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我が家は、東京新聞をとっているのですが、 22日(金)の新聞に阿刀田高さんの記事がありました。 「我が街、我が友」というリレー連載で、様々な人が、 自分の住んでる町などについて書いている(おそらく普段は気にして読んでないので)記事です。 それで、今回の阿刀田さんは、図書館について書かれていました。 家の近くの分館について書かれ、バックの中央館が充実しているので、 そちらの本を分館に届けてもらい借りていると。 そして、 私が、今回書こうと思ったのは、その後の記事 -中略- 図書館利用の第一歩は、近くにどんな図書館があるか調べること、 行ってサービスのありようを確かめること。 やけに遠かったり、レベル以下だっりなら、 「残念でした。利用はあきらめてください」である。 元図書館員としては、きつい言葉だな~と でも、確かに一利用者としたら、 せっかく、近くの図書館に行っても蔵書に魅力を感じなかったら、 雰囲気が合わなかったら、もう行かないかな~ 現に、私は今、隣の町の図書館に行ってますからね この記事では、 あきらめながら待つか、住民運動を起こすか、すみやかな解決はむつかしいと書かれていますが このご時世、なかなか図書館が建つのは無理ですし、 他所の図書館に逃げられるのがおちですもんね そして、最後に、 図書館にとって大切なのは…私見を述べれば、 人・本・建物の順である。 -中略- 一番大切なのは、本に通じた、読書好きの図書館員がそこにいることだ。 とりわけ若い利用者にはこれが肝要。 と。 この順番は、よく、図書館の研修では言われてきたことですが、 やはり、「本に通じた、読書好きの図書館員」というのは、 必要不可欠なんだなと 久しぶりに思いだしたので、 ちょっと書いてみました こんな方々を満足させられる図書館、図書館員になれたらいいですよね~
2010.10.26
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夏休みも終わってしまいましたね まあ、私は年中夏休みのようなものだからあまり変わりませんが 先日、実家に帰って、町内のスーパー=タ○ヨーに行きました。 夕方に行ったということもあって、知人、知人、知人 買い物どころじゃありませんでした そして、出口にさしかかった時、図書館の利用者に会いました。 その方は、3人の娘さんをもつお母さんでした。 その長女が高2で、この子が病気がちで学校を休むことも多かったことから コバルト系ではありますが、1回に何十冊も借りて帰る子でした。 中学校のときには、職場体験に来たような気もします。(すみません。うろ覚えで) そんなお母さんが言うには、 その娘さんが司書になりたいというのだそうです。 そこで、就職先があるのかと聞いてきたのです 出口では、挨拶を交わしただけで別れたのですが、 少しして(私は、車を駐車場から出すため、若干バックしてました)わざわざ、車の所まで来て質問してきたのです 真剣なんだなと思い、私も車を駐車場に戻して、話をしました でも、実際のところ、司書の資格と言うのは、あまり重要視されていないというか、 県内の大きな図書館でさえ司書採用は、ほとんどありません それどころか、指定管理者になるところも多くなり、待遇が良いのかどうか分かりません それに、学校司書も、地方ならば臨時職員として採用かもしれませんが、 司書だけでなく、事務的なこともさせられ、なかなか司書の仕事ができないという場合もあります そのほかも、PTA採用だったりと、どちらも待遇が良いとは言えないのかもしれません もちろん、司書がしたいから、給料なんて関係ないと言う人ならばいいのかもしれませんが、やはり、お母さんの立場としては、そうはいかないでしょうね 私も、できることなら、司書になってもらいたいというのがあるので、 「県外なら司書採用もあるようですが…」 と伝えたのですが、県外には出したくないような反応でした 私のようにタイミングがあえばいいのでしょうが、 お母さんが言うには、 「司書採用が難しいなら、違う道(違う資格を)に」 という感じなのです。 司書も一緒に採れるような資格だったら良いのですが、そうでなければ残念なことですね 元司書としては、悲しい現実ですね いろんな図書館で募集してますよなんて言える社会にはならないですかね 私も、いずれは戻りたいですし でも、そんな場所でも、わざわざ聞きにくるのだから真剣なんでしょうね 私も頼られて嬉しいですけど、良い答えが出せないのが残念でした
2008.09.07
