すでに合っていないどうやらにぃにぃもわたしも 自分のペースのみで演奏していたようでしたおたがいО型といっても マイペース同士????でもその後 わたしもようやく にぃにぃに合わせるコツなどがおぼろげに分かってきた気がしてきました2人とも一番難解な転調の部分も 何度か練習したらなんとなく合ってくるようになりましたそれにしても普段はひとりでピアノを弾いているばかりなので他の楽器と合わせるのって とても楽しいものですねお互いの楽器のいい部分が より引き出されるような気がしますとはいっても 合奏もコミュニケーション普段から仲良しにしてるほうが 楽器も合わせやすいのかな?なんてことも思ったりしました~「不協和音?」なんて思っていたけど 曲ができてくるとこの曲の持つ優雅かつ繊細な奥深さもだんだん味わえるようになってきましたちなみに…ラヴェルがのちに自動車事故により記憶障害になったとき この曲を聴いて「この曲はとてもすばらしい。誰が書いた曲だろう。」と言ったとか言わないとか満足の行く仕上がりになるように 引き続き練習がんばります
2009.08.26
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先週末 瀬川玄さんのピアノ・リサイタルに行ってきました今回は 「~爽快なベートーヴェンを聴く~」 というテーマでしたソロのピアニストの方のリサイタルに行くのは実は初めての経験だったので(途中 フルートとのコラボもありましたが)とっても楽しみにしていました♪ プログラム ♪*「ロマンス ヘ長調 op.50」 フルートとのコラボ*「ピアノソナタ 第20番 ト長調 op.49-2」 これ…わたしの大好きな ソナチネ15番の曲でした*「フルートソナタ(原曲VI.) ヘ長調 op.24‘春’」 フルートとのコラボ かの有名な ヴァイオリンソナタの曲です フルートとのコラボは初めて聴きましたが それはそれは心地よく素敵でした*「バガテル イ短調 WoO.59 ‘エリーゼのために’」 いわずとしれた ピアノ小品の名曲です わたしは小学校2年のときに 発表会で弾きました ・・・でも さすがプロの方の手にかかると それはそれは感情豊かにしっとりと表現されていて 本当に聴き惚れてしまいました*「ピアノソナタ 第24番 嬰ヘ長調 op.78 ‘テレーゼ’」 ブルンスヴィク家の長女・テレーゼに献呈された曲だそうです この方の妹である次女のヨゼフィーネこそが ベートーヴェンにとっての不滅の恋人候補だったとか…*「バレエ曲『プロメテウスの創造物』の主題による15の変奏曲とフーガ」 主題は 原曲をバレエ曲『プロメテウスの創造物』の終曲にもち さらにその後『交響曲 第3番‘エロイカ’』の終楽章にも使用されたという 中期ベートーヴェンの力作だそうです☆ アンコール ☆*「月光 第1楽章」 ポピュラーな曲を最後にもってこられるあたりが かえってとても余韻に浸れました…男性のピアニストの方って きっと指の力も強いし腕力もあると思うのに瀬川さんはとても繊細に曲を表現されていて なんだかとても魅せられてしまいました…家に帰ってから 瀬川さんのリサイタルを思い出してピアノソナタ第20番ト長調op.49-2第1楽章を弾いてみたところにぃにぃは 誉めてくれましたこの曲を弾くのはとても久しぶりでしたが日ごろのレッスンのおかげで 指がコロコロとうまくまわるようになってくれていたのかもしれません?!ピアノは やっぱり素敵な楽器ですね
2009.07.23
