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銀座一丁目5-10山形県の物産館がある。「おいしい山形プラザ」といって、結構いろんなものがおいてある。生鮮野菜もあって、キュウリを輪切りにすると☆型だったりハート型だったりというようなもの。この時期、さくらんぼの佐藤錦も、リーズナブルなお値段のものから、立派なものまで各種取り揃えている。もちろん、そういうものも、夕方来店すれば、割引になっていることも多い。で、サンダンデロ。山形は庄内に「アル・ケッチァーノ」というイタリア料理店と、その姉妹店で「イル・ケッチァーノ」という菓子店がある。ここの奥田シェフのプロデュースで、東京出店したのが、「サンダンデロ」。そもそも「アル・ケッチァーノ」というのは、「庄内に、こんなうまいもんが、あるけっちゃ~の~」というわけで、イタリア語でもなんでもないのだが、それらしく聞こえてしまうのがおかしい。だから「サンダンデロ」も「山形産なんだろ?」が語源。人を食ったはなしではある。その、洒落のわかる奥田シェフがとびきりの素材を見繕って東京に送ってくるわけで、それをいただく。刺身様に切り付けられた魚を、粗塩で食べる。シェフは素材の持ち味を生かしたいということで、極力ソースは使わない。何種類もの塩を使い分ける。これがなかなか、なぜ今まで醤油だったんだろう、という新鮮さ。シェフは、庄内の海を熟知している。どの川の水が注ぐ、どのあたりの漁場でとれるどの魚、貝類の味がどう違うのかを知っているので、それぞれにふさわしい調理法を提案してくる。そんな人を今まで見たことがなかった。大間のマグロだ、関アジ関さばだと言ってもあまり意味がないのかもしれない。山形産のうまいものを、いちばんおいしくいただく。そのために相応しいお店が東京にできたことを、喜びたい。
2009.07.27
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2009.01.31
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2009.01.31
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この本読みたい成幸学
2008.11.28
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というと、飛行機のスペシャリストかとお思いになるかもしれませんが、実は山形新幹 線つばさ」の車内販売を担当する、とある女性のお話。 どこがカリスマかというと、なんと1日1往復での売り上げが30万円近いというので すね。コンビニ1日の売り上げが50~60万円といわれていますが、24時間営業で あの店舗でのこと、と考えると、いかにすごい売り上げか、わかろうというものです。 お弁当186個の売り上げ記録も持っている。だが彼女、その記録を樹立した日に、素 直に喜べなかったんだそうです。「あと一人、お弁当が欲しいというお客様がいらして ・・・」 目指すはパーフェクト。つまり賞味期限の短いお弁当のような商品を、売り残さず、そ して買いたいお客様すべてに行きわたるようにしたい、というのですね。 それだけ大きく売るには、さまざまな工夫があるようです。 ワゴンの積み方も、左右対称に、どちら側に座っているお客様にも同じように見て選ん でいただけるように。 お釣りを素早く渡せるように、エプロンのポケット4つの右二つに500円玉、100 円玉。左に50円玉と10円玉を入れ、500円と50円は1枚ずつしか使わないので 、100円と10円を必要枚数より多めに出し、手渡しながら余分を残す。少なく取る と、もう一度追加が必要になるから。 お弁当の中身を写真やイラストで説明し、購買意欲を誘う。 といった誰にでもできることから(これだけでもすごいけど)季節や天候に合わせてコ ーヒーや飲み物の量を決めたり、ホームで列車を待つお客さんの姿を見て、お弁当を持 っている人の人数から積載数量を変えたり(売り残さないために)。という職人的な勘 を働かせる。 さらには、お弁当を買ったお客さんに、中身を説明することで、周囲の人の購買意欲を 誘う。 目が合ったお客さんの耳元で「いかがですか?」と囁く、に至っては、一度でいいから 囁いて欲しい!! 「山形の方は、お菓子をお勧めするときに「おいしいですよ」というと、「じゃあ二つ 頂戴」と信用していただける。それだけに、信頼を損ねるようなことはできない」 とおっしゃっていました。 この方の素晴らしいところは、普通なら、歩合給にしてもらって、ガンガン売ろうとす るところ、なんと、固定給のアルバイトなんだそうですよ。商品を売って、お客様に買 っていただいて喜んでいただくことに、喜びを感じているということで、まさに職人の なせる技なんですね。 車内販売って、よそで買うより何だか単価が高いような気がして、いつもケチってしま いがちなのですが、こういう方に「見込み客」だと狙われたら、絶対買っちゃいますよ ね。 一度、その職人技に触れてみたいものです。
2006.10.14
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UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに来ました。ものすごい勢いで、開発が進んでします。椰子の木の形をした埋め立て地「パーム」、地球儀のような形をした埋立地「ザ・ワールド」(月からでも見える、というはなし)といったリゾート開発もそうですが、町中のいたるところで、ビル建設が行われています。ほとんどが鉄筋コンクリート造です。地震なんて無い土地なのでしょうね。関空を夜11時過ぎに発ち、約11時間の飛行でしたが、途中、結構揺れました。機内は満席(A340-500型機)でした。どうも最近、各航空会社ではB747(ジャンボ)のような大型機よりも中型機を効率よく運航することに力を入れているらしく、予約がものすごく厳しい状態です。しかし、このアラブのエミレーツ航空、すごいです。機齢が若いことではシンガポール航空が有名なのですが、なんと新車を導入してから4年ほどで売却してしまうとのことで、常に最新型機が運航されているという状態です。その上、機内に入ってビックリ。なんと、霧が降っているのです。機内が加湿器状態。離陸後は、天井が夕焼け色に染まったり、その後はプラネタリウムのような星空が現れたりと、凝った作りになっています。更には、ファーストクラスは個室!!! ビジネスクラスのビデオの画面は16インチくらいありそうで、しかもタッチパネル方式。でもちょっと席が広すぎて、画面に手が届かないかも、という方は、ちゃんとリモコンもありますよ。個々の座席に装備されているエンタテインメントもICE(Information、Communication、Enterteinment)というもので、画面には機体の状態や、電話・メール、映画や音楽、ゲームなどを自由に楽しめます。特に映画や音楽はビデオ・オン・デマンド方式で、乗客が各自好きなときに好きな映画を観始めることができ、プログラムも50本くらい用意されているという優れものです。「三丁目の夕日」「ピンクパンサー」などを楽しみました。映画がちょうどクライマックスを迎えたところで、ドバイ到着のため、システムが終了してしまったのですが、帰国便で続きを見ることにします。そういうこともできちゃうんですね。機内食はイマイチだったのが残念!!
