ヴォレ「海中で消えた? どういう事だ?」
マカラ「分からない。 その男を背に乗せ海中へと潜っていった。
途中までは背に捕まっていたんだが手が離れたと思ったら姿は無かったんだ」
ヴォレ「おいおい・・・(ラルクの野郎)」
マカラ「ところでお前は?」
ヴォレ「あ、ああ。 俺はヴォレ。 そいつと一緒に旅してる竜だ。 もう1人、女も一緒だ」
マカラ「ではお前も主人というわけか」
ヴォレ「主人? まぁいいちょっと一緒に来い」
ヴォレはマカラを連れエレクの元へと戻った。
エレク「ん?・・・ちょ、ちょっと何よこの大きな魚」
マカラ「名はマカラ」
ヴォレ「アギャ? お前がマカラだったのか」
エレク「マカラ? へ~あなたがマカラ! って事はラルクは?」
ヴォレ「それがよ・・・」
ヴォレは先ほどマカラから聞いた事を話した。
マカラ「スマナイ。 我の失態だ」
エレク「どういう事よ? 消えたって・・・じゃあ海の中?」
マカラ「スマナイ」
エレク「そんなに謝らないで」
ヴォレ「早く探した方がいいんじゃねぇか?」
エレク「そうよ! 海の中なら早く探さないと」
ヴォレ「でも探すたって・・・どうやってだ? 海の中じゃ息が続かねーぞ」
マカラ「任せてくれ」
そう言うとマカラは口を大きく開いた。
その口から大きな円状の泡が出てきた。
マカラ「その中へ入れ。 入ってる間は息が続く」
エレク「本当?」
疑いながらもエレクはその中へと入った。
エレク「ホント! 凄い」
ヴォレ「アギャ? 俺も俺も」
エレク「駄目! ヴォレは海の上からラルクが出てこないか見張ってて」
ヴォレ「ちょっと待て! お前は俺のしもべだ! 俺の言う事は・・・」
エレク「何?」
ヴォレ「任せろ」
マカラ「それじゃあ背に乗ってくれ」
エレク「うん。 それじゃあ行ってくる」
エレクを背に乗せマカラは海中へと潜っていく。
・・・
海中。
エレク「あ、あ~。 凄い! 話す事も出来るのね」
マカラ「ああ。 その中は陸と殆ど同じだ」
エレク「さすが伝説の怪魚!」
マカラ「伝説・・・そんな事を言われているのか」
エレク「ええ。 私はそう聞いたわよ。 違うの?」
マカラ「前の主人達が勝手につけた事だろう」
エレク「ふ~ん。 だけどルッチョも言ってたしな~」
マカラ「我のような巨大で奇怪な魚はそうはいないであろうな。 それが原因だろう」
エレク「そうね。 こんな芸当も出来るんだし。 伝説って言うのは悪くないんじゃない?」
マカラ「そうだな。 それより一体どこを探せば」
エレク「そうね・・・私をラルクが消えた場所へ」
マカラ「お安い御用だ」
・・・
ラルク「ん~・・・ん? ありゃ? 何処だ? ここ」
「よかった目が覚めた。 大丈夫?」
ラルク「?」
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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