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夏のピアノ発表会が 無事終了しました去年5月にレッスンを受けるようになって以来 今回で3回目の発表会でした過去2回を振り返ってみると…♪1回目:「ワルツ嬰ハ短調OP64-2」→ひさしぶりにピアノを再開したのに ショパンのワルツを弾けたので それだけで もううれしくてたまらなかった♪2回目:「戦場のメリークリスマス」→ポップスの曲だと思っていたのに クラシック的な要素も濃い作品で ホンモノのピアノで弾くととても響きがきれいなので 本番中に我ながらウットリとしてしまった (笑・自画自賛です…)そして…今回の3回目チャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲から 3曲を選曲しましたリズミカルな「行進曲」から始まりちょっと神秘的な感じの「こんぺい糖の踊り」力強くてノリノリの?「トレパーク」でも 練習を重ねれば重ねるほど なんだか色々と悩むようになり…さらに発表会前日になってから「行進曲」の左手オクターブ伴奏が 音を外しまくりでぜんぜんダメだぁということにハタと気がつき (遅すぎ・・・)いまさらと思いながらも オクターブを上手に演奏するコツなどをネットで検索してみましたが「お風呂に入るときに 指の間を広げるストレッチをしたらよいでしょう 1ヶ月もすれば だんだん手が広がるようになってきます」本番 明日なんですけど…。もうこうなったら 完成度というよりもいかに自分が楽しんで演奏できるか!!に焦点をあてることにしました(開き直りです)今回の会場は 世田谷区にある松本記念音楽迎賓館というところでしたパイオニアの元社長の居宅だったとかで 閑静な高級住宅街にあります門構えお屋敷の玄関です本物の鹿の剥製が…故松本氏の銅像です「居宅」に こんな大きなシャンデリアがあるなんて…!!お庭には茶室もありました 会場のピアノなんと800万円くらいするらしい ベーゼンドルファーです パイプオルガンもありました今回は まいまいたちも聴きにきてくれましたまいまいは最近 子供ミニピアノをバンバンと弾ける(叩ける?)ようになり七夕の御願いごとも「ピアノがうまくなりますように(by まいママ)」にしたそうです会場に着いたまいまい なんと熟睡していますシーンとしてピアノの音が響く会場ではまいまいのすこやかな寝息(荒い鼻息?)が目立つんじゃないかと まいママのかすみちゃんはヒヤヒヤしていたみたいです…トップバッターはレッスン仲間のMちゃんとわたしの 「渚のアデリーヌ」の連弾でした連弾は Mちゃんもわたしも初めて!本番前に急に連弾することが決まり 何回かあわせた程度でしたがおたがい息があって (というか 上手なMちゃんに引っ張ってもらえて)我ながらバッチリ!という感じでまったく緊張もせず演奏できてとっても楽しかったです~それからショパンワルツ遺作 わたしも大好きなブルグミューラーなどの演奏が続きこのまま 熟睡し続けるかと思われたまいまいは起きてむずがりだしたので まいママがまいまいを会場の外に連れ出してしまいました外から聞こえてくる まいまいの号泣は 会場内のピアノ演奏の音にも ぜんぜん負けていません…もうこのまま おばちゃんの演奏を聴くこともなく会場の外で泣き続けるつもりなのかしら今回の選曲は「まいまいちゃんも楽しめるように♪」という先生のご配慮もあってくるみ割り人形にしたというのに~~~と思っていたら ちょうどバッチリのタイミングでおばちゃんの演奏が始まるときに まいまいは泣き止んだようで会場に帰ってきてくれましたさーて まいまいも帰ってきたことだし張り切って演奏するか~「行進曲」の出だし… なかなかいいかな?というか 良すぎてビックリ!!ピアノの音がとても柔らかく 本当に素敵な音がでるのですそれでなんだか自分自身がワクワクしてきちゃって例の左手オクターブ やけにリズムが速くなってしまった…でも3曲もあるので 全体的な流れが良ければいいか!と途中で開き直ったら だんだん楽しくなってきました良いピアノってやはり良い音がでるもの!!弾きながら 自分の音じゃないみたいな良い音がでている気になってなんだか夢を見ているみたいな 楽しい気分になりましたもっと落ち着いて弾ければよかったなーとかいろいろ反省点はありますが今回は今回で 楽しさがいろいろ発見できたので大満足です終わったあとは いつもどおり先生のお宅で打ち上げ…先生の美味しい手料理をたくさんご馳走になりレッスン仲間さんたちと 色々な音楽の話をしたりしてとっても楽しかったです次の発表会は どんな曲を弾こうかな~