2006.10.02
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ニンテンドーDSのアレである。40を過ぎてから、物忘れが、というか思い出せないことが増えたように思う。ドラマを見ていて「この女優さん、誰だっけ?」と家人に尋ねることが多く、しかも、何度聞いても覚えていないのだ。「覚えようとしていないから」ということなのかもしれないが、そういう自分の記憶力が、なんだか情けない。2年前の夏、車の後部ドアの角で頭を切って病院でCTをとってもらったときに「脳の萎縮が始まっていますよ」と指摘されていた。これは加齢とともに、誰でも起こる現象なのだそうだが、そういうものだと意識していないと、無駄に悲しむことになる。そんなときに、あのCMである(松島菜々子さんの)。クイズ番組などでは、結構即答の自信があって、そんな自分が好きなので、ちょっと試してみようかな、と思った。ところがこの「ニンテンドーDS」ってハードが、売り切れ続出で、なかなか入手できなかったのだ。ようやく手に入ったので、さっそくチャレンジしてみるのだが、これがなかなか楽しいのだ。文字や数字を書いて答えるもの。声を発して答えるもの。絵を描くものなどさまざまな問題が用意されている。宣伝もうまいが、製品もよくできている。問題そのものは、さほど難しくはないが、スピードが要求される。一通り終えてみて、ぐったりした。そんなに、真剣に取り組むことでもないのにね。毎日やったら、かなりの脳のトレーニングにはなると思う。ボケ防止に続けてみようと思った。えっ? 結果?? 実年齢より若かったので、これを書いてみた訳よ。オホホホホ。
2006.05.30
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さてさて、チャヤのタルトである。今回はアップルとオレンジを購入してみたわけだが、はたしてそのお味は??白い箱に入ったタルト。さすがにチャヤだけのことはあり、安くても、きちんとしたものを、というポリシーが感じられる。タルトの皮は非常にクリスピーで生地も甘くて美味しい。上に乗ったオレンジスライスはマーマレード味に煮込まれていて、柔らかく、そしてほろ苦いところが大人の味か。アップルは、私の大好きだったチャヤのアップルパイの、あのりんごを期待していたのだが、それは予想が外れた。こちらも薄くスライスされたものが乗っていて、味は非常においしい。どちらも紅茶によく合って、素敵な三時のお茶になったのでした・・・。次回は洋ナシにトライしてみよう。早起きできたら、ということだが・・・。
2006.04.24
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ちょっと早起きしたので、前々から気になっていた、葉山の朝市に行ってみる。いきがけに六浦から逗子へ抜ける途中、前の車が信号で止まったと思ったら、横に誘導されて行った。ネズミ捕りだった。そういえばここはよくやっているところだったのだが、すっかり忘れていた。危ない危ない。日曜の朝っぱらから捕まってしまったら、せっかくの休日がブルーになってしまうというものだ。二台目で走っていてよかったよかった。鐙摺(あぶずる)の漁港付近に到着すると7時半だ。茶屋の駐車場に車を停める。ラ・マーレの掃除をしていた方に「朝市に来たのですが、ここに停めていいのでしょうか?」と伺うと、どうぞどうぞということだった。この時点で駐車車両3台。ちょっと早すぎたかなあと思いつつも、家人を車に残して港の中へ様子を見に降りていくと・・・、すでに数人が白いガーデンチェアに座って並んでいらっしゃる。「自分で椅子出して、座ってるといいでしょ」と、常連の方のご指南を受けて、しばし待つことに。開店は9時。まだ1時間半もあるじゃないの。ちょっと肌寒いが、なんとかなりそう。8時を回ると、出店のみなさんが、続々とつめかけて、準備を始めるので、並ぶ人々は椅子とともに岸壁側に移動する。本日の出店は、農協の野菜。アジやカマスの干物にサザエ。マグロのサクやカマ。久保田の万寿を扱う酒屋さん。葉山港湾食堂の丼もの。葉山マリーナのTシャツなど。漁協の建物の中にはボンジュールのパン、旭屋のコロッケ、その他お惣菜類や、レストランのクラムチャウダー、プリン。燻製物(ハムなど)屋さん。アクセサリー屋さんに瀬戸物(骨董?)やさん。などなど。そして行列の皆さんのお目当て、日影茶屋のタルトとチョコレートケーキの切り落とし。さらには茶屋のお惣菜類たちといったところ。ふと気付くと常連さんがいない。トイレかな?と思っていたら、漁師さんから魚を買ってきたとのこと。「ナマコいらない?」って言われてもねえ・・・。このあたりで家人を車から呼び出して、一緒に並んで開店を待つことに。8時半過ぎにはぼちぼちと、買い物ができるようになる。クラムチャウダーを買って、ちょっと温まる。なにせ、霧雨が降ったりやんだりの曇り空の下なのだ。行列の中に、マイクを持った人が現れた。ラジオ日本の取材だ。常連さんがなにやら答えていた。9時少し前、いよいよ店開き。茶屋のタルトはアップル、洋ナシ、オレンジの三種類。このうちどれか一人一品だけ買うことができる。1000円である。そしてチョコレートケーキの切り落としが四・五切れラップされたものが100円。普段お店でワンポーション300円くらいで売られているケーキが、である。まあたしかに見場は悪いが味は変わらないわけで、自分で買って食べるには何の問題もない。本日は家人と二人なので、アップルとオレンジのタルト、そして切り落としを2つ購入成功。おそらく、タルトは各50個くらい。切り落としは100くらい用意されていると思われるが、ふと振り向くと長蛇の列で、みるみる捌けていく。最後尾では買えないかもしれない。運がいいと、一度買ってから、もう一度列に並んでも買えることもあるらしいのだが・・・。その後、あれこれ戦利品を手に帰途につく。帰宅して、さっそく朝ごはん。私は「かつおどんぶり」である。これ、実はカツオの刺身が乗っていると思っていたのだが、蓋をとってみるとぜんぜん違っていた。カツオを小さな角切りにして醤油で煮きったらしいものをご飯に混ぜてある。ネコマンマを高級にしたようなもので、上に刻み海苔と錦糸玉子、奈良漬が二切れ乗っている。ちょっとがっかりしながらも食べ始めると、うまいうまい!! これ、きっと日影茶屋の「まかない」料理なんだろうな。もう一つのまかないらしきものが、常連さん一押しの(「俺はタルトなんかどうでもいいのよ。これでいっぱいやると最高!」と仰っていた)「魚の竜田揚げ」だ。見た目では何の魚か不明なのだが、アラが竜田揚げされている。これも食べてみると、タイだったり鮭だったり、さばだったり、なにしろうんまい!! のである。すごく幸せな気分(安上がりだなあ)。遅い朝ごはんをここまで食べてしまうと、とてもじゃないが、デザートにタルトを、というわけにはいかず、三時のおやつまでおあずけとなる。
2006.04.23
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映画「ラジオの時間」の中で、藤村俊二さん演ずるビル管理室の警備員さん、実は往年の効果マン。そのモデルとなったのが、南 二郎 さんだ。ニッポン放送でラジオドラマなどの効果音を作る仕事に、長年携わってこられた南さんのお話を伺う機会を得た(「デジコンサロン」にて)。浜辺に打ち寄せては返す波の音が、実は小豆を入れた箱を揺らして作られる、ということをご存知の方も多いだろうが、放送で使われるほとんどの音が、実は作られた音だというのだ。ドアを開け閉めする音。雨の降る音、風の吹く音、鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、馬の蹄から、はては侍が刀を抜く音まで、ラジオ番組で聞きなれたあらゆる音が、実は本物ではなかったのだ。本物の音を録音すると、スタジオなど音響効果のがきちんとできた場所でないため、余計な音が一緒に入ってしまうそうなのだ。録音したときには気付かなかった回りの音が、必ず入ってしまうという。そのため、自分で作ってしまおうということになる。ドラマの台本を貰い、せりふや役者さんの動きに合わせて、感情にも合わせて音を作るという。だから同じドアを開け閉めする音でも、前回録ったものを再利用、ということが、なかなかできないらしい。微妙にその場面に合わないんだそうだ。ものすごいこだわりである。苦労したのは、実際にどんな音なのか、聞いたことがない音や形の無いものの音を作ること。ラジオドラマだけに「宇宙空間」とあれば、それを音で表さねばならないのだ。また、以前はテープレコーダーでアナログに音を作っていたので、テープを切ったりつなげたりしても良かったし、ゆっくり回したり早回ししたり、逆回転させたりして面白い音を作れたが、デジタル時代になったら、そういう遊びがやりにくくなったと仰っていたのが印象的だった。刑事モノのドラマで、パトカーが到着する場面では必ず「キーーー!!」というブレーキ音がするが、あれもきっと後から付け加えているんだろうということが、容易に想像できるようになって、それはある意味、心底楽しめなくなってしまったということなのかもしれないなあ。
