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春から初夏に、幅広で剣状の葉の間から伸びた花茎に、青や黄、オレンジなどの6枚の花弁の外側3枚が下を向き、内側3枚が上に向いてふっくらとした大きな花が3~5輪ほど咲きます。4月17日の誕生花は、虹をまとう華やかなレインボーフラワー、ジャーマンアイリス。花の名は、学名Iris germanicaからつけられ、属名のIrisがギリシャ神話の虹の女神イリスに由来し、種小名はgermanica(ドイツの)ですが、原産地がドイツとは特定されていないそうです。別名のヒゲアヤメ(英名ベアデッドアイリス)は、下の花弁(外花被)のつけ根にブラシ状の毛が生えていることからつけられ、ひげの色が花色と違うもあります。 花言葉「素晴らしい結婚」は、複雑で多彩な花弁が貴婦人のドレスのようにフリルで波打つ優美な花からつけられたのでしょう。花言葉「豊満」は、花弁にフリルがあって上の広い花弁(内花被)3枚がふっくらと豪華な花形をしていることからきているのでしょう。 ダッチアイリスやアヤメなどと共通の花言葉は、天上と地上を結ぶ虹の橋をわたって、神々の使者をつとめた女神イリスの名からきています。花言葉「使者」「よろしくお伝えください」「恋の便り」は、虹を渡って届けられる便りをイメージしたものです。ジャーマンアイリスは草丈が70cm以上もあるので、草丈20~30cmほどのミニジャーマンアイリスを鉢植えで育てています。花を数輪咲かせた翌春、地際の塊茎が丸く大きくふくらんで球根のような形になり、横に這うように伸びて株が広がって、地際で花が咲いていました。アヤメ科アヤメ属(アイリス属)、秋植えの耐寒性球根(塊茎)、原産地:ヨーロッパ別名:ドイツアヤメ(独逸菖蒲)、ヒゲアイリス、ヒゲアヤメジャーマンアイリスの花言葉:使者、よろしくお伝えください、恋の便り、素晴らしい結婚、燃える思い、豊満。ジャーマンアイリスの誕生花:4月17日、5月23日、5月26日、5月29日、6月29日流通時期:塊茎を晩夏~秋に、ポット苗や鉢花を春に見かけます。トオヤマグリーン、e-フラワー、小森谷ナーセリー 楽天市場店さんにあります。 父の日ギフト
2014.04.17
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夏から初秋に、太くどっしりとした幹先と、先のとがった小葉をたくさんのつけた大きな羽状の葉の間に、淡い黄色の花が穂状に咲き、秋に雌株の実は赤紫色に熟します。11月24日の誕生花は、大型のトロピカルな装飾樹、カナリーヤシ(カナリー椰子)。花の名は、漢名のヤシ(椰子)の音読みで、カナリー諸島原産であることから名づけられました。別名(属名)のフェニックスは、古代ギリシャ語のphoinix(紅色、朱色、緋色、ヤシ、ナツメヤシ)からきています。カナリーヤシ(学名Phoenix canariensis)の仲間には、室内の観葉植物の小型のシンノウヤシ(Phoenix roebelenii)、実を食用にするナツメヤシ(Phoenix dactylifera)などがあります。 花言葉「躍動感」は、どっしりした太い幹の上で大きな羽状の葉を全方向に広げた雄大な姿が生き生きとして迫力のあることからつけられたのでしょう。別名のフェニックスには、力強く葉を広げた姿から古代エジプトの伝説の不死鳥フェニックスを連想してつけられたという説もあります。 植物園の大きなカナリーヤシは幹の上方の枯れおちた葉の基部のV字型の切り口がきれいで、葉柄のつけ根に風で運ばれてきた胞子から発芽したタマシダが生えています。晩秋に訪れると、木も根を下ろしていて、真っ赤な葉で彩られていました。ヤシ科ナツメヤシ属、半耐寒性常緑高木、原産地:アフリカ、熱帯アジア別名:フェニックスカナリーヤシ(カナリー椰子)の花言葉:躍動感。カナリーヤシ(カナリー椰子)の誕生花:11月24日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。e-RAN、緑花木ネットストアー、TAHITI MARCHE ータヒチマルシェー、花右衛門、ブルーミンググレイスさんにあります。 フェニックス
2015.11.24
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夏から晩秋に、よく枝分かれした紫褐色の茎の葉のわきから伸びた花茎の先に、小さな黄色の頭花が放射状に開いた葉状の総苞に取り囲まれて咲きます。誕生花のない花は、タネのトゲでくっつくひっつき虫、アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)。花の名は、北アメリカ原産で、仲間のセンダングサ(栴檀草)に似ていることから名づけられました。センダングサの名は、葉のつき方(羽状複葉)がセンダン(栴檀)の木に似ていることに由来します。 花言葉「近寄らないで」は、コセンダングサ(小栴檀草)の花言葉と同じで、先端に2本の鋭いトゲのついているタネが服につくと簡単に取れないことからつけられています。花言葉「陽気で騒がしい」は、細長い総包が緑の花弁のように取り巻く黄色い小花がアメリカ原産ということで、アメリカのイメージからきているでしょう。 アメリカセンダングサは先が開いた黄色い筒状花のみが多数集まった花で、黄色い花弁のような舌状花がまれにつくこともあるそうですが、まだ見たことはありません。最近は稲刈りが終わった後の畦道に群生して咲くようになり、道端のアスファルトの隙間などでも見かけるようになりました。キク科センダングサ属、一年草、原産地:北アメリカ別名:セイタカタウコギ(背高田五加木)アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の花言葉:味わい深い、陽気で騒がしい、近寄らないで。アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)の誕生花:―流通時期:―春の山野草
2021.09.26
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ピンクや紫色の花の中に、インパクトのある絵画「ムンクの叫び」のあの顔を思い出させる「口を大きく開けた花姿」が、この夏初めて冬越しして咲いたら、かわいいなと思えました。アンゲロニアは一昨年の猛暑でも、昨年の梅雨の長雨でも、休まず咲きましたが、寒さに弱いので、ピンクは室内のビニール簡易温室に、ラズベリーは戸外のビニール簡易温室で冬越しさせました。 アンゲロニア カリータ ピンクは順調に枝を伸ばして、花を咲かせ始めています。 ↓ 100630 100630 090915 ↑ アンゲロニア カリータ ピンクの顔はまだ眠っているようで、花色は昨年より淡く・・・?アンゲロニア カリータ ラズベリーは、鉢にこぼれダネで入っていた夕霧草が梅雨になって急に大きくなり、身の危険を感じたのか、子株なのに急いで花を咲かせたようです。 ラズベリーも花色が違って見え、顔の表情は同じなのに、昨年よりかわいいかな? 100630 100630 090810 ↑ 早く夕霧草を抜いて、植えなおさないと・・・残念ながら、アンゲロニア カリータ パープルは晩秋に、猫に寝そべられて枝を折られ、うまく冬越しできませんでした。 090915アンゲロニアはホームセンターで、白、ピンク、紫、青など豊富な花色の園芸品種が多く見られるようになり、次々と絶え間なく花が咲くので、夏花壇にぴったりです。アンゲロニアの鉢植えでの育て方ゴマノハグサ科アンゲロニア属、非耐寒性常緑多年草(春まき一年草)、原産地:中米、西インド諸島別名:サリカリーフォリア●置き場所:日当たりがよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。夏は水切れに注意します。●用土:市販の培養土に。赤玉土小粒5、ピートモス1、腐葉土4の混合土に。(赤玉土小粒6、パーライト3、バーミキュライト1の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜています)●肥料:春と秋に月1回緩効性肥料を置き肥します。●切り戻し:咲き終わった花は花穂の元から切ると、2~3週間後にまたたくさん花が咲きます。花言葉:過去の恋人アンゲロニア エンジェルラベンダー Angelonia Hybrid夏花壇の救世主!とにかく花が絶えないアンゲロニア『エンジェルラベンダー』花苗:9cmポット夏の寄せ植えに♪【アンゲロニア・セレナホワイト苗】【ガーデニング 花苗】【10P25jun10】【P25jun10 新規店】
2010.07.01
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春から初夏に、白い毛で覆われた銀白色の披針形の葉の間から伸びた花茎の先に、白い花弁の先がハート形に切れ込んだ5弁花がじゅうたんのように咲き広がります。4月18日の誕生花は、マット状に広がる銀葉と愛らしい白い花、セラスチウム(セラスチューム)。花の名は、属名のCerastiumの音読みで、ギリシャ語のcerastes(角状の)に由来し、多くの種子に角があることから名づけられました。別名のシロミミナグサ(白耳菜草)は、白く細かい毛に覆われた葉の形がネズミの耳に似ていることからつけられています。 花言葉「幸福」は、ハート形に切れ込みの入った花があふれるように咲く姿からつけられたのでしょう。花言葉「思いがけない出会い」は、別名でナツユキソウ(夏雪草)と呼ばれるように、夏に見られない粉雪が降り積もったように咲き広がる純白の花の様子からきているのでしょう。 晩春の公園の花壇の縁取りに植えられたセラスチウムが花を咲かせながら匍匐して広がり始めていました。初夏には、白い小さな花がたくさん咲いて、離れて見ると冷たい雪が積もっているようにも見えて涼し気です。ナデシコ科ミミナグサ属、耐寒性多年草(秋播き一年草扱い)、原産地:南ヨーロッパ、イタリア別名:シロミミナグサ(白耳菜草)、ナツユキソウ(夏雪草)セラスチウム(セラスチューム)の花言葉:幸福、才能、思いがけない出会い。セラスチウム(セラスチューム)の誕生花:4月18日、4月25日流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。ここなぎ、みんなの花屋さん ほのかさんにあります。 ハツユキカズラ
2020.04.18
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緑色の傘を開いたような葉が、猛暑・水不足の年は小さく2~3本でしたが、昨年の夏の長雨に元気を取り戻し、今年の寒暖の差は影響がないようで、大小の傘が何本も開いています。ハッカクレン(八角蓮)は、ハスのように葉の中心に茎が1本あり、真上から見ると、八角形(浅く6~9角に分かれている)に近い葉の形が、ちょうど傘を広げたように見えます。 3年植え替えなかったら、真ん中に植えていた株が鉢の縁に来ました。 ↓ 100318 100327 100421 12年で6回ほど花が咲いたのに、いつもつぼみが茎にしっかりくっついて、赤紫色の花を咲かせるので、花びらの数はたぶん6枚かな?ハッカクレンの実はメイアップルといって、甘くて食べられると、通販カタログにありましたが、受粉しないと実はなりません。 つぼみの数は大小6個。 実を食べたことはありません。 ↓ ↓ 100327 100411 100505 ハッカクレンには白花ハッカクレン、アメリカハッカクレン、カラスバハッカクレン、湖南ハッカクレン等があり、葉の形や色、花のつく位置や花色は品種により違います。ハッカクレンの他に、傘を思い浮かべる山野草に、時代劇の傘のように、破れているものもあります。(ストレートに破れ傘という名です)←傘をさしている赤紫色の花 100421ハッカクレン(八角蓮)の鉢植えでの育て方メギ科ディソスマ属(ミヤオソウ属)、耐寒性多年草(宿根草)、原産地:中国~台湾別名:ミヤオソウ●置き場所:風通しのよい半日陰に。夏は葉焼けするので日陰に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:市販の山野草の土に。(赤玉土6、山野草の土4の混合土に植えています)●肥料:春の芽が見えたときと花後に、緩効性肥料を置き肥します。●植え替え:2年に1回、休眠中の秋に、一回り大きな鉢に。●冬越し:凍らないようにします。花言葉:―山野草 ヤブレガサユニークな形、ヤブレガサの斑入り種。きれいです。斑入り ヤブレガサ葉模様がユニークな中国原産のハッカクレン。湖南ハッカクレン(実生)【鉢花】八角蓮 ムラサキ【FGP0511_5】