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最近、いただいたメールから、共通するような意見があったので、 久しぶりに、読書推進の大変さを思い出しました まずは、私がいた図書館がやっと司書の採用試験をすることになり、 今、働いている司書の子からのメールです (ごめんなさい。勝手に引用します) 募集もたくさん来ているようで役場の人も驚いてたみたいです。 私としては、司書という資格を重要だと思っている人や 司書として仕事をしたいと思っている人が大勢いるということが 役場の人に認識されたいい機会になったんじゃないかなと思います。 実際、どれぐらい来ているのかは分かりませんが 過去、臨時職員の募集をしたときは、0に近い状態でしたから… 臨職の場合、いなくて、声をかけるという状態でしたからね もちろん、臨職と違って、公務員になるということがプラス要素であるとは思うんですが、 彼女の言うように、 司書という資格を重要だと思っている人や 司書として仕事をしたいと思っている人が大勢いる ということが、上の人たちに伝わることは大事ですよね まあ、あれだけの図書館を造っておいて、 今まで認識されていなかったことが問題ではあるのですが… そして、もう一つは、 今度、絵本作家のワークショップなどをすることになった町の学校司書さんからです (申し訳ありません。またまた、勝手に引用します) 町レベルでの予算確保は本当に大切なことです。 予算を出して確保してくださるからできるのですが、 それをわかっている人がどれだけいるかなと疑問は残ります。 特に上の方に… そうなんですもちろん予算があってナンボの世界です 逆に言えば、図書館の仕事は、予算がなくても図書購入費さえあればできるとも言えます ただ、わざわざ予算を組んで、本物を体験させたり、見せたりすると言うのは、 目に見えて成果のあることではないけれど、大事なことなんですよね だからこそ、というか、みんなの税金を使ってするからこそ、 予算をくれる人は、何のために必要なのかをしっかり分かったうえで、あげて欲しいし、 税金を払っている町民も、自分たちの税金が、 なぜ、このようなイベントに使われるのかを考えて欲しいですよね もちろん、企画する人たちは、それだけの責任を負うことになるのですけど… 私が働いているときから思っていたことですけど、 図書館にとって、理解を得るのが一番大変なのは、同じ役場職員だということです。 上に立つ人次第で、 教育面や文化面の予算がついたり、つかなかったりというのは、 本当に大変なことです できることなら、一番初めに役場職員向けの図書館講座をするべきなのでしょうが、 そんなことをしている暇は、図書館にはなかなかありません 時には、同じ教育委員会の人にさえ理解を得られず、悲しくなることもあります それでも、やはり、図書館員は、 地道に読書の大切さを訴えていかなければならないんですよね 今、お腹が大きくなって思うのですが、 ある意味、胎教と一緒ですよね 胎教って、本当に役に立っているのかどうかは分からなくないですか? でも、お母さんたちは、 クラッシックを聞かせたり、絵本を読んだり、 お母さん自身、良いものを目にしたりして、 役立つことを信じて、子どものためにやっているんですよね 読書活動の推進もそうなんじゃないですかね 同じ1冊の本を読んだとしても、みんながみんなに役立つわけではないけれど、 役立つことを信じて、学校司書さんや公共図書館の司書さんたちが お母さんのようにやってくれるんですよね いつもの如く、ちょっとズレてしまいましたが とにかく、いろんなところに理解してもらえるよう努力しながら、 町民のために、子どもたちのために、頑張るしかないんですよね そして、学校司書さんが、最後に書かれていました 大変だけど何かしら行動に移すことで 少しでも読書の輪・人の輪が広がっていくと思うのですが。 目に見えることばかりを促進させるのも意味あることかもしれないけれど、 目に見えないけれど大切なことをもっと重視して、 育てることをしていかなければと思います。 どこの司書さんたちもだいたいの人が思っていると思いますが、 一市民としてがんばってもらいたいです すみません。 また、まとまりありません
2008.02.22
