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カテゴリ: うた・唄・歌





         もう 何も 何も云わないで

         私の 身体を 見つめてよ

         もう 言葉なんて 信じない

         私の こころを 見つけてよ


            私が あなただけの ために 入れた 紅茶を

            さあ 飲んで下さい 私は 見守る




         もう 言葉なんて 信じない

         私の こころを 見つけてよ

         もう 何も 何も信じれない

         私が 生きてるって ことも


            あなたが いま 私の前に 居ると ただ それだけが

            いま 私にわかること ただ それだけよ




         もう 何も 何も云わないで

         私の 身体を 見つめてよ

         もう 言葉なんて 信じない

         私の こころを 見つけてよ


            私が あなただけの ために 入れた 紅茶を

            さあ 飲んで下さい 私は 見守る



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この唄はR・D・レインに捧げる、と、譜面にメモ書きされています。

レインは、‘60~‘70年代に活躍した精神医学者です。
当時の精神医学の治療法に反旗を翻し、独特の治療法をしたと言われています。
それ故に、「反精神医学者」などと呼ばれました。
レインは、精神病者とも意志の疎通が出来ると断言し、独自の治療を行なっていたようです。
『引き裂かれた自己』や『自己と他者』等の専門書や、『結ぼれ』や『好き?好き?大好き?』といった、素晴らしくかつ奇妙な詩作品を出版しています。

松岡正剛氏によると、「レインの精神医学はこの10年ほどのあいだの(精神医学会の)公式見解によって、ほぼ否認されている」そうです。
しかし、氏は最後に付け加えています。
「今日の精神医学はここから、レインの痛ましさから再出発すべきであるはずなのである」と。
いつものことながら、卓見です。
⇒⇒千夜千冊:第二百四十五夜


20の頃、わたしはそれらの著作を貪るように読んでいました。
レイン自身が、患者達と同種の精神の様態を持ち合わせていると自認し、自らその世界へと挑んでいった軌跡が良くわかります。
わたしが貪り読んだ理由も同じところにあったように思います。
自らの青年期の精神の浮動が、それらと共鳴していたのです。

この唄はわたしにとって、レインとその患者達との関係へのオマージュとして出て来たものです。
この歌を捧げることによって、わたしはレインへの執着に、一種のピリオドを打ったように思います。
患者と治療者との関係は、恋に似て切ないものです。
『共依存』と『恋』がなかなか区別がつかないように。


全てを許して共に居るというだけで、精神の病も溶解するのではないでしょうか?

そんな思いがあふれ出した唄でした。


彼岸花 by 悠游


お彼岸はもう過ぎてしまいましたが、曼珠沙華の画像を置きます。

毎日、日記で美しい花の写真を掲載していらっしゃる 悠游さん のところから頂いてきました。
(⇒本家、悠游さんのブログへ行くと、もっと大きな原フォトが見られますョ。)

あまりにも可憐でキリリとしていたものですから。



今日はちょっと、ぐだぐだと長くなってしまいました。
ここまで付き合っていただきまして、どうもありがとうございます♪






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Last updated  2007/04/04 09:20:52 PM
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