2010.05.13
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夏になると、剣のような細長い葉の間からしなやかに伸びて枝分かれした花茎に、濃いオレンジ色や朱赤色の花が穂状に、下から順に咲き上がります。6月25日の誕生花は、真夏を鮮やかに彩る花、モントブレチア。花の名は、英名(旧属名)からで、フランスの作出者Victor Lemoineが植物学者Coquebert de Montbretに捧げたものといわれています。モントブレチアは南アフリカ原産のヒオウギズイセンとヒメトウショウブを交配した園芸品種で、新属名はクロコスミアですが、明治末期に渡来したときの旧属名でも呼ばれています。別名のヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は、葉のつき方がヒオウギ(檜扇)やスイセン(水仙)に似ているヒオウギズイセンより小さいことからつけられました。 花言葉「陽気」は、5~7本に枝分かれした茎それぞれに朱赤色の花が12~20輪ほどにぎやかに咲く姿からつけられています。花言葉「楽しい思い出」は、楽しげに次々とたくさんの花を咲かせる様子に、子供の頃の思い出がよみがえるようななつかしさを感じる花の印象からつけられたそうです。 子供の頃は花をあちこちで見かけ、花がお祭りの金魚すくいの金魚の色をして、群がって咲くので、キンギョと呼んでいました。モントブレチアは地下茎を横に伸ばして、球茎を作りふえますが、花が咲き終わった花茎を切らないと、タネもいっぱいできます。アヤメ科クロコスミア属、春植えの耐寒性球根、原産地:南アフリカ別名:クロコスミア、ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)モントブレチアの花言葉:楽しい思い出 、陽気、謙譲の美。モントブレチアの誕生花:6月25日、8月6日、8月15日、9月4日流通時期:ポット苗を春に見かけます。園芸ネット プラス、、元気な苗 やまびこ園芸、ACID NATURE 乙庭、トオヤマグリーンさんにあります。 ノウゼンカズラ
2014.06.25
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口を大きく開けたような花姿が、かわいい!? 「珍しい花姿や美しい花色ですよ」などと、海外からたくさん入ってきているポット苗を勧められたら、つい飛びついてしまいます。←大塚国際美術館の陶板絵画人気絵画は記念写真をする人たちで順番待ちでした。「口を大きく開けた」と聞いて、インパクトのあるムンクの「叫び」が、アンゲロニア カリータのピンクの花が咲くまで、頭の中をチラチラ。 去年のアンゲロニア カリータ ピンクは、タグの写真の方が陶板のムンクの「叫び」に似ていました(ピンボケとは関係なく)。タグに適温15℃以上とありましたが、一年草か多年草かわからなかったので、冬に室内に入れずに枯らしてしました。今年はアンゲロニア カリータ パープルをゲットした後で、耐寒性(0℃)の強い海外品種と弱い品種(10℃以上)があり、花色も他に青、ラベンダーやバイカラーなど豊富なことを知りました。 穂状に咲く小さめの紫の花は、黄花コスモスの横で爽やかに見えます。アンゲロニア カリータは高温多湿に強く、今年のように長梅雨でも、花穂を伸ばしながら、休まず咲いています。去年のアンゲロニア カリータのピンクは花穂の上まで咲いたとき、花穂の元で切り戻したら、晩秋まで咲きました。今年はタネを採り、挿し木もしてみようと思います。アンゲロニア カリータの植木鉢での育て方ゴマノハグサ科アンゲロニア属、非耐寒性常緑多年草(春まき一年草)、原産地:中米、西インド諸島●置き場所:日当たりがよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと。夏は水切れに注意が必要です。●用土:市販の花用の培養土に。または、赤玉土(小粒)5、ピートモス1、腐葉土4の混合土に。(赤玉土小粒6、パーライト3、バーミキュライト1の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜています)●肥料:緩効性化成肥料や液体肥料などを。●剪定:咲き終わった花は花穂の元から切ると、2~3週間後にまたたくさん花が咲きます。花言葉:過去の恋人アンゲロニアセレナ白 【10.5cmポット】《まとめ買い歓迎送料\750・但し北海道/沖縄/離島除く》アンゲロニア夏の定番アンゲロニア・セレナ 9cmポット【立体絵画で玄関先を演出】ミニ花はなフレーム寄せ植え*ホワイトアレンジ*
2009.08.06
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夏から秋に、粗いギザギザのある深緑の葉をつけてまっすぐ伸びた茎先に、淡い紫色の清楚な花が数輪、まとまって咲きます。10月2日の誕生花は、夏から秋の野原を彩る身近なノギク(野菊)のひとつ、ヨメナ(嫁菜)。花の名は、春の若葉が食べられ、初々しい嫁のように優しげな花色と姿から名づけられました。ノギクは野生のキクに似た花の総称で、キク属のノジギクやリュウノウギク(竜脳菊)、シオン属のノコンギク(野紺菊)、ヨメナ属のヨメナなどがあります。 花言葉「従順」は、花の名前の印象からつけられたのでしょう。花言葉「隠れた美しさ」は、野辺に咲いて目をひく薄紫色の花の素朴な美しさからつけられたのでしょうか。 ずっと前に隣の空き地から庭にそっと入ってきたヨメナが今ではすっかりたくましくなって、油断すると地下茎でふえて群落になろうとします。道端でよく見かけ、童謡の野菊(作詞:石森延男、作曲:下総皖一)のイメージにぴったりなので、子供の頃からヨメナよりノギクと呼んで親しんできました。遠い山から吹いて来る こ寒い風にゆれながら けだかく きよくにおう花 きれいな野菊 うすむらさきよキク科ヨメナ属(シオン属)、耐寒性多年草、原産地:日本別名:ハギナ(萩菜)ヨメナ(嫁菜)の花言葉:従順、女性の愛情、隠れた美しさ。ヨメナ(嫁菜)の誕生花:10月2日、10月11日、10月27日流通時期:ノギクのポット苗を春に見かけます。ガーデンタウン、トオヤマグリーン、園芸ネット プラス、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2015.10.02
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晩春から夏にかけて、枝先の厚い葉のわきに、白い5弁の花がたくさん咲いて、小さな緑の果実をつけ、冬に熟すと橙色になります。9月7日の誕生花は、お正月のしめ飾りなどに用いられる縁起のよい果実、ダイダイ(橙)。花の名は、代々からで、冬に熟した果実が2~3年に木に残り、2~3世代の果実が同時になっていることから名づけられました。別名のカイセイトウ(回青橙)は、冬に鮮やかな橙色になった果実が、春に再び緑色を帯びて目立たなくなることからきています。 花言葉「相思相愛」は、前年の大きな黄橙色の果実が今年結実した緑の小さな果実に寄り添う姿からつけられたのでしょうか。橙色の果実を枝につけたまま残しておくと、春には緑色を帯びてくすんで、晩春に咲いた花が新しく結んだ緑の果実と並んで枝につきます。ダイダイは「代々」から「代々栄える」という子孫繁栄の縁起樹で、正月飾りに用いられるようになったそうです。 ご近所の畑のダイダイは、晩春に枝いっぱいに咲く花と新緑で、前の年になった果実が隠れていますが、夏には今年なった果実と一緒に姿を見せます。冬に今年の果実が大きくなって、橙色に色づくともう前年の果実かどうか見分けられません。ミカン科ミカン属、常緑中低木、原産地:インド、ヒマラヤ別名:サワーオレンジ、ビターオレンジ、カイセイトウ(回青橙)、カブス(蚊無須、蚊燻)、アベタチバナ(阿部橘)ダイダイ(橙)の花言葉:相思相愛、愛への誘い、誇り、温情、寛容、寛大、泰平、陶酔、豪快。ダイダイ(橙)の誕生花:9月7日、9月24日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、ガーデニングショップ四季の里、土っ子倶楽部、GRANDY、トオヤマグリーン、国華園、ゲキハナ 感激安心のお花屋さん、ガーデン ストーリーさんにあります。
2014.09.07
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早春に芽吹いて横に這うように枝葉を伸ばし、初夏になると葉のわきに赤茶色のつぼみが固まってつき、晩秋まで瑠璃色の花が次々と咲きます。9月12日の誕生花は、神秘的な花色が涼しげな小花、ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬き)。花の名は、瑠璃色の花の形がルリマツリ(プルンバーゴ)の花に似ていることから名づけられました。花言葉「いたずら心」は、先がとがって集まったつぼみをさわるとチクチクすることからつけられたのでしょう。 花言葉「ひそかな情熱」はルリマツリと同じ花言葉ですが、ルリマツリに似ていることからつけられたのでしょうか、赤茶色の萼はルリマツリのように髪や服にこっそりついてきません。秋めく頃から、サファイアのようなブルーが美しさを増して鮮やかになり、晩秋には美しく紅葉するそうですが、暖地の平地だからか、濃い緑の葉は茶枯れて、地下茎で冬を越しています。 コンパクトで澄んだ青い花が美しいルリマツリモドキ ブルーサファイアは、アブチロンとペンタスと寄せ植えにしてみましたが、ペンタスの葉の陰に埋もれてしまいました。イソマツ科ルリマツリモドキ属、耐寒性多年草、原産地:中国ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬き)の花言葉:いたずら心、ひそかな情熱。ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬き)の誕生花:9月12日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園、千草園芸さんにあります。 菊
2012.09.12
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夏から秋に、光沢のある多肉質の葉を密につけて四方に這い広がった茎先の葉の間からつぼみを出して、鮮やかな紅紫色の小さな花が咲き、夜になると閉じます。7月19日の誕生花は、ところどころに咲く花がアクセントの緑のじゅうたん、ベビーサンローズ。花の名は、英名で、かわいい花が陽光を浴びると開花することからつけられたようです。別名(属名)のApteniaは、ギリシャ語のapten(翼のない)で、種子に翼がないことからつけられています。 花言葉「淡い恋心」は、キラキラ輝く緑のじゅうたんを広げた葉の間に、点々と濃いピンク色の花がひっそりと咲くことからつけられたのでしょう。ベビーサンローズは花が小さく、花数も少なく、葉をおおいつくすように咲きませんが、多肉質のヘラ状の葉はつやがあり、グランドカバーで広がるととてもきれいです。 園芸品種に、黄花のサニーレモン、ピンクの花のサニーローズ、葉に白い縁取りが入る斑入りのバリエガータなどがあります。ハマミズナ科アプテニア属、耐寒性常緑多年草(小低木)、原産地:南アフリカ別名:ハナツルクサ、ハナツルソウ(花蔓草)、アプテニアベビーサンローズの花言葉:愛、淡い恋心。ベビーサンローズの誕生花:7月19日。流通時期:ポット苗を春に見かけます。花と雑貨のABC、ガーデニングクラブことぶき、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。 砂漠のバラ
2013.07.19
