6月7日の朝にいきます

6月7日の朝にいきます

2026年09月21日
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カテゴリ: そのほか

結婚で実家を出た後も、私は必ずこの日に戻り、祖母へプレゼントを手渡した。

老人はあまり物欲がないから、リクエストがあった場合を除いて、祖母の好きな巨峰を携えたっけ。
当時、巨峰は今よりも高級品で、一房2千円以上。
祖母はとても喜び、「冷やしてからいただくね」と、離れの自室にある自分専用の冷蔵庫にしまった。

祖母は初孫の私をほんとうにかわいがってくれた(o^―^o)ニコ

奈良県の大きな庄屋に生まれたが、きょうだいはすべて母親が異なった。
祖母の母は父親にとって二番目の妻だったが、祖母を産んだ後の肥立ちが悪く、里に帰された。
祖母は乳母に育てられ、母親の顔はまったく知らないという。

新しいお母さんは祖母にとてもつらく当たったようだ。
詳しい内容は語られなかったが、奈良(五條市)の実家に帰りたがらなかったことで察せられた。

祖母とは母親違いの弟さん宅に、二人で泊まったことがあった。
あれはアテネの学生の頃で、たしか彦根の菩提寺にお墓参りに行った帰りだったような。
名古屋市内だということだけは覚えていて、場所はまったく思い出せない。

弟さんは医者だったが、痴呆症になり、しばらくしてこの世を去った。
私が行ったのはその数年後だったように思う。奥さんが迎えてくれて、はて、どんな会話をしたんだっけ?
祖母と敷かれた布団に並んで休んだことは覚えている。毛布を掛けたから、冬だったのだろう。


敬老の日・・祖母がいなくなってからは、何の日でもなくなった。
祖母を思い出すことは毎日だから、毎日が敬老の日、祖母の日かな?

ただ、よく考えたら、私はもう敬老の日を祝われる立場Σ(・ω・ノ)ノ!
信じられない・・。いくつもの病気を抱え、よくここまで生きてこられたものだ。

拙著の「老人と犬 ~さくら苑のふれあい~」を思い出す。
あの本の中で書いたこと。
どんな高齢者にも愛らしい子供時代があり、そこから、長い、長い人生が続いていること。

「人生に余生はない。幼児期・思春期・・・壮年期・高齢期・・どの時代も等しく
たいせつ」。

・・・さて、私は、ここからどう生きよう。









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最終更新日  2026年09月22日 00時20分15秒
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