2009.07.16
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さて 来月のピアノ発表会がいよいよ迫ってきました今回わたしは チャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲から『行進曲』『こんぺい糖の踊り』『トレパーク』の3曲を弾くことになりました譜読みをしていたときは あ♪ この曲 シャープとかフラットとか少なくていいかも~♪と呑気に思っていたのですがわたし的にはありえない感じの運指がかなり多いことが 後になって判明…それでも どうにかこうにか今までがんばって練習してきたので本番前の度胸試しに にぃにぃにご披露してみることにしましたにぃにぃはフルートを習っていて クラシック音楽にも詳しく耳が肥えているので ちょっと緊張しましたが…弾き終わると「『こんぺい糖の踊り』は よかったけど 『行進曲』と『トレパーク』は ここをこうしたらもっといいよ~」なんて アドバイスをしてくれましたアドバイスばかりでなく 歌まで作ってくれました曲をご存知でない方に…素晴らしい音色でピアノを弾かれている方をYou Tubeで見つけましたのでまずこちらを ご鑑賞してみてください~さて曲が分かったところで みなさんご一緒に…『行進曲』 (作詞byにぃにぃ)「くるみ割って 食べちゃったー くるみ割って 食べちゃったー ボーリ ボーリ ボーリ ぺっ (⇒くるみの殻をはき出す音) ボーリ ボーリ ボーリ ぺっ ボーリ ボーリ ボーリ ボーリ ボーリ かかか (⇒くるみが喉につまった音) ぺっ ぺっ…(以下 略)」にぃにぃは「うずまきちゃんのピアノだと『ボーリ ボーリ』のところが『ボ~リ~ ボ~リ~』になっちゃっているよ」この『ボーリ ボーリ』は左手のオクターブの連打でついつい力が入ってしまいがちだし 音も外しがちそれが聞き苦しいので もっと軽やかに…っていうことみたいすごーーーい 分かりやすいアドバイスですお次は『こんぺい糖の踊り』(作詞byにぃにぃ)「食べたい コンペイトウ コンペイトウ どこ行ったら あるのかな? 食べたい コンペイトウ コンペイトウ どこ行っても ないのかな…?」…(以下 まだ未完成)わたし 「にぃにぃ~。 コンペイトウは結局あるの?ないの?」にぃにぃ 「それは うずまきちゃんのピアノをまた改めて聴いてみないと。 まだ 最後のオチがひらめいてこない。」…。コンペイトウ あるといいんだけどなぁ…(笑)最後に『トレパーク』(作詞byにぃにぃ)副題:『怒りんぼう うずまきの歌』「ケンカをしたら プイプイプイ なーにを言っても プイプイプイ…」…。わたし そんなにプイプイしてるのかなぁ…(苦笑)しかし笑いすぎちゃって ピアノどころではなくなってしまい今わたしの頭の中では にぃにぃの作った歌ばかり流れています発表会まで にぃにぃのアドバイスを素直に聞いてまたがんばって練習してみます
2009.06.30
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今日は とっても素敵なピアノコンサートに行ってきましたわたしがピアノを教えていただいているしゃこっち先生たちのコンサートです普段は会社にお勤めだったり しゃこっち先生のようにピアノ講師をされていたり・・・という6人の方たちの演奏を楽しんできました6人の方たちの演奏曲目は それぞれ個性にあふれていて・・・古典派のモーツァルトから 現代のファジル・サイまで!