ラルク「何やってんだよ! 俺の仲間に」
セルパン「主役の登場か?」
ラルク「あ? お前がやったのか? 眼帯」
エレク「よかったラルク! 連絡ついたのよね?」
ラルク「ああ」
・・・
メモリー機能をプランスから聞きトリスティ島を出発した船の上。
ラルク「ウティってまだまだ謎があるんだな。 メモリーしとけば誰でも使えるとは」
エレク「・・・ん~! それなら私もメモリーさせてよ!
ピンチになったらラルクのウティを勝手に発火させるから」
ラルク「何だよそれ。 第一、身に着けてたら使えないって言ってたぞ。
俺はいつでも身に着けてるから意味ないな。 ニッ」
エレク「万が一って場合もあるでしょ!
それより私と別々に行動するときは外しときなさい。 っていうか常に私を守りなさい!」
ラルク「何言ってんだお前は! おい! ヴォレ~」
ヴォレ「ゴギャ~zzz」
エレク「ほらラルク、じゃあ貸して」
ラルク「ず、ずりぃぞ。 俺も指輪にメモリーさせろ!」
・・・
クワトロ「ミアン様! 大丈夫ですか!?」
ミアン「ええ。 大丈夫ありがとう」
クワトロ「手当てを。 こちらへ」
ミアン「ヴォレさんと・・・エレクさんも」
エレク「!」
クワトロ「かしこまりました」
エレク「ありがとう。 ラルク! 気をつけて。 あとこれ」
エレクはラルクに何かを渡した。
ラルク「ああ」
4人は部屋隅へと退いた。
セルパン「ふふ。 随分頼りにされているようじゃな」
リューム「お前とは初めて会うな。 あっちの女とは何度か会ってたんだが」
ラルク「お前らテネーブルか」
セルパン「そうじゃ。 ワシの名はセルパン」
リューム「俺はリューム。 ヨロシクって言うのも変か?」
ラルク「敵と馴れ合う気はねぇ」
セルパン「もっともじゃな。 ぞれでは参るぞ?」
ラルク「・・・」
シュッ。
セルパンはラルクに向かって走り出した。
セルパン「 "撃拳"
」
ラルク「 "炎壁~フラム・ミュール"
」
セルパン「(炎の壁か) ッ!」
ドカン!
炎の壁に臆することなくセルパンはそのままラルクの顔を殴り飛ばした。
セルパン「何とも強力な炎じゃ。 じゃが臆せねば殴れんことはない」
エレク「何! 今の火。 あんなに強力だったけ?」
ヴォレ「ハァ・・・想いの強さが・・・比例してんだな」
ラルク「ペッ。 手、焦げてるぞ」
口が切れたラルクと手に火傷を負ったセルパン。
セルパン「これくらい軽い火傷じゃ。 あまり効いとらんようじゃな。
(熱さにより少しばかり威力が落ちてしまったか)」
ラルク「たいした事ねぇ」
セルパン「そうでなくてはな。 ワシはお前の力が見たい」
ラルク「?」
セルパン「お前の器をな」
ラルク「器?」
セルパン(そうじゃお主の・・・お主らの)
ラルク「何をわけわかんね事をごちゃごちゃと・・・ "炎拳~フラム・プワン"
」
セルパン「 "撃拳"
」
ドン!
互いの拳がぶつかり鈍い音がした。
ラルク「ツ!」
セルパン「クッ!」
リューム(セルパンに劣らないとはな)
エレク「相打ち!?」
ヴォレ「いや・・・炎の分ダメージは相手のがデカイ」
ラルク「 "炎雨~フラム・プリュイ"
」
セルパン「炎の雨とは珍しい。 じゃがこんなもの避ける事はたやすい」
炎の雨粒をヒラリと避けながらラルクの背後に走っていくセルパン。
そのまま足をラルクに向かいあげた。
セルパン「 "撃脚"
」
ラルク「! "噴炎~フラム・ヴォルカン"
」
セルパン「グ・・・どりゃー!」
ラルク「ガ!」
セルパンの足元から吹き出した炎。
それに包まれながらセルパンはラルクを腹を蹴り飛ばした。
セルパン「ハァ・・・」
ラルク「ハァ・・・」
To Be Continued
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
第66話「王子様」 2009.06.05
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