きららん’ｓ　キッチン・テーブル

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2005年02月11日

酒粕クッキング

(9)

テーマ：食べ物あれこれ(50728)

カテゴリ：食べ物・飲み物

肉まんの皮だけ饅頭＝花巻を久しぶりにつくってみました。

これは、シンガポールで食べた花巻が忘れられずに作ってみたレシピです。
その店「西湖小吃」の人気料理は、豚バラ肉を豆鼓入りの真っ黒なたれで煮込んだ一品。これには二つ折りの具ナシ饅頭が添えられていて、肉を饅頭ではさんで食べるのです。

この饅頭、ほんのり酒種のかおり（銀座の木村屋餡ぱんみたいな）がして、ワタシは夢中。
　「西湖小吃」に行くと蒸していない饅頭を買っていました。　
スーパーの冷凍パンコーナーでもいろいろな味の花巻を売っていたので、キッチンの冷凍庫には常時いずれかをストック。　チンしてランチに、おやつに、頬張っていました。

その花巻が忘れられずに、帰国後しばしば、酒粕を加えて饅頭生地を練り、自己流花巻を作っていたのです。

さて、先日ぱぴぷぴさん家の日記で「酒粕スコーン」のレシピを見てワタシの中で眠っていた「花巻たべたい」に火が着いてしまいました。

　どこのスーパーでも日頃見慣れた真空パックの板酒粕のほかに、絞りたてといった風情のビニール袋いりの酒粕を売っています。日本酒は寒造りが主、ということは冬は酒粕の「旬」でもあるのですね・・・ふむふむ。

酒粕を入れて花巻の生地を練り、発酵している合間にスコーンの生地を練り。
日頃はバーミックスがあれば電動調理器具はなにもいらない！と思っているワタシですが、スコーンの生地を練ってみるとフードプロセッサ欲しくなりますね・・・。　

でも、きょうのところはバーミックス付属の「スーパーグラインダー」で粉と酒粕を「が～っ！」次いで粉とバターを「が～っ！」　スコーン１０個分なら、材料３分割でＯＫ。

できあがり！　麺棒＆型抜きを手抜きしたので、まんまるスコーンになりました。

できたてはふわふわ・de・ほかほか。
すっかり冷めると不思議なことに、パルメザンチーズの風味がします。

不思議だねー、と関心していたら、「発酵食品同士だからねー」と神秘もへったくれもない括り方をしてくれるのは理論屋のダンナです。

このスコーン美味しいから、次回は倍量か３倍量で作りたいなぁ、ごくシンプルな機能のプロセッサーだけ買っちゃおうかなぁ･･･

そのほかには、甘酒つくって、そして三平汁、と。楽しみはまだこれから。
久しぶりに買った酒粕。いい買い物でした

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