2006.04.17
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鎌倉は浄妙寺というお寺(住所は浄明寺、紛らわしいなあ、てな話は置いといて)。駐車場から山門へ続く道は、桜のトンネルだ。この時季、桜を見ない手はない。本堂にお参りして左手へ回ると、墓所脇の上り坂へ出る。これをのぼりつめたところに白い洋館が現れる。これが「石窯ガーデンテラス」だ。石窯で焼いたパンと、料理をたべさせてくれるレストランになっている。以前から気にはなっていたのだが、初めて足を踏み入れる。坂の上は、車寄せであったであろうところにパラソルの付いたテーブルが並び、パンの即売所になっている。ここでおいしそうなパンを試食しながら物色。その後に、店内へ。二時近くだというのに、満席の盛況。さすがにテラス席は肌寒いので閑散としているが、夏にはイングリッシュガーデンを見ながら食事するのも悪くないだろう。このお店のパンは、さすがに美味しい。胡桃と胡麻のパン。噛めば噛むほど美味しい。テーブルロールもチーズが練りこんであるようだ。私は「渡り蟹と朝取り野菜のパスタ」を、家人と息子は「季節野菜とスペアリブの煮込み」をオーダーしたのだが、パンにソースをつけて食べるとなお美味しい。バターはいらないな。と思ったら、息子が「後ろのテーブルにはバターが出ていた」というので、単に忘れられただけかもしれないが。来店客は引きもきらない。代金も、決して激安では無いのだが・・・(もっとも、日中しか営業しないのだから、管理費の係り具合など、安くはできにくい構造なのだろう)。キャンパスシューズを履き、リュックを背負ったご婦人が多い。こんな駅から遠い、山を登ったところのお店でも、特色があればお客様はいらっしゃるということだ。yahooのニュースで仙台のタクシーが規制緩和で台数が増え、ドライバーの手取りが大きく減ったとあった。客の側からすると、いつでも空車がいて、利用しやすくなったという。同じことしていたら、お客さんが増える訳は無い。駅前で列を作り、列車で到着する客を待っているだけでは、分母が増えたんだから実入りは減るに決まっている。だが、そんな中でも、きっと増収増益を果たしているドライバーさんもいるはずなのだ。知恵と工夫でピンチをチャンスに代えている人は、少なからず存在する。東北のある都市には、日本中から予約殺到のドライバーさんがいるという噂。「あの街に行ったら、絶対○○さんのタクシーに乗れ」という口コミで、携帯電話が鳴りっぱなしだそうな。人をひきつける魅力って、なんなんでしょうね。弱者を切り捨てるというが、与えられるまで口を開けて待っていてもダメだと、なぜ気が付かないのだろう。先生が問題をだしてくれ、答えを教えてくれる、という学校教育の弊害なんだと思う、今日この頃である。話を戻して・・・、店を出ると、「散策路」という立て札があるので、そちらを回ってみる。野の草花が植えられているだけ、といえばそれまでなのだが、小さな花が美しい。地面に向けていた視線をふと上げると、前方の山々に桜が美しい。トンネルをくぐりつつ見上げる桜も綺麗だが、遠くの山肌に何本かずつ群れる桜は、別な趣がある。その後、どしゃぶりの春の嵐が吹き荒れた。今年の桜は入学式までもつのだろうか。
2006.04.03
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日本一のバリスタ、波多純子さんから、直接、おいしいカフェラテの作り方をご教授いただく。エスプレッソマシンに触るのも、スチームでミルクを温めるのもはじめての経験。挽いた豆を、「タンパー」という器具を使って押し固める「タンピング」という作業を行う。まず10kgで押し、ちょっと淵を叩いてから20kgでタンピングせよ、という。ヘルスメーターに乗せて押し付けてみると、結構力が必要な作業。これを毎日何百杯も行うのは、重労働である。スチームも、思ったより熱くない。そりゃ、吹き出し口に手を差し出せば熱々で火傷してもおかしくないが、5センチ離せば手のひらに当てても大丈夫。ミルクを熱して木目細かい泡をたてた(フォーミング)ら、カップに注ぐのだが、そのときにプロの技が光った。ゆらゆらと揺らしながら注ぐと、あら不思議、模様が描かれた。花の模様(葉っぱに見えなくも無いが)で、これを「ロゼット」とよぶそうな。こんな作業ができると、ピアノを弾けるくらいかっこいいかもしれない。百杯くらい練習すれば、そこそこできるようになるかも??
2006.03.13
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駅ビルの書店で、普段は行かないコーナーに目をとめた。この本が飛び込んできた。著者の名前に、なんだか見覚えがあった。「アーバンフューネス」という会社の社長さんが中川さんだ。以前に書いた野尻さんのブライダル会社「テイクアンドギブニーズ社」から飛び出して、なんと葬祭業を始めた人だ。TGN社のブライダルは、新郎がプールに落ちたり、かと思うとシェフのスタイルでケーキを切り分けたり、とお客様をびっくりさせるサプライズ企画で大評判の会社なのだが、そこから出て葬祭業を始める、というのはどういいうことだろう??数年前、深夜のTV「給与明細」に、中川さんが取り上げられていた。安くて親切な葬儀屋さんに修行に行くというものだった。中川さんの会社の葬儀は、ご遺族と参列者の心に残るセレモニーが評判のようだ。この本には、これまで手がけたご葬儀の様子が描かれている。夕べの帰りの東海道線の車中で読んでいて、涙ぐんでしまった。私に万一のときは、ぜひとも中川さんに葬儀を依頼してほしい。そう強く思ってしまう内容だった。今から頼んでおこうかな。
2006.03.08
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大前伶子さんの「学校に行かなかった研一」出版記念パーティに招かれて、ホテル西洋銀座に初めて足を踏み入れた。100人を越える大盛況で、バンケットルームは満杯だ。素敵なお友達に囲まれ、交友関係の広さが伺える。お母様とお嬢様も登壇されたが、きっと温かなご家族なのだろう。女優の土田早苗さんと仲良しとのことで、お祝いのスピーチをされた。そういえば、我が家に近所に「土田早苗」っていう表札の家があるのだが、まさかご本人? 聞いておけばよかった。(そのときは、思い出せなかった。これも老化現象か?)会場の外で、似顔絵を描いてくれるコーナーがあった。2人の「似顔絵画家」が、行列を次々とこなしていく(いまリンク先を見たら、スナップ写真に写っていた)。「かっこよく描いてくださいよ」「髪の毛、気持ち多目にしておいてくださいね」などと注文をつける。すんごい絵が出来上がってきた(近日公開)。お台場のビーナスフォートで稼ぎ頭とのこと。こういうサービスもあるんだなあ。それにしても、西洋銀座である。元「テアトル東京」という映画館があったところだ。この映画館には、小学生の頃、父に連れられて何度か来た。「2001年宇宙の旅」まったく何がなんだか分からなかった。「グランプリ」自動車レースのレーサーの物語。三船敏郎が出ていた。シネラマという特殊なスクリーンで、映像が立体的に見えるということだったのだが、それほど特別な感動と記憶が無い。残念だ。さて、ホテルだが、すごいところだ。何がすごいといって、銀座通りに面した側に入り口が無い。分かっている人にだけ来て欲しい、ということなのだ。ひっそりと佇んでいる、とでもいえばいいのだろうか。ものすごく強気なマーケティング。このホテルに一泊28万円のスウィートがあるのだが、中村文昭さんは泊まったことがあるという。1泊1万円のホテルに28回泊まるより、1泊28万円の部屋に1度泊まってみるといい、とおっしゃっていた。素晴らしいサービスは、どの部屋に泊まっていても受けられるそうだが、一度は体験してみたいものだ。
