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2003.03.15
「自衛隊に入ろう」 高田渡、 「戦争小唄」 泉谷しげる
(7)
テーマ:
懐かしのフォークソング(718)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
今日、毎日新聞の一面に「最後の外交努力」という見出しを見つけて、この歌が浮かんできた。毎日新聞というのは、マスコミの中ではもっともリベラルだと僕は思っている。リベラルだから部数を伸ばすことが難しく苦労している。その毎日新聞でさえも、戦争に結びつく行動を「努力」と表現してしまう。何かいいことをしているのではないかと錯覚させる。
この「努力」は、殺す側の努力であって、殺される側にとってはして欲しくない「努力」であって、「努力」を無条件にいいことだと思い込んでいる多くの日本人を誤解させることになりそうな気がしていやな気分になった。僕のように「努力」が嫌いな人間は、こういう嘘に対しては、思いっきり皮肉っぽくそれをほめあげて馬鹿にするという、こういう歌を歌いたくなってくる。
この歌はどちらも30年以上も前の歌じゃないかと思えるようなものだが、この歌に歌われている状況はほとんど変わりがないみたいだ。大まじめに正義を振りかざす殺す側を笑い飛ばしてやりたいものだ。
高田渡の歌は、勘違いした自衛隊関係者が、自衛隊の宣伝の歌にしようとしたくらい、自衛隊をほめあげているのだが、そのほめあげているところをよく考えると、そんなことしかほめるところがないのかと、そう思えてくる歌だ。
スポーツをやりたい人、鉄砲や戦車や飛行機に興味がある人、学歴や年齢も問わないということだから、そういう人材は大歓迎ですよ、というセリフを勘違いしたのか、自衛隊員の募集に使えると思ったんだろうか。でも、よく考えてみると、あまり深く考えない、体さえ丈夫だったら、戦争というゲームのいい駒になる、という呼びかけに聞こえるんだけれどな。
平和を守るために武器が必要で、アメリカに頼らなければならないんだというのはまさに今の状況と同じだ。30年以上この状況は変わらずに来たわけだ。でも、これが嘘だというのをどうしたら多くの日本人が理解するようになるのかな。アメリカの歴史を見たら、「アラモの砦」なんかで象徴されるように、大義名分を作るためなら、平気で自国民でさえ犠牲にする国なのに、そんな国が本当に守ってくれると本気で信じているんだろうか。アラモの砦というのは、先住民族を皆殺しにするための大義名分を作りたいために、わざと孤立させて、先住民族に襲わせて、先に彼らに皆殺しにさせたところだ。彼らが先にやったのだから、どれだけ残酷なことをしてもいいのだという理由付けのためにやった。それ以上に残酷なことは、日常的にやっていたにもかかわらず、最後の仕上げには、そういう演出を行ったわけだ。
安保条約というのは、アメリカの利益がある限りで日本を守るという安全保障条約に過ぎないのに、それがなければ日本は安全でないと思い込んでいる日本人はたくさんいる。だから、日本は安保条約がある限り自立した外交が出来ないでいるんだと思う。アメリカの利益にならないことをしたら、守ってもらうことが出来ないからだ。実際には、アメリカぐらいテロにねらわれている国はないのだから、日本にとって戦争という可能性が限りなくなくなってきた現在という時は、むしろアメリカにべったりすり寄っていることで生じるテロの危険の方が大きくなるんじゃないかとも思ったりする。
この歌の時代と一つ違うのは、この時代は「悪いソ連や中国をやっつけましょう」ということだったけれど、それがアフガニスタンやイラクに変わってしまっただけなのかな。でもこれはひどい変わり方だ。ソ連や中国なら、一応の驚異は、嘘の中でも本当らしさがあったけれども、アフガニスタンやイラクは、アメリカにとっては全然驚異でもなんでもないのに。戦闘能力からいったら、プロレスの世界チャンピオンが、なんの優れた運動能力を持たない男と戦うようなものだ。
もう一つの「戦争小唄」は、戦争の楽しさを歌い上げる歌で、戦争の好きな人間は、みんなこういう人間なんだよということを教えてくれる痛快な歌だ。まともな思考力と、人の心を感じることの出来る人間だったら、戦争を好きになれるはずがないと確信させてくれる歌だ。
いくら殺しても 大丈夫
何を盗んでも 平気さ
やればやるほど ほめられる
鼻血だしだし それすすめ
戦争というのは、最悪のモラルが出てくるところだ。どんな大義名分があっても、それはほとんどが嘘であるから、その場にいる人間のモラルは最低のものになる。
すべての暴力の中で、やむを得ないと理解出来るのは正当防衛の時のみで、それも正当であるという証明は非常に難しい。先制攻撃の暴力に正義があると考えるのは、侵略者の勝手な殺す論理だ。僕が知っている限りでは、モラルの高かった軍隊は、毛沢東の八路軍と、ホー・チ・ミンのベトナムの解放戦線だ。いずれも侵略者に対する抵抗の軍隊だった。このような軍隊でない限り、モラルの高い軍隊は存在しないと思う。ましてや、侵略軍であるアメリカ軍が、どれだけひどいことをするかは、予想するのさえ怒りがわいてくるくらいだ。
もしアメリカが戦争を仕掛けるならば、それは、悪魔のようにののしっていたイラクの軍隊を抵抗軍にし、モラルを高めるという皮肉な結果をもたらしてしまうだろう。アメリカのやっていることは侵略であり、最悪の弱いものいじめにしか映らない。まっとうな意見のフランスを世界の人々が支持し、応援することを願っている。
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最終更新日 2003.03.17 01:26:57
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