ということだったのですがモーツァルトは知っているけれど ファジルさんのことは知りませんでした (スミマセン)コンサートは しゃこっち先生のモーツァルト・ピアノソナタkv.330ハ長調から始まりました先生の演奏はとっても素敵で モーツァルトらしい音の細かい粒がとてもキラキラと輝いていてわたしは本当にウットリとしてしまいました演奏者の方たちはみなさん 演奏される前に曲の説明などをしてくださるので 曲への親しみがすごく湧きました印象的だったのを取り上げてみると…まず レオポルド・ゴドフスキーさんという 編曲もので有名な作曲家の方によるアレンジのショパン「革命のエチュード」→左手のみショパンの原曲を演奏後に ゴドフスキー編曲のものを演奏してくれたのでその違いがよーく分かりますショパンの原曲だけだって めちゃくちゃカッコいい…そして左手のみの編曲演奏にも見事に「革命のエチュード」のメロディが現れていて本当にびっくりしてしまいましたいったい どうやって弾いているんでしょうか…そして 現代のピアニストであるファジル・サイさんの曲の演奏も印象的でしたファジル・サイさんはトルコ出身のピアニスト兼作曲家だそうです演奏された曲目はまず「ブラック・アース」これは ファジル・サイさんがトルコの盲目吟遊詩人のバラードにインスピレーションを受け作曲されたとのことですトルコの民族楽器リュートの音色を曲に取り込んでいます ということだったのですが…わたしの乏しいイメージでは ピアノ1台だけで違う楽器の音色を表現するっていったい????という感じそもそも「リュート」という楽器を知らないせいもありますが考えられるとしたら 高音域を使ってそれらしい音色を出すとか…?なーんて思っていたのですが 実際は想像をはるかに超えたものでした『内部奏法』と呼ぶらしいのですが 右手で鍵盤を弾きながら左手はなんと グランドピアノの弦を押さえてしまっていて ピアノの音色とはまったく違うものを 生みだしていました音色としては わたしが知っている楽器でいうと シタールみたいな物哀しいものでしたそれがまたエスニック感をだしていて とっても味わい深い曲になっていましたその演奏者の方は他にジャズ風の「トルコ行進曲」などを演奏されていてそれもものすごくよかったです思ったのが…みなさん もちろんスキルも素晴らしいうえに曲をスゴく楽しんでいらっしゃるんだなーとそれでこそ「表現者」たるゆえんなのかなって思いましたすっごく良い刺激をいただいたので 帰宅してさっそく7月の発表会で弾くチャイコフスキーを練習してみたのですがオクターブ練習に張り切りすぎちゃって 左手首を痛めてしまいました素人がにわかにやる気を出すとこうなる~みたいな典型かも…ゆっくり気長にがんばります
2009.05.30
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ちょっとご無沙汰でしたが ピアノネタですにぃにぃから「のだめカンタービレ」を借りて読んで以来わたしのなかで クラシック音楽熱が高まってきています数年前にドラマ化されて見たときには「????」と思って途中で見るのをやめてしまったのですが音大生のキャンパスライフが描かれたコメディところどころで色んなクラシック音楽の曲が登場してきます漫画を読むと ああいったドラマのつくりが理解できるような気がしました漫画自体 ものすごく笑えますそして クラシック音楽にすごく親しみが湧いてきちゃうのですこの漫画を読んでから ピアノの練習にもなんだか熱が入ってきましたそして…フルートを吹くにぃにぃが「一緒にあわせようよ」と言って 以前くれた楽譜レッスンの曲だけで手一杯と今まで放っておかれていたのですが連休中ということもあるし 練習に取り掛かってみることにしました「のだめカンタービレ」でもオケでみんなが演奏しているの とっても楽しそうだし個人のピアノレッスンではなかなか他の楽器と演奏できる機会はありません曲は「千の風になって」 ピアノだけでも綺麗な曲まだミスタッチが目立ちますが 初めて合わせてみることににぃにぃの足を引っ張っちゃうかなと心配でしたが…フルートが始まると 自分だけでピアノを弾いているよりも何倍も何十倍も テンションが上がってきたフルートの音色がとっても綺麗なので 自分もその流れに乗りたい~って思って自分のピアノにも気持ちが入っていきましたまだまだミスタッチが絶えないし わたしが足を引っ張ったかもしれないけどわたしとしたら 逆に引っ張ってもらえた感じアンサンブルってこういう楽しさがあるのかなーいままで味わったことのないテンションを味わえました音楽に限らず 1人よりも2人、3人…って力を合わせると楽しさや美しさや力強さが広がっていくのかな なーんて思ってしまいましたでも1人の力が十分にないと いくら大勢の力を合わせてもそういうものは広がっていかないと思いますまた練習がんばるゾー
