July 17, 2014
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昨日まで、士別市は「お祭り」でした。


さて、わたくしの町も地方の過疎の町ですから、年々人口が減り続け、それと共に露天の出店も少なくなっております。
わたくしが若い頃のお祭りは、本家に親戚が集まり「ご馳走」を食べながら真昼間っからお酒を呑み、夕方には酔っ払って友人達と連れだって露天に繰り出したものです。

道路の両側に並んだ「金魚すくい」や「ヨーヨー釣り」「型抜き」などの間を、友人達と明るく声を掛けてくるテキ屋の兄ちゃんを冷やかしながら通り過ぎ、出口で「綿アメ」をスナックのお姉ちゃんのお土産に買って夜の町へ繰り出したものですが、今はあっという間に通り抜けてしまいますから、端の方にある植木やさんの所まで行くと「あぁもう終わりか」などと呟いて、元来た道を戻る様になりました。本当に寂しいお祭りになってしまっております。

また、わたくしが小学生の頃「お祭り」は「誕生日」「クリスマス」「お正月」に匹敵する、子供に取っての大イベントでしたから、春が過ぎ、やっと半袖で登校するようになり、短い夏の兆しが見え始めると「もう少しでお祭りだなぁ」と、当日の朝7時にお祭りの始まりを告げる花火の音が待ち遠しかったものです。

しかし、今は小学生達の遊びも、大人の意識もその頃とは大きく違いますから、お祭りの過ごし方も大きく変わっているようです。
子供達は、任天堂やSONYから発売されている3DSなんかを、わざわざ家から持って来て、露天の裏側や、隣接する公園のベンチに集まって興じていたりしている光景もよく見ますし、家族環境も大きく変わっているので、親戚が集まって呑みながら兄弟や従兄達の話をするよりも、家族で外食に出掛ける事を選ぶ場合が多くなっているようです。

もちろん露天も昔のように「ミドリガメ」「やどかり」「派手な色のひよこ」などの生き物を扱う露店は絶滅の危機にあり、かろうじて金魚すくいがあるくらいで、代わって「テレビアニメのキャラクター」に関する、くじ、等が多くなっているようではあります。



吉田拓郎さんの歌に「祭りのあと」があります。「祭りのあとの寂しさが、いやでもやって来るのなら」という歌詞がありますが、今地方都市では、お祭りそのものが寂しさを感じさせてしまうような…本当に寂しい事になってしまったようです。





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Last updated  July 17, 2014 12:16:35 PM


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