ラルクが目を覚ました場所は海の底。
ラルク「誰だ? お前」
「私の名前はパルケ。 君は?」
ラルク「俺はラルク。 ところでここは何処だ? 何で俺はここにいるんだ?」
パルケ「ラルク君ね。 えーっとね、君が魚に襲われてたから助けてあげたんだよ」
ラルク「魚に? あれは魚に乗ってたんだぞ。 息は苦しかったけど、そんな風に見えたのか?」
パルケ「え! そうなの? ゴメ~ン」
ラルク「まぁ気にすんな。 で、ここは何だ? 周りは水だけど息ができるし」
パルケ「えへへ。 それはね、これを使ってるからなのだ」
そう言ってパルケが取り出したのは小さな真珠。
ラルク「これって真珠か? それが何だって言うんだ」
パルケ「もうラルク君は鈍いな。 これはウティだよ」
ラルク「そういう事か。 何のウティなんだ?」
パルケ「凄いんだよ。 これ。貝殻とセットなんだけど、使うと一定の空間を作り出せるの」
ラルク「空間?」
パルケ「そう。 その空間は想った通りの場所になるから今はここは陸にいるのと一緒なんだよ」
ラルク「へ~だから話す事も歩く事も出来るのか」
パルケ「さらにこの空間は空間外からは見えないんだよ」
ラルク「じゃあここは外からはどう見えてるんだ?」
パルケ「今の場合は海の中だから普通の海にしか見えてないはず」
ラルク「凄いな」
パルケ「でしょでしょ。 そして貝殻と真珠の空間の間は自由に行き来できるし、させれるんだよ。
あっちの様子はこっちから見ることも出来るし」
ラルク「分かったぞ! じゃあ貝殻の空間に入った俺をこっちに移動させたんだな!」
パルケ「ん~まぁ正解! よくできました」
ラルク「ヨッシャー!」
パルケのウティ「 宿・貝殻(貝殻の中にあった真珠とセット) タイプ・空間
」
想ったとおりの空間を創り出せる。 創り出せる数は貝殻と真珠の2つ。
その2つの空間は外から見えなくすることも可能な上、中からは外を見えなくする事も可能。
それらの場合、使用者のみは空間を認識できる。
2つの空間は自由に行き来が可能、させる事も可能。
パルケ「!」
ラルク「どうした?」
パルケ「また人が魚に襲われてる」
ラルク「おい! またってもしかして・・・」
そう言うとパルケは目を閉じた。
・・・
マカラ「ここだ」
エレク「特に変わった事は・・・ないわね」
マカラ「ああ。 どうする?」
エレク「しばらくこの辺りを探してみ・・・・・」
マカラ「!」
エレクの姿が消えてしまった。
・・・
エレク「ましょうか・・・あれ?」
ラルク「エレク!」
エレク「ラルク!」
パルケ「あれ? 知り合い?」
エレク「あんた今まで何処行ってたのよ!」
ラルク「いや~それがよ・・・」
ラルクは経緯を話す。
エレク「つまり・・・あなたの早とちりってわけね」
パルケ「ごめんなさい。 エレクちゃんも魚に乗ってたんだ」
エレク「それで私もラルクと同じようにその空間に入っちゃたわけか」
パルケ「違うよ」
ラルク&エレク「?」
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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