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秋まで続いた猛暑に、いつもの倍の高さから枝がしだれたので、来年の花が見られないのを覚悟して、しかたなく刈り込むと、名前の由来のように、茎の中心が空洞になっていました。ウツギ(空木)は春のコデマリ、ツツジなどの花が咲き終わったあと、白い小花をたくさん咲かせて庭を明るく彩り、夏のアジサイにバトンタッチをして終わります。 100926 09519 100421 ヒメウツギウツギは大きくなりますが、ヒメウツギ(姫空木)は成長が遅く、コンパクトにまとまって、横に広がり、ウツギより早く、星形の輝くように白い花を伸びた茎先に咲かせます。ヒメウツギも丈夫で暑さや乾燥に強く、プランターでも手間がかからず、花が咲くと枝がしだれて、ウツギと同じように、風になびきます。 100329 100409 100425 ヒメウツギは落葉すると、花が咲くか心配になるほど、か細い枝が何本か伸びている姿をしていますが、年々枝に花がたくさん咲くようになってきました。 ヒメウツギ(姫空木)の鉢植えの育て方アジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ属、耐暑性・耐寒性の落葉灌木、原産地:日本、朝鮮半島別名:ウノハナ(卯の花)●置き場所:半日以上日当たりがよい場所に。明るい日陰でもOKです。●水やり:春~夏は表面が乾きかけたらたっぷりと。冬は表面が乾いたら、やや乾かし気味に。●用土:水はけのよい肥沃な土に。赤玉土5、鹿沼土3、腐葉土1、バーミキュライト1の混合土に。(赤玉土小粒5、鹿沼土3、バーミキュライト2の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜています)●肥料:12月に、緩効性肥料を。●植え替え: 2年に1回、11~12月または2~3月に新しい用土で。ヒメウツギの花言葉:秘密晩春に純白のかわいい花が咲く【姫空木(ヒメウツギ)】(ウノハナ) 樹高60cm前後 根巻き大苗ヒメウツギ マウントローズ ポット入苗 1本初夏に、ほのかな香り漂う純白の花。在庫処分です!梅花空木【バイカウツギ】9cmポット苗ハコネウツギ【フェスティバル花1206×10】
2010.12.10
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初夏から晩夏まで、すっと伸びた花茎の上部で2~4本に分かれた茎先に1輪ずつ、花弁の先が5つに深く裂けた筒状花が集まった青紫色の頭花が涼しげに咲きます。5月4日の誕生花は、清楚な瑠璃色のルリギク(瑠璃菊)、ストケシア。花の名は、イギリスの植物学者Jonathan Stokesにちなんで名づけられました。別名のルリギク(瑠璃菊)は、瑠璃色の小さな花がたくさん集まって、ひとつの花に見えるキクのような花形(頭状花序)をしていることからつけられています。 花言葉「清楚な娘」「清らかな乙女」は、切れ込みの入った花弁が繊細で清らかな青紫色の花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「たくましさ」は、生育旺盛で花茎の先が枝分かれして、夏の間たくさんの花を咲かせることからつけられたようです。花言葉「追想」「追憶」は、重なりあう細い花弁でふんわりした美しい花にどことなく寂しさがある雰囲気からつけられたそうです。 ストケシアは最初の花が終わったあと、こまめに花がら摘みをし、薄めた液肥を与えると、その下についているつぼみが次々ふくらみ、初秋まで楽しめるそうです。庭植えのストケシアは夏の花木が枝葉を茂らせて陰になると、休んでしまいます。園芸品種にはピンクや白、クリーム色などの花があります。キク科ルリギク属(ストケシア属)、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:ルリギク(瑠璃菊)ストケシアの花言葉:追想、追憶、清楚、清楚な娘、清らかな乙女、たくましさ。ストケシアの誕生花:5月4日、6月7日、7月4日流通時期:ポット苗を春に見かけます。花みどりマーケット、季節の花 花心(Kashin)、国華園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、千草園芸、ハッピーガーデンさんにあります。 ニーレンベルギア
2014.05.04
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ヒノキの葉が鉢いっぱいに広がっていると思い、よく見ると、組み紐のように美しい葉が枝を覆いかくしていて、タグに「岩ひば 九重錦」とありました。檜の枝葉に似ていて、岩場に自生していることから、岩檜葉と名づけられたそうで、独特の姿と、濃い緑色の組み紐の編み目のような葉に、うっとり見とれてしまいます。 ←葉の裏は淡い緑色をしています。 090804イワヒバの両隣の鉢は、雨が降ると水を十分もちますが、イワヒバは葉が密生しているので、少しぐらいの雨ははじきます。 水切れを起こすと、乾燥して、葉が丸くなり枯れたようになります。 ↓ 090927 ↑ 091027 ↑ 091029 この日は丸くなりかけです 水を吸うと再び枝を広げ、復活!タグの裏の「水分がたりないとカラカラの休眠状態になる」という注意書きを読んでいても、初めて見たときはすごく驚きました。イワヒバはほとんど成長しないそうで、丸1年経っても、少しも大きくなっていません。先日の冷え込みで、ちょっと黄葉、でも葉が少ないと思い、後ろを見ると、水切れしていないのに、寒いからか、丸くなっています。 091106植え替えるときに、寄せ植えしようと思いましたが、かわいいのでしばらくこのままに。イワヒバの植木鉢での育て方イワヒバ科イワヒバ属、日本原産の多年草(シダ植物)別名:イワマツ、長寿草、巻柏●置き場所:日当たりの良い場所に。夏は強い光線をさけ、半日陰で。●水やり:春、秋は朝1回。夏は朝夕2回たっぷりと。12月~3月頃までは水やりを止めて乾燥させ、日光をさけて越冬させます。●用土:鹿沼土5、赤玉土小粒5の混合土に。●肥料:4月~7月に、緩効性肥料を適量よりやや少なめに置き肥します。●植え替え:2年に1回、4~7月初め頃に一回り大きい鉢に。花言葉:長寿【山野草】特大岩松・イワヒバ【送料無料!】大特価品!ラベル落ちの為この価格で。イワヒバ。イワヒバ 6個セット日陰の庭をいかすアイテムです。リリアン葉がモダン!古典園芸植物の代表のイワヒバ!写真の現品のお届けです。鉢含む高さ約35cmいわひばa9 【FGP1016_10】 【gue5t65】◆イワヒバ盆栽 C
2009.11.07
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晩秋から春まで、白い毛が生えた長楕円形の葉をつけてまっすぐ伸びた太い花茎に、ピンクや白、紫、赤紫などの花弁を重ねた花が甘く香りながら咲き続けます。12月31日の誕生花は、ボリュームがあって強く香る豪華な花、ストック(八重咲き)。花の名は、英名のstock(茎、幹)で、英名は花の茎が太くまっすぐ伸びて長いことから名づけられました。別名のアラセイトウ(紫羅欄花)は、葉や茎に白い毛が生えていて、葉の手触りが毛織物の羅紗(ポルトガル語でラセイタ)に似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。 古代ギリシャから薬草として利用されてきたストックには、結ばれぬ恋人たちのさまざまな伝説があります。 花言葉「永遠に続く愛の絆」は、駆け落ち相手の恋人を失った青年のお話からきています。スコットランドの美しいお姫様は好きでもない相手と婚約させられることになって、恋人と駆け落ちを決心し、吟遊詩人に変装して城の窓の下で待っている恋人に合図に花を一枝投げました。お姫様は縄梯子をつたいおりましたが、誤って石畳の上に落ちてしまい、恋人を失った青年は吟遊詩人になって、花を帽子に刺してヨーロッパをさ迷い歩いたということです。花言葉の「永遠の美」は、ストックの花持ちがよく、香りも長くつづくことからつけられています。 八重咲きのストックはおしべもめしべも変形して花弁になってタネをつけないので、一重咲きの花から採り、タネのだいたい半分ずつが一重と八重になるそうです。晩秋の公園の花壇の一重と八重のストックは伸びたばかりの花茎につぼみと花をつけて、暖地では真冬も花茎を伸ばし、春まで枝分かれした花茎にたくさんの花を咲かせ続けます。ストックは一重咲きにも花言葉があり、赤、白、ピンク、紫などの花色別に愛の花言葉がつけられています。アブラナ科マッティオラ属、半耐寒性秋一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:アラセイトウ(紫羅欄花)ストック(八重咲き)の花言葉:永遠に続く愛の絆、永遠の美、豊かな愛。ストック(八重咲き)の誕生花:1月27日、12月31日ストックの花言葉:逆境に変わらぬ誠、逆境に負けない誠、永遠の美しさ、愛の絆。ストックの誕生花:1月20日、2月9日、3月2日、5月6日、7月16日、7月24日ストック(一重咲き)の花言葉:不変の愛、逆境を克服する力。ストック(一重咲き)の誕生花:2月26日、3月5日流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。アセビ レンギョウ
2015.12.31
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春から初夏に、羽状に細かく切れ込んだ銀葉をつけて這い広がった茎先に、花弁の裏が紅紫色をした花芯が黄色い一重の白い花が朝開いて、夕方閉じます。誕生花のない花は、紅紫と白のストライプに閉じるユニークな花、アナキクルス。花の名は属名Anacyclusの音読みで、属名はギリシャ語のa(欠如)とanthus(花)とcyclus(円)の合成語で、円形のカーペット状に広がっていく株の中心に花がない草姿から名づけられました。別名のイワコマギク(岩駒菊)は、岩場に自生し、細かく裂けた銀灰色の葉がコマクサ(駒草)に似て、花がキク(菊)に似ていることから呼ばれているのでしょう。 花言葉「かわいらしい想い」は、半分開いたときに、花弁の裏側の紅紫色を見せた白い花の愛らしさからつけられたのでしょう。アナキクルスは夜や雨の日に花を閉じると、花弁が鮮やかな紅紫と白のストライプになり、花が半分開くととてもきれいです。 アナキクルス・ピレツルム(Anacyclus pyrethrum)はヨーロッパではハーブとして知られた薬用植物で、根を煎じてうがい薬や強壮薬に用いるそうです。 暖地の真夏の暑さは苦手で、夏越ししてくれないのが残念です。キク科ピレツルム属、半耐寒性多年草、原産地:モロッコ、アルジェリア、チュニジア別名:イワコマギク(岩駒菊)アナキクルスの花言葉:かわいらしい想い。アナキクルスの誕生花:―流通時期:ポット苗を早春に見かけます。花苗と球根の店 Better Gardens、やましち山野草店さんにあります。コマクサ
2019.03.03
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春から夏に、地表に広げたへら型の葉の中心からまっすぐ伸びた花茎の先に、橙赤色の頭花が幾輪か咲き、花後に白い冠毛をつけた実をつけます。5月16日の誕生花は、タンポポに似たヨーロッパの繁殖力の強い紅い花、コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)。花の名は、紅色の車輪状の花がタンポポ(蒲公英)に似ていることから名づけられました。タンポポは古名のツヅミグサ(鼓草)から鼓をたたく音を連想したという説、タンポ(稽古用の槍の頭につける綿を丸めて布や皮で包んだもの)に似た綿毛の形からという説などがあります。別名のエフデタンポポ(絵筆蒲公英)は、直立する花茎と花の美しさからで、アメリカではビーナスの絵筆、繁殖力から悪魔の絵筆と呼ばれています。 花言葉「眼力」は、鷹が視力を高めるためにこの植物の汁を飲んだという古い伝説が由来の英名のOrange Hawkweed、属名Hieracium(ギリシャ語の鷹)からきています。花言葉「目ざとい」も、鷹が遥か上空から獲物を見つけることができる優れた視力をもつことからつけられています。 コウリンタンポポのポット苗は春に家の西側の狭い花壇に植えると匍匐茎で広がって増えたので、数年後の秋に南東の棚が錆びたガラス温室を片づけて、ロゼット状の根生葉を移植しました。開花時期は夏のようですが、匍匐茎を伸ばして増えながら、暖地の我が家では一年中耐えることなく冬のさなかも花を咲かせています。キク科ヤナギタンポポ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ別名:エフデタンポポ(絵筆蒲公英)コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の花言葉:眼力、目ざとい。コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の誕生花:5月16日流通時期:ポット苗を春に見かけます。オミナエシ ホトトギス
2024.05.16
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春に地下茎から細い筍を出して、筍はまっすぐ伸びて細い茎(桿)に細い葉を涼しげに広げ、風が吹くとサラサラと音がします。7月7日の誕生花は、出番はお正月と七夕さま、ササ(笹)。木の名は、風に吹かれて葉と葉がサラサラと触れ合う音がササ、ササに変化したという説と、小さいという意味のササで、笹竹(細く小さな竹)の竹が略されたという説があります。 花言葉「ささやかな幸せ」は、縁起がよく植えれば幸せになれるといわれる松竹梅の竹の代わりに使われ、タケより小さいことからきているのでしょうか。お正月の寄せ植えに入っていたササは縁起ものなので、小学生のときに月遅れの8月に飾った七夕さまのササを思い出しながら、鉢に植えて庭の片すみに置きました。 何年か経ってだいぶ大きくなりました。タケとササの簡単な見分けかたは、タケノコが成長するに連れて竹の皮が次々に落ちていくのがタケ、竹の皮がいつまでも残っているのがササです。名前がタケでもヤダケ(矢竹)やメダケ(女竹)は竹の皮がいつまでも残って桿を包んでいるのでササで、名前がササでもオカメザサは竹の皮が成長するにつれて落ちるのでタケだそうです。 ささの葉 サラサラ のきばにゆれる お星さま キラキラ 金銀砂子(すなご) 五色のたんざく わたしが書いた お星さま キラキラ 空から見てる 七夕さま(権藤花代、林柳波:作詞、下総皖一:作曲)イネ科ササ属、耐寒性常緑多年草(低木)、原産地:中国ササ(笹)の花言葉:ささやかな幸せ。ササ(笹)の誕生花:7月7日流通時期:ポット苗を冬から早春に見かけます。GRANDY、産直花だん屋、グリーンロケット、千草園芸、日本花卉ガーデンセンター、竹の緑さんにあります。 グロキシニア
2013.07.07
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春に衝羽根(羽根突きの羽根)の形をした緑色の萼(がく)の中に、雌株に薄黄色の小さな雌花がつつましげに咲き、秋になると先の尖った楕円形の小さな果実が柿色に熟します。8月25日の誕生花のわからない花は、観賞用の艶やかなかわいい渋柿、ロウヤガキ(老鴉柿、老爺柿)。花(木)の名は、漢名の音読みで、老鴉は冬になって黒くなった実が老いた鴉のようにぶらさがることから名づけられたそうです。カキの名は、秋の山野になる赤い実からアカキ(赤木)、実が堅いことからカタキ(堅)、つやつやして輝いていることからカカヤキ(輝)など多くの説があります。 花言葉「幸せな家庭」は、緑の葉に見え隠れしていた小さな実が晩秋に葉を落とすと、驚くほど柿色に熟した実が鈴なりになっている姿を子、孫と家族の増えた家庭にたとえたのでしょう。ロウヤガキのもう一つの漢字である老爺柿からの連想でしょう。ロウヤガキは老鴉柿の名の由来どおり、冬までつけておくと黒くなりますが、来年の実のために初冬にはとっています。 奥の一本が雄株です。ロウヤガキは雌雄異株なので、近くに雄株が必要で、雌株だけでは果実がついても落ちてしまうそうです。カキノキ科カキノキ属、耐寒性落葉低木、原産地:中国別名:ツクバネガキ(衝羽根柿)ロウヤガキ(老鴉柿、老爺柿)の花言葉:幸せな家庭。ロウヤガキ(老鴉柿、老爺柿)の誕生花:―流通時期:ポット苗や盆栽を秋に見かけます。手のひら盆栽専門店 もみじの森、盆栽妙 楽天市場店、千草園芸、トオヤマグリーン、e-フラワー、日本花卉ガーデンセンター、SORAさんにあります。 8月25日の誕生花 クルクマ、「乙女の香り」にちょっと顔をのぞかせて「あなたの姿に酔いしれる」花
2013.08.25
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夏から秋にかけて、赤紫色の四角張った茎先にたくさんのつぼみを穂状につけ、白い唇形花が花弁の間からおしべとめしべを長く突き出して、次々と咲き上がります。9月27日の誕生花は、ピンと長く伸ばしたおしべとめしべがネコノヒゲ(猫の髭)、キャットウイスカー(キャッツウィスカー)。花の名は、インドネシア語のKumis(髭)と kuting(猫)を直訳した英名Cat Whiskers(Cat's whiskers)の音読みで、おしべがネコのヒゲに似ていることから名づけられました。ネコノヒゲは薬用植物で、茎や葉を乾燥させて、健康茶(クミクスチン茶)やサプリメントの原料に使われ、利尿やむくみ、肌のてかり予防などに効果があるそうです。 花言葉「貢献」は、涼やかな透明がかった白い花がユニークできれいなだけでなく、薬用植物であることからきているのでしょう。花言葉「楽しい家庭」は、ネコのヒゲのような白い花が下から順に、次々と咲く楽しそうな花穂の姿を人間の家族にたとえたのでしょう。 夏の花が終わったあとに茎を切り戻すと、わきから芽が出てもう一度、秋に花が咲きます。株が小さいときは室内に入れて、冬越しさせましたが、大きくなって戸外のガラス温室に入れたら、冬越しできませんでした。花色は薄紫色もあります。シソ科オルトシフォン属、非耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:インド、マレーシア別名:オルソシホン、クミスクチン、ネコノヒゲ(猫の髭)、ネコヒゲソウ(猫鬚草)キャットウイスカー(キャッツウィスカー)の花言葉:進歩、貢献、楽しい家庭。キャットウイスカー(キャッツウィスカー)の誕生花:9月6日、9月27日流通時期:鉢花を春~夏に見かけます。千草園芸さんにあります。カリオプテリス ダンギク プロテア
2014.09.27
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先週、初めて咲いた白い花の写真がピンボケしていたので、翌朝7時頃に撮り直そうとして、うっかり枝にさわったら、5枚の白い花びらがはらはらと静かに散ってしまいました。シスタスは、旧約聖書の中で「シャロンのバラ」として登場する花だそうで、「花の命はみじかくて、苦しきことのみ多かりき」という林芙美子(小説家、詩人)の言葉を思い出します。 ナニワノバラのような白い一重の花が清楚で、花びらにたたみじわがあります。 ↓ ←ナニワノバラ 100510 100503 シスタス スノーホワイトの他に、ピンク、紫、赤などカラフルな花色の園芸品種があり、バラのように華やかだそうです。シスタスは樹高が高くなり、つぼみの数が増えた今は、ひと月ほど、花径4~5cmの花が咲いては散って、散っては咲きますが、正午頃に開き始めてから翌朝には散ってしまう短命な花です。冬に少し葉を落としましたが、横に広げた枝につぼみをたくさんつけて、暖かくなる日を待っていました。 ↓ 090912 100327 100513シスタスは、風が強いと早朝にはもう散っていて、暖かく穏やかな朝だと10時頃まで咲いていたり、複数の花が咲いているときは、翌朝ひと花だけ咲き残っていたりします。 ちょっぴり黄色い花の中心とおしべが、白い花のアクセントになっています。 ↓ 100514 ↑ 翌朝7時すぎ、ひと花だけ残っていて、8時すぎに軽く枝をゆするとはらはら散りました。シスタスは旧約聖書の時代から、長いときを超えて、花の色や大きさは品種改良などで変わっても、散り急ぐのは変わっていないのでしょうか・・・シスタス スノーホワイトの植木鉢での育て方ハンニチバナ科ゴジアオイ属(キスタス属)、地中海沿岸原産の耐寒性常緑低木別名:ゴジアオイ(五時葵、午時葵)、シストローズ、ロックローズ●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は半日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:水はけのよい土に。●肥料:花後に緩効性肥料を。●植え替え:暖地なので、11月頃に2~3年に1回、一回り大きな鉢に。●冬越し:暖地なので、戸外で。花言葉:人気強い赤色のこの精油は、シャープでムスクのようなの香り。エッセンシャルオイル シスタス(オーガニック) 3ml ナニワイバラナニワイバラ(難波薔薇)
2010.05.15
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晩春から晩秋まで、濃い緑の葉の上にまっすぐ伸びていく花茎に何段にもなって、上唇の花弁が小さく下唇の花弁が大きい唇形花が次々と咲き続けます。8月31日の誕生花は、愛らしい段咲きのベニバナサルビア(紅花サルビア)、サルビア・コクシネア(Salvia coccinea)。 花の名(学名)は、属名がラテン語のsalveo(健康)、salvare(治療)で、薬用になるものが多いことから、種小名がラテン語の coccineus(緋紅色、深紅色)で、紅色の花からつけられました。花言葉「燃える想い」は、燃えるように鮮やかな緋紅色を現わし、花の強烈な赤さからつけられています。 サルビア・コクシネアの園芸品種に赤花のレディーインレッドや、白花のスノーニンフ、花の上唇の花弁が白く、下唇の花弁が珊瑚色のコーラルニンフなどがあります。数年前まではこぼれダネで三色咲き、今でもコーラルニンフだけががんばって咲きますが、最近はピンク色がかってきました。晩春に真っ先に咲いた花のこぼれダネがすぐ芽を出して咲くようで、以前は霜が降りる頃まであちこちで咲いていました。シソ科サルビア属、半耐寒性多年草(春まきの一年草扱い)、原産地:熱帯アメリカ別名:ベニバナサルビア(紅花サルビア)、トロピカルセージ、テキサスセージサルビア・コクシネアの花言葉:すべてよし、燃える想い。サルビア・コクシネアの誕生花:8月17日、8月31日、9月20日流通時期:ポット苗を晩春から初夏に見かけます。園芸ネット プラス、ガーデン工房地Q園さんにあります。 鉢
2013.08.31
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秋から早春にかけて、羽状の濃い緑の葉を広げてすっと伸びた花茎に、アイボリーホワイトやイエロー、白い覆輪が入ったレモンイエローなどの5弁花が次々と咲きます。10月1日の誕生花は、冬も元気に咲くかわいい花、ビデンス。花の名(学名)は、ラテン語のbi(二)とdens(歯)で、種子に歯のような形のトゲが2本あることから名づけられました。別名のウインターコスモスは、秋から冬にコスモスに似た花を咲かせることからつけられています。 コスモスの名は、ギリシャ語のkosmos(調和、秩序、美しさ)で、整った花姿や群れ咲く花の美しさからつけられています。コスモスと同じ花言葉「調和」「真心」は、コスモスの近縁種で花姿がコスモスに似ていることからきています。花言葉「もう一度愛します」は、暖かい地方では真冬を除いてほぼ周年花が咲くことからつけられたのでしょう。 コスモスの花が咲き終わる頃、ウインターコスモスのイエローキューピットの花が咲き始め、南側の軒下や簡易温室の中では、晴れた日が続くと真冬もちらほらと咲きます。鉢植えのビデンスはコンパクトで、春と秋に鮮やかな黄色い花を株をおおうように咲かせます。キク科センダングサ属、半耐寒性・耐寒性多年草(一年草)、原産地:北アメリカ別名:ウインターコスモス、キクザキザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)ビデンスの花言葉:淡い恋、もう一度愛します、調和、真心。ビデンスの誕生花:10月1日、10月16日、11月20日流通時期:ポット苗を夏~秋に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花ひろばオンライン、ここなぎ、Green Box (グリーンボックス)、園芸ネット プラス、産直花だん屋さんにあります。 チョコレートコスモス
2015.10.01
