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ハーバード・ビジネス・スクール創立100周年
の祭りがありました。
(うちの学校は1908年創立で、ダートマスとウォートンに続く古いビジネス・スクールです。そして僕らの代は 第100回目の卒業生
(ちゃんと卒業できたらだけど。。。)
ちょっとうれしいかもです。)
午前中は、各セクションが集まって、 今後のHBSの戦略についてのケースをディスカッション
。
議論の中身は、まあ普通でしたが、
ケースの参考資料の中に、 HBSではじめて使われたケース(1921年に書かれたもの)
が載っていて、それがなかなか渋かったです。
内容は、 The General Shoe Company
という靴会社の オペレーション
について。
長さは、 わずか1ページ!
(現代のケースは、本文だけで10ページ以上あるから、えらい違いだ)
The General Shoe Companyの工場では、終業時間が5時なのですが、労働者たちは、なぜか4時15分になると仕事をやめてしまいます。
経営陣たちが調べてみた結果、作業着を着替えたり手を洗ったりする 更衣室が狭く
、労働者たちは45分前には仕事を終えないと、 順番待ちで時間をとられて5時に工場を出られなくなってしまうから
、ということでした。
さあ、どうしたらいいでしょう?というのがケース。
まあ、更衣室を増設する、というアプローチが基本でしょうが、増設するための費用と、増設して労働時間が増えたことによる生産の向上のベネフィットを比較するっていう分析をやったんでしょうね。
最初のケースがオペレーションがらみだったというのは、他のMBAに比較して、うちの学校のカリキュラムがオペレーションに比重を置いていることと関係あるんでしょうかねえ?
* * *
夕方からは、 HBSのバースデー・パーティー
なるものが行われました。
庭に作られた巨大なテントの中で、ビールを飲んだり、学生たちによるパフォーマンスを見たりします。
セクションメートのプロのゴスペル歌手ジョアンがピアノの弾き語り
もあり、普段はちょろいキャラのくせに、歌うとなると相変わらずの美しい声でした。
そして、パフォーマンスのオオトリは、我らが Samurai Rocks
。
ボーカルRay、ギターRyuto、ベースJun、ドラムRyu(タフツ医学部からの友情出演)といういつものメンバー。
オオトリということで後ろのパフォーマンスがなかったので、1曲の予定が3曲の演奏に延長され、激しい演奏を展開。
昨年のJapan Tripに参加したメンバーたちを中心に、観客も大盛り上がり
。
「 またリンダリンダ(注:Japan Trip中に異常に流行った
)を歌いたい
から、カラオケにいこうぜ」なんて話も出てくる始末。 もう僕はお前たちとはカラオケにいきたくないのさ(毒)
とはとてもいえず)
HBSバースデーパーティーの締めを、 Team Japanが完全にハイジャック
した形になりました。
演奏を聴きながら、「そういえば、このバンドを聴くのもこれが最後だなあ」ということをふと思い出し、
なんだかさびしい気持ちになりました。
授業終了まであと3週間
。
いよいよラストスパート
です。
(こうやって、友達と食堂でだべることも残り少ないなあと思って、一枚とってみました)
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