February 10, 2011
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さて、札幌では雪祭りが開催されております。

メインの大規模な雪像が立ち並ぶ大通会場

滑り台などが多くあり、子供たちが楽しく遊べる「つどーむ会場」

大人がターゲットの夜になるとライトアップされた氷像がきれいな“ススキノ会場”

しばらくススキノには行っておりません…最近は“環状通東”か“麻生”ばかりです。焼鳥工場SADA房の定伸元気かなぁ~

札幌雪祭会場には地元へUターンしてから20年以上行っておりませんでしたが、子供達が札幌へ進学してからは毎年見物に出掛けております。

元々雪祭は、冬の寒さで家に閉じこもりがちである子供達が元気に遊んだりするためのイベントとして発祥したそうですが、今は観光客を集める事が目的となっている場合がほとんどのようです。

昨年、会場を歩夢を抱っこして歩いていて感じたのは、必要以上に大きな声で話す台湾や中国の観光客が国内からの観光客に負けないくらいの大勢で歩いている事です。

国民性の違いとは言われておりますが、少しは自分が訪れる国の風習を学ぶと日本特有の“静”“和”“慎”などの情緒も感じることが出来るので、写真やお土産と違って形では残りませんが、いつまでも記憶と心に残る素晴らしい思い出になるのではと思います。
(そんな情緒はすでに滅びてしまっているのかも知れませんけど…)
自国の習慣・文化が一番と思う心は当然ご理解出来ますが、せっかく異国の地にまで足を伸ばしたのですから、月並みな言葉ではありますが「郷に入っては郷に従え」が旅の楽しさとなるのではないでしょうか。

また、ヨドバシカメラやビッグカメラなどでの買物ついでの「雪祭観光」も、経済効果的には大成功となるのでしょうけど、結局は本州資本大企業への「雪祭ボーナス」的経済効果にしかならないと思います。

北海道民の所得は全国平均より随分と下回っておりますので、わたくしたち道民が心豊かに暮らせるまでの生活水準となるためには、終わりなく続いている、どこに予算をつぎ込んだのか不透明な観光事業に見切りをつけて、もっとダイレクトに道民生活に反映されるようなフレキシブルな施策をご提案してくれるケンシロウのような“救世主”が現れる事を待つより仕方がないのですかね。(大阪や名古屋がこれから何処へ進むのか…)

管首相も「観光立国・地域活性化戦略」なんて事をおっしゃっておりますが…本気でそんな事を考えているようでしたら一刻も早く退陣していただきたいものです。
お国のエネルギー政策が変わったために、廃坑になった元炭鉱マン達の再雇用策としてお国からお勧めのあった観光に突っ走って破綻した「夕張」の二の舞になるのだけはゴメンですから…
今ですら熊牛原野を車で走っていると、負の遺産と化してしまった豪華な「第三セクターの観光施設」が1時間おきに、フロントグラス越しに見ることが出来るのですから。(細々と経営をしている事が多いと聞いております。)

皆さんも北海道縦断ツアーでもしたら「どうしてこんな“ど田舎”に、こんな立派な建物があるの?誰が利用するの?」と、きっと首をかしげる事と思います。

実は北海道は沖縄と並ぶ観光地と思われがちですが、道外からの観光地として大きく成功しているのは、“元々”観光地であった「函館」「小樽」くらいではないでしょうか?(天然温泉は別ですよ)
北海道各地に後から作られた多くの「即席観光地」はツアーに盛り込まれたりしない限りは苦しく、実のところはやっと「観光」にかじりついていると言うのが実情ではないでしょうか。

ああ…後発で大成功している観光地もありました!!!
「北の国から」の富良野がありました。ここだけは別格となっておりますね、番組の印象を生かしたラベンダーが国道沿いに咲き乱れて、いかにも北海道らしい風景をかもし出しております。富良野の方々はフジTVと倉本先生に大感謝しているとお聞きしております。

まぁ…皆さん途中で×アイコンをクリックすると思いますので、ここまでたどり着いた方はいないとは思いますが…札幌雪祭から、経済行政にもの申すなんてあり得ない方向へ進んでしまいましたが、くだらない私見として読み流していただければ幸いと存じます。





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Last updated  February 10, 2011 12:50:26 PM


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