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2006.05.22
「数学屋のメガネさんへの再批判。」に対する反批判 3
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さてchikiさんの
「数学屋のメガネさんへの再批判。」
に対する反批判の続きだが、まずは次のようなものから始めよう。chikiさんは、僕の提起を
「極端なフェミニズムの登場→正当なフェミニストが是正しない→誤解の蔓延→自分のような噴きあがりが続出→ムキー」
という単純な図式で解釈しているが、もしこのような単純な図式で受け取っているとしたら、「フェミニズム」という言葉が陥っている強い偏見と誤解を払拭するのはかなり厳しいだろう。
僕は行き過ぎたフェミニズムをいちいち訂正して回れなどと言うことは一言も言っていないと記憶している。そんな風に受け取れるような記述があれば、僕の文章表現のミスだろうと思う。無意識の中にも、そのような考えはないとかなり自信を持って言える。なぜなら、そんなことをしても少しも偏見の解消にならないと思っているからだ。
間違ったフェミニズムは、フェミニストが是正しないから蔓延するのではない。普通の思考がちょっと行き過ぎただけで誤謬に陥るから、誤謬になるような可能性があふれているから、それが蔓延するのである。その蔓延を防ぎたかったら誤謬の研究をして注意を呼びかけるしかない。そのようなことを僕は言いたいのだ。
もしフェミニズムの陣営が誤謬に鈍感であれば、その指導的立場にいる人間に決定的な誤謬が生じる恐れがある。マルクス主義の陣営はまさにそうだった。その決定的誤謬は何をもたらしたか。マルクス主義が正しく論じていた部分まですべて失うという、完全なマルクス主義の死をもたらした。
ここで内田樹さんを引用するとフェミニズムの陣営としては神経を逆なでされたように感じるかも知れないが、
「2006年05月20日 エビちゃん的クライシス」
の中で内田さんは、
「歴史的使命はそろそろ終わって頂いても、ウチダ的にはぜんぜんオッケーなんですけど」ということを言いたくて、いささか先走り的なことを申し上げたのである。
戦略的にそう言ってみただけで、まさか、「ほんとうに終わっている」と思っていたわけではない。」
と書いている。フェミニズムという言葉自体が死語になってきていることに驚いているのだ。今はマルクス主義は完全に死語になって、それを理解出来る若者は皆無ではないかと思う。それと同じような状況がフェミニズムという言葉にも出てきたと内田さんは感じているらしい。
内田さんが語っていることは、内田さんの大学の狭い範囲内での特殊な状況だと解釈することも出来る。しかし、それが一般的な出来事であったりすれば、フェミニズムという言葉が死語になったかも知れないと言うことは、誤謬の分析を通じてもっと深刻に受け止めなければならないことなのではないかと思う。僕が吹き上がってフェミニズムの攻撃をしているという解釈では、まったく深刻には受け止められていないのだなと思う。
「このような認識は、メディアやテクストの性質に対してあまりに鈍感であるといわざるを得ません。」
という言葉が、僕の言葉の引用とともに語られているのだが、僕には「このような」という代名詞の意味が分からない。「鈍感」という言葉に対しても、どこが鈍感なのかが分からない。「この」はいったい何を指しているのだろう。どんな認識を指しているのだろうか。またメディアやテクストの性質とは、具体的にどのような性質を言っているのだろうか。残念ながら、ここで語られていることは何一つ僕には分からない。
ここでは、「言語の「本質」についてご存知である秀さんには釈迦に説法でしょうから説明は省略しますが」と言っているが、どうも僕が考えている言語の本質と、chikiさんが捉えている言語の本質には違いがあるような気がするので、ぜひ「釈迦に説法」してもらいたいものだと思う。
と、ちょっと皮肉っぽく書いたが、これはここに感情の揺れを見たので、同じようにちょっと感情的な対応をしてみたくなった。こういう言い方は、議論としてはあまりよくないと僕は思う。批判であればこのような皮肉も、まあ勝手に言ってくれよという受け取り方ですむが、議論の中で使われると、ディベートのテクニックなのかなと感じてしまうだけだ。
リベラルの側の人間は、ディベートのテクニックはあまり使わない方がいいと僕は思う。感情を揺さぶられるときもあるだろうが、その感情をそのまま読みとられるような表現を使わない方がいいだろう。論理はあくまでも冷たく突き放して、無関係の第三者のような顔をして語った方が間違いが少ない。
「秀さんの色メガネから見た世界」というレッテル貼りも、リベラルの側は使わない方がいいだろう。そう思っていても口に出すのは不利だと思う。このように感じていたら、誰が読んでもそう結論せざるを得ない相手の言葉を引用して、「秀さんの色メガネから見た世界」と表現しなくても、そう読者が感じるような書き方を工夫した方がいいだろう。
僕は、相手がどんなにバカだと思えても、直接バカだとは表現しない。その主張がどれくらいばかげたことであるかの論証に最大限の努力を費やす。バカという言葉を使わずにバカという認識を伝えることに努力する。直接的な悪口雑言を吐いてしまったら、言説の説得力を失うだろうと思う。特にリベラルの側はこの点に注意した方がいい。そんなことをしたら、いわゆる「ネットウヨ」の類と同じにしか見られないからだ。
確信犯的な悪意をもって語っているのだから、このままではフェミニズムは本当に死んでしまうと言うことを語っていると受け取って欲しかった。そして、それが死ぬことに対して、僕は守ろうという気持ちは全くないと言うことは内田さんと同じだ。僕の中のそう言う悪意までも受け取って批判してもらいたいと思う。
「前回のエントリーでも触れましたが、私はかようなメディアイメージを払拭する努力をしてくれる論者がいれば支持します。しかし一方で、メディアイメージや誤配の問題すらも「フェミニスト」の責任や戦略の問題にして批判してしまうかのような秀さんのスタンスは問題であろうと思います。」
という主張もかなり甘さを感じるものだ。メディアが悪いイメージを発信することが偏見の原因なのか。それを改善すればフェミニズムに対するイメージは回復するのか。メディアにそのようなことを期待しているのか。僕は、マスメディアにそんなことを期待しても無駄だと思う。むしろ逆の方に作用するだろう。
フェミニズムというのは戯画化すれば笑える対象になってしまうのだ。笑える対象になるものを、マスメディアが笑いの対象にしないことがあると考えるのは、あまりにも正義に対してナイーブすぎるのではないか。
笑いものにしようと思えばいくらでも欠点は見つけてくることが出来る。それは2チャンネルを見ればよく分かる。そして、マスメディアは、そのような情報をこそ「売れる情報」として喜ぶのだ。
あら探しなどはいくらでも出来るのである。だから、偏見を持ちたい人間はいくらでも偏見を持てる。事実を語って嘘をつくことはいくらでも出来るのである。だからこそ誤謬に敏感になって欲しいという願いなのだが、残念ながらそのような思いはまったく伝わらないようだ。
偏見を煽って、攻撃しようと思えば、いくらでももっと過激なことを書ける。その偏見は、偏見を持つ方が悪いという認識にとどまっている限りでは、偏見の払拭は出来ないと僕は思う。特に相手が悪意をもっているときは、「相手が悪い」というのは百も承知で悪いことをしている確信犯だ。フェミニズムは、体制権力を批判する面を含んでいる。そんなものは弾圧されるのが普通だと受け止めておいた方がいい。正義の主張をするだけではフェミニズムを守ることは出来ないだろう。正義なんて、どうせその時の多数派の意見に過ぎないのだから。
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最終更新日 2006.05.22 10:39:26
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