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また図書館雑誌からです 11月号に「図書館法の見直しにあたっての意見」という記事がありました (雑誌のない方は、日本図書館協会のHPでも見られます) その中で、私が気になったのは、専任の司書の配置を促進するというもの。 先日のブログでも書いたように、我が県の有司書資格者数は3割程度。 正規雇用となればもっと低いのではないのでしょうか? 話は少しそれるのですが、土曜日に我が家で(実家ですけど) 図書館の新旧メンバー(もちろん女性のみ)で、食事会をしました。 (暢気な妊婦ですもちろん飲んでませんよ。) その中で、今の臨職の人(資格は持っていないんですけど)が、 「やっぱり、司書をもった人じゃないとだめですよ」 と、熱く語ってくれました そりゃー、私ともう一人の今の臨職の子(資格あり)には、ありがたい話ですけど、 それを周りは、気付かないんですよね 彼女曰く、図書館の「と」の字も知らない自分が、本のことをお客さんに聞かれても、 答えられないのがくやしいと。 正直、私は、そんな彼女が働いていてくれるのが嬉しかったのですが 最近思うんですよね。こんなこと言えば怒られると思うんですけど、 司書は、国家資格でもないし、実際のところ経験が物言う世界だと思うので、必要なのか?と。 でも、司書という資格がある以上、司書は必要ということなんですけど。 そんな言っても、きちんとした司書がいるところは、やはり良い図書館なんです。 先日、課長に聞かれたんです。 「司書の仕事って何?」 って。 私にしてみたら、図書館でやっている仕事が全て司書の仕事であるんだけど、 うちの図書館のように5分の1しかいない司書ができる仕事と言えば、たかが知れていて、 下っ端だった私が司書だからと言って責任持ってやれる範囲は、それこそたかが知れていて、 (もちろん責任は取れなくとも、責任持ってやってましたけど) 今は、唯一の司書が臨職になっているので、もっと司書としての仕事は狭まるわけです そうやって、考えると司書である必要があるのか、司書の仕事が何なのか?というのが わからなくなってしまうんです。 つまり、司書じゃなくても(司書資格を持っていなくても)司書の仕事ができるわけです。 いや、しないといけないわけです ある人には、こんなことも言われました。 「司書が必要か?他の課では、資格を持っていない人の方が、仕事をするじゃないか?」 と。 そんなの、私に聞かれても… それは、その人の問題であって、資格の問題ではないんですけど 結局、何がいいたいかと言いますと、 もう少し、法律で司書の存在をアピールして欲しいんですよね。 「司書を置かなければならない」と。 逃げ道なしでコレ重要です 法律と言うのは逃げ道があります 例えば、「知識を要するもの」とか「相当するもの」とか。 前者は、うちの図書館長条例に使われたものなんですけど 条例を作る時、私は、有司書資格のみを書いていたのですが、お偉いさんたちに反対され、 結局、その言葉を入れたばかりに、現在は、知識はどの程度か知りませんが館長は兼務という形になってしまいました 相当するものというのも、著作権法施行規則では、きちんと明記されていますが、 そういうものがないと、それこそ知識はどれぐらいであれ「相当」に当てはまってしまう可能性があります。 スミマセン。役場職員であったがために、こんなこと(裏事情)もいろいろ学んでいます 今のところ、法律上、司書の存在意義って、 (多分ですけど。もしかして法改正あったらすみません) 著作権法の「著作物等の複製等が認められる施設」の条文ぐらいじゃないですかね 私が辞めるにあたって、結構聞かれたので、ほかにないか県立に問い合わせたような気がします。 それで、司書がいないといけないということはなかったような気がするので なので、そういった面で司書が働きやすい環境、司書の価値を高めて欲しいんですよね こんなブログで書いたところで、何の意味もないんですけど そうそう、ある人には、 「一つの図書館に司書が何人もいたら、大変じゃない?まとまらないでしょう?」 と言われました。 『…鹿か』 と思ったのですが、年上でしたので、心の中に閉じ込め、 「司書が何人もいて、もめながら、図書館のことを考えるのが普通でしょう。 議論もできないような(議論にならないような)図書館が進歩するわけないじゃないですか」 と言ってやりました まあ、それがうちの図書館であるんですけど 本当にみんな分かってないですよね なので、できる限り、私は、 今の臨職の人たち、特に司書の子の質問に答えてあげられるような、 議論できる相手でいたいなと思うわけです (ちょっとカッコつけすぎですけど) そのうち、私より立派な司書になって、私なんか邪魔になるかもしれないですけど それはそれで嬉しいですけど
2007.11.19
