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2022.03.20
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カテゴリ: 家で見た映画

​ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた : ポスター画像​


このほのぼの(?)としたというか地に足の着いた感じの作品が話題にならなかった(少なくとも私は知らなかった)理由は芸能界、マスコミの歌の世界を描かなかったせいなのかもしれない。
詳しくは描かれないが、早くに母を亡くした。
17年間レコード店を経営してきた元ミュージシャンの父親と医学大学の進学を間近に控えた娘の進学直前の交流を描いたものである。娘には都会から逃れてきた芸能系のガールフレンドが出来、父親は店じまいを決断する。そんな中、たまたま父娘のコラボで録音した楽曲を父親がSportifyに投稿すると独立系楽曲の編成に組み込まれ巷で流れた。レコード会社も訪ねてくる…。

父も娘もそれぞれの思い、夢、計画があり、自己主張はするけれど、他人を尊重する。

クライマックス、と思えるが、店内で披露した楽曲3曲は良かった。
気が付けば私もリズムを取って見ていた。

父親の母親、また娘の祖母の役でブライス・ダナーが、店の家主役でトニ・コレットが出演。有名人を配することで観客動員を狙っていると思える。それが寄与したならうれしい限りだ。
じわっと感動する素敵な作品。見て良かった。
魂の大いなる鼓動。


2018年/アメリカ/97分/G

監督:ブレッド・ヘイリー

脚本:ブレッド・ヘイリー、マルク・バシェ
出演:ニック・オファーマン、カーシー・クレモン図、テッド・ダンソン、サッシャ・レイン、ブライス・ダナー、トニ・コレット

原題:Hearts Beat Loud(「心よ大きく打て」)

お薦め度
「​ ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた ​」★★★★(80%)





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最終更新日  2022.03.20 15:12:08
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