1

夫は84歳。昨日、長年の運転人生から卒業した。若い頃から自動車の運転が大好きで、結婚前に初めて自分の車を中古で買った時には、本当に嬉しそうに私に見せに来た。免許は高校卒業の頃に取ったようで、しばらくは義兄の仕事の手伝いで北海道中を小型トラックで走りまわっていたらしい。まだ道路が舗装されていなかったり、橋も簡易な木橋だった場所もあったようで、時々路肩から転落したり、ぬかるみや雪道に突っ込んだりもして、近くの農家の人に助けててもらったり、時には泊めてもらったりもしたとか。以来65年以上も車を運転し続けていたわけで、何台の車にお世話になったのかわからないが、結婚してからは随分あちこちを連れて行ってもらった。その夫が「自動車は手放す」と言ったのは昨年頃。私から見てもまだまだ運転が心配な状態ではなかったのだが、本人は次第に目に不安を抱えるようになっていたようだ。夜や雨の日、冬の雪道などの時は、見えづらくなっていたようだし、視野も少し狭くなっているようだと言っていた。その分だけとても慎重に運転するようになっていたので、私は助手席に乗っていて不安を感じたことはない。しかし、本人は「自分で判断できるうちにやめた方がいいんだ」というので、勿論私は本人の判断に任せていた。現在使っていた車は5年ほど前に自動ブレーキ装置などがあるものに買い替えていたのだが、それを次男に譲ることにしていた。数日前から自動車内の掃除などして準備し、前日は最後の乗り納めとして支笏湖へのドライブもしてきた。そしてこの日、天気が悪くて畑作業もできないからと、次男と孫がやってきた。2年ほど前に次男の車が限界となり、夫からいずれ車をもらうということで、1年以上は軽トラを自家用車として使っていたのだ。軽トラは農家には必需品なので、これからは普通車と軽トラを使う事になる。さて、あれほど運転が好きだった人なのだから、これからは寂しいことだろうと思うが、今のところ「自分の元気な足がある」と言っている。天気の良い日には「〇〇に行ってみようか」という人だったので、これからはできるだけバス旅行や電車旅行を楽しもうと思う。ちなみに私の母は、車を手放したのはもう90歳に近くなってから。数年前から時々あちこちにぶつけて私達は本当に心配で、何度も運転をやめるように懇願したのだが、「車は私の足だから、自信があるし大丈夫。ぶつけたのは〇〇のせいだから。運転をやめろというのは、死ねということと同じことだ」と怒り始めてしまって、本当に困たことを思い出す。そんな姿を見ていたから、きっと夫は家族が心配する前にやめようと思っていたのだろう。子ども思い、家族思いの夫に感謝である。
2025年11月29日
閲覧総数 22
2

教諭、生徒を「ピロリ菌」 恵庭の中学 緊急説明会で謝罪02/22 05:00 北海道新聞 【恵庭】恵庭市立中学校の50代の男性教諭が、担任する男子生徒を「ピロリ菌」と呼ぶなど不適切な言動をしていたことが21日、分かった。学校は同日、全校の保護者向けに緊急の説明会を開き、校長とこの男性教諭が陳謝した。 学校によると男性教諭は1月下旬、クラスごとにビデオ撮影をする際、男子生徒に詳細を伝えず、1人だけ教室に置き去りにした。またこの生徒を「ピロリ菌」「ピロちゃん」と呼んだり、輪ゴムを飛ばして他の複数の生徒の体に当てたりするなど、不適切な言動があったという。 今月1日に外部から通報を受け、学校が同学年の全生徒や男性教諭に聞き取り調査して把握した。男性教諭は「軽い気持ちでやっていた」と行為を認め、3日に校長と男子生徒宅を訪れて謝罪。学校は市教委に事実関係を報告したが、いじめや体罰があったとは認めていない。男性教諭は平常通り勤務している。 校長は北海道新聞の取材に「軽はずみな言動で子供の心を傷つけ、非常に申し訳ない。今後このようなことがないようにしたい」と話している。これを「いじめ」ではなく「軽はずみな言動」で済ませている学校や教育委員会に、強い怒りを覚える。このような教師の言動が放置されてききたことはいじめの温床に近く、これは氷山の一角のように感じる。このようなことが対人恐怖や不登校などにつながるのだ。この機会に、しっかりと教育現場の検証をしてほしい。この教師に何のおとがめもないとしたら、それを生徒たちはどう感じるのであろうか。謝るだけなら猿でもできる。しっかりと教育者としての姿勢を正してほしいし、教育委員会として強い態度このようなことが起きないような対策をしてほしい。「いじめ防止対策推進法」は、児童生徒によるいじめを対象としているようだが、昨今は「教師によるいじめ」のニュースも珍しくはない。文科省も道教委も、このようなことがニュースになったらしっかり対処してほしい。このようなことがニュースになることは、ほとんど氷山の一角なのだから。いじめ防止対策推進法のあらまし(平成25年6月28日付け官報)
2019年02月22日
閲覧総数 1604
3

先日のセミナー会場で買ってきた本。著者の高垣忠一郎氏は立命館大学大学院教授。長年、臨床心理士として不登校やひきこもりなどの子ども達やその家族と向き合われてきたようで、私も5年ほど前に北海道で開催された「全国親の会(不登校・登校拒否などの)の集い」で、高垣先生のお話を聞いたことがある。そんなこともあって、この本も「あ、高垣先生だ」と目に留まり、その表紙イラストにも心が引かれて買ってきたもの。「自己肯定感って、なんやろう? 」高垣 忠一郎 (著), 山田 喜代春 (イラスト) は、とにかく読みやすいし、わかりやすい。そして、山田喜代春氏のイラスト(版画)が、何とも良いのだ。本の帯には、下記の文章が書かれている。「自己肯定感を知識としては知ってはる人は、ようけいてはります。でも、ほんまにわかってはるひと、どれくらいいてはりますかやろか?結局、なんや『自己肯定感』が大事や大事やといいながら、自己肯定感を台無しにしてはるんですわ。何をやってはるんですかねぇ。嘆かわしいことですわ」というように、全部高垣先生が関西弁でおはなししてくれているような内容。彼は、「欠点・弱点・ダメなところ」を借金にたとえて言う。いろいろ「借金」背負っていてもかましまへん。自己肯定できるイイところがみつからなくてもかましまへん。といっても「借金」自体をイイというのではありまへんで。このあたりをまちがってもろたら困ります。「欠点」「弱点」「ダメなところ」そのもんは、肯定できまへんやろ。もしそんなことしたら、こじつけになりますわ。居直りですわ。そんなもんはないほうがイイんです。でも、背負っててもエエんです。ないほうがイイもん背負って生きとるさかいに、しんどいのです、つらいのです。せやけど、そのしんどさ、つらさがあるさかいに、それを背負って一生懸命生きてはることが健気ですねん。値打ちありますねん。せやからエエんですなぁ。なんだか心にストンと落ちる感覚がある。山田喜代春氏のイラストと添えられた文章もいいんです。画像はないので文章だけ。「促成栽培で虫もよりつかない人生なんか、あじない、あじない」「かなしみは腐葉土、かなしいときにはくさっていればよい」「世間で売ってない人生がええわな。売れ残りの人生もええわな」「自分ってダメだ!!」「どうして自分だけが・・」と自信喪失、自己嫌悪、絶望感に襲われがちな人にとっては、読む(見る)お薬になることでしょう。
2008年09月08日
閲覧総数 28
4

5月に生まれたひ孫が、孫と一緒に里帰り。初めての飛行機でもスヤスヤ眠っていたらしい。小さく生まれて退院は遅れてしまったけれど、グングン成長してとても元気。途中で立ち寄った親戚(夫の姪の家)では、赤ちゃんの時の息子にそっくりだと言われたとか。私には、似ているような気もするし違うような気もするし…。久しぶりに乳児を抱っこして、(こんなに小さいのに全部そろっている)と思う。しかし、ひ孫にはもっと感動したり可愛いと思うものなのかと想像していたが、命がつながっていることの不思議さや、ありがたさを感じることの方が強い。この子の成長をどこまで見届けられるかな。とにかく、元気に健やかに成長してほしいと願うばかり。
2025年07月03日
閲覧総数 21
5

父の13回忌、母の3回忌法要を、近所の葬祭場で行う。私達身内だけでの小規模な法要だったが、亡き両親にとっては玄孫である生後三か月のKちゃんも参列できたので、きっと喜んでいてくれるはず。息子たちも、鳥対策で忙しい中を来てくれて本当に良かった。これで、多分親族での法要は最後になるのではないだろうか。次は、私達が黒枠に収まる時かな。
2025年09月05日
閲覧総数 39
6

高市早苗首相“驚異のコミュ力”映像が拡散 APEC会議で隣席大統領に椅子ごとスルスル接近…11/1(土) 日刊スポーツトランプ大統領と会見した時には、正直なところ迎合し過ぎと思った私だが、この数日、彼女の韓国での各国の首脳との交流状況を見聞きする限り、彼女は大したものだと思わざるを得ない。世襲議員ではなく大富豪のお嬢様育ちでもない彼女は、男性社会の中で大変な努力を重ねてきたのだろうと思う。それには、その社会で認められるために、様々な言葉にはできないような悔しさを飲み込んでも来たのだろう。ひょっとすると、彼女は凄い人なのかもしれないと思い始めている。相手の立場や好みも含めて考え、最適なコミュニケーションをとることができるため、時には迎合や媚に感じるだろうけれど、その態度の奥底には自分の目的や信念も隠し持っているような気がする。私には、まだ彼女の本当の価値観は見えていないような気がするので、願わくば人権意識や国家観、弱者への優しさを芯に持っている人であることを願う。
2025年11月01日
閲覧総数 69
7

「ごめんなさい」はむしろ逆効果…市役所が困り果てた「クレーマー市民」を1分で撃退した"新人職員の神対応" 11/10(月)プレジデント悪質なクレームにはどのような対応をすればいいのか。前明石市長の泉房穂さんは「私が明石市の市長になったころは一般の職員がクレーム対応をしていたが、手に負えないようなクレーマーに、精神を病む職員もいた。ただ、とある職業の職員を採用し始めてから現場の空気は一変した」という――。(第1回) ※本稿は、泉房穂『公務員のすすめ 世の中を変える地方自治体の仕事』(小学館新書)の一部を再編集したものです。■世間から批判された“弁護士職員” 市役所の仕事は実に多岐にわたります。そして、職員が見るべきは市民の顔と書きましたが、その市民の中にも実にさまざまな人たちがいます。中には、残念ながらクレーマーのような人たちがいるのも事実です。 何をクレーマーとすべきかの線引きは非常に難しいところがあるので、十把一絡(じっぱひとからげ)には言えませんが、時として対応にエネルギーと時間を費やしてしまうことは少なくありません。明石市では、こうした対応に大きな役割を果たしたのが、専門職採用された弁護士たちでした。 明石市長に就任した1年目、私はまず弁護士を5人採用しました。当時、基礎自治体としては最多の採用人数でしたから、地元メディアなどには“弁護士出身の市長が、弁護士業界に媚(こび)を売っている”、“忖度(そんたく)している”、というような叩かれ方をしたものです。 4年後の市長選挙において対立候補者が、「現市長の泉房穂が採用した弁護士をクビにする!」と公約に掲げていたほどです。しかし、そもそもなぜ弁護士の採用が必要だと私が判断したのか、もっとそこを冷静に考えて欲しかったと思います。 多様化、複雑化、高度化する市民のニーズに対応するためには、弁護士に限らず、数々の専門職を市役所に適切に配置すべきだというのが私の持論です。ですから学校現場では、スクールカウンセラー(心理職)、ソーシャルワーカー(福祉職)を、スクールロイヤー(弁護士)とともに配置しました。(後略)あらためて、当時の泉氏の発想と英断には驚く。このような専門職の採用と配置を行っている自治体はほかにあるのだろうか。
2025年11月11日
閲覧総数 27
8

高1自殺、顧問の責任否定 アンケート廃棄「苦痛与えた」 札幌地裁04/26 01:15 更新 北海道新聞 2013年3月に札幌市の道立高校1年の男子生徒=当時(16)=が自殺したのは、所属する吹奏楽部のトラブルで当時の男性顧問教諭から叱責(しっせき)されたのが原因として、生徒の母親が道に約8400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、札幌地裁であった。高木勝己裁判長は顧問による叱責などの指導に問題はなかったとして自殺に対する元顧問の責任を否定した。一方で高校が自殺の原因を調べたアンケートを廃棄したことで原告に精神的苦痛を与えたとして、道に110万円の支払いを命じた。 判決によると、13年1月に生徒と他の部員がメールのやりとりでトラブルになった際、元顧問は生徒のみを叱責し、全部員の前で謝罪させた。3月にも生徒が行った別の部員に関する発言について「俺なら黙っていない。おまえの家に怒鳴り込み、名誉棄損(きそん)で訴える」などととがめ「他の部員に一切メールをしないこと」を部活に残る条件として要求。生徒はその翌日に自殺し、原告は16年3月に提訴していた。 判決理由で高木裁判長は、生徒のメールは全部員を動揺させ、発言も他の部員の名誉を傷つける可能性があったと指摘し「指導の必要があり、方法も違法とはいえない」と判断。「指導が自殺のきっかけとなったことは否定できないが、原因は複雑かつ多岐にわたる」と述べ、自殺との因果関係は認めなかった。 一方で高校が、在校生アンケートを道教委が定める保管期限5年を待たずに廃棄したことは「自殺の原因に対する有益な情報を確認する機会を失わせ、多大な苦痛を与えた」などとして賠償を命じた。 原告側は「控訴を検討する」とし、道教委は「判決の内容を十分検討し、今後の対応を判断する」とコメントした。(中秋良太、松下文音)関連記事札幌・吹奏楽部指導死訴訟 同級生が証言「顧問は、一切、連絡をするなと言っていた」孤立していく様子が明らかに この時点で裁判所から開示を命令されていたのに、道教委は破棄させていた。顧問や学校側に不利なことが書いてあるから破棄したと考えるのが妥当だろう。ご遺族の悔しさや悲しみを考えると、言葉がない。体罰後に自殺した生徒の先輩らが語る学校・部活の体質―シンポジウム「きょうだいらが語る『指導死』」より(上)恣意的・感情的な指導、配慮に欠けた指導直後に自殺した子どもたち―シンポジウム「きょうだいらが語る『指導死』」より(下)↑この記事に、自殺した生徒の姉が証言をしている。
2019年04月26日
閲覧総数 3688

![]()