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実家にいて、ヒマな暮らしをしている私は、 家にいると、ついつい寝てしまうので 図書館に出かけていってます ということは、本を読んでいるのかなとお思いでしょう 私の目的は、ウォーキング 図書館内をウロウロしていたら、結構歩くかな~と思って 寒くないし 返却本を本棚へ返すのを手伝ったり、 今日は、先日の館内整理で不明本となっていた本を探して廻ったり… (不明本というより、バーコードの読み残しです) 私の運動不足解消と図書館ボランティア一石二鳥 かろうじて、まだ、どんな本がどこにあるかを覚えている私が探した方が、簡単なんです。 一応、タイトルを見て、どんな色、大きさ、厚さというのが、思い出せるものも、まだありますから そう思うと、やはり、図書館の仕事って、年数重ねてナンボだと思うんですよね。 何万冊の本を覚えるなんて、そこ数年じゃできませんからね 先日の司書講習の時にも、話をしたんですけど、 司書にとって何が大事かって、結局は、 自分の図書館の「資料と利用者を知ること」 だと思うんですよね そこを理解してくれる偉い人たちが、たくさんいて欲しいですね
2007.11.16
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長らく更新できずスミマセン。 書かないとと思いつつ、なかなかです さて、11日に、またまた、言いたい放題のことをやってきました というのは、 夏休み期間中に司書の資格が取れる文科省委嘱司書講習(だったかな?)に、 ゲスト講師ということで、とにかく言いたい放題語ってきました って、こんな風に書くと、「講師!、スゴイ」と思われる方も思いますが、 短大の恩師が私に声をかけてくださって、先生の授業の一コマで、 単に私は、コレまでやってきたこと、今回は私のサービス論について語っただけです 私のサービス論は、行き過ぎてるかなというところもあるので、どうかとも思うのですが まあ、受け入れてくださるかどうかは、皆さん次第ということで… でも、質疑応答まで2時間ぐらい、あっという間でしたね 聞いている皆さんは、どうか分からないですけど 毎年のように、先生にこのような機会をいただいているので、 最初の頃は、原稿丸読みだったのが、今では、いいたい事を箇条書きしたものしかありません。 まあ、それだけ、図書館のことが頭に入っているのでしょうけど… この成長ぶりには、自分でもびっくりですよ。 そして、一番びっくりしているのは、うちの母です この日も、実家に帰って話をしたんですが、母はニコニコしながら聞いています。 そして、いつも出てくる言葉が、 「かわったね~。」です。 小さい頃の私は、というと。 母が授業参観日に来ていたときのこと。 みんなが、先生の質問に手を挙げているのに、私は挙げておらず、帰ってきて 母「答えが分からなかったの?」 私「ううん。分かってるよ。」 と答えたそうです。(私は記憶になかったけど) そうです。単に、当てられて、人前で答えるのが嫌なだけだったんです まあ、母も、「答えが分かってるならいいや!」というような人なので、 そのことについては、その後も何も言われることはありませんでした それがですよ。今は何十人も前に、言いたい放題しゃべっているわけですから。 びっくりしないわけないですよね。 とは言ってもですね、今も、できることなら目立たないように生きたいんです 多分、図書館以外のことは、人前で、あまり語れないと思います。 ただ、今は、責任感という言葉に動かされて、「あれしろ、これしろ」と言われたら、 「仕方がない」と腹をくくるのが、早いので得意そうに見えるかもしれませんね 図書館で働いている所しか知らない人は、信じられないと言いますけどね 結構、人見知りですしね 元々、接客業が嫌で、役場の総務課にでも配属されないかな~ぐらいの気持ちで入りましたからね。 まあ、役場のどの課も実際は接客業でしたけどね そんな人が、完全な接客業に配属されたことで、 今じゃ、偉そうにサービスや接客について語ってるんですからね ほんと、スミマセンって感じです。 でも、こんな私だから言えることは、 人間、変わろうと思えば変われますよ ということ。 本当に私にとって、図書館という所は大きく人生を変えた場所です。 話がそれちゃいましたね。 こんな私の(皆さんは知らないけど)話を聞いて、皆さんはどんな感想を持ったのでしょうね 楽しみなような、怖いような感じです
2007.09.14
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先日の私のブログに対して、感想をいただきました。 また、勝手に掲載してすみません でも、こんな風に思ってらっしゃる方は多いのではないかと思い敢えて掲載させてもらいます (前略)後輩の司書の方。図書館へ行かれたらその司書の方とたくさんお話をしていただきたいなぁと思います。 (私が言うのは何なのですが~お願いです)ごめんなさい。また、エラそうにm(_ _)m 私も臨時職員なので、苦しさが分かる。 図書館のことや本について、他にもいろんなことをディスカッションしたり指導してくださる方が 近くにいるってことはどれほどたくさんの勇気や希望、意欲を引き出してくれるか計り知れない。 