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今日は、情報収集(単なる立ち読み)に近くの本屋さんへ 雑誌コーナーから漫画まで、これといった目的のない私は、ウロウロです で、思い出したことがありました。 これは、難しい問題なので、イマイチ書きづらいですが‥ コバルト系の小説をうちの図書館は置いています。 YAのコーナーも設けているので、それらの本は、そこに置いているのですが。 開館して間もない頃、職員の中で問題になったことがあります 問題になったのは、なかでもBL小説のものです。 中高生の女の子は、読む子は、何冊も読みますし、中身も結構きわどいというか‥ というか、事の発端は、性教育的な本や浮世絵の本や写真の雑誌(ある特集の時)が 死角の場所やかけ離れたところに置いてあったことだと思います まあ、中高生の男の子たちが、面白がって見たんじゃないかなという感じですね まあ、私はこんな性格なので(どんな性格?) 「図書館で見るぐらいなら健全なものじゃないですかね」なんて笑ってたんですが、 (だって、それ以上にすごいものがテレビやインターネットなどで見られる世の中ですからね) やはり、年配の職員(退職前の方たち)や教育機関であるということを考える人たちにとっては、ちょっと問題なのかもしれませんね。 で、年配VS若者で、議論が続いたわけです。 もちろん私は司書として、簡単に排除してはいけないとも思いますし‥ しかも浮世絵まで隠されたら芸術は無視されたことになりますからね とは言っても、浮世絵はすごいですもんね で、BL小説まで発展したと思います。 私は、元々読まないタイプでしたので、なんとなくは知っていましたが、実際に読んでみて、 すごいな~と思ったものです。 そうそう、この時、ちょうど年末年始休暇に入ることもあり、 職員みんなこの類の本を2冊ぐらいずつ借りて帰って考えてみるという宿題が館長から出ました 結果、結論は平行線のまま。 図書館協議会や連絡会(学校の先生たちとの会)にもかけたりしました 学校の先生たち(特に若い女の先生)は、「いいんじゃないですか」という感じでした で、私が出した案。 「YAコーナーに置かなければいいんじゃないですか 大人の文庫本の所に置けばいいんじゃないですか? 中高生の人気があるのは確かなことだから、それを排除したくないし、権利もないと思います」 というわけで、うちの図書館では、ある意味BL小説系のコーナーができちゃいました 好きな子たちは、そちらへ直行ですね でも、「図書館の自由に関する宣言」で検閲してはいけないと分かってはいても、 教育機関であることや本を読む人によって受け取り方が違ったりすること、 読まない人が、そういう本への賛否両論もあると思います。 そして、内容によっては、もしかして犯罪にまで繋がってしまうかもしれないと思うと、 現場の判断は、本当に難しいですよね 犯罪について書かれた本などを実行してみようと思う人もいれば、怖いなと思う人もいる。 で、それが犯罪に繋がったとき、図書館で本を借りて読んだと言われたら‥。 まあ、うちでは、そんなことはなかったですよ (そっち系の問題ではありませんでしたからね) でも、絶対にないとは言えないですからね だから上の人たちは、いろいろ考えるんでしょうね。 この時は、そんな大げさなものではありませんでしたがね こういうことって、難しいですよね (場所を変えたということは、特別扱いなのかな? でも、うちの図書館は、たくさん場所を変えているので、全部特別扱いということになるので 普通に開架スペースだから、良いと言うことでお願いします)
2007.06.25
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※2007.2.23の記事です※ と、誰に問いかけているんだかという感じですが… 先ほどのブログで書いたように、壁にぶつかりました 「地図帳」です。 平成の大合併で、今、次から次に出版されているようで、 うちの図書館でも、少しずつ買い始めてはいます かといって、これまでの地図帳を完全に出さないというわけにもいかないし 今買っている本も、まだ、合併については、途中ですよね。 そうは言っても、地図帳とかって、何年先になっても合併前と後を見比べるために これまでの地図帳も残しておくべきのような気がするんですよね でも、本の欠点というべきかどうかは分かりませんが、 背に『新版 日本の地図』とかって書いてあるんだけど、 1998年出版だったりするんですよね。 その当時は、『新版』だったわけですけど ウソ、大げさ、まぎらわしいというやつです いやいや、間違ってはいないんですけど。 でも、普通の利用者が見たら、新しいのだ!と思って、見たら、 「旧市町名じゃん」とかって思うのかなと。 で、司書魂に火がついたというわけなんですが イマイチいい方法が見つからず、そこへタイミングよく現れたいつもの絵本屋さん。 どこかの図書館で、そういうのに対応しているところありませんか? と、たずねたら 「う~ん。ないんじゃないかなまだ、そんなこと考えてないかも」 なんて、返されちゃいました。 え~~~~ じゃー、自分で考えるしかないわけね ということで、結局、思いついたのが、出版年を貼り付けるのと、 合併は2003年から2005年がピークで第1弾だと書いてあったので、 一応、そこで、第1弾に対応しているものには、 「第1弾対応」と記しました ただ、本の背に書いたので、小さい文字なんですが、 注意してもらうために、A4サイズで看板というか注意書きを作っておきました リストを作るというのも考えたんですが、地図帳が増えていくたびに、 リストに書き加えていかないといけないですからね。 それよりは、コレの方が、簡単かなと と、考えると、地図帳だけではなく、統計的な資料とかも、 もっと出版年に注意を払うようにしないといけないかなと 3類の統計関係は、よく「○年度」とは、元々書いてありますけどね。 地理関係の本って、タイトルにはないものが多いんだなと、改めて気付きました 出版社が、元々書いていてくれたらいいな~ まあ、こんなんでも少しは『利用者に優しい図書館』になったかな? と、こんな風に勝手に悩んで、勝手に策を考えて、勝手に行動してしまう私は、 これでも、来月いっぱいで退職です まだ、やりたいことが次から次に見えてくる自分が、本当にイヤになってきます
2007.06.05
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