特許を活かして新たな価値創造及び事業展開に挑む

特許を活かして新たな価値創造及び事業展開に挑む

PR

×

プロフィール

健康二郎

健康二郎

フリーページ

2005年05月07日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 高気密高断熱住宅は冬季の寒さ対策として、背反する快適さと省エネルギーを追求した結果、現在のレベルに到達できたものである。しかも、湿気の多い気候風土に適合できるように試行錯誤を経て、様々な改善・工夫が加えられている。それは、今尚進行中である。
 ところで、冬季の輻射暖房の効果によって実現できる快適さに比較すると、夏季の実現できる快適さには改善余地が大きい。それは、冬季の場合省エネルギーを追求する技術が快適さをも併せて実現できると言う幸運に恵まれていたからである。しかし、夏季は事情が異なる。高温湿潤の気候風土から、除湿・遮熱と言う従来の技術の延長では十分に対応できない作用・効果に対処しなければならない。しかも、実現すべき目標は輻射冷房効果のもたらす快適さである。更に、省エネルギーに至っては、現在の技術水準では機器・装置の性能の問題と捉えられがちである。つまり、建物側での課題そのものが十分な形で設定されていない。それだけ、実現するのが難しい課題でもある。
 輻射冷房を実現するには、現在の技術では空気循環の流路の構成部分である天井裏空間にエアコンを設置し、流路内に冷却エネルギーを供給する。24時間継続して冷却エネルギーを供給すれば、建物全体に顕熱的蓄冷が可能で、その効果で輻射冷房を実現することは可能である。只、エネルギーの消費量が多く、それも、社会的に電力需要の大きい昼間に集中する。それは、屋内外の温度差の大きさを埋める為の冷却機の駆動に大量のエネルギーを消費するのみならず、日射取得する太陽熱の断熱材への蓄熱の結果生じる輻射熱を抑える為にも大量のエネルギーを昼間に消費せざるを得ないからである。その上更に、流路内の相対湿度は著しく高まるので、除湿装置の働きにより調湿の必要が出てくる。その消費エネルギーの増大も大きい。
 機器の性能に依存した昼間の冷房・除湿はエネルギーを大量に消費するのみならず、冷房時の排熱及び除湿時の凝縮熱の排熱を通じて、都市のヒートアイランド化を助長する一因となっている。つまり、屋内での快適さを求めれば、それだけ一層環境悪化を助長するものとなっている。快適さの追求と環境との調和は背反する命題と化しているのである。
 我々の目標は、快適さを追求し、省エネルギーを追求し、その上で、環境との調和を追求すると言う具合に、互いに背反するものを止揚する技術の確立に設定している。只、従来の技術では、夏季の性能が向上すると冬季の性能の低下が見られた。それで、夏季のみならず冬季においても、背反的性能を止揚できる技術を求めている。しかも、温暖な地域のみならず寒冷地においても利用できる住宅の開発に、技術の研究開発の目標を置いている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年05月07日 09時17分15秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
SHK21 @ Re:返事(05/12) 健康二郎さん 技術研究もされ、特許制…
健康二郎 @ 返事  コメント有り難うございました。  住…
SHK21 @ お邪魔します 特許にも技術そのものにもお詳しいようで…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: