名無し人の観察日記

名無し人の観察日記

2023.11.01
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今日は 距離をとられているのは誰か 、という話です。

政治と距離を取る音楽、それも実は政治的

元ネタは週刊金曜日ですね。「音楽と政治」という書籍についての書評です。とりあえずこの本は読んだ事が無いのですが、 週金が取り上げるだけあっておリベラルな論調の本 なようです。目次見ても『「右傾化」する社会 「美しい国」の名のもとに』とか、 右傾化する事を批判・揶揄するような書き口 ですし。

では本文を見ていきましょう。

>政治的な発言をしないという選択は、政治的なのだ。

政治的というより 処世術 と言った方が良いのではないかと思いますね。とにかく 政治的にガンギマった人たちにまとわりつかれて同調を要求されるのはうっとうしい

>日本の音楽シーンで飛び交ったのは憤怒ではなく、「がんばろう!」や「絆」の連呼。そして、「音楽の力」とまとめるような動きだった。

はっきり言うと 常に怒りの対象を探してるようなアレな人たち以外は、怒るよりまず目の前にいる人を助けようとする ものなのですよね。その辺が理解できないから 「俺の怒りに同調して一緒になって怒れ!」に類する事を言ってウザがられる わけですが。


>つまり、自分は音楽に政治的な主張を乗せないと宣言したわけだが、先述した通り、その宣言もまた、政治的なのである。

この主張には隠れたワードがあります。 要は「俺が気に入らない方向に」政治的だ、という非難なんですね。


>特定秘密保護法、安保法制、共謀罪、東京五輪、新型コロナの行動制限、入管法、武器輸出など、政治権力が強引に物事を決めてしまう事態が続いている。その時に声をあげる音楽家は限られている。

それの何が問題なんでしょうかね。音楽家に限らず、 人間政治的な事を考えたくないという自由もある はずです。
こうやって限界おリベ様が 同調して怒ってくれる人を探して回り、押しつけがましく怒れ怒れと言うのは、特にポリシーの無い音楽家からしたら「面倒くさいから近づいてくんな」という以外に評価しようがありません。 距離をとられているのは「限界おリベ様の政治姿勢」なのです。
というかですね、 この主張人気のあるアーティストの影響力を利用して、自分たちが怒りを抱いているテーマについて同調する意見を広めたいと考えているのが見え見え なんですよね。 他人のふんどしで相撲を取る事を恥と思わないからこの人たちはダメ なんですよ。



>政治について、とにかく中立であろうとする人が多いのは、日本の民主主義がまだしっかりと根を降ろしていない証拠だと思います。

はい意味が分かりませんね。「 政治的にノンポリである」と言うのも自由であり、そうした意見を尊重する事が民主主義 です。 自分達と同じ意見を持つ事を強要するのが民主主義だと思ってるからこの人はダメ人間 なんです。


>庶民は相変わらず「政治はお上がやるもの」で、自分たちは口出しできないもの

民主集中制という名の独裁政治に浸ってる共産党支持者がこれを言うのは実に味わい深いアホっぷり ですね。


>戦争に負けたら急に「民主主義」だと言われても、具体的にどうしたらいいか分からないのが、いきものがかり・水野良樹であろうと思われます。

上にも書きましたが「政治的に特定の意見を持たない」と言うのも民主主義政権下では許される態度です。それをディスるのは 要するに自分たちに同調してくれない人間の存在が許せない独裁志向に浸ることが当たり前になっているから


>自分の気持ちや考えを音楽で表現してみるのは、人間として至って当たり前な話であり、それこそ「表現の自由」であり、他人から「それはダメだろう」などと言われる筋合いではありません。

でもこのお馬鹿さんは RADWIMPSの「HINOMARU」にキレ散らかし、廃盤にしろ と主張してたんですよね。

RADWIMPSの愛国ソング

>この楽曲が批判されるのは当然で、作曲者はこの楽曲を廃盤とするのが妥当と思います。

このお馬鹿さんは 当たり前のはずの表現の自由というものをさっぱり理解していない哀れないきもの です。





>いきものがかり・水野良樹のように、政治については何を言ったらいいか全然分かりませんという人は、他人の「表現の自由」を奪うような言動は慎むという、最低限のモラルを守るべきだと思います。

まぁ 「お前が言うな」 という他ないのですが、水野良樹氏は斉藤和義氏の「ずっとウソだった」を 「大嫌いだ」とは言っていますが「こんな歌を歌うな」とは一言も言っていません。 水野氏は『他人の「表現の自由」を奪うような言動』はなにひとつやっておらず、 やってるのは上にも書いたように佐原さんです。
この人は本当に自分に反する意見・表現の存在が許せないんですね。最低限のモラルすら持ち合わせず、 自分で言ってるご立派な意見を自分で叩き壊すような事をするのは楽しいでしょうねぇ。





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Last updated  2023.11.01 22:51:20コメント(0) | コメントを書く


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