これまでになく美しい花を咲かせたら、それは「植え替え、株分け、種の採取をよろしく」という我が家の植物のサイン。
先端が白い紅花のケマンソウと白花のケマンソウ。
去年、見事に咲いたのに、植え替えを忘れ、ふた回り以上小さくなって今、白花が咲き、赤花は小さな蕾をつけています。
植木鉢なので、2~3年に1回、植え替えています。
ケマンソウはケシ科コマクサ属の耐寒性のある、草丈 40~60センチくらいの多年草です。
弓なりに伸びた花茎を釣竿に、下に垂れて咲く10数の花を鯛に見たてて、タイツリソウとも呼ばれています。
半日陰で、水はけがよく、湿り気のある場所が好き。秋に種まき、冬の休眠期に株分けします。
植える時期は3月~4月、9月
●土: 赤玉土、砂、鹿沼土 (赤玉だけでもOK)
●肥料:4月~6月、9月に固形肥料、ハイポネックスなどの水肥。(地植えするときは最初に元肥を入れる)
●水やり:成長期は表面が乾いたらたっぷり、休眠期は表面が乾いたら 。
●植え替え:春、秋(秋に上が枯れてから植え替えをした方が無難)
●ポイント:夏場は半日陰の涼しい所で管理します。
同じケシ科コマクサ属でも、高山植物のコマクサは、10年前から寒冷紗をしても夏越しができなくなりました。
タイツリソウとの交配種なら、育てられるかも?
タイツリソウ交配種の苗「ペレニアルコマクサ」
ラベンダー色の花の中心に太陽が輝く丈夫… 2010.12.30
風になびく白い冠毛に味わいがある野の花… 2010.12.05
風に揺れる鈴のような花を楽しむのもいい… 2010.11.26
PR
Calendar
Keyword Search
Category