2009.05.04
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久しぶりのピアノネタですわたしのいつものピアノ・レッスンのパターンですが(1) ハノン(音階)(2) 練習曲(3) ちょっとカッコいい感じの弾いてみたい曲というバリエーションとなっております(2) 練習曲は 先生のおススメにより湯山昭「お菓子の世界」をご紹介いただき現在 すっかり楽しんでいるところですですが(3) ちょっとカッコいい感じの弾いてみたい曲 がわたしのなかではネタ切れとなってしまいました…わたしの乏しい知識では 華やかな曲=ショパン みたいな感じだったのですがいつもいつもショパンっていうのもねぇ…という生意気さも生まれまぁそれより何より 「お菓子の世界」でちょっと変わったピアノ曲に接したおかげでなんか もっと違った曲を弾いてみたかもと思うようになったせいかもしれません?!それで 子供の頃は わけわからずに大嫌いだったのですが最近 気になる気になる…バッハを弾いてみたいです!と先生にリクエストしてみましたバッハを気になるきっかけになったのが先月 中学時代の友達で今はプロのフルート奏者となったMちゃん&Mちゃんのお友達のピアニストのデュオで行われたコンサートでしたそのお友達のピアニストの方がなんでもバッハに精通しているとのことで「お遍路バッハ」と銘打ち 各地でバッハのリサイタルを開いているそうですこの日のコンサートでも バッハを分かりやすく解説しながら演奏してくれて難解だと思っていたバッハの美しさ・親しみやすさを 垣間見ることができましたうん バッハってショパンとかと違って(時代背景ももちろん違うのですが)技巧を凝らした華やかさはないのですが シンプルな美しさがあるなってわたしなりに思いました先生に薦められてフランス組曲を弾いてみることになりました組曲第5番のガヴォット 聴いたら分かる名曲ですこれから始めてみることになりましたガヴォットは2拍子の曲 当時の宮廷舞曲だったとのことですそして当時の楽譜には実は スタッカートやスラーなどの注釈は一切なく弾く人の感性で 曲を仕上げることが多いのだそう…楽譜で見るよりも弾いてみると 意外に指使いが難しいでも 滑らかに弾けるようになったら バッハのシンプルな美しさが楽しめるようになれるかもと思って がんばろうと思います
2009.03.24
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最近はまっています『お菓子の世界』 作曲:湯山昭初めての『お菓子の世界』では 『バウムクーヘン』という曲を弾きましたわたしが習っている先生がおっしゃるにはこの曲はこの本のなかでも一番人気の華やかな曲で子供のピアノ発表会にて披露されることが多いそうです~弾いていてとても楽しかったのですが 別に発表会で披露する予定もなかったのであっさりと3回くらいで終了…。現在は『柿の種』という曲を弾いていますこの曲はその名のとおり とっても『和』な感じのピリッとした曲調ですなのでテンポよく ピリッと弾かないといけないんです自分の頭で 「ここを右手でこう弾くときに 左手でこう弾く…」なんて考える余裕はありませんでも今回 新たな気づきがありました「頭で弾くのではなくて 指で弾けばいいんだ~~~」っていうと陳腐かもしれませんが頭で楽譜を理解し 弾いていくというより指が曲に乗って 勝手に動いていく…それがいいのだ、とそんな楽しさを この曲で改めて教えてもらえました
2009.02.10
