ラルク「おー光ったぞ。 これでもう俺は自由に使えるのか?」
プランス「その通り。 そのウティはラルク君を使用者と記録した」
エレク(この指輪も私を)
プランス「一応言っておくがメモリーを消すのも同じ要領だ」
ヴォレ「つまり同じように念じればいいって事だな。
変な奴にメモリーされたらどうすんだ?」
プランス「心配いらない。 全ては念じればいいだけさ。
しかし逆に言えば 君らのメモリーを他の人に消される可能性もある 。
そこだけは注意しなさい」
ラルク「よし! 何とか理解した。 色々とありがとうな! おじさん」
プランス「礼にはおよばないよ。 さてそろそろ料理も出来ただろう。
今夜は泊まっていくといい」
ラルク「ご馳走してくれるのか? うぉー飯だー行くぞ」
ヴォレ「ギャッギャッギャッ。 飯だ~」
エレク(・・・)
・・・
大食堂。
長いテーブルの上にはこれでもかというくらいに料理が並んでいる。
全てロヌの手作りのようだ。
ロヌ「さぁさぁ。 トリスィテ家の救世主さん達、どんどん食べて頂戴」
ラルク&ヴォレ「うまそ~いただきます!」
プランス「ふふふ。 久しぶりに賑やかな食事だ」
ロヌ「おかわりもあるから遠慮せずにね」
そんな言葉は全く意味はなくラルクとヴォレは料理を食べるのに夢中だった。
エレク(・・・)
ロヌ「ほらほらエレクも食べなさい」
エレク「う、うん」
ラルク「ぼうしだんだ? ぼまえもぴっかり食え」
ヴォレ「きたねーな。 飲み込んでから喋ろ」
エレク「・・・お父さ」
プランス「いいんだよ」
エレク「!!?」
プランス「お前も封印したいんだろう?
だけど私たちを気にして戸惑っていた。 見ていれば分かるさ」
エレク「う、うん」
プランス「心配要らないさ。 何も気にする必要はない。
お前も私の意志を継ぎ封印を志してくれるのなら私は嬉しい限りさ」
エレク「本当にいい・・・の?」
ロヌ「私も大丈夫よ。 エレクもラルク君や可愛い竜さんもいるなら心配いらないしね」
ヴォレ「ギャッギャッギャッ。 任せとけ」
エレク「お母様・・・お父様・・・ありがとう!」
ラルク「よかったじゃねーか」
エレク「うん。 これで私も目標が出来た。 お父様、お母様、2人の想い私が引き受ける」
プランス「ああ。 期待してるぞ。 エレク」
ロヌ「だけど無茶だけはしないでね」
エレク「 はい! 」
返事をしたエレクの瞳は潤んでいた。
ラルク「さぁほら食え食え」
ヴォレ「そうだ食え食え」
エレク「アハハ。 あんたらが言うなってーの。 アハハ」
・・・
賑やかな夕食も終わり長かったような1日が更けていく。
すっかり城も静かになった。
旅の疲れと戦いの疲れ。 積み重なった疲れ。
それぞれ人々はたまった疲労を取り除くように眠りにつくのだった。
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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