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春から夏に、ギザギザのある葉のわきに、黄色い五弁花が咲いて散ると、萼片が反り返って赤く色づき、おしべが残る中心の盛り上がった花床に楕円形の果実を4~5個つけ、熟すと黒くなります。11月18日の誕生花は、ミッキーマウスの顔をした赤い花床の黒い実、ミッキーマウスツリー。花の名は、黒い実がディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスの目や鼻に、花後に残るおしべがヒゲのように見えることから名づけられました。別名(属名)のオクナ(学名Ochna serrulata)は、古代ギリシャ語のochne(野生の梨)で、葉が似ていることからつけられています。 花言葉「陽気」「快活」は、花の名の由来になったディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスのとても陽気で快活な性格からつけられたのでしょう。花言葉「楽しい」は、UFOが飛んでいるようにも見える枝にぶら下がった実に、好奇心が旺盛で楽しいことが好きなミッキーマウスをイメージしたのでしょう。 ミッキーマウスツリーの小さなポット苗はフラワースタンドの上段から落ちた鉢に、幹を折られて傾いたまま大きくなって、次々と花を咲かせ、ミッキーマウスのような実をつけるようになりました。暖地なので、戸外のビニール温室やガラス温室で冬越しでき、今は落ちた実から芽を出した子苗を室内で冬越しさせています。オクナ科オクナ属、非耐寒性常緑低木、原産地:南アフリカ別名:オクナ、ミッキーマウスノキ(ミッキーマウスの木)、ミッキーマウスプラントミッキーマウスツリーの花言葉:陽気、快活、楽しい。ミッキーマウスツリーの誕生花:11月18日流通時期:ポット苗や鉢花を春に見かけます。南の植木Shop~島風~楽天市場店、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。 白イチゴ キイチゴ
2015.11.18
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初夏から秋に、まっすぐ伸びて上部で枝分かれた堅い茎先に、パリパリと乾いたような質感のピンクやオレンジ色などの花弁のような総苞片の重なった花が次々と咲きます。7月17日の誕生花は、夏のまばゆい太陽に負けることなく咲き続けるドライフラワーの代表花、テイオウカイザイク(帝王貝細工)。花の名は、花弁の独特の硬い質感を貝細工に見立てて名づけられました。テイオウカイザイクの花は、花弁に見える総苞片(花を包む葉が変形したもの)が中心の頭花を包み、総苞片はケイ酸を含むため水分が少なく、カサカサしています。ムギワラギクは英名のStraw flowerからで、花が乾燥した麦藁のようなことから呼ばれています。別名のヘリクリサムは、ギリシャ語のHelios(太陽)とchrysos(黄金)で、輝くような太陽の金色の花の姿からつけられています。 花言葉「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」は、黄やオレンジ、紅、白などの花色と花形がいつまでもそのまま残ることからつけられています。花言葉「不滅の愛」も、咲いているときも摘んでドライフラワーにしても、いつまでも変わらない独特の光沢と質感につけられたものです。 今でも毎年、近くの畑にこぼれダネで咲く草丈が高い花をテイオウカイザイクと、コンパクトな品種の花をタグのヘリクリサムと呼び分けています。キク科ムギワラギク属、半耐寒性一年草、原産地:オーストラリア別名:ヘリクリサム、ムギワラギク(麦蕎菊)テイオウカイザイク(帝王貝細工)の花言葉:いつまでも続く喜び、不滅の愛、永遠の思い出、黄金の輝き。テイオウカイザイク(帝王貝細工)の誕生花:2月22日、2月28日、5月24日、7月11日、7月17日、7月25日流通時期:ポット苗や鉢花を晩春に見かけます。ハイビスカス
2021.07.17
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春に伸びた若い茎の皮をむいて食べ、蓚酸を含んだ茎の酸っぱさに顔をしかめた子供の頃には、夏から秋に咲く穂状の白い小花に雄花と雌花があることに気づきませんでした。10月5日の誕生花は、中空の茎を折ると音がする雌雄異株のスカンポの白い花、イタドリ(虎杖)。花の名は、痛取りの意味で、若葉をもんで切り傷などに貼り付けると出血が止まり、痛みが取れることから名づけられました。 漢字の虎杖は漢名で、直立して太く杖にもなりそうな茎と、虎の斑模様を思わせる若い茎の紅紫色の斑点に由来しています。花言葉「回復」は、打撲や切り傷にもんだ若葉をすりこむと血が止まって痛みが和らぎ、根茎に健胃、利尿、婦人病などの薬効があることからつけられたのでしょう。 おしべが長く飛び出している雄花花言葉「見かけによらない」は、雌株に咲く雌花が結実してつけた翼状の萼(がく)に包まれた実が花のように美しいことからつけられています。イタドリがはびこっていた空き地が最近は少なくなって、残念ながら何年も雌花を見かけていませんが、遠くからでもよく目立つ雄株の雄花は咲いていました。タデ科イタドリ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮、中国別名:スカンポイタドリ(虎杖)の花言葉:回復、見かけによらない。イタドリ(虎杖)の誕生花:10月5日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。花みどりマーケット、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、石田精華園 楽天市場店さんにあります。 秋植え球根 チオノドクサ
2012.10.05
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冬から春にかけて、左右交互に重なった葉の中心から長く伸びた花茎の先に、唇弁(リップ)が袋状をしたロウ質の光沢のある黄金色や淡い黄色、純白、紅紫などの花が咲きます。1月18日の誕生花は、愛と美の女神アフロディテのスリッパ、パフィオペディラム。花の名(属名)は、ギリシャ語のpaphos(愛と美の女神アフロディテのキプロス名)とpedilon(サンダル)に由来し、袋状の唇弁を女神のサンダルにたとえて名づけられました。パフィオペディラムは冬から春にかけて咲く系統と夏咲きの系統があり、一つの茎に一つの花が咲く(一茎一花)タイプや一茎多花のタイプ、葉に美しい斑模様のある品種などがあります。 花言葉「気まぐれ」は、自由奔放で気まぐれな女神アフロディテのスリッパにたとえられたことからきているのでしょう。花言葉「変わりやすい愛情」も、多情で恋多き女神のアフロディテからの連想でしょう。花言葉「優雅な装い」は、花弁に光沢があり、上弁に入る斑点や模様、袋状の唇弁など優雅な花形につけられたのでしょうか。 淡いクリームの花色に惹かれた鉢花は花をひとつだけ咲かせていましたが、翌冬はつぼみが二個あり、上の花が咲き終わったあともう一つ咲き、今年は続けて二花咲いています。知人宅とラン展で、リップ以外が違う形をしたパフィオペディラムを見ました。パフィオペディラムは葉肉が薄く、太った茎(バルブ)がない洋ランで、初冬につぼみをつけ、花茎が伸びてつぼみが下を向くと開花し、花を長く観賞できます。ラン科パフィオペディラム属、非耐寒性常緑多年草、原産地:東南アジア、中国別名:レディース スリッパパフィオペディラムの花言葉:思慮深い、官能的、優雅な装い、気まぐれ、変わりやすい愛情。パフィオペディラムの誕生花:1月11日、1月18日、2月9日、12月27日、12月28日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。森水木のラン屋さん、緑の風yamashoku、渥美洋らんセンタースズキラン園、フタバ園本店さんにあります。
2015.01.18
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春に根際から出た葉の中央から伸びた花茎の先に、5つに分かれた花弁の先が細かく切れ込んだ淡紅色の花が5~10輪ほど咲きます。6月7日の誕生花は、高山の岩場や山道に咲く可憐な山野草、イワカガミ(岩鏡)。花の名は、岩場に生え、光沢のある卵円形の葉を持つことから鏡に見立てて名づけられました。 春に根際から芽吹いた若葉は長い柄の先でピカピカ輝いて、古代の真鍮の鏡のようにも見えます。 花言葉「忠実」は、茎先の周りを横向きに囲んで咲く、切れ込んだ花弁が華やかで美しいこの花のどこからきているのでしょう。花の通販カタログに子供の頃、父が大切にしていたイワカガミのポット苗の二つセットを見つけ、一つはポットのまま、もう一つは一回り大きい鉢に山野草の土で植え替えました。 翌春にポットのままで、懐かしい花が咲き、植え替えた方は株が大きくなりましたが、花は見られませんでした。イワカガミは九州の小型タイプの久住イワカガミ、近縁種にコイワカガミ、オオイワカガミ、シロバナヤマイワカガミなどがあります。イワウメ科イワカガミ属、耐寒性多年草、原産地:日本イワカガミ(岩鏡)の花言葉:忠実。イワカガミ(岩鏡)の誕生花:6月7日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。実付き鉢植え ブーゲンビリア
2013.06.07
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晩春から初夏に、光沢のある濃い緑色の葉つけた枝先に、白い小さな5弁花がいっせいに房になって咲き、秋になると少し粉をふいたような黒紫色に熟した実がたくさんなります。3月7日の誕生花は、真っ白くこぼれるように咲く生垣の花、シャリンバイ(車輪梅)。花の名は、葉が枝先に車輪のように放射状に集まり、白い5弁の花が梅の花に似ていることから名づけられました。 花言葉「そよ風の心地よさ」は、さわやかな風が新緑の中をそよ吹く季節に花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「純真」は、雪の降り積もるように咲く真っ白な花の清らかさをたとえたのでしょう。花言葉「愛の告白」は、ベニバナシャリンバイの車輪状についた葉の中央の花房がピンクの花束を差し出しているように見えることからつけられたのでしょうか。白い花も花束のように見えますが、愛を語るならやはりピンク色の花でしょう。 シャリンバイの変種のマルバシャリンバイは樹高が低く、葉の幅が広くて枝が横に張りやすく、乾燥に強いそうで、道路の中央分離帯の植え込みや公園の生垣でよく見かけます。植物園では、淡い紅色を帯びた花が咲いています。ベニバナシャリンバイは中国南部原産のインディカの園芸品種(ピンク、白花)や、インディカとシャリンバイの交雑種のうち、ピンク色の花を咲かせる品種を呼ぶそうです。バラ科シャリンバイ属、常緑低木~小高木、原産地:日本、韓国、台湾別名:ハナモッコク(花木斛)、浜木斛(ハマモッコク)シャリンバイ(車輪梅)の花言葉:愛の告白、そよ風の心地よさ、純真。シャリンバイ(車輪梅)の誕生花:3月7日流通時期:ポット苗や苗木を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、植木組合、トオヤマグリーン、インターフェース市、ガーデンタウン、ガーデニングショップ四季の里さんにあります。 ヒメシャリンバイ
2015.03.07
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春に、線形の葉の間からすっと伸びた花茎の先に、中央の淡黄色の副花冠の縁が鮮やかな紅色をした白い花が一輪咲きます。4月3日の誕生花は、詩人の心を魅了した香りのよい遅咲きのスイセン(水仙)、クチベニスイセン(口紅水仙)。花の名は、副花冠の紅い縁取りが口紅を差したように見えるスイセン(水仙)から名づけられました。スイセンは漢名の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえてつけられています。クチベニスイセンは学名Narcissus poeticusで、水面に映った自分の姿に恋をして焦がれ死んだギリシャ神話の美少年ナルキッソスの生まれ変わりの花といわれています。 花言葉「自己愛」「自惚れ」は、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスの伝説からきています。花言葉「すてきな装い」は、白い花弁を引き立てるカップの紅い縁取りが口紅のように見えるおしゃれな花の姿からつけられています。花言葉「詩人の心」は、古代から多くの詩人の心を魅了して、詩人に歌われた花であることからきているのでしょう。 クチベニスイセンはガーデニングを始めたとき、実家から連れてきましたが、華やかなセイヨウスイセンに心を奪われているうちに消えてしまい、今頃懐かしくなって芽だし苗を手にしました。思い出の小さい皿状のカップに赤い糸のような縁取りのあったクチベニスイセンとは別の、カップが大きい華やかな園芸品種です。ヒガンバナ科スイセン属、秋植え耐寒性球根、原産地:地中海沿岸、スペイン別名:ポエティクススイセン(ポエティクス水仙)、ポエティクス(ポエティカス)クチベニスイセン(口紅水仙)の花言葉:すてきな装い、神秘、詩人の心。(ギリシャ神話から)うぬぼれ、自己愛。クチベニスイセン(口紅水仙)の誕生花:1月20日、3月4日、4月3日、12月30日流通時期:球根を秋に、芽だしポット苗を冬に見かけます。ハナイカダ ツクバネ
