PR
キーワードサーチ
サイド自由欄
カテゴリ
「パコと魔法の絵本」、公開時に見そびれて
DVDで見ようかと思ったけれど
録画した番組さえ見られないこの頃
レンタルしても見ないまま返却しそうで
観るのあきらめてた。
ところが、敬愛する ノコギリ演奏家の
サキタハヂメさんも登場するという話を聞いたので
図書館で予約けど、たいそうな人気で
忘れかけてた年末、ようやく番が回ってきた。
ノベライズなので読みやすいが物足りない。
書いているのは賞を取ったりした人らしい。
でも、この表現好きじゃないな~が最後まで続いた。
さすがに結末には心をだいぶ動かされたけど。
たぶん、この自殺を繰り返す元人気子役が妻夫木君の役?
今までの妻夫木らしくない役で
ファンが観たらがっかりするかもって
そこだけ映画の紹介覚えているけれど、
後は記憶にない。
配役気になるな。
いけすかない会長の役は頭の中で
勝手に津川雅彦さんになってる。
でも、この下品なタマコは一体誰が?
中途半端だな~ DVD観たくなった!
いい小説、これをぜひ映画にしたい!
そんな作品は原作も映画(舞台)も
どちらも魅力があるのにね。
ノベライズはどうしてやせっぽちなの?
逆に「トリツカレ男」の舞台を観て
興味を持って読んだ原作は
軽いカンジがちょっとヤだったんだけど、
読み進むにつれて慣れ、ストーリーに引き込まれた。
この人の他の作品が読みたい!
迷ったすえに選んだ理由は絵本画家の荒井良二さんの挿絵。
「ぶらんこ乗り」私はちっとも知らなかったけれど
作者のいしいしんじさんの
知名度をあげた話題の作品だったそうな。
いしい しんじ
1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。
2000(平成12)年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』を発表。
たいへんな物語作家が現われたと大きな話題に。
’03年、第二長篇『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。
’04年、第三長篇『プラネタリウムのふたご』が三島賞候補作に。
Amazonからちょっとお借りしてきましたプロフィール。
賞のあるなしはワタシには関係ないけど
みんながすでに認めてた人に今頃気づいたんだなって
ちょっと世間の動きに疎い自分がハズカシ
セツナイ イトシイ 話です。
最初は違和感があって、さらに言えば拒否反応もあって
設定だって、おかしいよ。
「トリツカレ男」の時もそうだったけど。
「トリツカレ男」は恋しさのあまり
好きな女の子の亡くなった恋人になりきる。
体型からから声から全て真似て
その人そっくりになれちゃうなんて
アリエナイでしょ。
「ぶらんこ乗り」にでてくる男の子が可愛がる
半分、毛の抜けた犬。
そんな悲しい犬なんか出てくる話だって
好きじゃないはずなのにさ、アタシ。
ぶらんこ乗りは手をつないだかと思うと
すぐ次の瞬間、離れてしまうでしょ。
そんなぶらんこ乗りの夫婦を書いてある個所があって…
すぐ離れるのを淋しがる妻に夫が言うんです。
「手をにぎろう」
「お互いに命がけで手をつなげるのは
ほかでもない すてきなことだと おもうんだよ」
そして、旅先からのハガキ、そこらを読むときには
すっかり いしいしんじさんの中毒になっているよ、きっと。
ぶらんこ乗り
ファンタジー色の濃い作品の挿絵として私が選んだのはこの写真
お菓子の家の屋根になりそう?バームクーヘン(東銀座・文明堂)