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中学時代の仲良しで 今はプロのフルート奏者になっているMちゃん先月 Mちゃんたちのライブにも行ってきました →こちら実は…中学時代に Mちゃんのフルート発表会にてわたしはMちゃんの演奏のピアノ伴奏をしたことがあるんですそれまでもフルートを習っていたMちゃんいよいよ卒業後の進路は本格的に音楽系を目指す!と決心した夏に催された発表会でしたMちゃんのお母様からも直々にご依頼があって…わたしは子供の頃から いやいやながらも(笑)ピアノを続けていてそのときは 人生のなかで一番上手だった時期ショパンの「幻想即興曲」を 発表会で上手に弾けて珍しく先生にも誉められていたばかりでしたなので ちょっと有頂天になっていたかなージュナンという作曲家による『ナポリ民謡変奏曲』という曲でした渡された楽譜を見たら ・・・なんか拍子抜けくらいカンタンそうとか思った記憶がありますそれもそのはず…主役はピアノではなく フルート わたしは伴奏なんですでも正直言って 今までピアノの独奏しかしたことがなかったのでこんな曲カンタンじゃんと思っていたのにMちゃんの先生のところで Mちゃんと一緒にこの曲のレッスンを受けたら結構いろんなご指導をうけましたよく覚えてはいないけど たぶん「そこはあまり力強く弾かないように」とかそんな感じだったと思いますわたしにしてみたら ちょっと物足りない…Mちゃんとあわせる っていうより 弾きたいように弾きたいよー なんてきっと無意識に思っていたような気がしますでも 発表会は無事に終わりMちゃんのお母様からも ありがとう!なんて謝礼までいただいたのですが…その後 誰にも言わなかったけどなんとなく反省していた わたし未熟なのに自己主張ばっかりが強かった その頃のわたしもっと Mちゃんのフルートをより引き立たせるようなピアノを弾けばよかったな… なんて ちょっぴり後悔Mちゃんから 発表会のときのテープもいただいたのになんとなく封印したいような気持ちになって 大事にとっておいたものの 聞くことは全然ありませんでした時は流れ わたしは高校受験を口実に無事にピアノレッスンをやめることができそのあとは たまに遊びで弾いたりピアノっていいよね~♪と思うことはありましたがさらに時を重ねると まったく弾かなくなってしまいましたしかしなぜか去年 レッスンを再開今習っている先生のおかげでとても楽しくなって 純粋に素直にピアノが大好きになりましたピアノに謙虚に向き合えるようになりましたそして 去年暮れにMちゃんに再会わたしの脳裏に あの夏のMちゃんのフルート発表会のテープがよぎりましたホント封印してたけど やっぱり聴いてみようかな…。子供の頃の自分のピアノ発表会のときも 毎回レコードをもらっていましたが母の保存状態が悪く(笑) すべてどこかに紛失してしまったのですなので あの頃のわたしのピアノを残しているものっていったら唯一 このテープだけほんと 恥ずかしいやらくすぐったいやら あのときのわたしの後悔を思い出したり一人青ざめながら 曲を聴きはじめました……と。 あれれ 意外にイケてるていうか すごーーい 上手今の自分のピアノのスキルを考えたらあれ~~~っていうくらい すごく上手辛口の耳で聴くと そうだよね~ こういうところでもっとMちゃんと調和したらよかったんだろうなー なんて思ったけどそれでも 自分が封印してた記憶よりも ちゃんとMちゃんとのコラボになっていましたピアノ独奏が一箇所だけあって そこもわたしにとっては苦い想い出だったのに伸びやかに弾いていて なかなかの出来前でした20年もたったから 自分に甘い点をつけているかもしれないけど…案外 封印したはずの記憶って 自分の思いで勝手に封印しているだけで実際のところは そんなに悪いものじゃないのかな と思ったそんな出来事でした
2009.01.24
