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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
November 25, 2009
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カウントダウン時計

千穐楽の歌舞伎座へ

仮名手本忠臣蔵 

大好きな七段目

そして!ニザ様の大星由良之助が観たい!

席がなかったら並んで幕見も辞さない覚悟だった。
譲ってくださった方に大感謝!

そして、また、このご縁で仲良くなって
12月のチケットも譲りましょうかなんて
うれしいこと(^^)/

歌舞伎座の前をキティちゃんのバスが通る。
このミスマッチがいいでしょ♪

キティちゃんのはとバス

めでたい焼き、パクッ 200円という良心的な値段。
お餅がはいっているのも嬉しいたい焼き、ウマシ!

歌舞伎友達の染丸さんのレポによると、他では購入不可!

歌舞伎座改修後は、食べられないかもしれないので、
歌舞伎座へ行ったら、ぜひご賞味あれ。

めでたいやき

五、六段目の菊五郎@勘平、時蔵@おかる。

仮名手本忠臣蔵の昼の部を観た時、

どうしても昨年観た平成中村座と比べて観てしまい、
困惑したのですが

五、六段目は菊五郎さんの勘平の良さが
ひしひしと伝わってきました。

菊五郎さんの几帳面な感じの作り方が(なんか、うまく表現できないけど)
いいなーと思うのです。

勘三郎さんも、うまかったけど、
若気の至りで悲運な最後!って感じは
勘太郎君が「らしかった」かな~。

一文字屋のお才、芝翫さん。
ビシッと貫禄ある女将さんでさすが!

融通利かなそうに見えた亀蔵さん、
悪そうなんだけど憎めない勘三郎さんと見ましたが、
左團次さんだとまた違う源六なのが、面白い。

2階 廊下

おかるの父を殺して
50両を奪う定九郎を梅玉さん。

でも、いつも義経など良い役の梅玉さんなので
悪人には見えず、
やっぱり中村座でみた橋之助さんを思い出しちゃった。

色悪なら、染五郎さんで定九郎を観たいな!

ダルマ

待ってました!
の七段目、一年ぶりのニザ様の由良之助。

平成中村座で
すっかりホレボレしたあの、由良之助。
紙垂を下げた姿もナツカシー。

大好きな勘平さんのため、身売りをするおかる。

去年観た時は、
男は身勝手でやだな、身売りなんてダメだよ!

いくら敵討ちに参加するための軍資金が必要だからって
遊女になんかならないで!

と、思っていたけれど、

勘平さんの仕事中、
おかるがデートに誘ってさぼらせてしまい、
運悪く、その間にご主人の塩冶判官が刃傷に及ぶ大事件が
発生してしまったのが、二人の不運のはじまり・・・

愛しさのあまり、勘平さんを誘ったのだけど、
こんなことになったのも、すべては自分のせいと責めていたんだ。

だから、元の武士にもどれるなら、あの人が喜ぶなら
なんでもするわ、私って気持ちでいっぱいだったんだって。

そう思って見ると、おかるの気持ちにシンクロするなぁ。
それでも私は身売りはダメなので、土方でもするかな。

おかるの時蔵さん、なんて気品があるんでしょ。

で、何故七段目のおかるが、福助さんなんでしょ。

私は福助さんはかなり好きですが、
六段目まで時蔵さんなんだから
同じ人でいいのに~。

福助さんのおかる!

そうは言っても、
はかなげでとっても綺麗だったので
福助さんも観られてお得!

と思えばいいのでしょうか♪

例の有名な鏡で手紙を盗み読みする場面、
平右衛門とのやりとりなども、
なにげない仕草、体の向き、顔の傾け加減などの
ひとつ、ひとつがとっても優雅でオペラグラスでずっと追ってました。

さて、ニザ様ですが、
前半のお茶屋遊びの柔らかさから一変、
斧九太夫へ怒りをぶつける激しい口調と表情が凄まじく
ブラボー!松嶋屋!

そういえば、歌舞伎座だからか、千穐楽だからか
大向こうさんがたくさん!

盛大に声がかかって楽しかった!
これぞ、歌舞伎座!

この前の国立は声がかからず、さみしかったもの。

なんと、私の隣の席まで!大向こうさんだったもん♪

声をかけるのは今かな!とか、
私までタイミングをはかったりして。

どうも、とてもこだわりがある方で
最もふさわしいところにピンポイントで、
かけたいみたい。

他の方とは、あえて、ずらしているように感じました。

いい声だし、
ちゃんと「音羽屋」「山崎屋」
どの役者の見せ場にもかけてくれて、
それも良かったな。

歌昇さんの小林平八郎等が大活躍の討ち入りシーン。

殺陣やセリフが平成中村座と一緒だったので、
この演出はスタンダードなものなのでしょうか。

最後、引き上げのシーンは
正面向きに大きく橋が組まれたセットで
四十七士がよく見える演出がなかなか見ごたえあり。

義士達の快挙をねぎらう服部逸郎役が梅玉さんで

やっぱり梅玉さんはこうでなくっちゃ!と思う適役!

このシーンがあるおかげで、
晴れ晴れと爽やかな気分で歌舞伎座をあとに出来る♪ 

メデタシ、メデタシ!

景清いつも眺めていた
この絵のモデルは
景清。
阿古屋の時に覚えて、
いろいろ調べたりした景清。

あれ以来、景清が出てくる歌舞伎を
観てないので
ぜひぜひ、観たいものです。

この絵も大好き!片岡球子さん画。

新しい歌舞伎座にもどうぞ飾ってくだしゃんせ。
できればガラスを外して、がいいんだけどな。

片岡球子

ききみみやが観た平成中村座の七段目

(2009年11月25日 顔見世大歌舞伎 歌舞伎座)






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最終更新日  July 1, 2016 01:03:11 PM
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