ラルクが店に入る少し前、人が賑わう商店街。
島人女A「ちょっと見てみ。あんな子、この島にいたかしらね?」
島人女B「いや。あたしは見た事ないよ」
島人男A「おい見ろ。えらい可愛い子がいるぞ」
島人男B「ん?お~声かけて見るか?」
そんな島人たちの会話をよそに女は何か言っている。
?の女「ここまでくれば流石に。。。でも人が居ないところに」
そういうと女は走り出した。
?の人影「逃げられやしないさ」
ラルクが入った店、木造建築の酒場のような喫茶店という所だろう。
店には似つかない派手な外装。
看板には大きく「ラッチョハウス」と書かれている。
ラッチョ「お~いらっしゃい。ラルク」
ラルク「ヨッ」
ラッチョは40代のオジサン。顔は、、、まぁ置いておこう。
本人曰く恋には無縁らしいが前に結婚をした事があるらしい。
ラッチョ「飯は?」
ラルク「大丈夫。食ってきた」
ラッチョ「そうか」
・・・
少しの沈黙の後、ラッチョが話し出す。
ラッチョ「お前の親父が島を出て3年て所か?ウティは使えるし
まだ封印は出来てないって事だろ?
こっちは店の役にも立ってるし封印なんてゴメンなんだが・・・
もしかしたら、もうくたばっちまったか?」
ラルク「・・・どうなんだろうな。まぁ父さんは大丈夫さ。それよりいつも言ってるだろ?
俺が封印してきてやるって!!ちゃくちゃくとイカダも出来てきてるんだ。
俺は外の世界を見るのが夢。そのついでに封印も父さんも見つけてきてやるよ」
ラッチョ「へいへい。知ってるって・・・期待してるよ」
そう言いながらラッチョは軽く微笑んだ。
ちょうどその時。
?の声「キャー!!」
ラルク&ラッチョ「!!?」
ラルク「母さん?・・・じゃねぇよな。ちょっと行って来る」
ラッチョ「おお・・・気ぃつけろ」
店を出て声の方へと走っていくラルク。それを見送るように反対側から足音が。
トレン「ラルク?」
不安そうな顔で店へと入るトレン。
ラッチョ「いらっしゃい」
トレン「今、ラルクが走っていったけど何かあったの?」
ラッチョ「ああ。。。いや何でもないよ」
トレン「そう。。。」
ラッチョ「それより・・・」
・・・
森の奥、1人の女が座り込んでいる。目の前には1人の男。
?の男「さぁ大人しく渡してもらおうか」
ラルク「あそこか」
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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