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ちょっとご無沙汰の ピアノネタです先月 無事発表会が終わりました『戦場のメリークリスマス』を弾きましたやはり緊張しましたが 思ったよりもリラックスできて本番 結構楽しんで弾けたので ちょっと(かなり)進歩かなー?今回の発表会で思ったのがそれぞれのレベルに応じて それぞれの曲が素敵に聴こえるんだなーと。ショパンをバンバン弾きこなす男性がカッコよかったのはもちろん75歳くらいの初心者のおばあちゃまが奏でた『花嫁人形』という曲もとっても心に染み入ったのですそして お世辞じゃなく どの方の曲もすべて素敵でしたわたしなりに今回思ったのが 「ピアノって心で弾くものかも」もちろん日々の練習や技術習得も大事なことだと思うのですが自分がその曲にどれだけのハートを込められるかってことがすごく大事なのかなーと 生意気に思いましたでも やっぱり先生が最後に奏でたリストの「ラ・カンパネラ」は技術面といいハート面といい すべてすべて最高で感動しまくりでしたさて そんなこんなで無事発表会が終わったので次に何を弾くか?を考えることになったのですが練習曲用にちょうどよかった わたしの愛する「ソナチネ」がだんだんネタ切れになってきたのです…幼少時に習っていた頃に 練習で唯一楽しかった「ソナチネ」だけに本をめくると 実はすでにほとんどの曲になじみがあってもはや新しい曲がほとんどないことが分かりました…でも わたしの当時の練習パターンといったら覚えているのは * ハノン(仕方なく) * ツェルニー(楽しかった記憶がひとつもない) * バッハ(なんだか意外にややこしくて これも楽しかった記憶なし) * ソナチネ/ ソナタ「ピアノ練習曲って そんなに種類がないんですか~」と 大胆発言をしてしまったわたしに(無知は恐ろしい)先生は優しく「そんなことはありませんよー」そしていろいろ考えてくださった末「これはいかがですか?」とおススメしてくだったのがこの楽譜『お菓子の世界』湯山昭先生が「こんな曲があるんですよ~」と ポロポロンとその場で弾いてくれました題名がすっごく可愛くて『シュー・クリーム』『ポップ・コーン』『柿の種』本当にお菓子ばっかりです甘いお菓子の題名の曲は やはりそんな感じで可愛らしく甘い感じだしおせんべいみたいな題名の曲は ピリっとかっこよく和な感じですいままで 音楽室に肖像画が飾ってあるような外人…ショパン、とかベートーベン、とかモーツァルト、とかがピアノ曲を作る人!って思っていたので日本人の方の作曲というのも なんだかとても新鮮な感じ~さっそく『バウム・クーヘン』という曲にとりかかっていますがいままで弾いたことのある曲には全然ない雰囲気でそこで半音がくるか!というところで半音がきたりしてでもそういうところが なんだか現代っぽいというか弾いていて とても楽しい曲です今年もますますピアノの世界が広がって楽しくなりそうな予感です
2009.01.03
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ひさしぶりのピアノネタ実は クリスマス発表会がもう来週末に迫ってきました!!今年の夏に ドキドキの発表会をすでに初体験済みなので今回も大体こんな感じ?みたいな余裕が少しはありますがやはり 緊張…今回わたしは 坂本龍一教授の「戦場のメリークリスマス」を弾きますさて わたしのネックは 暗譜です夏の発表会で ショパンのワルツOP64-2を弾いたときは大人になって初めての発表会という緊張のあまり暗譜をがんばってみたのですが実際の発表会では 他のみなさん楽譜を置いている方が多く…なので暗譜がんばらなくてもいいかもしれないという元来の怠け者のわたしが 顔を出したことは 言うまでもありません… 今回は 暗譜をがんばるつもりは もはや ありませんでした先生も優しいので (すみません 先生にはいつもわがままばかりで)「発表会で楽譜をめくらなくてもいいように 縮小コピーなどされると いいですよ~」と教えてくれました夏の発表会が終わったあと ショパンのノクターンを練習したのですがこのときも 暗譜を試みたことがありますそのときは 本当に大変でした夏 とにかく暑い わたしは暑さに弱い譜面を覚えようとするのですが ノクターン(=夜想曲)だけに弾いてると心地よくなって ウトウトしてきてしまうなので 覚えた譜面を忘れちゃいけないと今度は ノクターンなのに せかせかと速く弾いてしまうクセまでついてしまい…(笑)結局は「発表会じゃないんだから 暗譜はやめた」と自己完結して終わりましたでも…。