ヴォレ「うっめ~何だこの麺は」
パルケ「フルーツで練ってあるみたいだね。 麺つゆがチョコや抹茶のソースだし」
ヴォレ「このラーメン、汁も甘いぞ。 そのたこ焼きみたいなホットケーキは中に果物入ってたしよ」
パルケ「えへへ。 ホント変わってるよね」
ヴォレ「おい! やっぱりあれ頼もうぜ。 ビックリ白玉」
パルケ「うん!・・・あ、あれ? 何だろうこれ」
ヴォレ「アギャ? どうした?」
パルケ「 財布 ?が落ちてる。 中は・・・カラッポ。 何も入ってない」
ヴォレ「何だぁ? 誰かが捨てたんだろ。 気にしないで捨てちまえ。 そんなもん」
パルケ「(これって・・・) 一応持っとく。 えへへ」
ヴォレ「物好きだな・・・それより早くビックリ白玉!」
・・・
エレク「344万イェーヌ!! 何よそれ! 間違いでしょ?」
店員「いえいえ。 何も間違ってはいません。
今日の1品料理 "南の原石たち"
お2つで344万イェーヌでございます」
ラルク「どうした? デカイ声出して」
?「うるさいですわね」
エレク「冗談じゃないわよ! そんな金額払えるわけ無いじゃない」
店員「お支払いできない? それは困りましたね」
ラルク「何だエレク。 金足りねぇのか?」
エレク「足りないってものじゃないわよ・・・」
?「そこのお客と私の分、516万イェーヌでよろしいですか?」
店員「はい。 丁度おあずかりします。 ありがとうございます」
ラルク「ん?」
エレク「!!?」
ラルクたちの分の会計を済ませた女は店を出て行く。
それを追いかけるラルクとエレク。
エレク「ちょ、ちょっとあんた待ちなさいよ! 何やってるの!」
?「心配要りませんわよ。 本物 ですから」
エレク「本物? 何言ってんの! 何で私達の分も払ってるのか聞いてるのよ」
?「その事ですか・・・困ってらっしゃたんでしょ? 別にお礼もいりませんわよ」
エレク「困ってたけど・・・だけど見ず知らずのあんたにあんな大金」
?「大金? あの額でですか? オホホ。 あの店は貧困者が来るところではございませんわよ」
エレク「貧困者!?」
?「そういう方達にはそういう方達にあったお店というものがありましてよ? この街には」
エレク「何よあんた・・・何であんたにそんな事言われなきゃ・・・」
ラルク「別にいいじゃねぇか・・・お前、サンキューな」
?「ふん」
女は立ち去ってしまった。
エレク「何よあいつ! 腹立つわね」
ラルク「金払わなくて済んだんだしいいじゃねーか」
エレク「そういう事じゃないのよ」
パルケ「お~い」
ラルク「お! 2人も来たぞ」
ヴォレ「アギャ? おいラルク・・・エレクどうした? 何かこえーぞ」
ラルク「いや何でもない」
パルケ「じゃあ今日は遅いし泊まる所探そうか」
エレク「・・・そうね。 うん。 行きましょう」
ラルク「おい! もう1軒・・・」
ギロリ。
エレク「何?」
ラルク「お~し。 疲れたし寝床を探すぞ~」
・・・
パルケ「ここはどうかな? ちょっと空いてるか聞いてくるね」
ラルク「おう」
?「あら? あなた」
エレク「い!」
?「まだいらしたの? ふ~ん。 この店・・・あなた達が泊まるには打って付けの宿かもね」
エレク「ええ。ええ。 私達はこういう所のが慣れてるものでね」
?「それは丁度良かったですわね。 オホホ」
ヴォレ「何だ? このウルセェな女は」
?「な! 何この可愛い生き物・・・」
ヴォレ「俺か? 俺はヴォレ。 竜だ」
?「(竜)・・・ヴォレさん。 唐突で申し訳ありませんが・・・私のペットになりませんか?」
ヴォレ「アギャ?」
To Be Continued
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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