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2006年05月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、後編です。

どちらが清和会の候補として
総裁選に出馬することになるのだろうか。

私の考えでは現時点では
安倍普三さんのほうが
可能性が高いと思う。

なぜかというと、
それは先日の森さんの


「私は一本化とか調整ということは言ってない。
(一本化すれば)古い自民党だと思われる」

これは森さんが派閥による
総裁選候補者の一本化を
事実上断念したときの発言だけど、
この森さんの理屈で言えば、

「次の総理は誰がいいかの
世論調査で1位の安倍さんが
総裁選に出ないとなると、
古い自民党だと思われる」

ということになる。


世論調査1位をキープし、
本人が「出たい」と言えば、
誰もそれを止める理屈を
持つことはできないのである。

また、安倍さん自身も、

キープしたならば
たとえ本人がやりたくないとしても
総裁選に出ないことは許されないと
自覚しているだろう。

そして、その時
福田さんなんだけれども
なんだかんだと理由をつけて
出馬しないだろうね。

そりゃ福田さんには
清和会の外から
出馬を促す動きが
来るだろうけど、
そうなるとますます
頑なに出馬を固辞するだろうね。

だって、外部の人間に手を突っ込まれて
清和会が分裂するなんて、
福田さんにとっては
あってはならんことだから。なんせ

「清和会とは自分のこと」

なんだからね。(笑)

したがって、福田さんが
出馬できるケースが
あるとなるならば、それは

「福田さんが世論調査で
安倍さんを抜いて
1位となった時」

のみであるということになる。

そしてその時は
安倍さんと福田さんの
立場は全く逆転して
安倍さんが出馬を辞退する
ということになるだろうね。

同じ理由でね。。。(苦笑)

世論調査における
福田さんの支持率は
安倍さんに迫る勢いらしいね。

安倍さんは38%で
福田さんは20%と
それぞれ2%ずつ
支持を伸ばしてるらしい。
(毎日新聞)

「反安倍(まあこれは、反小泉外交・
反構造改革だろうけど)の受け皿」

として、福田さんを持ち上げる人が
政界にもマスコミにも多いわけだけど、
福田さんの現状ってのは
イメージされるより
かなり厳しいと思うし、
それは福田さん自身
自覚していると思うね。

福田さんに関してはね、
私は こんなこと を書いたのだけどね。

『福田氏は入閣しないことで、
これから1年政治的に傷つくことはないだろうが、
ポスト小泉レースから降りて汗をかくこともなく、
1年後に総裁選に名乗りを上げても
国民の理解は極めて得られにくいだろう。

福田氏に清和会継承の目があるとすれば、
そして森氏がキングメーカーとして生き残るためには
安倍氏の失点をひたすら待つという
消極策しかないわけだ。』

福田さんは基本的に現在も
この状況下にあるのだ。

福田さんは支持率を伸ばしているけど、
安倍さんとの差は全く縮まっていない。
これから安倍さんを逆転するとなると、
よほど日中関係とかで
大変な事態が起こるとかがないと
無理だろうと思う。

しかし、安倍さんも
その辺は心得たもので
極めて慎重に安全運転である。

それにね、これは私の印象でしか
ないかもしれないけど
11月以降の世論調査を見た感じだけどね、
安倍人気ってのは必ずしも

「シングル・イッシュー」(by 安倍さん)

ではなくなったと思うね。

「外交における強硬な発言」

だけが人気なのではなく、

「次のリーダーとしての
政治家・安倍普三」

の全体的なイメージが
国民に広く認められつつ
あるように思うよ。

その証拠に、11月以降
官房長官としての発言は
非常に慎重でバランスが取れている。

安倍さんは福田さんが
閣僚でないことについては
やりにくさを感じているとは思うけど、
私が11月のエントリーで指摘した
安倍さん自身の課題については、
無難にこなしたと評価していいように思う。

こうなると、福田さんにとって
安倍さんを世論調査で逆転するのは
極めて難しくなる。

だからこそ、福田さんはなんとかしようと
連休に議員外交を積極的に行ったのだろうけどね。

それと、福田さんには
もう1つ不利な点があるね。それは

「福田さんは、安倍さんが総裁選出馬に
積極的な姿勢を見せ続けている間、
総裁選出馬を言い出せない」

ということだ。

その理由はすでに述べた通り。
「世論調査1位の安倍」を押しのけてまで
我こそが総裁候補と派内を説得する材料に乏しく
さりとて、「清和会とは自分のこと」であるから、
派を割って自分が出ていってまで
総裁選に出馬することは考えられないからだ。
よって、福田さんは

「マスコミがつくったフィクションだ。
私は野心もなく、淡々と日常の政治活動を
こなすことに全力を挙げる」
「将来のことは、その段階で
国民に判断していただくことだ」

と、言い続けることだろう。
しかし、それは他のポスト小泉候補が
総裁選出馬に積極的な姿勢を見せる中、
国民からは非常に消極的に映るだろう。

私は、このままでは福田さんの
世論調査の支持はおそらく今がピーク。
これから次第に落ちていくだろうと思っている。

福田さんは安倍さんの失点待ちでないと
チャンスはないという状況は
11月から何も変わってないと思う。

要するに、最初の話に戻るけれども、

「安福戦争」

と、自民党総裁選をめぐって
安倍・福田のマッチレースを
マスコミは煽っているけれども、
それはあくまで

「清和会内での総裁予備選」

以上の意味合いはないと
私は思っている。

最終的に、9月の総裁選を戦うのは

「安倍か福田の勝者VS
麻生・谷垣・山拓などなど」

となるのだろうから。
だから、あんまり真剣に
安倍だ、福田だと
注目しないでいたほうが
あとでガックリしないで
すむと思います、はい。(苦笑)

まあ、安倍さんも福田さんもね
我々庶民とは感覚のかけ離れた
ええとこのお坊ちゃんなんですよ。(笑)

だから、口ではいろいろ言いながら、

「清和会のオーナー意識」

というね、庶民感覚とはえらい離れたところに
実は彼らの総裁選出馬の判断のポイントがあると
いうことです。

そこを見誤ると、
物事は見えてこないと思うね。

まあ、福田さんの大逆転が
絶対にないとは言えない。
通常国会終了後にはね、多分

「小泉首相の8月15日の靖国神社参拝」と
「小沢一郎民主党代表の訪中」

があると思うからね。(爆笑)

これはおもしろいよね。
事態はどっちに転ぶか

まあ、私はこの2つがほんとにあったとして
必ずしも福田さんを有利にするとは思ってないけど
それはまた後日。。。(苦笑)

さて、では9月の総裁選なんだけれども、
清和会の総裁予備選を勝ち抜いた者の
ワンサイドゲームになるだろうと
大方は予想するかもしれないけど、
物事はそう単純には進まないだろうね。

もう疲れたから、それはまた後日。
本業、大変なんす。。。(涙)

とりあえず、私の11月の時点での分析を
おさらいしておいてくださいませ。(苦笑)

それでは、またね。



「かみぽこ政治学」バックナンバーは こちら。





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最終更新日  2006年05月18日 21時58分12秒


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