今回の「戦場のメリークリスマス」実は まだ懲りずに暗譜をひそかに試みていましたけど 本当にあきれるほど大変子供の頃って こんなに暗譜に苦労した記憶が全然なかったのに本当に大人の脳みそは厄介なもので 1頁めを 繰り返し何度も何度も練習して覚えたつもりでも2頁めに行って また1頁めに戻るとまったくの振り出しに戻っていますしかし…そんなモヤモヤが晴れるかのように 今日になったら 暗譜が結構できるようになったコツはまだワカリマセンが 懲りずに続けるのがよいのかな?「発表会」という目先のプレッシャーが 実は良い効果をあげてくれるのかもしれません暗譜ができているほうが 断然 自分の意識が 鍵盤や曲想に集中できやすく弾いていても楽しさが増しますこの曲はレの♭でもシの♭でも どっちでもOKみたいな場面も多く(クラシックとは違うのかな・・・)本番では 自分のそのときの気分次第で あまり完コピに意固地にならず楽しんで弾いてみようかな と思います当日 自分なりに上手に弾けますように
2008.12.07
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5月にピアノレッスンに通いだしてから 早5ヶ月たちました隔週木曜日残業があった場合に 会社から先生のお宅まで直行することもあるかもしれないので朝 家を出るときには 必ずピアノ教本を持参していくことにしていますちょっと重たいですが それも快感カバンからのぞく「ハノン」「ソナチネ」などの教本わたしったら 音大生に間違われないかしら~? (ウフフ)(笑)この日のレッスンでは 2曲 新しい曲がありましたソナチネに入っている シューベルトの『スケルツォ』12月の発表会で弾くことになった 映画音楽の『戦場のメリークリスマス』『スケルツォ』は ソナチネから先生が選んでくれましたこの曲は全然聴いたことも弾いたこともなかったのですが先生がポロポロ~ン♪と弾いてくれたのを聴いたらいっぺんで大好きになりました軽快で弾むような 3拍子の曲です自分で譜読みしているだけだと 限界があるのですがやっぱり先生に見ていただくと 曲調のコツがつかめてうれしい左手のスタッカートは 初めは強く 2回目は弱く…などというアドバイスにそっていくと不思議に曲が出来上がっていく感じが とても楽しいですそして 『戦場のメリークリスマス』ポップス(と呼んでいいのか?)は今までほとんど弾いたことがないのですが先生が 「この曲はクラシックの要素もあって いいと思いますよ」とお勧めしてくださったのでぜひ弾いてみることにしました!しかし まず楽譜にとまどってしまう…バンドスコアみたいな感じ。Gm とかB7 とか(合ってる??)コードも書いてあるし指使いは何もないし どこで強弱をつけるかも全然分からない ペダルを使う場所も何も書いていないしかも 曲は知っているのに いざ楽譜をみてからやっと「このフレーズは こうやって弾くんだ!」と理解できる始末かなり難解ですあと 和音が多いので そろえて弾くのも結構むずかしい~でもでも 先生が遅くまでかかって 運指しやすい指使いを考えてくださったり ペダルの場所を書いてくださってそして お手本演奏を聴かせてくださったのでだいぶだいぶ イメージが湧いてきました♭が6つある曲なので 和音の組み合わせがとっても綺麗でそこが クラシックの要素が多いということなのかなぁ?難しそうなのですが とても楽しみになってきましたクリスマスの時期に美しく響かせることができるようにがんばりたいと思います
2008.10.16
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