2006.02.24
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今乗っているのは、ヤマハのシグナスという125ccのスクーターだ。昨年末までホンダのDIOという50ccに乗っていたのだが、出物があったので、購入した。駅と自宅の往復約10kmしか乗らないのだから、50でもいいといえばよかったのだが、パワー不足を感じていた(乗せている身体が重いから??)。さすがに125ccだと快適だ。交差点の二段階右折もしなくていいし(うちの近所では、そんな交差点ないけど)、30キロ制限もないし。友人のバイク屋さんで整備してもらったのだが、この機種は、日本製ではないらし。台湾ヤマハ製とのことで、もしもの場合、パーツの取り寄せが大変とのことだったので、おとなしく乗ろうと思う。思い起こせば、最初に買ったのは、18歳の頃、ホンダのDAXという50ccのバイクだった。これも当時家から駅までの往復が主な使い道だった。20歳になってから、自動二輪の免許をとった。この頃には、400ccまでの中型と、それ以上の大型に分類されていて、中型限定免許だった。そこで2台目は友人から譲ってもらったスズキのハスラー125というオフロードバイク。これで早速、厚木のヤビツ峠へ行って転んだ。3台目はスズキのGSX250。真っ赤なバイクだった。これは鎌倉の朝比奈峠でコケタ。お次は、弟から借りたんだったか貰ったんだったか、買い取ったんだったか忘れたが、ホンダのCB400-FOUR in1。通称ヨンフォアってやつ。これもタンクは赤かった。会社に乗っていって、地下の駐車場に置いといたら、盗まれた。まったく純正のまま乗っていたのに、発見されたときは、完全暴走族仕様になっていた。ものすごく悲しかった。いまでもマフラーのメッキがキラキラ光っていたのを思い出す。そのまま廃車になった。その次は、ヤマハのSRX-4。400cc単気筒で、低音の排気音がなんともいえなかった。30歳の頃、北海道を10日間、回った。東京からフェリーに乗り、釧路、根室、知床、網走、帯広、富良野、札幌、函館と走って、列車で帰ってきたんだった。結婚してからもしばらく乗っていたが、家の前に置いておいて、また盗まれた。丁度その頃、会社の上司がオートバイの事故で亡くなった。大きなバイクに乗るのは、ちょっと怖くなった。発見されたオートバイは、しばらくバイクやさんに預けっぱなしだったが、そのまま処分してもらった。家から駅までの通勤用に、70ccのバイクを譲ってもらった。何度もパンクしたし、エンジンも止まったし、電球も切れたが、結構よく走ってくれた。だが、帰り道、新聞配達のバイクと接触して転倒。身体は軽症だったが、バイクは中症だった。それで昨年末までDIOに乗っていたのだ。距離メーターはひと回りしていたので、15000kmくらい走ったか。私にとって8台目のシグナスは、快調に走ってくれている。朝の通勤時間帯、バスだと駅まで何分かかるかわからないので、仕方なく・・・、という言い訳で乗っている。
2006.02.21
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目黒駅の西口目の前に、「上海園」はある。以前は五反田にも上海園という店があり、現在も目黒に「香港園」という銘店があるが、その姉妹店である。中国人は良く働くというが、年中無休(実際には何人が働いているのかは知らないが)で、ランチによく利用させてもらっているが、いつも満席だ。その目黒の上海園が閉店するという。店頭の張り紙曰く「東京オリンピックが開かれた昭和39年から42年にわたって営業してきた」とある。確かに建物は老朽化し、3階建ての上にある歯医者さんは、いまは看板だけが残っているだけのようだ。この店のチャーハンと焼きそばは、量が多い。997円(税込み)と安くはないのだが、その分、普通のお店の大盛りより多いだろう。知らずに「大盛りで」なんて頼んでしまったら、後悔するに違いない。定食も3種類あって、大勢だとみんなで取り分けていろんなおかずが食べられる。大勢なのに、自分のおかずを自分だけで食べている団体を見ると、まだ打ち解けていないのがよくわかる。建物が取り壊されてビルが建つんだそうだ。「ビルになったら家賃が3倍になるんだって」とおねえさんが言っていた。となると、お店を継続することは不可能なんだろう。残念な、とても残念なことである。目黒のランチスポットが、一つ減る。
2006.02.14
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新橋駅から東銀座に向かって歩いていたら、ティッシュ配りのお姉さんからポケットティッシュを手渡された。周りにパチンコ屋もサラ金もなく、はていったい何屋さんだろうとよくみたら・・・、歯医者さんだった。そういう業種もティッシュ配って集客する土地柄ってことなのか?▼お奨め本!
2006.02.03
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新橋駅から東銀座に向かって歩いていたら、ティッシュ配りのお姉さんからポケットティッシュを手渡された。周りにパチンコ屋もサラ金もなく、はていったい何屋さんだろうとよくみたら・・・、歯医者さんだった。そういう業種もティッシュ配って集客する土地柄ってことなのか?
2006.02.03
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さてそろそろ寝ようかな、と思ったら、今日も今日とて家の前をサイレン鳴らした消防車が通る。二階の窓から外を見てみると・・・、夕べとは違う方向が明るくなっている。インターネットで消防局のサイトを見たら、近くの町で火災が発生し、消防隊が出動中と表示されている。知人が住む町なので、ちょっと心配。消防士さん、ご苦労様です。
2006.01.30
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さてそろそろ寝ようかな、と思ったら、家の前を消防自動車がサイレンを鳴らして通った。次々とやってくる。何台も何台も。二階の窓を開けて、見回してみると・・・、小学校の向こうから煙が上がっているじゃないか!!こうはしていられない(って、どうしていられないんだ??)と、コートを羽織って外に出る。現場近くは煙が立ち込め、手が煙り臭くなるほど。結構風が吹いているので、延焼が心配されたが、なんとか1軒だけで鎮火したもよう。消防車って、かなり遠いところから駆けつけてくるんですね。
2006.01.29
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東京ガスの「ガス燃料電池システム」が、いよいよ始動した。朝8時から運転調整に入り、東京電力との連係確認の後、順調に発電&貯湯という流れである。水を電気分解すると酸素と水素ができることの応用で、ガスの中の水素と空気中の酸素を反応させて発電するシステムで、副産物としてお湯ができる。電気を売るために発電しているわけではない、というところが太陽光発電とはちょっと違う。あくまで、自家消費の目的。できたお湯を貯めておくわけだが、できすぎちゃっても困る。電気も必要以上に作っちゃっても無駄だ。そこで、我が家がどのようにお湯を使うのか? というデータをとりつつ、それに合わせてお湯を作るように発電していくんだそうだ。一番効率よく、ということを考えていくと、こうなるらしい。まだまだ実験段階ということで、我が家の発電状況のデータはメモリーに蓄えられ、定期的に吸い上げて今後の開発に役立てていただくことになっている。残念ながら、停電、断水、ガスストップの場合は運転が止まってしまうのだが、貯まったお湯をちょろちょろ使うように、ホースが取り付けられているというのは親心か。
2006.01.24