2015.04.03
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春に、雌株の芽吹いた葉のわきに、先が2つに裂けた花柱を長く突き出して淡黄色の小さな雌花が咲き、柔らかい粒が集まった細長い実がつき、初夏に黒紫色に甘く熟します。誕生花のない花は、郷愁誘う童謡赤とんぼの山の畑の桑の実、クワ(桑)。花(木)の名は、蚕(かいこ)が食う葉(くうは)からの食葉(くは)、蚕葉(こは)が転訛(てんか)したものといわれています。桑はクワ科クワ属の総称で、日本に自生するヤマグワ(山桑)、中国北部~朝鮮半島原産のカラグワやログワを基本にして、多くの品種改良がされています。 花言葉「彼女のすべてが好き」「ともに死のう」は、桑の木がピュラモスとティスベの血を大地から吸い上げて白い実が紫色になったとされるギリシャ神話の恋人たちの悲恋からきています。隣り合って住むピュラモスとティスベは親たちの仲が悪く、町外れのクワの木の下で忍び逢っていて、先に来たティスベは近づいてきたライオンに驚き、ヴェールを落として逃げ出しました。あとから来たピュラモスがライオンに引き裂かれた彼女のヴェールを見て、ティスベが食べられたと思い絶望して短剣で自害し、戻ってきたティスベも恋人のあとを追いました。シェイクスピアの戯曲ロミオとジュリエットはこのお話をモチーフにしているそうです。 マルベリーは桑の実の英名で、鉢植えでも次々と実をたくさんつけていて、実の成りはじめは白く、次第に赤くなり、熟すと赤黒くなっていきます。盆栽のクワの小さな実は緑から次第に赤くなり、熟すと赤黒くなって、完全に黒くなると甘くておいしく、童謡の赤とんぼの桑の実を思い出します。クワ科クワ属、耐寒性落葉高木、原産地:中国、朝鮮半島クワ(桑)の花言葉:知恵、彼女のすべてが好き、ともに死のう。クワ(桑)の誕生花:― 白い実の花言葉:知恵。黒い実の花言葉:私はあなたを助けません、あなたより生き延びる。流通時期:苗木を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、園芸ネット プラスさんにあります。 マルベリー
2019.03.06
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初夏に、まっすぐ伸びた細い茎先の1個ついた小さな細い卵形の花穂に、黄緑色の目立たない花が咲き、花後に熟すとふくらんで真っ白な綿毛の球になります。誕生花のない花は、湿原にゆらゆら揺れる白い綿毛、ワタスゲ(綿菅)。花の名は、花後に白い綿のような穂ができ、葉がスゲ(菅)に似ていることから名づけられました。別名のスズメノケヤリ(雀の毛槍)は、白い穂を大名行列の毛槍に見立て、穂が小さいので小さいことを表す接頭語スズメがつけられています。 花言葉「揺らぐ想い」は、ふわふわの白い綿毛が風に揺れ動く様子を揺れる心にたとえたのでしょう。6月上旬に、尾瀬のツアーガイドさんが下旬から7月上旬ごろ白い穂になりますと説明していた場所あたりで、花らしきものを見て、白い穂は高山植物園で見ることができました。 ヒメワタスゲ(姫綿菅、カヤツリグサ科ホタルイ属)はワタスゲの近縁種で、ワタスゲに似ていて、穂が小さいことから呼ばれています。手のひらにのる小鉢のヒメワタスゲも春になると、小さいなりに綿毛が風にあわせてぐるぐると舞い、風になびく姿を見せてくれます。カヤツリグサ科ワタスゲ属、耐寒性多年草、原産地:北海道、北半球の北部別名:スズメノケヤリ(雀の毛槍)ワタスゲ(綿菅)の花言葉:揺らぐ想い、努力する。ワタスゲ(綿菅)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、charm 楽天市場店、みちのくふるさと便、つどいの里八ヶ岳山野草園、四国ガーデン楽天市場支店、石田精華園 楽天市場店さんにあります。 ヒメワタスゲ
2019.05.29
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春から夏に、小さな葉をつけて枝分かれした細い茎先に、花弁の上唇が2つに裂けて左右に伸び、下唇が3つに裂けた白い小さな唇形花が次々とあふれるように咲きます。2月29日の誕生花は、たくさん集まって丸くコンパクトに咲くキュートなロベリアの白い花、ロベリア(白)。花の名は、16世紀のフランドル(現在のオランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域)の医師で植物学者のMatthias de l'Obel(Lobel)にちなんで名づけられました。ロベリアは南アフリカ原産のLobelia erinusを改良した園芸品種で、花色は澄んだ青や空色から紫色までのさまざまな青花と、赤紫や白、二色咲きなどがあります。 ロベリア(白)の花言葉「奥ゆかしい態度」は、白い小花が葉をおおってこぼれるように咲き広がっても、上品で控えめに見える花の姿をたとえたのでしょう。ロベリアはこんもりとまとまって、鉢や花壇の縁が花で埋めつくされるので、他の花との寄せ植えではなく、ロベリアの青や赤紫などの混色で植えられていることが多いです。 ロベリアは草丈が低くボリュームたっぷりの直立性の品種と、ハンギングやグランドカバーに向く這い性の品種があります。どちらも高温多湿の梅雨に入る前までは、花壇でも鉢植えでもよく咲きます。キキョウ科ロベリア属、半耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南アフリカ別名:ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)ロベリア(白)の花言葉:奥ゆかしい態度。ロベリア(白)の誕生花:2月29日ロベリア(青)の花言葉:謙譲の美徳。ロベリア(青)の誕生花:11月15日ロベリアの花言葉:いつも愛らしい、謙遜、人目につく、悪意。ロベリアの誕生花:4月11日、5月17日、7月5日、10月30日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。園芸ネット予約店、花苗園芸店なごみ、千草園芸さんにあります。
2020.02.29
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春から秋に、茎についた左右非対称の葉の間から花茎をだして雄花が咲き、何回か枝分かれを繰り返しながら雄花が咲き、最後に雌花が大きな房になっていくつも垂れ下がって咲きます。11月7日の誕生花は、葉が個性的でボリューム感あふれる鉢花、キダチセイベゴニア(木立性ベゴニア)。花の名は、地下に球根や根茎をつくらず、すらりと立ち上がって伸びる茎が木質化して見えるベゴニアであることからつけられました。ベゴニアはベゴニアを紹介したフランスの植物学者Charles Plumierを植物採集者として推薦したフランス領アンティル諸島の総督だったMichel Begonにちなんで名づけられました。 花言葉「釣り合いが良い」は、先端に雌花を咲かせたシャンデリア状の花とみずみずしい葉の調和が美しいことからつけられたのでしょう。キダチセイベゴニアはおしべだけの雄花が咲いたあと、茎が二又に分かれて2輪の雄花、また分岐して4輪と繰り返し咲き、最後に先端にめしべだけの雌花がたくさん咲いて大きな房になります。 花言葉「大志」は、1輪の雄花から倍数になって雄花が咲き、最後に8~32輪と咲く雌花の姿をたとえたのでしょう。キダチセイベゴニアは茎の伸び方によって、矢竹型、叢生型、つる性型、多肉茎型の4つのタイプに分類され、一季咲き、春と秋に咲く二季咲き、四季咲きの品種があります。左右非対称の形をした葉はエンゼルウィング(天使の羽)と呼ばれ、水玉模様や斑入りなどの葉模様、葉の色や質感などバリエーションが豊富です。シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)、非耐寒性多年草、原産地:南アメリカ別名:コダチセイベゴニア(木立性、木立ち性ベゴニア)、キダチベゴニア(木立ベゴニア)キダチセイベゴニア(木立性ベゴニア)の花言葉:釣り合いが良い、大志、親切、丁寧。キダチセイベゴニア(木立性ベゴニア)の誕生花:3月6日、9月4日、11月7日流通時期:鉢花を周年見かけますアリスガーデン、天城高原バラミステラス、ガーデン工房地Q園さんにあります。 リーガスベゴニア フォーチュン ベゴニア
2013.11.07
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春になると、茎を抱くようにすっきりと伸びた葉の間から伸ばした花茎の先に、唇弁に縦ひだのある白い花が下のつぼみから順に咲いていきます。5月14日の誕生花は、美しい野生ランのシランの変種、シロバナシラン(白花紫蘭)。花の名は、紫色の花が咲くランの花から名づけられたシラン(紫蘭)の白花であることから呼ばれています。 シランの花言葉「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」は、英名のヒヤシンス・オーキッドに由来し、ギリシャ神話の美少年ヒュアキントスとアポロンの悲しいお話からつけられています。シランとシロバナシランの花言葉に区別はなさそうですが、ヒヤシンスは花色によって違う花言葉がつけられているので、シランの白も紫とは別の花言葉が似合いそうです。 花言葉「楽しい語らい」は、先に咲いた花や隣の花茎の花に向いて、語りかけているように次々と咲く横向きの花の姿につけられたのでしょう。シロバナシランは、咲き終わったナルコユリを押しのけるようにして緑の葉を広げて、急いで花を咲かせます。ラン科シラン属、耐寒性多年草、原産地:日本、台湾、中国シラン(紫蘭)の花言葉:あなたを忘れない、変わらぬ愛、美しい姿、楽しい語らい。シラン(紫蘭)の誕生花:5月14日流通時期:鉢花を春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、GRANDYさんにあります。 紫蘭
2012.05.14
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晩春から初夏にかけて、掌状の葉の上にまっすぐ伸びた紅紫色の茎先に、小さなピンク色や白い5弁の花が集まって、霞がかかったようにふんわりと咲きます。6月23日の誕生花は、奥ゆかしい名の茶花、キョウガノコ(京鹿子)。花の名は、花の姿を京都の絞り染めの一種、鹿の子絞りに見立てて名づけられました。 キョウガノコは古くから栽培されているシモツケソウ(下野草)の園芸品種で、たくさんの小さいつぼみが次々と開いていくと、花びらよりも長いたくさんのおしべで花が霞んで見えます。花言葉「密かな恋」は、おしべでピンクや紅色の粉をふりかけられて隠され、重なり合うように集まった花の姿につけられたのでしょう。 花言葉「質素な美」は、花もちがよく昔からお茶席に飾られる質素な季節の花で、上品で控えめな美しさにつけられています。白いキョウガノコはナツユキソウ(夏雪草)とも呼ばれ、ピンクと濃い紅色の花に遅れて咲きます。バラ科シモツケソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本キョウガノコ(京鹿子)の花言葉:質素な美、密かな恋、努力、無益、はかなさ。キョウガノコ(京鹿子)の誕生花:6月9日、6月23日流通時期:ポット苗を秋に、鉢花を春に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、千草園芸、みちのくふるさと便、e-フラワー、産直花だん屋、みちのくふるさと便、花ひろばオンライン、元気な苗 やまびこ園芸、石田精華園 楽天市場店さんにあります。
2012.06.23