私は自分の性格がこうなので、あれこれ思い始めるとやりたくてウズウズしだすのですが、 周りとの温度差を感じてしまい、反省してしまう時も多々。 そして未熟なのでわからないことがたくさんあり、やる気ばかりが先立ちうまく行かない場合も・・。 空回りしてしまいへこみます。 そんな時、いや、いい時もうまく行かない時も、いろんな場面でとことんディスカッションしたり 指導してくださる方がいたらなぁと思います。 私は、ディスカッションできる環境が大事だと思っています 図書館が開館した頃は、資格を持った館長がいて、年の近い職員もいたので、その人と 閉館後、毎日1時間ぐらい、図書館のことについて話し合ったり、時には2時間近く経っていることもあり、 それを次の日館長たちに持ちかけて、またディスカッションしてということがありました もちろん私も初めてのことばかりでしたし、みんなが試行錯誤だったから、 とても熱い職場でした それが、館長がいなくなり、司書が私だけになり、異動で2~3年周期で、みんなが動いていくと、 ディスカッションできなくなるわけです それが、私には辛い時期もありました なんだか、自分の肩に責任がのしかかっているような気がして… だから、課長に自分の図書館関係の本をドサッと持っていったこともあります それでも、変わらなかったので、あきらめて自分がいろいろ勉強するしかないと 思い始め、そして、みんなに納得させるしかないということになってきました 図書館が間違ったほうに行かないために、みんなが同じ温度で働くために、 ディスカッションは、大事だと思うんですよね そして、(感想の続きです) 私は司書の資格がありません。テキストを購入しては読みあさり・・。 学校図書館に勤め始めた5年前に地区の読書指導研修会に行き勉強したいと申し出たら 「臨時職員なのに行く必要があるか」と却下されました。悔しかったですね。 絶対挫けるものかと思いました。臨職でも学びたいし、何もわからないから特に。 願わくば資格も取りたい。しっかり勉強して本物を子どもたちに伝えていきたい。 また学校なのできちんとした知識と熱意を持って読書の大切さを先生方に説明して共通理解を図って行かないと学校での読書活動は発展しないと思いました。 だから私はキツイけど自費で研修会に行くようにしました。 一言も聞き漏らすまいという感じ(>_
2007.08.26
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1週間、図書館に行っていて、いろいろ話をしたり、考えたりしていて、思ったことがありました。 以前、聞かれたこともあるのですが、私がなぜ、このような司書になったのか?ということ。 このようなと言えば、説明しにくいのですが、利用者第一主義やら諸々ですね。 実際は、よく分からないのですが敢えて言うなら、 私が何も知らなかった というのが、大きいのではないでしょうかね ・図書館に通っているような子供時代を過ごしていない ・他の図書館で働いたことがない ・役場で働いたことがない(お役所気質が育たなかった一番の要因かな) なので、私の中に悪い影響が出なかったんでしょうね そのうえ、 ・良い図書館を見て歩いた ・大学の先生の助言を聞くことができた ・良い図書館運営の本を読むことができた 何も知らなかったがゆえに、これらの意見を素直に吸収できたような気がします。 そして ・運営面を私に任せてもらえた ということで、私は、公務員らしくないサービスを徹底し、目指す所が大きかったゆえに 頑張ることができたんでしょうね そして、直属の上司は、なかなか図書館のことが分からず、がっかりしたり、 教えてもらえることも少なかったけど、役場に入った年に社会教育主事の先生には、 いろんなことを教えてもらえました。 (課は違うのに、いろいろ指導してくれました) 例えば、写真のアングルから報告書の書き方、ポスターの色使いまで、 図書館で働くなら、視聴覚指導者の中級を取れ!と言ってくれたりして、なにかと気にかけてくれました それを思うと、私は恵まれていたんだと思います そして、今、思うことは、 今いる司書の子のこと 課長は、3年もすれば私のことを抜く司書になると言っています。 私も悔しい気はしますがそれは、あながち間違いではありません それだけの実力がある子だと思っています。 ただ、その子をきちんと指導してあげられる人が今は、図書館にいない そして、臨時という立場が、もっと彼女を苦しめてしまうような気がするんです 私がいたとしても、きちんと指導できる自信はありませんが、 彼女とディスカッションしたり、図書館のことだけでなくいろんなことを指導してあげられる人がいないんです。 それが、3年で立派になる子が5年もかかったり、あるいは潰されてしまうかも知れないと思うと、 人を作る図書館が、実際は図書館員さえも育てられないのではないかと思うと残念でなりません でも、これって、うちの図書館だけではないような気がします。 やる気のある人たちをやる気のない上司たちが異動で回ってくることで、潰してしまう そんな図書館が多いから、司書という地位がなかなか確立しないような気がします まあ、こんなこと、ここで言ったって、何にも解決しないのですが、 せっかく良い子がいるのにうまく指導してあげられなく残念に思った里帰りでした