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朝から雪かきである。前にも書いた気がするが(いちいち調べないけど)、雪かきは好きだ。だったらボランティアで新潟に行け、といわれても困るのだが、家の前の雪かきは好きだ。除雪用のスコップも2本ある。降ったばかりの軽い雪を除けるための柄が長い、バケットの広いものと、積もって凍った雪もかける、アルミのバケットのもの。今回は後者が活躍だ。家の前の歩道の、車の出入り口部分を除雪する。かいた雪は、歩道の端に積み上げる。そのまま、人が歩けるくらいの幅で、バス停方向へ。お隣さんの前を通り越して、曲がり角まで除雪完了。この曲がり角、結構車が通るのだが、それに踏みつけられて、硬く凍っているので、これもかいておく。続いて、家の反対のお隣さん方向へ。ところが5mほど進んだところで「バキッ」という音がして、持ち手が割れてしまった。除雪用のスコップは、軽量化のためか、持ち手が樹脂でできている。それが経年劣化したのだろう。もっとも、この地域で除雪用スコップの出番は、年に1度あるかないかだから、ほったらかしておくと、こうなっちゃう。それではと、もう1本を取り出して作業すると、「バキッ」とこちらはバケットの付け根が割れてしまった。樹脂製は、こういうことになりがち。ホームセンターを2軒回ったが、持ち手だけは売っておらず、「取り寄せると2週間くらいかかるし、1000円くらいしますよ。新しいの買ったほうが安いかも」なんていわれる始末。まあ、今年はもう出番もなかろうと、早々にひきあげることにした。自分の家の出入り口の前だけは、通れるようにするおうちも多いが、なにせ我が家の前は、小学校の通学路。家の前でスッテンコロリン(死語だねえ)されて、怪我でもされたら夢見が悪いじゃありませんか。一応、ネットからスコップメーカーに、「どしたらよかんべ?」とメールしておいた。
2006.01.22
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「ハワイのTくんが帰国しているんだけど」と、友人から電話。たぶん30年ぶりくらいで顔を合わせた。友人が一緒じゃなかったら、二人で待ち合わせしても、お互いがわからなかったと思う。高校時代のあれやこれやが、泉のごとく湧き出る湧き出る。一気に30年前にタイムスリップだ。今度ハワイに行くときは、是非ともお世話になろうと決めたのだった。
2006.01.20
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思い起こせば、私にこの楽天日記を勧めてくれたのも久米さんだった。久米さんとは、もう10年近くまえからのお付き合いだ。まだ名刺にメールアドレスを入れている人がほとんどいなかった時代に名刺交換して、お互いに驚いたくらいだ。その頃はニフティのIDがアドレスだった。かれこれ10年、その間、久米さんは「メール道」をベストセラーにし、二冊目の刊行だ。なのに私は何も進歩していないように思う。見習わなければ!
2006.01.13
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情けないなあ。またやってしまった。「また」ということは前科があるわけで、これが3度目。すべて違う車でのことだ。夕方のスーパーの駐車場出口の前で、いきなり止まってしまったのだ。通る車からは非難の嵐(を強く感じたなあ)。JAFが来てくれるまでの40分が長かった。驚いたのは、JAFのトラックが見慣れた色ではなかったこと。よくよくみると、JAFが業務委託している会社のレッカー車だった。こういうところも外部委託が進んでいるんだな。
2006.01.07
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J信用金庫本店を訪ねる。店頭の全員が「おめでとうございます」と大きな声で新年の挨拶をしてくれる。非常に気持ちいい。担当者を待つ間に、ロビーにいたハッピ姿の本店長が名刺交換にくる。そして晴れ着を着た行員さんが、「甘酒とおしるこ、どちらになさいますか?」ときたもんだ。さらに、席に案内されると「お花をお持ちください」とチューリップの花束をいただく。入っていって、全員に挨拶されたのは、佐川急便さん以来だ。素晴らしい! これは簡単にできそうで、なかなかできないことだ。J信金さんは、固い経営で有名なのだが、本店を訪ねてみて、その一端を垣間見た気がした。
2006.01.04
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「べけんや」「あばらかべっそん」などという、ワケのわからない言葉を考えたのは、名人、八代目桂文楽師。その文楽の弟子、桂小勇(現・柳家小満ん(やなぎやこまん)師が書いた、名人の裏話。落語家というのは、二百や三百席の噺(はなし)を覚えていて、時と場所によって演目を替えるわけだが、本当に自信をもって演じられる噺は30席ほどだ。文楽師は演目が少ない噺家として知られていたが、実は当然、もっとたくさんできるのだが、自信がないものは高座にかけなかっただけ、というのが真相らしい。のもかかわらず、その日に演じる噺を、自宅を出る前に稽古していたというから、芸への厳しさが感じられる。そういうことができてこその「名人」ということなのだろう。しかも歳をとると思い出せない事も起こりうる。文楽師匠はそれを恐れ、高座で絶句したときの謝罪のせりふを前もって決めておき、その稽古もしていたという。かくして夏のある日、「大仏餅」という噺の途中で絶句し、「勉強しなおして参ります」と謝罪して高座を降り、二度と高座に上がることなく、その歳の暮れに他界することになるのだが、絶句したことへの悲しさよりも、謝罪のせりふを決めた通りに挨拶できたことにほっとしている様子だった、というのは、弟子としてすぐ近くで見ていた人にしかわからない。柳家小満ん師は、高校の先輩(といっても一回り以上年上の、だが)である。
2005.12.30
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大前研一さんの年上の妹こと、伶子さん(お姉さん)が10年ほど前に書かれた「学校に行かなかったケンイチ」が、書き改められた。先日、伶子さんにお会いしたときに「いま、本を書いているの。研一に知れたら怒られちゃう」とおっしゃっていたのだが、いよいよ出版された。旧版に、この10年のことが追記された形なのだが、楽しく読める。横浜の翠嵐高校という県立でトップの学校に入りながら、ほとんど学校に行かず、なのに試験の成績はトップだったという大前研一さんのことを、家庭の中から見て目で描かれている。確かに大前さんにとっては、怒りたくもなるだろうが、そこは姉弟の間柄である。家族の中での温かさが満ち溢れている。
2005.12.25
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もう30年近く前に流行った、「スネークマンショウ」の一節である。「みなさん、こんばんは」の二つの単語の第一音を入れ替えているだけのことだ。「いうこそ、よらっしゃいました」は「ようこそ、いらっしゃいました」の意味。非常に簡単なことだが、このシステムを使うと、とてもじゃないが、こんなこと人前で口にしたら、人格を疑われてしまうような単語連発の会話を交わすことができるわけで・・・。深夜放送で爆笑した経験をお持ちのかたもおいでだろう。昨日の東証マザーズの「61万円で1株」を「1円で61万株」売り注文出してしまった担当者は、とても笑ってはいられないだろうが、このニュースを聞いて「こなさん、みんばんは」のフレーズを思い出し笑いしてしまったのは、私だけではあるまい。
2005.12.09
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メトロ日比谷線の恵比寿を降りて地上に出たところで、「あ、けんさくさん」と呼び止められた。ええ?? 誰?? と思ったら、取引先の以前の担当課長だったMさんだった。ヘアスタイルがちょっと変化して、ぱっと見???だったのだが、すぐに判明。社用で恵比寿の会社に訪問した帰りとか。手短に近況を報告しあって、別れた。今日の私は、新宿、四谷、六本木と回って日比谷線で恵比寿を通り、帰社するところだったのだが、当初の予定は四谷までで、そのまま帰社してもよかったのだ。なんとなく、仕事とは無関係に六本木に行って、その帰りにばったり、というわけで、ものすごい偶然。お互いに、そこで時間を食った分、乗るはずだった電車を逃しているはずで、大きく言えば、人生って、こうやって変化していくんだろうな。
