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2007年02月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、先日久しぶりに

JYA(日本の大学生の
1年間の交換留学プログラム)
の学生の就職活動の

「エントリーシート」

の書き方を
アドバイスしたんだよね。

「エントリーシート」ってのは

よくわからないという方も
多いかもしれないけど、
要は、昔は就職活動の時は
最初にゼミやサークルの先輩を訪問する、
いわゆる、

「OB訪問」

からスタートして、
評価されれば
徐々に偉い人と会わせてもらって
面接していくという
形だったけれどもね。


最初に、会社のウェブサイト上にある
「エントリーシート」に記入して送信する。

この「エントリーシート」ってのは
履歴書に相当する部分と、
論述式の質問に答えていく


つまり、自分のゼミやサークルの先輩という
気軽なところから会社にアクセスする前に、
エントリーシートというウェブ上の審査で
落とされてしまうことがあるって
ことなんだよね。

大変だよなあ、
今の学生さんは。。。(苦笑)

ということで、
エントリーシートの質問に
どう答えるかということが
重要になってくるわけだけど、
これが、一見すると
非常にトリッキーな質問が
多いんだよね。

だけど、その質問から
学生のなにを知りたいのかを
よくよく考えてみると
実によく考えられた質問だなあと
結構感心させられる。

それゆえに、学生が
どう答えたらいいか
頭を抱えてしまうことも多く、
僕のような社会人経験者に
相談に来ることもあるわけだ。(苦笑)

僕はもちろん、
エントリーシートなど
書いたことはない。

どんな風にエントリーシートを書いたら
審査をパスするのかなんてわからない。

ただ、エントリーシートに書かれた答えを見たら
それが審査をパスできるものなのかどうかは
大体わかる気がするんだよね。

僕は会社に8年間いて、
そのうち4回、
リクルーターという形で
学生のOB訪問を担当したんだよね。

あの当時、会社の近くのレストランとかで
食事しながら学生と会って話をして
いい学生だと判断したら、
先輩社員に紹介してということを
やってたわけだけれども、
多分通算で200人以上の学生に
会ってるからね。

それも、結構真剣にやってたんだよ。

先輩社員にへんな学生を紹介したら

「とんでもない奴を紹介しやがって。
このバカタレが!」

と、お叱りの内線電話が
即座にかかってきたからね。

あの会社は体育会系が多かったもんで。。。(苦笑)

ものすごい緊張して
学生と対峙してたわけだ。

その経験があるんでね、

「こりゃダメだな。。。」

っていうのは、
エントリーシートをパッと見たら
大体わかるわけです、はい。(苦笑)

それで、僕がエントリーシート見ると
結構勝率がいいのよ。

いや、ほんとの話。。。(笑)

昨年度は、激戦の超高級ブランドメーカーの
最終面接までうちの学校の女の子が残ったし。

え~、エントリーシートが
パスするまでが僕の仕事であって、
面接がどうなるかは
僕の責任じゃないからね。(笑)

それと前回書いた商社志望の彼、
(2006年12月17日
就職活動中の学生さん必見!?:かみぽこの商社論(前編)
就職活動中の学生さん必見!?:かみぽこの商社論(後編) )
ほんとに商社の内定、
取りましたよ。

うひょひょ。。。

面接の時、聞かれたらしいよ。

「商社って、どんな仕事をしているんだと思う?」

それで、一通りモノの本に
書いたようなことを
言ったらしいんだけど、そうしたら

「他には?」

と聞かれたので、
「かみぽこの商社論」に
書かれたいたことを
言ったそうだ。そうしたら、

「へえっ。よく勉強してるね。。。」

それで内定取れたと。(笑)

ということで、
今日は地元の地方銀行に
エントリーシートを出したいという
A子ちゃんという子の相談を受けた。

「その会社のHPをみると、
海外留学経験者を募集してるんです。

その地方には『世界遺産』もあるので、
外国からの観光客を増やして
地域を活性化したいと。」

なるほどね。。。

「だから、そういう国際交流とか
社会への貢献に取り組む会社であることが
志望理由なんですけど。。。」

うん。。。

その志望理由ってのは
それはそれでいいんだけれども
もうちょっと踏み込んで
考えてみてほしいんだなあ。

「どういうことですか?」

うん、つまりさ、
その会社は国際交流と社会貢献のためだけに、
やってるんじゃないんだよね。

そりゃ、表向きはそういう
奇麗事を言うわけだけどね。。。

「はあ。。。」

会社ってのはなによりもまず、
儲けることを考えるんだよね。
儲けなければ、
つぶれてしまうわけだから。

つぶれてしまったら、
社会貢献もへったくれも
ないわけだよね。(苦笑)

「そうですね。。。」

だから、そもそも銀行というのは、
どんな商売をしているものなのか
考えてみることだよね。

まず、銀行ってのは、
いろんな人が仕事とかして
稼いだお金を預けてもらうわけだね。

「はい。」

次に、銀行はその預かったお金を
お金が必要な人に貸すわけだ。

それで、お金を貸した人から
お金を返してもらう際に、
「貸出金利」という形で
余分に返してもらうわけだ。

そして、その余分に返してもらった中から
お金を預けてくれた人に
「預入金利」という形で
お金を渡すわけだね。

それで、要するにこの

「貸出金利」-「預入金利」

が、銀行の利益になるわけ。

これがものすごく単純化した
銀行の商売なんだよね。

「わかります。」

じゃあ、そのことを頭に置いて
どうして銀行が

「『世界遺産』を生かした
地域活性化という、
『国際交流』と『社会貢献』」

に取り組むのかということだけどね。

世界遺産を世界にアピールして、
世界中から観光客がやってきて、
お土産とかいろいろ
買っていったりするだろ?
つまり、

「お金を落としていく」

わけだね。(笑)

そして、その観光客が
落としていったお金は、
街の商店から銀行に
預けられるわけだ。

次に、銀行は集めた預金を
どこに貸していくかと
いうことだけど
この銀行がある地域ってのは
僕も会社員時代
仕事したことがあるんだけど、
部品とか作ってる
中小企業がたくさんあるんだよね。

そういうこと、知ってた?

「いえ、知りませんでした。」

うん。そういう中小企業に
お金が回っていくことで、
経済が活性化していくわけだね。

もちろん、銀行も儲かるということ。

だから、銀行は本業と全く関係なく
『国際交流』と『社会貢献』を
やるわけじゃないんだよね。

「わが社は社会への貢献を目指します。
多様な人材を求めます。」

というのは、
この銀行に限ったことじゃなくて
大きな会社はみんな言うんだけどね。(苦笑)

「そういう国際交流とか
社会への貢献に取り組む会社で
あることが志望理由」

と、エントリーシートに書くときに、
それが本業と乖離した
儲け度外視の話じゃなくて
それがちゃんと本業の儲けと
関係があるんだってことを
理解してますよってことを
そっと書き加えることができたら、
採用担当者の目に留まると思うよ。

「。。。難しいです」(苦笑)

ははは、これも頭の体操、
いい勉強になるから、
よく考えてごらん。

それでは、またね。





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最終更新日  2007年02月28日 09時55分46秒


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