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初夏から秋まで、長楕円形の葉をつけた茎先に、ふさふさした羽毛のような柔らかな花穂がボリュームたっぷりの円錐形になり、花穂の下方に赤い小花が咲きます。9月5日の誕生花は、こんもりとまとまって秋を彩る花、ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)。花の名は、ニワトリの頭についている真っ赤なトサカ(鶏冠)のような花の形からつけられたケイトウ(鶏頭)の品種で、花穂が羽毛状になることから名づけられました。ケイトウは古くからなじみの花が大きく扁平なトサカケイトウ、球状のクルメケイトウ(久留米鶏頭)、槍状のヤリゲイトウ(槍鶏頭)、羽毛状のウモウケイトウなどがあります。 ケイトウの花言葉「おしゃれ」はニワトリのトサカの印象からつけられていますが、ウモウケイトウの羽毛のようにふさふさして、赤い炎のように見える花もおしゃれで、人気があります。ケイトウの花言葉「色あせぬ恋」は、強烈な赤い花色に対してつけられています。春の花のあとにぴったりなウモウケイトウも、7~8月に遅まきして、秋に花を咲かせると日当たりの悪い窓辺でも色あせずに2カ月ほど楽しめます。 矮性品種のキモノシリーズはオレンジや黄、ピンクなどもあり、草丈10~20cmほどで、小鉢や寄せ植えにして長く楽しめます。ヒユ科ヒユ属、春まきの非耐寒性一年草、原産地:熱帯アジア別名:フサゲイトウ(房鶏頭)ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)の花言葉:おしゃれ、色あせぬ恋。ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)の誕生花:8月24日、9月2日、9月5日流通時期:鉢花を初夏~秋に見かけます。
2013.09.05
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晩春から初夏と秋にまた、四季咲きのさまざまな品種の香り豊かな花がトゲのある細い枝先に、淡い紫の花びらを幾重にも重ねて、ふんわりと花いっぱいに咲きます。 9月26日の誕生花は、尊敬する人に贈るバラの花、淡い紫のバラ(薔薇)。花の名は、いばら(茨、荊、棘)が転化したもので、漢字の薔薇は漢語をあてたものだそうです。バラはギリシャ神話で愛と美の女神アフロディーテの花とされ、花言葉の多くは恋愛につながっていますが、品種改良の熾烈な競争から生まれた淡い紫色の花は花色からつけられています。 淡い紫色は青と赤に白が混ざり合った色で、自分の気持ちがわからない色だそうです。花言葉「気まぐれな美しさ」は、麗しい花の淡い紫色の花色からきているのでしょう。紫色は、古代ローマ帝国の皇帝が当時貴重だった紫の染料で礼服を染めたことから、王や最上位を表す色として使われ始め、西洋では高貴な身分の人が身に着けていたそうです。花言葉「王座」は、紫色から王を表す色を連想してつけられています。 ブルームーン ブルーバユー花言葉「あなたを崇拝します」も、紫が高貴な色であることからつけられています。バラ園に多くの同色系のバラが何種あっても、子供の頃に園芸が趣味の父が育てていたブルームーンはすぐ見分けられます。鉢植えの淡い紫色のバラは品種がわかりませんが、満開になると細い茎が花を支えられないようで、下向きになり、しばらくして散っていきます。バラ科バラ属、半耐寒性~耐寒性低木、原産地:アジア、ヨーロッパ紫のバラ(薔薇)の花言葉:誇り、気品、上品、王座、あなたを崇拝します。淡紫のバラ(薔薇)の花言葉:気まぐれな美しさ。淡紫のバラ(薔薇)の誕生花:9月26日流通時期:苗木を春と秋に、鉢花を周年見かけます。阿波の産直便、花ひろばオンライン、ザ・ローズショップ、Herb&Rose楽天市場店、バラの家 【バラ苗専門店】さんにあります。
2013.09.26
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夏に、枝先に集まった光沢がある卵形の葉の間から伸びた1~4つの花柄に、黄緑色の小さな五弁花が球状に集まって次々と咲き、晩秋になると黒紫色の実が垂れ下がります。誕生花のない花は、切れ込みのある葉や卵形などいろいろな形の葉がつく木、カクレミノ(隠れ蓑)。花(木)の名は、葉の形が空想上の宝物のひとつで、着ると姿を消すことができる隠れ蓑(ミノ)に似ていることから名づけられました。別名のテングノカクレミノ(天狗の隠れ蓑)は、天狗の宝物の隠れ蓑に似ていることからつけられています。 花言葉「ずる賢い」は、天狗をだまして隠れ蓑を手に入れ、色々といたずらをした彦一のおとぎ話「かくれみの」から連想してつけられたのでしょう。花言葉「耐え忍ぶ」は、日陰や乾燥に強く他の樹木が育ちにくい場所でも育つことからつけられたのでしょう。 いつも信号待ちをしている事務所の前に、カクレミノの若木が植えられたときは、葉は3~5つに裂けていましたが、今では成木になって切れ込みが見られなくなりました。特徴のある花を見るまでは、植物園の生垣風の若木と公園の卵形の葉をした大きな木が同じカクレミノの木と気づきませんでした。ウコギ科カクレミノ属、半耐寒性常緑高木、原産地:中国、東南アジア別名:テングノカクレミノ(天狗の隠れ蓑)カクレミノ(隠れ蓑)の花言葉:耐え忍ぶ、ずる賢い。カクレミノ(隠れ蓑)の誕生花:―流通時期:苗木を秋に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、日本花卉ガーデンセンター、SORA、トオヤマグリーン、インターフェース市、遊恵盆栽 楽天市場店さんにあります。
2013.11.04
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ノボタンの仲間で楽しむ一年間(NHK趣味の園芸2005年9月号)で紹介されていたノボタンを見て、春に咲くノボタンがあれば一年中咲くと、翌春にお花屋さんで見かけたポット苗を連れ帰りました。ヒメノボタン(姫のぼたん)は、全体がノボタンに似ていますが、かなり小形で、春に花径3cmくらいのきれいな赤紫色の四弁花を次々と咲かせます。 昨日、雨の中で咲いた一番花。 ↓ 090524 100520 ↑ 這い性で、上に伸びず、横に広がります。4月に入っても寒暖の差が激しく、室内の花を順番に戸外にならしていて、ヒメノボタンを4月末に軒下の簡易ガラス温室から取り出したときには、すでにつぼみが大きくなっていました。 100429 100516 100520 ノボタンは寒さに弱く、暖地でも雪が降ると鉢が凍って枯れるので、コンパクトにしていますが、ご近所の地植えや鉢は、日当たりがよく冷たい風が当たらない場所で冬越ししています。ヒメノボタンが終わると、ノボタンが咲き始め、7月にシコンノボタン、ピンクノボタンが晩秋まで咲いて、冬の室内で、シダレノボタンが咲いていました。 090722 090813 100322ヒメノボタンなどノボタンの仲間は室内で冬越しすると、茎や葉が茂るのが早く、満開の時は株をおおうほど、花数が多くなるので、花期が長く、次のノボタンの仲間にバトンタッチするように咲きます。 でも、コンパクトにして、戸外の簡易ガラス温室や日当たりのよい軒下で冬越しすると、花の端境(はざかい)期ができて、思い通りには・・・ヒメノボタン(姫のぼたん、姫野牡丹)の鉢植えでの育て方ノボタン科ヘテロセントロン属、メキシコ原産の半耐寒性つる性低木状の多年草●置き場所:日当たりのよい場所に。半日陰でもOKです。夏は半日陰で。●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。●用土:弱酸性の土に。赤玉土5、鹿沼土3、腐葉土2の混合土に緩効性肥料を適量混ぜて。●肥料:春と秋に月1回、緩効性肥料を置き肥します。ヒメノボタンの花言葉:優雅季節の花苗松葉牡丹■良品花壇苗■ワダフラワーさんのマツバボタン10.5cmポット苗2010年度の花は終了しました山野草 ルイヨウボタンボタンキンバイ (牡丹金梅) (9cmポット苗)山野草 黄花ボタン唐松
2010.05.21
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梅雨頃からずっと、一つ二つと赤い花を咲かせていたネムノキの花が今、見頃?を迎えました。植木鉢なので、ネムノキは一度にたくさん花を咲かせませんが、夏は夕方からつぼみが開き始め、夜に花が咲き、昼前にしぼんでいました。 ↑秋は、少しずつ花が開く時間がずれてきて、今は一日花ではなく、朝11時頃に見ると、つぼみから花が開くまであって、ネムノキの花の咲き方がわかります。(今、ハイビスカスも1日ではなく2日咲いています) 一つの蕾に見えていますが、小さな花の集まりです。 ↓ ↑ 長く伸びている赤い固まりはおしべです。 少しずつほぐれて、赤い糸のように。 ↓ ↑小さな花からたくさんのおしべが集まって、ふわふわした刷毛のような房状の一つの花になります。ネムノキの名前の由来の「木が眠っているように見えるから」という葉は夏と変わらず、夜になると左右の小葉がぴたりと合わさって垂れ下がります。おめでたい紅白の組物の白花ネムノキの方は、毎年梅雨頃に咲くだけですが、赤花ネムノキは梅雨頃だけでなく、気が向いたら、夏や秋も咲いています。最近は、春の初めは緑色で、初夏に葉が深い赤紫色になるサマーチョコレートなどの品種があるそうです。ネムノキ(合歓の木)の植木鉢での育て方マメ科ネムノキ属、落葉小高木、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:コウカ、コウカギ、ネブノキ、シルクツリー●置き場所:日当たりがよく、風通しのよいところ場所に。(日当たりが少し悪い場所に置いてあるので、少し花つきは悪いです)●水やり:鉢の表面が乾く前にたっぷりと。水分を好みます。●用土:水もちのよい肥沃な土に。赤玉土6、ピートモス3、腐葉土1の混合土などに。 ●肥料:3月と6月に少量。(花後にのみ、化学肥料を置き肥しています)●植え替え:根が痛みやすいので、一回り大きな鉢にそのまま植え替えます。葉が枯れ、根が動かない落葉している1月~2月に。●剪定:混みあった細い枝を切る程度にして、自然に枝を伸ばして育てます。途中から枝を切り落とすのではなく、必ず枝分かれしている付け根の部分から切ります。枝が柔らかいので、切り口から雑菌が入らないように、必ず切り口に癒合剤(ゆごうざい)を塗って保護します。(剪定は、雑菌の少ない落葉している1月~2月にしています)ネムノキの花言葉:夢想、歓喜、創造力 細い葉が涼しげで、木肌も美しいネムノキ 【観葉植物】ネムノキ エバーフレッシュネムノキ サマーチョコレート 1mネムノキ(合歓の木)
2009.10.29
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晩春から初夏にかけて、さわるとざらつき縁にギザギザのある葉をつけてよく分枝した枝先に、白い小さな5弁花が次々と穂状に咲き、しなやかな枝が花房の重みでしだれます。4月14日の誕生花は、卯月(うづき)の清楚な花、ウツギ(空木)。花(木)の名は、幹の中心が空洞になっている空ろな木から名づけられました。別名のウノハナ(卯の花)は、旧暦で4月(今の5月)の卯月に花が咲くことからとも、空木の花(うつぎのはな)の中間が略された呼び名ともいわれています。 花言葉「秘密」は、花名の由来である中空の幹から連想してつけられています。花言葉「古風」は、古風な女性を思わせる花姿から連想したものだそうです。 花言葉「風情」は、白い花を垂れ下げて卯月の雨にしっとり咲く花の姿からつけられたのでしょう。 庭の白花とピンクの花のウツギは小さな鉢から根を下ろして大きくなって、二階の窓に届くほど勢いよく伸びては刈り込まれる幹はその名の通り中空です。ウツギは昔、土地に入り込もうとする邪悪なものを追い払う効果があるとされ、垣根や土地の境目に植えられていたそうですが、ご近所では唱歌の「夏はきぬ」で歌われる卯の花の垣根を見かけません。ウツギの園芸品種は八重咲きのヤエウツギ、淡い紅色で八重咲きのサラサウツギ(更紗空木)、ウツギより小型のヒメウツギ(姫空木)などがあります。アジサイ科ウツギ属、落葉低木、原産地:日本、中国、ヒマラヤ別名:ウノハナ(卯の花)ウツギ(空木)の花言葉:古風、風情、秘密。ウツギ(空木)の誕生花:4月14日、5月4日、6月3日、6月30日流通時期:ポット苗や苗木を冬~春に、鉢花を春に見かけます。花ひろばオンライン、ガーデニング専門店 hana*world、千草園芸、ガーデンタウンさんにあります。 バイカウツギ サラサウツギ
2015.04.14