2005.12.02
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某駅ビルを歩いていると、前に電話をかけている女性が。追い越しざまにその声が聞こえる。「今終わったとこなの」前から、別な女性が、やはり携帯をかけながら歩いてきて「私も今終わってね、駅ビルの無印の前」ふたりはそのまますれ違ったのですが、これって、他人どうし? と思ったら、まさに待ち合わせているお二人でした。絶対に電話以外から相手の声が聞こえていたはずだと思う。▼本日読了
2005.12.01
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会社のビルの防災訓練、だと思っていたら、町内会主催のイベントだった。ハシゴ車がやってきて、マンションの9階から、84歳のおばあちゃんを無事救出された(勿論訓練で、のはなし)。これでドキドキしちゃって心臓によくないんじゃあ? なんて考えすぎだろうか?消火器による消火訓練と119番通報の訓練。これはどちらも、簡単なことなのだが、一度は経験しておかないと、あせってとんでもないことになる。119番に電話して、自分の住所が言えないという人は、結構いるらしい。落ち着いていれば大丈夫だろうけれど、あたふたしちゃうと・・・。さて、AEDである。何の略なのかは、資料が人数分なくて、もらえなかったので後で調べることとして、心臓の助細動機である。ドラマ「ER」でよく用いられる、心肺停止状態にある人の心臓を、電気ショックで動かすための機械だ。そんなもん、一般人が使っても、大丈夫なの? というのが率直な疑問。ご安心あれ。低周波治療器の親玉のような機器でパッドも手のひらサイズ。これを肩とわき腹に貼り付けると、まず心電図をとって判定してくれる。その上で、助細動が必要であれば、機器が作動して、スイッチが押せる状態になる。1度でだめなら2度3度、ということになるらしい。ずっと以前、30歳になった記念にスキューバダイビングを始めたのだが、そのコースの一環で、心肺蘇生術を教わったことがある。人工呼吸(マウスtoマウス)と心臓マッサージだ。これは現在でも勿論有効な人命救助の方法で、さらに進んでAEDが登場したということだ。これによって、救われる命が増えることだろう。と一安心したものの、この機器はいったいどこにあるんだ?救急車の中には標準装備になっているらしいが、そのほかには、公的な機関、大学の体育系学科というようなところが多いらしい。小中学校あたりに配置されるといいのだが、結構お高い機械らしく、予算の都合があるようだ。
2005.11.28
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松山しんのすけさんが校長を務める「Jカレッジ」。その講師が久米さんということなので、「ブログ道」のお話を伺いに行く。「メール道」に続いて「ブログ道」を執筆中の久米さんは、いろんなところで講演なさるようだが、平均年齢に合わせていろんな話題を織り交ぜながら話されるのは、さすが!天王洲のJALビルに行ったことはあったが、内部にまで足を踏み入れたのは初めてだ。二階のロビーにスタンドがあり、時刻表やプレスリリースが置かれていたので、ありがたく頂戴してきた。時刻表は時刻表でも、CARGO便だけが載っているもの。旅行会社や空港カウンターではお目にかかれません。またプレスリリースでは「国際線のファーストクラス、ビジネスクラスの機内食で、炊き立てのご飯をサービスするというお話。アテンダントさんが、御櫃(おひつ)から茶碗によそって、手渡ししてくれるんだそうです。最近は電子レンジに入れられる御櫃ってのも売っているらしいのだが、炊き立てのごはんは、御櫃に移したほうがおいしいし、持ちもいい、っていいますよね。久米さんには、椅子選びのお話も伺ってしまった。先日見た素晴らしい椅子の工房については、また今度。業務連絡:久米さん、まだ内緒ですよ。
2005.11.25
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「話の特集」という月刊誌があった。高校生の頃から毎月読んでいたのだが、その編集長が矢崎泰久氏。永さんと矢崎さんの対談本、その3だ。「生き方」「老い方」につぐ第三弾。
2005.11.22
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なんてクイズを出されても、そう簡単には答えがでないですよ。3人とも、同じプロダクション、とすぐに答えた人は、かなりの芸能通。「国民的美少女コンテスト」から出てきた、ということも答えられれば素晴らしい。だが、実際には、そのコンテストでグランプリをとっていない、という点が大事なのだ。誰もがいいというものではないところに目をつけることの重要性。中島みゆきさんも、ヤマハのポピュラーソングコンテスト(ポプコン)で審査員の票は入らず、会場票で優勝したという逸話があるそうな。元フジテレビのプロデューサー、王 東順さんのセミナーで、そんなことを教えていただいた。ある年、好感度調査で、好きな芸能人第一位ビートたけし、嫌いな芸能人第一位ビートたけし、ということがあったという。つまり、「嫌よ嫌よも好きのうち」なんだ。昨日の大前さんの本にもあった。常識を疑うことが大事だって。▼結構笑える!
2005.11.17
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私が尊敬する大前さんの新刊。経営コンサルタントとして、また新規事業立ち上げに際して、どのように発想するのか? ということが記されている。この方法はいろんなことに使えるし、頭の体操として、威力を発揮する。「あなたが三菱自動車の社長だったら、どうやって再生する?」「あなたがもし金正日だったら、日本に対してどうする?」というようなことを、常日頃、考えてみるといい、というのだ。まさかそんな場面に対峙することは無いだろうが、そういう感覚で考えをめぐらせてみると面白い。単に思いつきを並べるだけでなく、裏づけとなるデータを添付することも重要だ。そしてそのデータは、ネットですばやく収集する。そういう癖をつけろということなのだ。実行するとなると、結構難しいのだが、難しいと言っている限り、進歩はないのだろう。やるかやらないかの差は大きい。
2005.11.16
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「ネッカリッチ」というのは、不思議な商品である。農業資材、という分類になるのだろうか? 南九州の森林に生える照葉樹の樹皮だけで炭を焼き、粉にする。この粉に、炭を焼いて出た木酢液を吸着させたものである。樹木全体を使わずに、樹皮だけを使っているところに妙味があるらしい。いわく、樹皮はどんどん成長しているが、幹の中は水の通り道でしかない。この炭の粉を、家畜用飼料に混ぜたり、土壌改良剤として畑に撒いたり、はては養殖魚の餌に混ぜたり、ということを行うと、肉質が良くなったり、野菜や果物の味が良くなったり、病気になりにくかったり、という効果があるというのだ。宮崎みどり製薬という会社が30年以上作っているが、何がなぜどういいのか? まだまだわからないところがたくさんあって、それを研究している大学の先生方の発表会が、この研修会。全国のネッカリッチを使っている生産者や流通業者がたくさん集まっていた。『夢の百姓―「正しい野菜づくり」で大儲けした男』という本を書かれた、横森 正樹さんというレタス生産者も姿を見せた。いまの時期では、もう無理なのだが、夏場、横森さんのレタスを食べてみたいものだ。我が家のガビーも、毎日のごはんに、ネッカリッチを混ぜ混ぜしている。(商品名は『森のサプリ』) おなかの調子はすこぶる良い。
2005.11.09
