March 1, 2012
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  • 卓エもんリターンズ.JPG


今年の歓迎会では「卓エもんファイナル」を演じるそうです。左奥の青ジャージが卓エもんです。
早いもので演じている選手達が最高学年になってしまうと言うことです。(画像クリックで大きく表示される…はずです。)

今日は高校の卒業式が行われているものと思います。
札幌大谷卓球部では昨日卒業生を送る会が開催されたようです。
今年の卒業生には、有名所では1月の全日本選手権混合ダブルスベスト8で全日本ランキング選手になった鈴木(せ)選手がおります。
また小学時代の無名選手代表では、大谷中学入学後から卓球を始めて6年目最後の予選で斉藤(新保)コーチとダブルスを組み、見事厳しいJR北海道の選手との代表決定戦を勝ち抜いて全日本出場を果たした鈴木(杏)選手もおります。

この2人は、姓が同じですから大谷のゼッケンには(せ)(杏)と、表示されておりましたが、小学生の時から北海道チャンピオンだった(せ)と、中学入学後卓球を始めた大河原チルドレンと呼ばれていた(杏)では、高校3年生の春までの実力差は、メルセデスベンツと、ダイハツミゼットほどの差があり、(杏)が、全日本に出場しエリアカの谷岡・佐藤組をファイナルの9本まで追いつめるなんて事は、誰もが予想出来なかった事であります。

わたくしも士別合宿の祭には、多球練習のボール出しを随分とお手伝い致しましたが、彼女の先輩には小学時代から強く、新潟大学に進学したN野選手などがおりましたから、カットグループの中ではほとんど目立たない選手でありました。



もちろんその生徒達は、小学時代には卓球どころかスポーツには無縁だった生徒がほとんどでありますから、入部当時はラケットにボールが当たるのも大変な状態でありますので、とにかく試合に出られるどころか、一人前に1球練習が出来るようにするまでの先生のご労苦を察しますと、本当に頭が下がる思いでありました。

(杏)選手は、入学3年後には中体連団体戦でダブルスに全試合出場しており、北海道大会ではあの美唄☆ジュニアで選手をしめていた「美唄東」戦を含めても全勝をしておりました。

しかしいくら「大河原チルドレン」とは言え、高校では北海道各地から強豪選手が入学して来ますので、競技を続ける選手はいなかったのですが、(杏)選手は初めて高校での選手生活を続ける事を決断した選手でもあります。

先ほど申し上げましたとおり見事全日本選手権に出場をしましたが、その道程は長く厳しい6年間であった事は、わたくしも練習、試合でよく存じ上げております。

今年の卒業生は5名です。
関東1部の名門チームで頑張る選手。北海道でインカレを目指す選手。新しい道に進む選手。そして…国防を担う選手。

それぞれの道をしっかりと歩いて行く事と思いますが、指導者、先輩達、同級生達、後輩達、そして保護者の皆様。
大谷と卓球を通じて知り合い、苦労を共にした全ての人達が「仲間」であり「応援者」である事を、これからずっと忘れなければ、辛いときも足取りが軽くなるのではないかと思っております。

「卒業おめでとうございます。」 

あぁ…もう一人いました! (せ)と、(杏)に…

(慎)




追伸:鉄板ネタですが、強くなってきた(杏)に、「誰に教えてもらった?」と、質問があった時に、(杏)は「自分で…」と、答えたそうです。皆さん大河原先生に合掌してください (T_T)





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Last updated  March 1, 2012 12:52:46 PM


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