June 8, 2023
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元気になったようで安心しました。(笑)

札幌祭りですなぁ(笑)

20代前半を過ごしたのは札幌市中央区、豊平区と…「すすきの」でした。(笑)

さて、中島公園では「札幌祭」です。

昭和の「祭」には、出店だけではなく、サーカスや、オートバイの樽のりなど多くの見世物がありました。

世にも恐ろしい「蛇女」や「三つ目男」など、見るからに張りぼての長い胴体などを括り付けて、薄暗い小屋の奥の方で妖しくうごめく怪物を売り物に、小屋の入口付近で「さぁさぁ親の因果が子に報ぃ〜」などの紋切り型で口上を伝えるテキ屋のあんちゃんが、半袖のアロハシャツから入れ墨をわざとチラチラと見せつけながら客引きをしていました。

その時に大ヒットしていた映画「エレファントマン」を観た帰りに、中島公園の出店の入口近くに座り込み、旧日本陸軍の軍服を着て「傷痍軍人」のふりをして小銭を稼ぐおじさんがおり、この世に生を受けた時から障害を持ち、苦難の人生を送って来た方々を冒涜しているような気がして、憎しみと同感覚の不快感を持ったものですが、その後40年以上を過ごした今となれば、その人を偽傷痍軍人と決めつけていた了見の狭さはもとより、たとえそうであっても、生きてゆくためには、どんなことでも生業としなくてはならないことを、知り得なかった幼さを恥じるばかりです。

私たちが子供頃の昭和には、両親や学校の先生だけではなく、いかにも怪し気な大人たちや、頑固な町のおじさんが、子供たちに大人になってゆくために必要な免疫と処世術を与えてくれていた気がします。(笑)






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Last updated  June 8, 2023 02:07:50 PM


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