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「ネッカリッチ」というのは、不思議な商品である。農業資材、という分類になるのだろうか? 南九州の森林に生える照葉樹の樹皮だけで炭を焼き、粉にする。この粉に、炭を焼いて出た木酢液を吸着させたものである。樹木全体を使わずに、樹皮だけを使っているところに妙味があるらしい。いわく、樹皮はどんどん成長しているが、幹の中は水の通り道でしかない。この炭の粉を、家畜用飼料に混ぜたり、土壌改良剤として畑に撒いたり、はては養殖魚の餌に混ぜたり、ということを行うと、肉質が良くなったり、野菜や果物の味が良くなったり、病気になりにくかったり、という効果があるというのだ。宮崎みどり製薬という会社が30年以上作っているが、何がなぜどういいのか? まだまだわからないところがたくさんあって、それを研究している大学の先生方の発表会が、この研修会。全国のネッカリッチを使っている生産者や流通業者がたくさん集まっていた。『夢の百姓―「正しい野菜づくり」で大儲けした男』という本を書かれた、横森 正樹さんというレタス生産者も姿を見せた。いまの時期では、もう無理なのだが、夏場、横森さんのレタスを食べてみたいものだ。我が家のガビーも、毎日のごはんに、ネッカリッチを混ぜ混ぜしている。(商品名は『森のサプリ』) おなかの調子はすこぶる良い。
2005.11.09
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「chaya」といえば、葉山の日影茶屋である。本体の日本料理店にも、フランス料理の「ラ・マーレ・ド・チャヤ」にも、いつも目の前を通過するだけで暖簾をくぐったことはなく、もっぱらその中間に所在するケーキ屋さん「パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ」にときどき立ち寄るだけだ。逗子から御用邸に向かって海岸通りを走ると、鐙摺(あぶずり)の港は、もう、すぐそこ。海っぺりにぽつんと白い建物がフランス料理のお店で、そこへ曲がる角にあるのが、このケーキ屋さん。初めて行ったのは、たぶん30年くらい前。高校を卒業したかしないかくらいのときに、先輩に連れて行ってもらったのだ。そういう優しい人がいなければ、とてもじゃないが、車がないと当時は(今もそうだけど)行かれる場所じゃない。だからこそ、あまり繁盛しすぎなくて、ちょうどいい、というのは、客の勝手な考えで、お店としては夏の海水浴シーズンだけ流行っても困るのだろうお。このお店のアップルパイが好きだ。子どもの頃は、お客様がお土産に持ってきてくれる不二家のアップルパイが好きだったが、大人になってからは、ちょっと甘すぎるような気がし・・・。その点、cyahaのアップルパイは、シナモンが効いて大人の味なのだ。なんてこといって、実はちょっとおしゃれな雰囲気がなんともいえない訳だ。アップルパイは普通のお店だと、丸く焼いたものを扇形に切り分けるのだが、このお店では長方形に細長く焼かれる。これを丸ごと(四角ごと)1本買って帰って、お店で食べるよりも大きく切り分けると、ものすごく贅沢なことをしている気がする。とくに、お店では絶対に供されない「端っこ」の、りんごよりも皮が多いような部分を食べるのが、大いなる喜びなのである。すんごく貧乏くさい話でもあるけれど。でも、あの端っこの切り落としだけを集めた袋があったら、絶対毎週買いに行くだろう(あー貧乏くさすぎる)。各地の高島屋にショップが出ているのだが、どこでも切り分けたものしか売っておらず、だから端っこを食べたかったら、葉山の本店で運よく買えたときだけなのだ。昨日の午後、大渋滞の鎌倉を抜けて、ようやくたどり着いた私に、お店のスタッフは「申し訳ございません。アップルパイは季節限定商品で、現在は作っておりません」と、のたもうた。がっくり。確かに、素材となる紅玉のりんごが年中手に入る訳ではないのだから、それはそれで仕方ないとえいば仕方ないことなのだ。旬に食べるからこそ、おいしいというもの。自棄になって旭屋でコロッケと、それをはさむパンを買って、車の中でムシャムシャ食べた私なのだった。トホホ。
2005.11.04
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そうか、サービスするっていうのは、こういうことなんだな。先日、講演をお聞きしたあと、御著書にサインをいただこうと思ったのだが、長蛇の列ができてしまっていたので遠慮したのだが、出版社の方にお願いして無理やり預けてしまった。今日、ご本人から宅配便で、サイン本が送られてきた。メッセージカードが付いて。当日その場でサインしていただいていたら、「ああ良かった」で終わってしまったかもしれない。出版社の方から送っていただいたとしても、「お手数をおかけしてしまったな」とお詫びして収まったかもしれない。でも、ここまでされると、感動してしまう。これこそが、「サービスを超える瞬間」なんだな。▼この人のサービスも、ものすごい!
2005.11.01
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「おいしいイタリアンのお店なら、ここ。」と知人に紹介されて、ちょっと遅かったけれど、伺ったお店が「アンセルモ」。白身魚のカルパッチョ、タコのマリネといった前菜類が、どれも新鮮で、さらに絶妙な味付け。息子はペンネ・アラ・ビアータ、家人はニョッキのゴルゴンゾーラチーズ(「絶品」とメニューに書かれていたが。自画自賛するだけのことは、オオアリ)、私はシコイワシのパスタをいただく。腰越の漁港に上がったシコイワシを唐揚げにして、パスタに和えてあるのだが、レーズンと松の実が入って、食感も楽しい。デザートには、丸ごと1個のりんごを包んだアップルパイを三つに切って、アイスクリームを添えてもらう。毎度思うことなのだが、アップルパイとアイスクリームって、絶妙な取り合わせなんだなあ。七里ガ浜の駅前、鎌倉プリンスの横をぐんぐん登って、カレーの珊瑚礁がある、一つ左のブロックだ。車がないと、ちょっと行きにくいが、地元にお住まいの方で繁盛しているんだろう。
2005.10.31
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日本では大阪にしかないこのホテルに、一度だけ泊まったことがある。出張用の宿を探していたある予約サイトに、激安で載っていたのだ。だが残念なことに、深夜に到着して、朝にはもう出発するというスケジュールで、とてもこの豪華なホテルでホテルライフを楽しむ、という余裕は無かった。2007年には東京六本木(と赤坂の中間くらい)に新たに進出してくるこのホテルの日本支社長、高野登さんが本を出された。電車に乗って優先席が空いていたら、どうしますか?A.空いていれば座る。B.優先席が必要な方が来たら譲ればいいのだから、座る。C.自分が座るべき座席ではない、と考え、座らない。Aのように考える人が集まっている会社とCのように考える人たちが集まっている会社では、雰囲気もサービスに対する情熱も、大きく違うことでしょう。リッツカールトンというホテルは、Cのように考えるホテリエ(ホテルマン)が仕事をしている場所なのだそうです。そしてホームランを狙わず、シングルヒットを「こつこつ」と連続していくことが大事なのであって、でも誰かがアウトになると、そこでゲームセットになってしまうような感じ。老眼鏡を忘れたお客様に、大阪から東京まで届けに行ったというような、伝説のように語り継がれるサービスがある。このエピソードとて、その従業員が不在の間、誰かがカバーしなければならないわけだし、交通費もかかる。つまり、一人のホテリエの知恵だけでは為し得ないものだし、そういう行為を自分の判断で行える社風や経費支出のルールが作られているのですね。特別なことをするのではなく、ちょっとだけイレギュラーなことの積み重ねが、スペシャルに映るということなのでしょう。従業員の誰もが、疑いなくそのイレギュラーに力を貸せる体質が、世界中の2万人弱のスタッフ全員に染み込まされているのでしょう。なぜそれができるのか?リーダーが明確なビジョンを伝え続け、従業員の向上心が湧き続けるような仕組みを作っているからなのでしょう。そんな会社を作ってみたいものです。
2005.10.26
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香取さんは、いつも熱い人だ。ディズニーランドのアルバイトから、サービスに目覚めてしまい、「香取感動マネジメント」という会社を興してしまった。ディズニーランド時代から貯めた、心温まるサービスのあれこれが綴られている。
2005.10.18
