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2025.10.23
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カテゴリ: 旅行紀行
 東京へ帰る日、下関から門司駅で乗り換え、門司港駅に降りた。レトロな街並みを観たかったからだ。

​◎東京駅丸の内駅舎と並ぶ重要文化財に指定の門司港駅​
​ 門司港駅そのものも、レトロの歴史遺産と言っていい( 写真 )。大正3年(1914年)に現在の駅舎が完成している。1世紀以上の歴史を持つ。


 今、駅舎は重要文化財に指定されている。現役の駅舎で重要文化財に指定されているのはこの門司港駅と東京駅丸の内駅舎だけだ。
 太平洋戦争中に関門トンネルが開通するが、それまで門司港駅は関門連絡線の九州の鉄道の玄関口であった。
 門司港は、明治期には日本の3大貿易港として栄えた。筑豊の石炭の中継貿易、大陸との貿易港として賑わった。

​◎門司港駅も今や貴重な観光資源、内部には結婚式場も​
 時代には三井物産や大阪商船、日本郵船の出張所などが置かれ、さらに日本銀行をはじめとする銀行の支店が集中し、門司港は九州の金融中心地となったという。後に前記のレトロな建物を僕は観ていくことになる。つまり往事の賑わいは、今や僕のような観光客の受け入れの地として蘇っている。
 その門司港駅の駅舎の中は、結婚式場などに改装され、僕が駅を降りた時も礼服を着た結婚式の出席者があちこちに見られた。

​◎和布刈神社神事像と関門橋​
​ 門司港駅前に和布刈(めかり)神社神事の銅像が建っていた( 写真 )。今回は時間がなくて訪れなかったが、ここから北の半島の突端にある和布刈神社で、旧暦元日の早朝に3人の神職が干潮の海に入ってワカメを刈りとり、それを神前に供えて航海の安全、豊漁を祈願する神事だ。​



 松本清張が半世紀以上も前に書いた『時間の習俗』という推理小説の冒頭に描かれている。旧暦正月だから真冬で、しかも早朝だ。すごい寒さの中で行われるのだ。
​ 広い道路を渡って海辺に行くと、右手に関門橋が見えてきた( 写真 )。この先に和布刈神社があるようだが、近くで観ると、威風堂々としている。


 前回の日記で、海峡ゆめタワー30階展望台から関門橋を遠望したことを述べたが、ここに架かっていたのだ。すると、目の前の海は馬関海峡なのだ。

昨年の今日の日記 :「欧州最古の3200年前のドイツ古戦場跡、遠方からも参戦し、すでに国家間の戦争だった?」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202410230000/​





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Last updated  2025.10.23 03:55:11


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