2007.08.05
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今日は、講演に行ってきました やはり、図書館の話をするのは楽しい いや、勝手にしゃべってただけですけどね どうだったんでしょうね。 話を聞きに来られたのは、今年度からNPOになった図書館の方々と 7月に図書館がオープンするらしい町の役場の方でした 多分、後者の方々にとって、私の考え方は驚きかもしれないですね 私の考え方は、昔の図書館像しか知らない方々や『お役所考え』の方々にとって、 型破り的な考え方に見えるかもしれませんからね まあ、私も『お役所』の人間でしたから、分からなくはありませんが 図書館の人間から見れば、当たり前のことなんだと思うのですが 質疑応答の中で、その後者の方が、 「開館すれば多分、利用率を問われると思うのですが、立地条件的に良いところではありません。 どうしたら、利用される図書館になりますか?」 みたいなことを言われました とりあえず、うちの図書館は立地条件も良いので、説得力はないとも思いましたが 『以前は、動線があるところに図書館があるのが望ましいと言われてきましたが、 今は、良い運営(サービス)をすれば、動線が集まる』と言われています。 と、言っておきました まあ、これは、何かの講演で言われていたものなんですがね 私は、これをよく学校図書館司書などへの講演の時に言います。 学校図書館は、良い場所にない場合が多いですからね でも、運営次第でどうにかなるということですよね そして、 「良い運営(サービス)と言うと、開館日数や開館時間を延ばせばいいと思われがちですが、 そういうサービスではなく、レファレンスや選書など、細かなサービスです」 と。 質問をされた方は苦笑いされてましたがね ある意味、うちの図書館は生活動線上にない、町外の方々が利用されていますからね 運営が良いかどうかは別にして、立地の問題ではないと言うことですよね 結構、プレッシャーを与えちゃいましたかね というわけで、こんな感じ(簡単すぎですね)の講演会でした 今日は、この講演の謝金(もらえるほどの内容ではないんですけどね)で、 ご飯を食べに行くことにしました (ただ、主婦業をサボっただけですけどね) ありがとうございます 今度は、ボランティアで手伝いに行きます 私の本籍地ですから
2007.06.11
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ただいま、講演の準備をしております。 (今ごろか!って感じですけどね) 今回は、図書館員の方々に話すということと、 「図書館とは何か?」みたいなことを話して欲しいなんて言われたもんですから、 結構、悩んでます これまで、私が話してきたのは、 学校図書館の先生や司書講習生などを相手に、 「どんなサービスをしてきたか」という感じだったので、少し違うような気がします まあ、そんな感じでもいいのかもしれないですけどね 哲学的なことを頼んでスミマセンと言われたので、 やはり、哲学的なことがいいのかな?何て思いますよね。 そんな難しいこと10年そこそこで語れるものじゃないですけどね ただ、私が思ってやってきたことはあるので、それを語ろうと思っているんですが で、テーマを『図書館員にできること』なんて、大きなテーマにしてしまいました 図書館員が『できること』なんて、微々たるものですよ どれだけ張り切っても伝わらないことも多いし でも、私の中では、 利用者のために、図書館のために、『何ができるのか?』というのが重要課題でしたからね だからこそ、利用者の声に耳を傾けたいし、それが図書館を発展させることだと思っていましたから そして、『図書館員にできること』というのは、 それぞれの図書館でも違うし、利用者の年齢や時代の流れなど、様々な要因で変化するのでしょうから、 永遠に尽きることがないんでしょうね ということは、 『図書館員にできることは何か?』ということを考えることが、まず始めの『できること』ですかね なんだか、まとまっていないんですね 原稿を考えながら、少し気分転換に書いてみました スミマセン
2007.06.05
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