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晩春から初秋にかけて、波打つように柔らかい茎を伸ばしてしだれ、漏斗形の淡いブルーの花が朝開いて、夕方に広げた花弁をきれいにたたんで閉じます。6月18日の誕生花は、サンシキヒルガオ(三色昼顔)の仲間、コンボルブルス。花の名(属名)は、ラテン語のconvolvere(巻きつく)で、つる性の品種があることから名づけられ、単にコンボルブルスというと多年草の這い性のConvolvulus sabatiusを指します。コンボルブルス仲間には、シルバーリーフで白い花の低木のConvolvulus cneorum(クネオルム、クネオラム)、サンシキヒルガオと呼ばれる一年草のConvolvulus tricolorなどがあります。 花言葉の「絆」は、巻きついて離れないつるのように、茎が地をおおって長くしだれることからつけられたのでしょう。花言葉「楽しい思い出」は、夏の間次々と咲くさわやかなブルーの花の様子が楽しげで、夏を満喫する子供たちを連想させることからつけられたのでしょう。花言葉「楽しい思い出」は、ニチニチソウ(日日草)やハマボウ(浜朴)など、夏にたくさん咲く楽しげな様子の花につけられています。 サバティウスの園芸品種のブルーカーペットは地を這ってほふくするので、知人宅のように盛り上げ花壇に植えると、垂れ下がった茎に花をたくさん咲かせて見事です。吊り鉢のコンボルブルス・ウェルスターは星咲きの花の中に、毎年ブルーカーペットと同じ漏斗形の花を一枝咲かせています。ヒルガオ科コンボルブルス属、耐寒性多年草、原産地:地中海沿岸別名:ブルーカーペット、セイヨウヒルガオ(西洋昼顔)コンボルブルスの花言葉:絆、縁、楽しい思い出、あきっぽい。コンボルブルスの誕生花:6月18日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ここなぎ、千草園芸、緑の風yamashoku、ハッピーガーデン、錦幸園 楽天市場店、、、 アサガオ
2015.06.18
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夏に、縁が切れ込んだやわらかで強い香りのある羽状の葉をつけた花茎の先に、白い小さな5弁花がおしべを突き出して傘状にたくさん咲きます。1月7日の誕生花は、春の七草のひとつで夏に咲く花、セリ(芹)。花の名は、まるで競い合う(競り合う)ように群生していることから名づけられました。別名のシロネグサ(白根草)は、長く伸びた根が白いことからつけられています。セリは秋に新芽を出して冬を越し、早春に強い香りのある柔らかな若葉を七草粥にします。七草のセリには競り勝つという意味が込められています。 花言葉「貧しくても高潔」は、泥の中に白い匐枝(ふくし)を伸ばして繁殖し、田や湿地に咲く純白の花が清楚であることからつけられたのでしょう。花言葉「清廉で高潔」「清廉潔白」は、生える場所が泥の中なのに、花の汚れのない白さからつけられたのでしょう。 七草粥用に庭に植えたセリは七草の日に摘めるほど大きくならないので、今では庭の片隅で花が咲き終わると抜かれています。セリは近くの休耕田や田の側溝で群生して、夏になると競い合うように次々と花を咲かせます。セリ科セリ属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:シロネグサ(白根草)セリ(芹)の花言葉:清廉で高潔、貧しくても高潔、清廉潔白。セリ(芹)の誕生花:1月7日、2月16日流通時期:―キングサリ キブシ フジ ニセアカシア
2016.01.07
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早春に、地中から白く丸い顔をのぞかせ、切れ込みの少ない楕円形の葉の間から長く伸びた花茎の先に、十字形の黄色い4弁花が次々と咲きます。4月1日の誕生花は、弥生時代に大陸から伝わった根菜、カブ(蕪)。花の名は、根の形が頭(かぶり)のようだからという説や根を意味する株からという説、形が弓の矢の先に付ける鏑(かぶら)に似ていることからという説などがあります。古名のスズナ(鈴菜、菘)は、鈴のように丸い根の菜からつけられ、春の七草のひとつで神を呼ぶ鈴を表し、1月7日に食べる七草粥の習慣は江戸時代に広まりました。 カブは胚軸(茎の組織)が肥大したもので、カブの仲間には、胚軸の大きさや色から大カブや中カブ、小カブ、赤カブなどがあり、根は胚軸の下に細く伸びてひげ根がついています。花言葉「慈愛」は、やせた土地でもよく育ち短期間で手軽に収穫でき、根に消化酵素アミラーゼを含み整腸作用があり、身体によいことからつけられたのでしょう。花言葉「晴れ晴れと」は、カブが胃腸によく食べると健康になることからきているのでしょうか。それとも、青空に映えて咲く黄色い花の様子からでしょうか。 年末に根が小さく収穫できないまま忘れていたコカブが葉を茂らせ、春に次々と花茎を伸ばして、鮮やかな黄色い花を咲かせていました。古くからのなじみ深い野菜には花言葉や誕生花がつけられています。アブラナ科アブラナ属、耐寒性一年草・二年草、原産地:アフガニスタン、地中海沿岸別名:スズナ(鈴菜、菘)、カブラカブ(蕪)の花言葉:慈愛、晴れ晴れと。カブ(蕪)の誕生花:4月1日、10月5日流通時期:タネを春と秋に見かけます。母の日ギフト
2017.04.01
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夏の夕暮れになると、細長い葉の間からまっすぐ伸びた長い花茎の先に、花弁の先を少し反り返らせて鮮やかな黄色い6弁花が斜め上向きに咲き、翌朝にしぼみます。8月9日の誕生花は、夕闇に美しく浮かぶルミナスカラーの一日花、ユウスゲ(夕菅、夕萓)。花の名は、花が夕方から咲き始め、葉が笠や蓑の材料にするカヤツリグサ科のスゲ(菅)に似ていることから名づけられました。別名のキスゲ(黄菅、黄萓)は、レモンイエローの花色からつけられています。 花言葉「麗しき姿」は、薄暗い中で宙に浮いたようにくっきりと見える花弁の先が軽く反った漏斗状の美しい花の姿からつけられています。花言葉「媚態」は、月の光や窓からもれる照明を受けて、闇にぽっかりと浮かぶ黄色い花の姿のなまめかしさからきているのでしょう。 庭のプランターのユウスゲは茎先で枝分かれして3~10個ほどつぼみをつけ、花が毎夕のように次々と開きます。植えっぱなしのユウスゲは年によって花弁の幅が細いときがあります。ユリ科ワスレグサ属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:キスゲ(黄菅)ユウスゲ(夕菅)の花言葉:麗しき姿、媚態。ユウスゲ(夕菅)の誕生花:8月9日、8月14日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。ニッコウキスゲ アーチ
2015.08.09
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ミニデンファレは、デンファレ(D. Phalenopsis)より寒さに強く、育てやすいですよとススメられましたが、タグにはD. bigibbumとありました。デンファレは、花の形が胡蝶蘭(ファレノプシス)に似ていることから、名づけられたデンドロビウム・ファレノプシスを略したもの。同じ花色なら、コンパクトな容姿をしているミニデンファレのメリーファンタジーが、置き場所の心配もないので、お花屋さんから連れ帰りました。このメリーファンタジーは、長日条件下で年中花が見られ、特に花の少ないこの時期に、中輪の花がたくさん咲きます。2つの鉢は昨年と一昨年に。同じ品種なのに花期がずれています。 ↑ 夏前に咲いた同じバルブの下の節に、また花がつきました。デンドロビウム・ファレノプシスのうちの、オーストラリア原産の小型原種ビギバムを中心に改良された小型種のミニデンファレ。プチケーキ、グローバルビレッジなどの品種は、低温に強く咲きやすいそうです。 ↑細長い葉はデンドロビウムに、花は胡蝶蘭(ファレノプシス)に似ている?ミニデンファレの育て方●置き場所:5月~9月は、戸外の風通しのよい場所に。真夏は30~40%の遮光をします。(風通しのよい、明るい日陰に置いてありますが、時々日が当たり、葉焼けしています)●水やり:初秋~初夏は、鉢の表面が乾いてから。初夏~初秋は乾きぎみになってから。真夏は毎日。冬は室温にした水を乾いてから。●用土:ミズゴケで。●肥料:春~秋に15℃以上あれば、液体肥料を10日に1回。●植え替え:1~2年に1回、5月~6月に新しいミズゴケで新しい鉢に。ミズゴケや根が傷んだら、15℃以上あれば、すぐに植え替えます。●冬越し:直射日光をさけて、明るい窓辺に。(最低10℃以上あったほうがいいそうですが、エコ室内で10℃以下の日も・・・)♪送料無料♪洋蘭アレンジバスケットE洋蘭 プレゼント お中元 敬老の日 お盆 お供え お彼岸 お祝い 新築祝い出産祝い 引き出物洋ラン デンファレ ミニ タマゴ 開店セール 0907 【鉢物 の鉢を工夫し、かわいく ランを気軽に楽しめるように】花付きの良い洋ラン【予約品】10月にお届け【D】ミニデンファレ♪送料無料♪ミニデンファレ グローバルビレッジミニデンファレ サマークラウド♪送料無料♪
2009.08.11
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。春に、新枝の先に丸く赤い雌花が咲いて、基部に雄花が房になって咲き、翌春に雌花は青い松笠になり、その翌春には笠を開いて翼のある種子を飛ばしたあと松ぼっくりになります。1月1日の誕生花は、新春を祝う縁起のよい常緑樹、マツ(松)。花(木)の名は、古くから神の宿る神聖な木とされていて、神が木に宿るのを待つことからという説や、行く末を待つことからという説などがあります。別名のチヨキ(千代木)は、マツには長い年月が刻み込まれていると考えられてつけられたそうです。ご近所で、マツが門の上に枝ぶりを整えられて長く差しかかっているのを見かけますが、玄関のマツにはお待ちする、歓迎するという意味も込められているそうです。 花言葉「不老長寿」は、冬も緑の葉を茂らせる常緑樹で、不老長寿の象徴とされることからつけられています。花言葉「永遠の若さ」は、厳しい冬の寒さや風雪に耐えてずっと葉の緑を保つことからつけられたのでしょう。 松ぼっくりを拾って遊んだ小学校の校庭のマツは老木で、見上げても花は見えませんでしたが、公園の若木は目の高さで、花や青い松かさがよく見えます。近くの城址公園は荒城の月(作詞:土井晩翠、作曲:滝廉太郎)の歌のように、残された石垣にマツとサクラがあり、唱歌を聞くと城跡のマツを思い出します。春高楼の花の宴、めぐる盃かげさして、千代の松が枝わけいでし、昔の光今いずこクロマツ(黒松)は別名が雄松、男松で、灰黒色の樹皮に大きい亀甲状のひび割れがあり、針葉が硬く、アカマツ(赤松)は別名が雌松、女松で、樹皮が赤褐色で針葉が柔らかく、ともに二葉松です。五葉松は5本の松葉が束になっています。マツ科マツ属、耐寒性常緑針葉樹、原産地:日本、朝鮮半島別名:チヨキ(千代木)マツ(松)の花言葉:不老長寿、永遠の若さ、勇敢。マツ(松)の誕生花:1月1日、11月14日、12月14日流通時期:盆栽を春と秋~冬に見かけます。モダン盆栽 中村屋、片岡笑幸園「悠々の森」、石田精華園 楽天市場店、遊恵盆栽 楽天市場店、ガーデンタウン、園芸ネット プラス、植木通販 季の香、トオヤマグリーン、、、
2015.01.01
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秋が深まる頃、茎先の丸くふくらんだ濃く鮮やかな紅色がかった苞葉(つぼみを包んでいた葉)が上へ上へと伸び、苞の間から紅色の筒状花がこぼれ落ちるように次々と咲いていきます。10月4日の誕生花は、花の咲き方がユニークなローズリーフセージ、サルビア・インボルクラータ。花の名(学名)は、ラテン語のsalveo(健康)、salvare(治療)で、薬用になるものが多いことに由来する属名Salviaと、苞葉を意味する種小名involucrataから名づけられました。 庭のサルビアの中では秋遅く最後に咲きます。花言葉「燃える愛」は、丸くふくらんだ苞葉(つぼみ)が一枚ずつはがれ落ちて、鮮やかなローズ色の筒状花が咲き出ることからつけられたのでしょう。サルビア・インボルクラータは茎先の苞葉が球状になるタイプと細長いタイプがあります。英名のローズリーフセージは、葉にバラのような甘い香りがあることからつけられています。 ローズリーフセージは食用ではありませんが、セージの花言葉からきた「家庭の徳」もあるようです。花言葉「家庭の徳」は、古代ギリシャやローマの家庭で、のどの痛みや胃腸炎などに用いられ、薬用として重宝されていたことからつけられています。シソ科アキギリ属、半耐寒性多年草(半常緑低木)、原産地:メキシコ別名:ローズリーフセージサルビア・インボルクラータの花言葉:燃える愛、家庭の徳。サルビア・インボルクラータの誕生花:8月31日、9月14日、9月19日、10月4日流通時期:鉢花を晩秋に見かけます。おぎはら植物園さんにあります。ソーラーライト 温室
2013.10.04
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