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2012年09月10日

5秒14差で私の後にゴールしたＩ選手は、昨年のタイムが15分12秒20

因みに昨年の私のタイムは16分58秒45

コースレイアウトの関係で、今回はスピードレースだった様です。

レース前に今年のメンバー表と昨年のリザルトを比べたのですが、もう一人圧倒的に早い選手と、このＩ選手がいるので、３位狙いの状況でした。

単純に持ちタイムのデータ比較では、1分46秒差で考えれば順当であれば勝てない。

三位の座だけは死守するぞ！が今回のテーマでした。

今回は400Ｍを２周するレースでした。

スタートからゲートブイまでは前からの波

ゲートブイを右に旋回し反時計回りの三角形ですが、第一ブイまでは左からの波

第一ブイからは浜と平行に第二ブイまで、こちらは右からの波

第二ブイからゲートブイまでは後ろから波を受ける形でした。

それを２周です。

２周のレースですので、1周目はコースの状況確認もしつつ、凌ぎます。

そして２周目

２周目の状況ですが、近くには、前に１人いるだけでした。

多少針路の取り方が違ったので、先行されてはいましたが、後に続くではなく、チェックしながら泳いでおりました。

第２ブイを廻ってからは後ろからの波をもらうためにゆっくり大きなストロークで波に乗り

ゲートブイからは引き波があるので、そこでダッシュするプランでした。

ゲートブイ辺りで、先行していた選手とはほぼ横一線になり、波打ち際までに追い越しました。

手が砂に当たるのを確認して立ち上がり、砂浜を15メートルほど駆け上がりゴール

ブリックトレーニングの成果か？　足に力が入りました。

後で考えれば、終盤に意識していた選手が前出のＩ選手だった様です。

昨年は全く歯が立たなかった相手に勝ちました。

会場にてリザルトの発表を見て、ちょっと泣きそうになりました。

千本大会後３週間の間に消化したメニューは、ざっとで泳ぎが25キロ以上スクワット2000回以上

僅か10日程のブリックトレーニングでしたが、太腿は変貌を遂げ、キック力もアップ

しかし、効果があるからと頑張ったものの、仕事に影響がでそうなほどの過酷さでした。

そして今回レースで肝に銘じた言葉「余力を残すな！」

思えば過去のレースは、やはり安全第一な部分があって、それも海のレース故に

まず、リタイアせずに泳ぎ切る事が先決であって、

振り返れば、もっと力を使えたんじゃないか？と思う事が多かったと感じます。

安全マージンを取る事はやはり大事ですが、リスクを冒さなければいい結果に結び付かない事もまた事実

その塩梅が少し分かった気がしました。

今回程、心拍数が上がった試合はありません。

気がつけば、千本の750Ｍのタイムも越えていました。

道草監督、やはりあの日は余力を残していたみたいです。