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なんのことか、わかる人は、非常に少ないでしょう。第一、「オムニバス」という単語の意味とはぜんぜん違う造語なんだから。バス交通事業を円滑に推進するための整備事業ということで、バスターミナルやバス停をきれいにしたりする、ってことなんだそうな。問題なのは、この事業の費用が毎年十億円以上も、しかも、自賠責保険料から支出されているってこと。「自賠責保険」というのは、いわゆる「強制保険」で、万一の事故の際に被害者を救済するためのもの。人身事故が起きると、まずここから治療費などが支払われる。車を買ったときや、車検をとるときには、必ず払わなければならない保険料だ。国土交通省によれば、「バス利用が進んでマイカー利用が減れば、交通事故が減るから」という、とってつけたような理由。建物を作ると目立つから、こういうやりかたでゼネコンにお金が落ちているわけだ。保険料が余っているなら、値下げしなさい!! ってことだ。
2005.10.18
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とある会合の席でご一緒させていただいた方が、実は高校の先輩だということが判明。その方に教えていただいた本だ。ホテルニューグランドの総料理長、高橋清一さん書かれた料理の本。高橋さんは、厳しい料理人の階級世界のなかでは珍しく、ブッチャー(肉の解体屋という意味)出身だ。素材の仕入れに関する権限を持っていた。普通のレストランでは、皿洗い、鍋洗い、仕込みなどを数年ずつ経て、スープ担当、焼き物担当、という役割分担になる。そして、そこを通過して上のランクになったら、二度としたのランクの仕事をすることはないという。そして上り詰めた頂点が、総料理長、つまり「グラン・シェフ」ということになる。しかしニューグランドでは、あらゆる仕事をローテーションで担当するという。つまり、「横浜流」というのは、ニューグランド流の仕事の仕方について、とう意味だったのだ。高橋さんも、ホテルの総料理長としては異例なほど、その経歴の多くをブッチャーとして過ごし、総料理長に抜擢された、ユニークな方だ。いまでも総料理長室にはほとんど入らず、調理場の片隅の小机で書き物をしているという。美しい料理やレストランからの眺めの写真がたくさん載っていて、それも楽しい。
2005.10.17
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いつも明るく、笑顔が絶えない叔母だった。好きだったというピンク系の山盛りの花に埋め尽くされた、きれいな祭壇が作られていた。崩れるという予報を見事に裏切り、晴れ間も見えて、汗をかくような秋の週末だったが、片づけが済んだころ、雨模様になった。叔父が挨拶の中で「私の妻のことではありますが、ボランティアなどで人のために尽くした生き方を、褒めてあげたいと思います」と述べていた。自分のことも満足にできずにいる、自分が、恥ずかしいやら歯がゆいやら・・・。
2005.10.15
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朝、私の乗る駅始発の電車があって、10分並べば確実に座れるので、時間が合うときは利用するのだが、決まってその時刻、同じドアから乗る乗客がいる。孫とおばあちゃん、という関係であることが、見てわかる。まだ小学生にはなっていないと思われる男の子と、おばあちゃんなのだが、毎朝、おそらく20分は前から来ているようだ。で、二人で座る。そして男の子は外向きに靴を脱いで、車窓に見えるほかの電車のことなどを、おばあちゃんにはなしかける。駅一つ過ぎたあたりから、この子が英語のプリントを読む。結構いい発音だ。ってことは、このおばあちゃんは、孫を英語教室に通わせるために、毎日送り迎えしているってことなのだろう。だが、私はこのばあちゃん(すでに「お」は抜けている点に注目)に一言いいたい。英語教室に通わせる前に、通勤電車に子どもを座らせるな!! どんなに早くから並んでいようと、運賃をはらってもいない子どもに座る権利はない!! 席が空いているならともかく、込み合う車内で、みんな白い目で見ているのを理解したほうがいいぞ!!てなことを腹のなかで毒づきながら、ちょっと家を出るのが遅れちゃった日には、某駅で降りることが分かっている、このばあちゃんの前に立つ、ずるい私なのである(^^)。
2005.10.12
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著者の加賀屋さんには、香取貴信さんを通してご挨拶させていただいたことがある。ディズニーランドで同僚(バイト仲間)だった香取さんの説明を聞く限り、加賀屋さんは、相当な「ディズニーオタク」だ。なにしろ、計画段階にあった「スプラッシュマウンテン」で働きたいとの一心で、休みの日にもランドに通い、マークトゥエィン号の船上から、建設現場のビデオを撮り(見せていただいたことがあるが、ものすごい執念!!)、模型を作り、工場に試運転を見に行ってしまうというくらい、一途なのだ。この本も、「アメリカのディズニーランドで働きたい」という夢をかなえるために、アメリカ研修プログラムのあったディズニーストアに就職し、見事研修に派遣された一年間から得た様々な事柄が記されている。夢を持ち続けることが、いかに大切か、そして、思い続ければ夢は叶うのだ、ということを改めて教えてくれる一冊だった。
2005.10.10
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問題です。今日と明日、ホテルの部屋が2部屋空いています。ここに予約申し込みがいくつか入っています。Aさん 今日から2泊 1泊あたり8000円Bさん 今日から2泊 1泊あたり8000円Cさん 今日から1泊 1泊あたり10000円Dさん 今日から1泊 1泊あたり10000円Eさん 明日から1泊 1泊あたり10000円さて、部屋は2部屋しかありません。いったい誰の予約を受け、誰を断るべきでしょうか?曜日や季節は関係ないものとします。AさんとBさんを受ければ、部屋は100%埋まりますが、収入は32000円です。CDEさんを受ければ、明日の部屋が1つ空き、収入は30000円となります。ホテルのサービスを考えると・・・正解は、ABさんのうちどちらかを断り、CDさんのうちどちらかを断り、Eさんを受け入れる。すると部屋は100%埋まり、収入は36000円となる。こういうのを「イールドマネジメント」というんだそうです。勿論、実際はこんなに簡単ではなく、部屋のランクによって室料が違い、どこからの紹介のお客さんかによって、確実に来るか、キャンセルされる可能性がどのくらいか? 季節や曜日によっても違うし、観光客かビジネス客かによっても違いが出るわけで、そういう過去のデータに基づいて、何百室もあるいは1千室を越える部屋を割り振っていくということです。人間が差配する限界を超えていますので、これをコンピュータシステムで行うわけです。飛行機やホテルのような、今日を逃したら腐ってしまうものを、いかに売り切るか? という戦略があるんですね。ピークシーズンには周辺のホテルがあらかた埋まるまで待って、なるべく高く売る、というような作戦もとることがあるという。奥が深いですねえ。ちなみに、ビジネス客は、食事を外でとることが多く(接待されたりするんでしょう)、あまり旨味がないんだそうで、でも法人契約すると、確実に年間何室かは埋めてくれるので、それはそれで大事にすると。某ホテルの総支配人に伺ったお話です。
2005.10.07
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中島武さんは、紅虎餃子房などの飲食店チェーンを経営する際(きわ)コーポレーションの代表者。200店舗を越すチェーン店を十数年で築いてきた男のハングリーさが、描かれている。実際にお店で食事をしてみるとわかるのだが、量的にも質的にも大満足なのだ。それでいてリーズナブル。自分は料理のプロではなく、客のプロだという思いから、そういってはなんだが、中島さんの風貌は、ちょっと怖い。飲食店の前には金融業で、かなり怖い思いをしたらしいが、そのせいで、どんな場面にもたじろがない。最近、京都に旅館も開いたと雑誌の記事で読んだ。ぜひそこにも行ってみたいものである。
2005.10.06
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